JPS6169480A - 感熱転写記録装置用のカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は、感熱転写記録装置用のカセットに関するもの
である。

（発明の背景） ビデオカメラ、スチールビデオカメラ、テレビ、ビデオ
ディスク、写真電送装置などから得られる電気的画像信
号から写真のごときハードコピーの形で画像を再生する
方法が盛んに研完されているっその一つの有力な方法と
して、現在、感熱転写記録法が注目されている。

この感熱転写記録法と言うのは、例えば１　ｍｍ当たり
４〜１０ドツトの発熱体ドツト群を有するサーマルヘッ
ドに、受像シートとインキシートとを重ねたものを押し
あて、人力する１行分の電気的画像信号に基すき発熱体
ドツト群を選択的に通電発熱させ、この熱によってイン
キシートのインキ又はその中に含まれる昇華性染料を受
像シートに転写させて１行分の画像を形成し、以下、順
次、インキシート及び受像シートの位置を１行ずつ移動
させて、次の行の信号に基ずき次の転写を行ない、それ
により、最後に受はシート上に視認しうる２仄元プリン
ト画像を形成するものでろる〇この方法に使用される装
置が感熱転写記録装置であり、この装置は、例えば第１
２図に示すように、（１２１）主走査方向に１列になら
んだ発熱体ドツト群および各ドツトに通電発熱させるだ
めの一対の電極群からなるサーマルヘッド、（１２２）
該サーマルヘッドに受像シートとインキシートラ重ねた
ものを押しつけるためのプラテン、（１２３）該プラテ
ンロールを回転させるだめのステッピングモーター、（
１２４）受像シート供給部、（１２５）受像シート送り
出しローラー、（１２６）該送り？　　　　　　出しロ
ーラーを回転させるためのモーター、（１２７）インキ
シート供給部、（１２８）使用ずみインキシートを巻き
取るための巻き取りローラ＋、（１２９）該巻き取りロ
ー２−を回転させるためのモーター、（１３０）前記各
モーターを駆動させる電流を供給するモーター駆動回路
および前記サーマルヘッドの発熱体ドツトを発熱させる
ための電流を供給するサーマルヘッド駆動回路を含むそ
の他の電気回路（図示せず）などからなる。

七ころで、受像シート及びインキシートは、消耗品であ
るために当然のことながら、保管分を使用し終ったなら
ば交換しなければならないっしかしながら、これらの交
換作業は仲々面倒であり、しかも２箇所も行なうことで
、操作する者にとりては苦痛でさえあった。また、イン
キシートは手に触れると手が汚れるばかりでなく、イン
キシート自体も不良品になる恐れがあった〇 （発明の目的） 従って、本発明の目的は、受像シート及びインキシート
の交換作業を、各シートに直接子に触れずに、しかも簡
単に作業回数も軽減して実行できるようにすることにあ
る。

（発明の概要） そのため、本発明は、受像シート収納部（１）とインキ
シート収納部（２）とを有するハウジング（３）、前記
受像シート収納部内に積層状に収納された単位受像シー
ト（４）及び前記インキシート収納部内に回転可能な芯
（５）にロール状に巻かれて収納された帯状インキシー
ト（６）からなり、かつ前記ハウジング（３）には単位
受像シート（４）及び帯状インキシート（６）を同一方
向に引き出せる引き出し口をそれぞれ設けたことを特徴
とする感熱転写記録装置用のカセットを提供する。

以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。

（実施例） 第１図は本実施例のカセットの正面図であり、第２図は
その底面図、第３図は第１図中のＸ−Ｘ矢視断面図であ
り、第４図は説明の都合上第３図から単位受（象シート
（４）及び帯状インキシート（６）を省略した断面図で
ある。

ハウジング（３）の内部は、受像シート収納部（１）と
インキシート収納部（２）に分かれており、いずれの収
納部も引き出し口（１ａ）、（２ａ）を以って開口して
いる。そして、これらの引き出し口（１ｍ）、（２膚）
は、単位受像シート（４）及び帯状インキシート（６）
を同一方向へ引き出せる位置に設けられている。

収納部（１）には所定の大きさに揃えられた単位受像シ
ート（４）が積層状態で収納され、他方収納部（２）に
は回転可能な芯（５）に巻かれた帯状インキシート（６
）が収納されている。

受像シート収納部（１）の底には底板（８）がらり、底
板（８）はヒンジ（９）を支点として回動可能でおり、
バネ（１０）によって上方に付勢されている。そのため
、収納部（１）に収納された単位受像シート（４）は外
に引き出されて減少する毎に上方に押し上げられ、受像
シート（４）と送りローラ（１４）とが圧接状態となり
、その結果、最後の一枚まで外に引き出すことが可能に
なりでいる。

