JP4565300B2 - プリンター - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンター、例えば、複写機、ファクシミリ、コンピュターにおける周辺機器としてのプリンターのように、用紙に画像(文字も含む。)のプリントを行うプリンターに関し、特に、印字手段に関わる消耗品、たとえば、インクカートリッジやインクリボンなどの交換を極めて容易にした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピューターの普及に伴い、その周辺機器としてのプリンターも普及し、このようなプリンターにあっては、用紙に印字するための印字手段には種々のものあり、たとえば、インクジェット方式、インクリボン方式などがある。
【0003】
そして、このようなインクジェット方式、インクリボン方式などにおいては、インクが消耗品であり、インクカートリッジやインクリボンを交換する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記したように、従来のプリンターにあっては、プリンター本体のカバーや上蓋、側面蓋などを取り外し、インクカートリッジやインクリボンを露出させた後、これらを外して交換する必要があり、交換作業が面倒であったり、その作業に関してノウハウやチェックポインをわきまえた者にしか交換ができない場合もあったりするという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、印字手段に関わる消耗品、たとえば、インクカートリッジやインクリボンなどの交換を極めて容易にすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明プリンターは、上記した課題を解決するために、印字手段に関わる消耗品をプリンター本体に対して交換可能にしたプリンターであって、上記消耗品はプリンター本体に対してスライド動作により出し入れ自在に設けられた消耗品トレイに着脱自在に設けられ、プリンター本体の外筐には、消耗品トレイに対応した位置に開口が形成されるとともに、該開口を開閉する上蓋が設けられ、上蓋にプリンター本体に挿入された消耗品トレイを用紙側に押圧する押圧手段を設け、用紙がジャミングを起こしたときは、上記消耗品トレイを上記プリンター本体から引き出した後、上記上蓋を開放することにより、ジャミングした用紙を取り出すことができるようにしたものである。
【0007】
したがって、本発明プリンターにあっては、消耗品トレイをプリンター本体から外部に露出するだけで、その消耗品の交換を極めて容易に行うことができ、使い勝手の良いプリンターを提供することができる。また、プリンター本体の外筐には、消耗品トレイに対応した位置に開口が形成されるとともに、該開口を開閉する上蓋が設けられ、上蓋にプリンター本体に挿入された消耗品トレイを用紙側に押圧する押圧手段を設けたので、プリンターヘッドと用紙との位置決めを簡単にかつ確実に行うことができる。そして、消耗品トレイをプリンター本体に対して挿脱するための構造が簡単になる。また、用紙がジャミングを起こしたときは、消耗品トレイをプリンター本体から引き出して上蓋を開放すれば、ジャミングした用紙を容易に取り出すことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明プリンターの実施の形態について添付図面を参照して説明する。
【0009】
図1乃至図9に本発明プリンターの実施の形態の一例1を示す。
【0010】
図示した実施の形態1は、本発明をいわゆるラインヘッド方式のインクジェットプリンターに適用したものである。
【0011】
プリンター1は直方体形状で上下方向にやや扁平な形状をした外筐2を備え、該外筐2内に用紙3を搬送する搬送系4を含む機構部5が収納されてプリンター本体6を構成している。
【0012】
プリンター本体6の上記機構部5を除くほとんどの部分は、後述する給紙トレイ7及びインクカートリッジトレイ8が収納される収納空間9、10となっており、外筐2の前面であって上記収納空間9、10に対応する部分にはそれぞれ給紙トレイ7及びインクカートリッジトレイ8を挿脱するための挿脱孔11、12が形成されている(図1参照)。
【0013】
給紙トレイ7は、上記空間のうち下側の空間9に挿脱自在にスライド機構(図示は省略する。)により設けられており、外筐2から引き出された状態で、用紙3、3、・・・の補給が行われる。
【0014】
