JPS594884B2 - 水晶発振体 - Google Patents
水晶発振体Info
- Publication number
- JPS594884B2 JPS594884B2 JP12911074A JP12911074A JPS594884B2 JP S594884 B2 JPS594884 B2 JP S594884B2 JP 12911074 A JP12911074 A JP 12911074A JP 12911074 A JP12911074 A JP 12911074A JP S594884 B2 JPS594884 B2 JP S594884B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stem
- crystal oscillator
- piece
- tuning fork
- crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、音叉形状の発振片を持つ水晶発振体に関する
。
。
本発明は、特に水晶発振式電子腕時計用の水晶発振体に
関する。
関する。
本発明の目的は、高安定の小型水晶発振体を供すること
である。
である。
本発明の他の目的は、低価格の電子腕時計用水晶発振体
を供することである。
を供することである。
従来の電子腕時計用水晶発振体は屈曲姿態、又は音叉振
動姿態のものが一般的であるが支持機構の複雑さが共通
する難点となっている。
動姿態のものが一般的であるが支持機構の複雑さが共通
する難点となっている。
特に、音叉型水晶振動子場合は発振片の重心と支持系の
弾性中性点を一致させるために、第1図の如く複雑な支
持機構が一般に要求される。
弾性中性点を一致させるために、第1図の如く複雑な支
持機構が一般に要求される。
第1図において、1は発振片、2及び3は支持金属支持
材料4は各支持棒を連結するためのハンダ付は部又は溶
接部、5は電極6をガラス7で保持したステムである。
材料4は各支持棒を連結するためのハンダ付は部又は溶
接部、5は電極6をガラス7で保持したステムである。
上述のように、従来の音叉形状発振体では支持金属材料
を用いてステムに固定しており、発振片の重心が支持系
の弾性中性点である必要があるため支持機構が複雑にな
り製造コストがかさむ。
を用いてステムに固定しており、発振片の重心が支持系
の弾性中性点である必要があるため支持機構が複雑にな
り製造コストがかさむ。
これと同時に発振片及び支持系全体と外形体との間に自
由変位空間を必要とするこた、全体としてこの水晶発振
体は大型となる。
由変位空間を必要とするこた、全体としてこの水晶発振
体は大型となる。
又、支持に利用される金属材料及び連結部に使用される
ハンダからのガス発生を回避するのが困難である。
ハンダからのガス発生を回避するのが困難である。
以上の欠点を除去した例として、第2図に示す水晶発振
体がある。
体がある。
1は発振片、2は支持金属材料、8は電極連結線、4は
ハンダ付は部であってこの4は支持金属材料2上に機成
されたAu −8n C(重量パーセント)、Au (
78〜82%)Sn(18〜22%)〕合金層で、これ
はスパッタリングあるいはケミカルメッキ等の方法によ
って作られる。
ハンダ付は部であってこの4は支持金属材料2上に機成
されたAu −8n C(重量パーセント)、Au (
78〜82%)Sn(18〜22%)〕合金層で、これ
はスパッタリングあるいはケミカルメッキ等の方法によ
って作られる。
5は電極6をガラス7で保持したステムである。
この方式においては発振片の巾方向と支持金属材料の方
向が同一のため、第1図のものに比べ自由変位空間が軽
減され、やや小型となる。
向が同一のため、第1図のものに比べ自由変位空間が軽
減され、やや小型となる。
しかし、支持系の形状の複雑さ及びハンダ付けの必要性
については第1図のものと差はない。
については第1図のものと差はない。
加えて、支持系の弾性中性点と発振片の重心が一致しな
いため、モーメント振動及び高調波振動が派生しやすく
特性不安定となる欠点を持つ。
いため、モーメント振動及び高調波振動が派生しやすく
特性不安定となる欠点を持つ。
本発明は以上の欠点を除去したもので、支持金属材料を
用いず発振片を直接剛体に固定するものである。
用いず発振片を直接剛体に固定するものである。
第3図a、bは本発明の概念図である。11は発振片、
12は例えば水晶塊などの剛体支持台であり13の高融
点剛性接着材料により、発振片の共有部14を保持する
ものである。
12は例えば水晶塊などの剛体支持台であり13の高融
点剛性接着材料により、発振片の共有部14を保持する
ものである。
上記のように発振片を直接剛体支持台に固定することに
より、モーメント振動が極度に軽減され共有部での熱発
生が周波数の単調増加関数となるため、高調波発振の発
生がほとんど皆無となる。
より、モーメント振動が極度に軽減され共有部での熱発
生が周波数の単調増加関数となるため、高調波発振の発
生がほとんど皆無となる。
又、自由変位空間は音叉振動領域とほぼ同じ程度に設定
できるため、全体として従来のものより小型となる。
できるため、全体として従来のものより小型となる。
更に発振片と剛体支持台との接着に融点400℃前後の
ロー材を用いることにより、十分な発振片の焼鈍が可能
となるため長期間にわたる特性の安定性が維持できる。
ロー材を用いることにより、十分な発振片の焼鈍が可能
となるため長期間にわたる特性の安定性が維持できる。
第4図は側面電極を有する音叉型水晶発振片を示す。
21は水晶片、22は電極分割線、23は側面電極であ
る。
る。
第5図は本発明による水晶発振体の応用例の平面図aと
正面図すを示す。
正面図すを示す。
31は側面電極を有する音叉型水晶発振片、32は水晶
塊などで形成された剛体支持台であり、上面が平面研磨
されて℃・る。
塊などで形成された剛体支持台であり、上面が平面研磨
されて℃・る。
35は舟形の容器で、底面の=部にはステムが封着され
る穴部が設けられる構成となっている。
る穴部が設けられる構成となっている。
33は例えばロー材等の導電性剛性接着材料で、該水晶
発振片31の電極経路を兼ね、剛体支持台32を貫通す