他方、帯状インキシート（６）は、第５、第６図に示す
ように、帯状の支持体シートの上に単位受像シート（４
）よりや＼小さめのイエロー（Ｙ）、マゼンタ（ロ）、
シアン（Ｃ）の３色の各インキ域が順に（但し、Ｙ、Ｍ
、Ｃ３色の順は問わずＭＸ　Ｙ、Ｃでもよい）繰り返し
塗布されたものであり、先端には剛性のある引き出し部
（７）がついている。この引き出し部（７）は、収納部
（２）の引き出し口（２ａ）より突出しておシ、カセッ
トを記録装置に装着するとき、記録装置のインキ巻き取
りローラにチャックされ易くする機能を有する。

この帯状インキシート（６）は芯（５）に巻きつけてあ
り、芯（５）はハウジング（３）に回転可能に取り付け
られている。そして、芯（５）の少なくとも一端はノ・
ウジング（３）より露出しており、その一端には外部の
回転動力を伝えるだめのカップリング部（５ａ）が設け
である。

次にこのカセットの機能について説明する。第７〜１０
図はカセットを装着した感熱転写記録装置の主要部のみ
を示す断面図である。

まずカセットを装着すると帯状インキシート（６）′　
　　７゜□Ｑｌ／’ｋ”ｆｉ１４〜，５、。−７−ゆ、
ゎえ７．オリング部（５ａ）と、装置側に設けた回転軸
（図示せず）とが嵌着して、インキシート（６）の先端
にある引き出し部（７）を送り出し、この引き出し部（
７）の先端がプラテン（１１）とサーマルヘッド（１２
）との隙間及びガイド部材（１５）の隙間を通ってイン
キシート巻き取りローラ（１３）に達する０他方、引き
出し口（１ａ）から露出した最上位の単位受像シート（
４）が受像シート送りローラ（１４）に当接し、圧接状
態となる。この状態が第７図である。

そして記録装置のスイッチがＯＮになると、巻キ取すロ
ーラ（１３）のチャック（ｉａａ）が引き出し部（７）
の先端を把持し、同時に受像シート送りローラ（１４）
が回転して最上位の単位受像シート（４）をカセットか
ら送り出して、その受像シー）（４）の先端がプラテン
（１１）のチャック（１１ａ）に当接すると、送りロー
ラ（１４）は回転を止めるが、送りローラ（１４）は送
りローラ軸（図示せず）とワンウェイ・クラッチにて接
続されているので、受像シートの引き出し方向にはフリ
ーになる０この状態が第８図である、 次にチャック（１１ｍ）が受１象シート（４）の先端を
把持すると、まず巻き取りローラ（１３）が回転して引
き出し部（７）を巻き取り、巻き取鯵終る少し前にプラ
テン（１１）も回転を始め、やがてプラテン（１１）の
円周面がサーマルヘッド（１２）にか＼ると、最初のＹ
インキ域と受像シート（４）とが重ね合わせられてプラ
テン（１１）によりてサーマルヘッド（１２）に強く押
し付けられる。この状態が第９図である。

この状態で、最初の行の画像信号に基ずく電流がサーマ
ルヘッド（１２）に流されて印字が行なわれる。印字が
終了すると、再びプラテン（１１）と巻き取りローラ（
１３）がほんの少し回転して、インキシート及び受像シ
ートを次の行の位置に導く。そして、同様に次の行の画
像信号に基すいて、印字が行なわれる。印字が終了する
と、再びプラテン（１１）及び巻き取りローラ（１３）
がほんの少し回転し、以下同様に繰り返され最後の行ま
で印字される。これにより、受像シート（４）上にはＹ
インキによるモノクロ画像が形成される。

最後の行の印字が終了し、更にプラテン（１１）が回転
すると、やがてプラテン（１１）の弦に当る面がサーマ
ルヘッド（１２）の位置に釆て、プラテン（１１）とサ
ーマルへ、ラドとの間に隙間があくっこの状態になると
、巻き取りローラ（１３）の回転は停止して、プラテン
（１１）の円周面がサーマルヘッド（１２）の位置まで
来るのを待つ０プラテン（１１）が回転して再びその円
周面が丈−マルヘッド（１２）の位置に来ると、イエロ
ーモノクロ画像が形成された受像シート（４）とＭイン
キ域とが重ね合わされ、サーマルヘッド（１２）に強く
押し付けられる。そして、Ｙインキによる印字と同様の
動作が繰り返されて、Ｍインキによるモノクロ画像が重
ねて印字されるっ Ｍインキによる印字が終了し、更にプラテン（１１）が
回転すると、やがてプラテン（１１）の弦に当る面がサ
ーマルへラド（１２）の位置に来て、プラテン（１１）
とサーマルヘッドとの間に隙間があく。この状態になる
と、巻き取りローラ（１３）の回転は停止して、プラテ
ン（１１）の円周面がサーマルヘッド（１２）の位置ま
で来るのを待つ。

