JPS59162054A - カラ−コピ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラー転写紙などを用いてドラム上の受像紙
にテレビ等のカラー画像を記録する装置に関するもので
ある。

従来例の構成とその問題点 近年、ＣＲＴやＴＶ画面のカラー化が進んでおり、これ
に伴ってこれらの画像をカラーでプリントアウトするこ
とが要望されている。これを実現するものとしていくつ
かの方式があるが、濃淡が自由に表現でき、面倒なメン
テナンスが要らない方式として、カラー転写紙を用いた
方式が有望なものとして考えられている。

以下にこの方式の従来例について説明する。第１図にお
いて、１はドラムでおり、受像紙保持手段としてのホル
ダー２をばね３によりドラムの中心部に付勢して設けて
いる。４は受像紙で、先端をホルダー２によって保持さ
れてドラム１に巻きつけられ、抑圧ローラー５によって
ドラム表面に密着される。６は３〜４色の昇華性染料を
順次塗り分けた転写紙で、リール７から供給され、巻取
りリール８に巻き取られる。

９はサーマルヘッドで、転写紙６をドラム上の受像紙４
に押圧し、記録信号に応じて発熱し、そ３ペー、。

の熱により転写紙６の色材を受像紙４へ転写するもので
ある。１０はサーマルヘッド９を載せた摺動台で、基台
１１上に前後動自在に装着されており、モータ１２によ
って駆動されるねじ１３に螺合し、モータ１２の駆動に
よって前後動する。サーマルヘッド９は第１図の状態で
は、摺動台１゜との間に設けたばね１４の圧力によって
ドラム側に押しつけられているが、摺動台１ｏを後退さ
せることによりドラムから離れるようになっている。

この装置によって受像紙４にカラー記録を得るには、捷
ず第１図の状態にセットして、ドラム１を図矢印方向に
回転させるとともに、６ドラム上の受像紙４と同期させ
て転写紙６を駆動し、サーマルヘッド９へ記録信号を与
える。

サーマルヘッド９は信号に応じて発熱し、転写紙６上の
色材全受像紙４上に転写する。ドラム１が１周弱回転し
第１色目の１画面の記録が終わると、モータ１２の回転
によりサーマルヘッド９がドラム１の周上から離れ、第
２図に示すようになる。サーマルヘッド９が第２図の状
態にある時にドラム１は回動し、ホルダー２はサーマル
ヘッド９とドラム１との間を通過腰第１図に示す位置に
戻る。その間、転写紙６は巻取りリール８により巻取ら
れ、次の色を記録位置にセットする。転写紙６は、第３
図に示すように、３〜４色の熱溶融性もしくは熱昇華性
の色材を基紙上に順次塗布したものである。サーマルヘ
ッド９はモータ１２の回転により再びドラム１上に押圧
されて第２色目の記録を開始する。以下同様にサーマル
ヘッドの接離を繰り返しながら３〜４色の記録を完了し
カラーコピーを得る。

上記のように、従来の装置では、サーマルヘッドをドラ
ムに対して離接するのに、第１図に示すようにモータ等
のような動力源や減速機構を必要とし、装置が複雑で高
価なものになる欠点がある。

発明の目的 本発明は、上記欠点を除去し、専用の動力源を使うこと
なしに、サーマルへ、ノドを可動させるようにして、簡
易な構成で安価な記録装置を提供することを目的とする
。

５ベーＺ・ 発明の構成 本発明は、受像紙保持手段により先端を保持した受像紙
を記録ドラムに巻き付け、この記録ドラムに接して又は
若干の間隙を有して配置した記録ヘッドにより、記録ド
ラムの１回転に１色の割で数回転の記録を行なってカラ
ー画像を得る装置であって、記録ドラム上で前記保持手
段の近傍に設けた突起により記録ヘッドの一部を押して
記録ヘッドを記録ドラムから所定の距離だけ離間させる
ようにし、その間を前記受像紙保持手段が通過するよう
にしたカラーコピー装置である。

実施例の説明 第４図は本発明による転写方式の記録装置の実施例を示
す。

１６は保持手段としてのホルダー１６を中心部に向けて
ばね１７により付勢して設けたドラム、１８はホルダー
１６によりその先端を保持されてドラム１６に巻きつけ
られた受像紙、１９は受像紙１Ｂをドラムに密着させる
抑圧ローラー、２０はリール２１からリール２２に巻き
とられる転写紙であり、これらの構成は、第１図の従来
例と同様である。