給紙トレイ7の前端下面には、用紙3、3、・・・を上方に押し上げる押し上げ板13が設けられ、該押し上げ板13により、給紙トレイ7に収納された用紙3、3、・・・の奥端部が給紙トレイ7からやや上方に押し上げられ、後述するピックアップローラ14に最上面の用紙3を押し付けるようになっている(図4参照)。
【0015】
そして、ピックアップローラ14により送られた用紙3は、外筐2内の奥端部に送られるようになっており、外筐2の奥端部には、送られてきた用紙3の向きを反転させる反転ローラ15がにより、前方に送り方向が変換されるようになっている(図4参照)。なお、図示は省略したが、反転ローラ15の回りには、送られてきた用紙3を反転ローラ15に巻き付かせるようにガイドローラやガイド板が設けられている。
【0016】
インクカートリッジトレイ8は、上記空間のうち上側の空間10に挿脱自在にスライド機構(図示は省略する。)により設けられており、該インクカートリッジトレイ8の奥側半分には枠体16に囲まれた凹部17が形成されているとともに、該凹部17の下面には比較的大きな下面開口18が形成されている。
【0017】
そして、インクカートリッジトレイ8の凹部17にはこれとほぼ同じか又はやや小さな平面形状をしたインクカートリッジ19がほぼ隙間ない状態に装着される。
【0018】
また、上記枠体16のうち左右側縁には、上記インクカートリッジ19の誤挿入防止のための突起20、20が形成され、また、これに対応して、インクカートリッジ19の左右側面には上記突起20、20が嵌合される切欠21、21が形成されている。
【0019】
枠体16の背面部ほぼ中央には切欠部22が形成されており、該切欠部22を通して、後述するように、インクカートリッジ19とプリンター本体6との電気的接続が図れるようになっている。
【0020】
外筐2の上面であって、上記インクカートリッジ19が装着されたインクカートリッジトレイ8に対応した位置には上面開口23が形成され、該上面開口23を開閉するように上蓋24が外筐2に設けられている。
【0021】
また、上蓋24には、インクカートリッジ19に対応する位置に押圧手段25が設けられており、これにより、上蓋24が閉塞された状態で、インクカートリッジ19が装着されたインクカートリッジトレイ8をプリンター本体6内に挿入すると、上記インクカートリッジ19が押圧手段25により下方に押圧される。したがって、インクカートリッジ19及びインクカートリッジトレイ8が下方に押圧され、下方に押圧されたインクカートリッジ19及びインクカートリッジトレイ8は後述するように上下方向の位置決めが為され、用紙3との位置関係が規制される(図7参照)。
【0022】
インクカートリッジトレイ8が挿入される外筐2内の空間10の奥端部には左右方向に延びる受け板26がプリンター本体6側に設けられており、該受け板26は該空間10内に挿入されたインクカートリッジトレイ8の奥端下側面が載置されるようになっており、インクカートリッジトレイ8の奥端下側面が上記受け板26に載置されることによりインクカートリッジトレイ8の上下方向の位置決めがなされるようになっている。そして、上述のように、インクカートリッジトレイ8及びインクカートリッジ19は上記押圧手段25により下方に押圧されているので、インクカートリッジトレイ8及びインクカートリッジ19はプリンター本体6内において精度良く位置決めされることになる(図2、図3参照)。
【0023】
また、上記受け板26の前端縁はR面26aに形成され、また、インクカートリッジトレイ8の奥端下側縁にもR面8aが形成されていて、これにより、インクカートリッジトレイ8が上下方向に多少ずれた位置に挿入されても、インクカートリッジトレイ8の奥端下側面のR面8aが受け板26の前端縁はR面26aに接触して、インクカートリッジトレイ8がスムーズに受け板26に載置され、上下方向の位置決めが為されるようになっている(図5、図6参照)。
【0024】
上記受け板26の左右両端部にはインクカートリッジトレイ8の奥端部が当接する位置決め板27、27がプリンター本体6側に設けられており、インクカートリッジトレイ8の奥端面が上記位置決め板27、27にそれぞれ当接することにより、インクカートリッジトレイ8の挿入方向の位置決めが為される(図5、図6参照)。
【0025】