プラテン（１１）が回駈して再びその円周面がサーマル
ヘッド（１２）の位置に来ると、マゼンタモノクロ画像
が重ねて形成された受像シート（４）とＣインキ域とが
重ね合わされ、サーマルヘッド（１２）に強く押し付け
られる。そして、Ｙインキによる印字と同様の動作が繰
り返されて、Ｃインキによるモノクロ画像が重ねて印字
され、その結果受像シート（４）上にはフルカラー画像
が形成される。

但し、Ｃインキによる印字のときは、最後の行印字が終
る前にプラテン゛（１１）のチャック（１１ａ）が上方
に来たときに、チャック（ｉｌｇ）が開き、その結果、
受像シート（４）は、それ自身のもつ１４１１性により
先端がプラテン面より離れるので、プラテン（１１）の
回転に伴なって第１０図の矢〆　　　　　　部方向に送
り出される。

最後の行印字が終了して、なおもプラテン（１１）が回
転すると、やがてプラテンの弦に当る面がサーマルヘッ
ドの位置に来て、プラテン（１１）、！：サーマルヘッ
ドとの間に隙間があき、第７図に類似の初期台状態に戻
る。

再びプリントの指示が出されると、受像シート送りロー
ラ（１４）が回転して次の受像シート（４）をカセット
から送り出し、第８図に類似の状態になる。

カセット内の単位受像シート（４）の枚数と帯状インキ
シート（６）の長さとは、１：１に対応しており、単位
受像シート（４）が使い終ってなくなると、帯状インキ
シート（６）も終端に至る。

ところで使用済みの帯状インキシート（６）を巻き取り
ローラ（１３）からはずして廃棄する作業は手が汚れて
面倒であるし、また装置の構造もそれなりに工夫してお
かねばならないので、と＼では、帯状インキシート（６
）を巻いていた芯（５）の一端に設けられたカップリン
グ部（５ａ）と装置側に設けた回転軸（図示せず）とを
嵌着させてらるので、この回転軸を逆転させて巻き戻す
。この様子を第１１図に示す。

そして巻き戻しが完了したならば、カセットを装置から
はずして新しいカセットと交換する。そうすれば、使用
済みインキシート（６）を直接手に触れることもなく、
容易に廃棄できる。

（発明の効果） 以上の通り、本発明によれば、受像シート及びインキシ
ートの交換作業が一度で、かつ簡単に出来不し、また受
像シート及びインキシートを直接手に触れなくて済む。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例にか＼るカセットの正面図であ
り、第２図は同じく底面図である０第３図は第１図のＸ
−Ｘ矢視断面図である。 第４図は説明の都合上第３図から単位受像シート（４）
及び帯状インキシート（６）を省略した断面図である０ 第５図は帯状インキシートの正面図であり、第６図はそ
の底面図である０ である。 第１２図は従来の感熱転写記録装置を説明する概念図で
ある。 〔主要部分の符号の説明〕 １　・・−・・・・・単位受像シート収納部１ａ・・・
・・・・・・単位受像シートの引き出し口２・・・・・
・・・・帯状インキシート収納部２ａ・・・・・・・・
・帯状インキシートの引き出し口３・・・・・・・・・
ハウジング ４・・・・・・・・・単位受像シート ５・・・・・・・・・芯 ５ａ・・・・・・・・・カップリング部６・・・・・・
・・・帯状インキシート７・・・・・・・・・引き出し
部 １１．１２２・・・・・・・・・プラテン１２．１２１
・・・・・・・・・サーマルヘッド１３．１２８・・・
・・・・・・使用済みインキシート巻き取りローラ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　受像シート収納部（１）とインキシート収納部（２
   ）とを有するハウジング（３）、前記受像シート収納部
   内に積層状に収納された単位受像シート（４）及び前記
   インキシート収納部内に回転可能な芯（５）にロール状
   に巻かれて収納された帯状インキシート（６）からなり
   、かつ前記ハウジング（３）には単位受像シート（４）
   及び帯状インキシート（６）を同一方向に引き出せる引
   き出し口をそれぞれ設けたことを特徴とする感熱転写記
   録装置用のカセット。 ２　前記帯状インキシート（６）の先端に剛性の引き出
   し部（７）を設け、引き出し口より突出させたことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のカセット。 ３　前記芯（５）がハウジングより露出しており、芯の
   端面に外部の回転力を伝えるカップリング部を設け、帯
   状インキシート（６）を巻き戻せるようにしたことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のカセット。