る電極端子(リード線)34と導通する。
発振片31の電極経路を兼ね、剛体支持台32を貫通す
る電極端子(リード線)34と導通する。
又声叉型振動子310基部には第4図に示されるように
2端子電極が設けられており、2列に設けられた導電性
剛性接着材料の各々に直接固着される。
2端子電極が設けられており、2列に設けられた導電性
剛性接着材料の各々に直接固着される。
以上に示した如く本発明による水晶発振体は種種の応用
が可能であり、特に水晶発振式電子腕時計のような小型
化の必要性や外部設計の制約に対して、多大な効力を発
するものである。
が可能であり、特に水晶発振式電子腕時計のような小型
化の必要性や外部設計の制約に対して、多大な効力を発
するものである。
又、側面電極を有する該発振片により、水晶片の固定手
段が、必要な外部への電極径路を完全に満足しており、
ワイヤーボンディング又はハンダ付は等のいかなる電極
導通手段も必要としないため、信頼性の向上と製造コス
ト低減に犬なる効果がある。
段が、必要な外部への電極径路を完全に満足しており、
ワイヤーボンディング又はハンダ付は等のいかなる電極
導通手段も必要としないため、信頼性の向上と製造コス
ト低減に犬なる効果がある。
更に、使用する材料費が従来に比べ低床であるとともに
製造工数が従来よりも少ないため低価格の水晶発振体が
供給できる。
製造工数が従来よりも少ないため低価格の水晶発振体が
供給できる。
特に本願の構成ではステムを構成するガラス等の絶縁材
が音叉型水晶振動子の直接の支持分となるので、部品数
、スペース的な面で著しく有利なものとなっている。
が音叉型水晶振動子の直接の支持分となるので、部品数
、スペース的な面で著しく有利なものとなっている。
第1図は従来の音叉振動姿態の水晶発振体の支持例。
1は水晶発振片、2及び3は支持金属材料。第2図は従
来の音叉振動姿態の水晶発振体の他の支持例。 1は水晶発振片、2は支持金属材料、3は電極連結線。 第3図は本発明による水晶発振体の基本例の正面図及び
平面図である。 11は水晶発振片、12は剛体支持台。 第4図は側面電極を有する音叉型水晶発振片の斜視図を
示す。 23は側面電極。第5図は本発明による応用例を示す。 31は発振片。
来の音叉振動姿態の水晶発振体の他の支持例。 1は水晶発振片、2は支持金属材料、3は電極連結線。 第3図は本発明による水晶発振体の基本例の正面図及び
平面図である。 11は水晶発振片、12は剛体支持台。 第4図は側面電極を有する音叉型水晶発振片の斜視図を
示す。 23は側面電極。第5図は本発明による応用例を示す。 31は発振片。
Claims (1)
- 1 舟形の容器の底面にステム用の穴部を設け、前記ス
テム用の穴部に2本のリード線を貫通させガラス等の絶
縁体で保持したステムを封着し、前記絶縁体の上面には
導電性接着剤を少くとも一部が前記リード線と接続する
とともに他の一部が前記ステムの周辺近傍に伸びるよう
に2列に配置し、音叉型水晶振動子の基部に2端子電極
を設け、前記2端子電極を前記絶縁体上の2列の導電性
接着剤に各々直接固着することにより前記音叉型水晶振
動子の固定と電気的導通をなすよう構成したことを特徴
とする水晶発振体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12911074A JPS594884B2 (ja) | 1974-11-09 | 1974-11-09 | 水晶発振体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12911074A JPS594884B2 (ja) | 1974-11-09 | 1974-11-09 | 水晶発振体 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12993382A Division JPS5922404B2 (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | 水晶発振体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5154795A JPS5154795A (ja) | 1976-05-14 |
JPS594884B2 true JPS594884B2 (ja) | 1984-02-01 |
Family
ID=15001300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12911074A Expired JPS594884B2 (ja) | 1974-11-09 | 1974-11-09 | 水晶発振体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594884B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59162054A (ja) * | 1983-03-07 | 1984-09-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラ−コピ−装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6011486B2 (ja) * | 1978-03-22 | 1985-03-26 | シチズン時計株式会社 | 水晶振動子 |
-
1974
- 1974-11-09 JP JP12911074A patent/JPS594884B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59162054A (ja) * | 1983-03-07 | 1984-09-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラ−コピ−装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5154795A (ja) | 1976-05-14 |
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