これにより、インクカートリッジトレイ8は挿入空間10に挿入されたときにプリンター本体6に対して挿入方向及び上下方向における位置決めが為され、インクカートリッジトレイに装着されたインクカートリッジ19とプリンター本体6、すなわち、用紙3との位置関係が規制される。なお、インクカートリッジトレイ19に装着された後述するプリンターヘッドはプリンター1における用紙3送り方向との位置関係で、面方向に回転する方向への傾き(θ)が生ずると、プリントにおいていわゆる色ずれが生ずるため、上述のように、インクカートリッジトレイ8の奥端部が左右2ヶ所において位置決め板27、27に当接するため、上記θが発生することはない。
【0026】
また、インクカートリッジトレイ8における左右方向への位置決め規制は為されないが、当該プリンター1がラインプリンターであることから、後述するプリンターヘッドと用紙3の送り方向とが直交するようになっていれば、プリントには問題が生じない。
【0027】
インクカートリッジ19はインクタンク28及びプリンターヘッド29一体型のものであり、かつ、プリンターヘッド29は、いわゆるラインヘッドで、一色ごとに左右方向に多数配列されたインク吐出孔(図示は省略する。)が設けられ、たとえば4色分のラインヘッドが前後方向(紙送り方向)に所定間隔で配設されており、用紙3がプリンターヘッド29を通過するときにライン状の描画が印字され、用紙3の送りにより順次ライン状の描画が所望の文字、画像になるようになっている。
【0028】
そして、インクカートリッジ19がインクカートリッジトレイ8の凹部17に収納されると、そのプリンターヘッド29が下面開口18からトレイ下面よりもやや下方に突出した状態で位置される(図7参照)。
【0029】
また、インクカートリッジ19の背面にはコネクター端子部30が形成されており、プリンター本体6側の接続コネクター31と電気的接続が図られ、これにより、上記プリンターヘッド29への給電が可能となって、プリンターヘッド29を駆動することができるようになっている。
【0030】
インクカートリッジ19がインクカートリッジトレイ8の凹部17に装着されると、上記コネクター端子部30が上記枠体16の切欠部22に位置し、インクカートリッジトレイ8がプリンター本体6に挿入されると、上記切欠部22内に上記接続コネクター31が相対的に挿入され、コネクター端子部30と接続コネクター31とが接続されるようになっている。
【0031】
上記搬送系4は、プリンター本体6内にインクカートリッジトレイ8が装着されたインクカートリッジ19のほぼ下方に設けられており、上記反転ローラ15により、その送り方向が前方に変換された用紙3をプリンターヘッド29の下方を通過するようになっている(図4参照)。
【0032】
搬送系4は、4本の送りローラ32、32、・・・に架け渡された送りベルト33が側方から見て平行四辺形に配置されて成り、その送りベルト33の上部(紙送り部)33aが上記プリンターヘッド29に近接した位置に成るようになっている。なお、図示は省略するが、送りベルト33の紙送り部33aには送られてきた用紙3を送りベルト33とともに狭持するガイドローラが設けられている。
【0033】
そして、ピックアップローラ14により各枚毎にピックアップされた用紙3は、先ず、奥端方向に送られ、記反転ローラ15によりその送り方向が変換されて前方に向きを変え、上記搬送系4に送られる。
【0034】
搬送系4に送られた用紙3は、図示しないガイドローラと上記送りベルト33の紙送り部33aとに狭持されて、上記プリンタヘッド29の下方であって近接した位置を通過することになり、その際、用紙3には、プリンターヘッド29によりプリントが為される。
【0035】
なお、詳述はしないが、インクカートリッジトレイ8は、上記図示しないスライド機構に設けられた駆動部により、プリンター本体6の前面パネル34に設けられたスイッチ35の操作で外筐2内への引き込み、引き出しが行われるようになっている。また、その挿入完了は図示しないセンサーにより、駆動部が停止され、上述のようにプリンター本体6に対する位置決めが為される。
【0036】
しかして、このようなプリンター1にあっては、インクカートリッジ19内のインクが切れた場合、これを交換する必要があるが、そのときは、前面パネル34のスイッチ35を操作することにより、インクカートリッジトレイ8をプリンター本体6からスライド機構により引き出す。この状態では、インクカートリッジ19が露出するため、これを取り外すことができる。そして、新しい、インクカートリッジ19をインクカートリッジトレイ8の凹部17に収納するだけで、その交換を容易に行うことができる(図1参照)。
【0037】
また、この実施の形態にかかるプリンター1にあっては、インクカートリッジトレイ8の引き出し及び挿入動作をスライド機構により行うようにしたので、その構造は既知のたとえば、テープカセットやディスクカートリッジにおけるスライド機構をそのまま流用することができ、比較的簡単な構造で実現することができる。