２３はドラムとの接線に沿って多数の発熱素子２４を配
列したサーマルヘッドで、基台２６上に摺動自在に載せ
られ、基台との間に設けたばね２６によってドラム側へ
押圧されている。

また、ドラム１５はその両端面の外周部近くにピン２７
を固定し、これに回動自在にローラー２８゜を設けてい
る。このローラーは、その一部がドラム１６の外周より
外側に突出する大きさを有し、ドラム両端面のローラー
１８．１８間にホルダー１６が位置するように配置され
ている。一方、サーマルヘッド２３は受像紙の記録部と
対応する部分の両端部がローラー２８と当接するように
なっ　。

ている。

次にこの動作について説明する。サーマルヘッド２３が
ばね２６の圧力によりドラム１５を押圧している状態で
ドラム１５が時計方向に回転し、サーマルヘッド２３は
信号に応じて発熱し、転写紙２０上の色材を受像紙１８
上に転写する。第４７ペーコ゛ 図は第１色１］の記録の終端部を記録しているところで
ある。第１色目の記録が終わると、ドラム１６は回動を
続１け、ローラー２８がサーマルヘッド２３の発熱素子
配列方向の両端部で発熱素子がない部分を押し、第５図
に示すようになり、この状態でホルダー１６は発熱素子
２４に当たることなくサーマルヘッド部を通り抜け、ま
たこの間に転写紙２ｏも巻取りリール２２により巻取ら
れ、次の色が記録位置にセットされる。ローラー２８が
サーマルヘッド部を通過すると、サーマルヘッド２３は
ばね２６により自動的にドラム１５に押圧され、第２色
目の記録が始する０以下同様にしてシアン。

マゼンタ、イエロの３色の記録を終わるとカラー記録が
完了する。転写体は黒を加えて４色の色材をもつものを
用いてもよい。

このように、ドラムにローラーを突出して設ける簡単な
構成により、サーマルヘッドを確実に接離できるので、
サーマルヘッドを動かすための特別な動力源は不要とな
る。

なお、実施例では転写方式を用いたが、ドラム上の受像
紙上に１回転に１色ずつ記録するものであれば、どんな
方法でも良く、例えばドラム面からヘッドを微小量離し
て記録するインクジェット方式の記録にも適用すること
ができる。また、突出部をローラーで構成したが、これ
はサーマルヘッドをなめらかに押すことができれば、ド
ラムに固定したものでも良く、捷だその形も問わない。

発明の効果 以上のように、本発明のカラーコピー装置は、簡単で安
価な突起をドラムに設けることによりサーマルヘッドの
確実な移動ができると共に、移動のために特別の動力源
や減速装置を必要としないので、安価な装置を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例におけるカラーコピー装置の側面図、第
２図はそのサーマルヘッド離間時の側面図、第３図は転
写紙の平面図、第４図は本発明の一実施例におけるカラ
ーコピー装置の記録状態を示す要部側面図、第５図はそ
のサーマルヘッドを離間させた状態を示す要部側面図で
ある。 ９ベーコ゛ １６・・・・・・ドラム、１６・・・・・・保持手段、
１８・・・・・・受像紙、２０・・・・・転写紙、２３
・・・・・・サーマルヘッド、２６・・・・・ばね、２
　Ｂ−＝−ローラー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 σ 第２図 ３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 保持手段により先端を保持して、受像紙を記録ドラムに
   巻き付け、この記録ドラムに接して又は若干の間隙を有
   して配置した記録ヘッドにより、前記記録ドラムの゛１
   回転に１色の割で数回転の記録全行なってカラー画像を
   得る装置であって、前記記録ドラム上の前記保持手段の
   近傍に設けた突出部と、前記記録ヘッドを弾性体を介し
   て保持するヘッド保持手段とを有し、前記受像紙保持手
   段が前記記録ヘッド部を通過する時に前記突出部が前記
   記録ヘッドの一部を押し、前記弾性体に抗して前記記録
   ヘッドを前記記録ドラムから所定の距離だけ離間させる
   よう構成したカラーコピー装置。