【0038】
さらに、この実施の形態にかかるプリンター1にあっては、インクカートリッジ19をインクタンク28及びプリンターヘッド29の一体になったものについて適用したが、これにより、インクタンク28とプリンターヘッド29とのインク流路に関しては閉空間(インクカートリッジ内において完結するため)により構成することができるため、両者がセパレートになったものに比較して、インク漏れなどの問題が生じにくい。もちろん、本発明プリンターにおいては、インクカートリッジトレイにプリンターヘッドが設けられ、これにインクタンクを交換するタイプのものにも適用することができる。この場合、プリンターヘッドとプリンター本体とを電気的に接続するための上記コネクタは不要となる。
【0039】
ところで、上述のように、プリンターヘッド29はインクカートリッジトレイ8の下面から下方へ突出しているため、該部分にここを通過しようとする用紙3が引っかかってしまい、いわゆるジャミングを起こす場合があり得る(図8参照)。
【0040】
このようなときは、上記インクカートリッジトレイ8をプリンター本体6から引き出した後、上蓋24を開放することにより、ジャミングした用紙3を容易に取り出すことができる。
【0041】
すなわち、ジャミングを起こした用紙3は、上記プリンターヘッド29の下方への突出部に引っかかったためであり、そのプリンターヘッド29はインクカートリッジトレイ8とともに、プリンター本体6から前方へ引き出されるため、引っかかっていたものが除去され、また、その上方の上蓋24が開放されるために、ジャミングした用紙3は容易に取り出せることができる(図9参照)。
【0042】
なお、外筐2の開放は、上述のように上蓋24に限らず、側面に蓋体を設け、該蓋体を開放することにより、上記ジャミングを起こした用紙3を除去するようにしても良い。
【0043】
なお、上記インクカートリッジトレイ8をプリンター本体6に対してスライド機構により挿脱自在(引き出し又は挿入)にしたものについて説明したが、本発明プリンターはこれに限らず、回動扉の内側にインクカートリッジトレイを一体に設けるようにしても良い。この場合、インクカートリッジトレイはプリンター本体6に対して回動運動をしながらプリンター本体に対して挿入又は引き出し動作を行うことになる。
【0044】
また、上記実施の形態にかかるプリンターは、その印字手段としてラインヘッドを用いたものについて説明したが、本発明はこれに限らず、シリアル走査型のプリンターヘッドであっても良く、かかる場合、インクカートリッジトレイにシリアル走査型ヘッドを、紙送り方向に対して直交する方向に移動自在の設けるようにすればよい。
【0045】
さらに、上記実施の形態において、コンピューターの周辺機器としてのプリンターについて説明したが、本発明はこれに限らず、複写機、ファクシミリなどのように、用紙に印刷、複写などの画像(文字)を形成する手段一般に適用することができる。
【0046】
さらにまた、印字手段についても、インクジェット方式に限らず、その他、インクリボンなどであっても良いことは勿論である。
【0047】
この他、前記した実施例及び変形例において示した各部の具体的な形状乃至構造は、本発明を実施するに当たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【0048】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明プリンターは、印字手段に関わる消耗品をプリンター本体に対して交換可能にしたプリンターであって、上記消耗品はプリンター本体に対してスライド動作により出し入れ自在に設けられた消耗品トレイに着脱自在に設けられ、プリンター本体の外筐には、消耗品トレイに対応した位置に開口が形成されるとともに、該開口を開閉する上蓋が設けられ、上蓋にプリンター本体に挿入された消耗品トレイを用紙側に押圧する押圧手段を設け、用紙がジャミングを起こしたときは、上記消耗品トレイを上記プリンター本体から引き出した後、上記上蓋を開放することにより、ジャミングした用紙を取り出すことができるようにしたことを特徴とする。
【0049】
したがって、本発明プリンターにあっては、消耗品トレイをプリンター本体から外部に露出するだけで、その消耗品の交換を極めて容易に行うことができ、使い勝手の良いプリンターを提供することができる。また、プリンター本体の外筐には、消耗品トレイに対応した位置に開口が形成されるとともに、該開口を開閉する上蓋が設けられ、上蓋にプリンター本体に挿入された消耗品トレイを用紙側に押圧する押圧手段を設けたので、プリンターヘッドと用紙との位置決めを簡単にかつ確実に行うことができる。そして、消耗品トレイをプリンター本体に対して挿脱するための構造が簡単になる。また、用紙がジャミングを起こしたときは、消耗品トレイをプリンター本体から引き出して上蓋を開放すれば、ジャミングした用紙を容易に取り出すことができる。
【0051】
請求項2に記載した発明にあっては、上記消耗品がプリンターヘッドを一体に備え、該プリンターヘッドとプリンター本体とを接続する接続コネクターが、消耗品トレイのプリンター本体に対する出し入れ動作により接続又は離脱を行うようにしたので、消耗品とプリンターヘッドとを接続する手間が不要であるとともに、プリンターヘッドとプリンター本体との電気的接続は、消耗品トレイのプリンター本体への挿入動作のみで行うことができ、作業性を極めて良好にする。
【0053】
請求項3に記載した発明にあっては、消耗品トレイの挿入方向に対する位置決めを行う位置決め手段を設けたので、プリンター本体にプリンターヘッドを設けた場合、用紙とプリンターヘッドとの位置決めを確実に行うことができる。
【0054】
請求項4に記載した発明にあっては、消耗品トレイの用紙との間隙方向に対する位置決めを行う位置決め手段を設けたので、プリンター本体にプリンターヘッドを設けた場合、用紙とプリンターヘッドとの位置決めを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面は、本発明にかかるプリンターの実施の一例を示すもので、本図はインクカートリッジトレイを外筐から引き出した状態で、インクカートリッジを装着する前の状態を示す斜視図である。
【図2】インクカートリッジトレイを外筐から引き出した状態をプリンター内部を見せた状態で示す平面図である。
【図3】図2の状態から、インクカートリッジトレイを外筐内に挿入した状態を示す平面図である。
【図4】インクカートリッジトレイがプリンター本体内に挿入された状態の要部の断面図である。
【図5】図6とともに、インクカートリッジトレイの位置決めを行う様子を示すもので、本図は位置決めされる直前の状態を示す要部の拡大断面図である。
【図6】位置決めされた状態を示す要部の拡大断面図である。
【図7】プリンターヘッドと用紙との位置関係を示す拡大断面図である。
【図8】プリンターヘッドに用紙が引っかかってジャミングを起こした状態を示す拡大断面図である。
【図9】ジャミングした用紙を取り除くため、上蓋を開放した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…プリンター、2…外筐、3…用紙、6…プリンター本体、8…インクカートリッジトレイ(消耗品トレイ)、19…インクカートリッジ(印字手段に関わる消耗品)、23…開口、24…上蓋、25…押圧手段、26…受け板(用紙との間隙方向に対する位置決めを行う位置決め手段)、27…位置決め板(挿入方向に対する位置決めを行う位置決め手段)、31…接続コネクター
Claims (4)
- 印字手段に関わる消耗品をプリンター本体に対して交換可能にしたプリンターであって、
上記消耗品はプリンター本体に対してスライド動作により出し入れ自在に設けられた消耗品トレイに着脱自在に設けられ、
プリンター本体の外筐には、消耗品トレイに対応した位置に開口が形成されるとともに、該開口を開閉する上蓋が設けられ、
上記上蓋にプリンター本体に挿入された消耗品トレイを用紙側に押圧する押圧手段を設け、
用紙がジャミングを起こしたときは、上記消耗品トレイを上記プリンター本体から引き出した後、上記上蓋を開放することにより、ジャミングした用紙を取り出すことができるようにした
ことを特徴とするプリンター。 - 請求項1に記載したプリンターであって、
上記消耗品がプリンターヘッドを一体に備え、該プリンターヘッドとプリンター本体とを接続する接続コネクターが、消耗品トレイのプリンター本体に対する出し入れ動作により接続又は離脱を行うようにした
ことを特徴とするプリンター。 - 請求項1に記載したプリンターであって、
消耗品トレイの挿入方向に対する位置決めを行う位置決め手段を設けた
ことを特徴とするプリンター。 - 請求項1に記載したプリンターであって、
消耗品トレイの用紙との間隙方向に対する位置決めを行う位置決め手段を設けた
ことを特徴とするプリンター。
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