JPS6315509A

JPS6315509A - 水晶振動子

Info

Publication number: JPS6315509A
Application number: JP16000986A
Authority: JP
Inventors: Yukio Yoshida; 幸夫吉田; Atsushi Tanaka; 淳志田中
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-07-08
Filing date: 1986-07-08
Publication date: 1988-01-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、水晶発振回路に用いられる水晶振動子に関す
るものである。

従来の技術従来の水晶振動子を用いた発振回路の構成は、例えば第
１７図Ｃに示す様に、水晶振動子２０と、コンデンサ２
１と抵抗２２と、インバータ２３等の部品が夫々個々に
回路基板上に配置されている。

第１７図ａ、ｂは、従来の水晶振動子の例を示す正面図
及び側面図で、金属製のベース１０にＩＪ　−ド線１３
　、１３’を貫通し、ガラス部１１により、封着した気
密端子において、スリットを有する保持部６．Ｓ′をイ
ンナーリード６．６′の先端部に形成し、表裏に相対向
して形成された励振用電極２．２’（２’は、図示しな
い。）及び引き出し電極３．３′を有する水晶素子１を
前記スリットに挿入し、導電性接着剤或は、半田４．４
′で、機械的に保持するとともに引き出し電極３．３′
と保持部５．５′とを夫々電気的に接続した後、金属製
キャップ１６を前記気密端子に装着し、水晶素子１を気
密封止している。

発明が解決しようとする問題点しかし、前記の様な構成では、容量素子等をキャップ１
２外で装着せねばならず、近年の電子回路における電子
部品の高密度実装化に対して少なからず障害となってい
る。本発明はこの障害を除去することのできる水晶振動
子を提供せんとする本発明は、前記の問題点を解決する
為に、金属製のベースにリード線を貫通した気密端子を
用いた水晶振動子において、コンデンサを内蔵し、且つ
、アース端子を前記ベースに電気的に接続するものであ
る。

作用本発明は、前記の構成により、従来は、水晶振動子の外
部に配置されていた発振回路の容量素子つまり、コンデ
ンサを容易に内蔵する事ができる為、前記の容量素子の
スベースが省け、電子部品の高密度実装化を実現できる
。また、ユーザーにおいての部品点数が減少し、回路と
しての信頼性の向上にも寄与するものである。さらに、
従来は、プリント基板に実装後、可変コンデンサにて発
振周波数を微調整する工程が必要であったが、本発明の
水晶振動子を用いると、前記調整工程が不要となる等、
周波数精度が向上する。

実施例以下に本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第３図ａ、ｂ、ｃ、ａは、本発明の水晶振動子に
用いるコンデンサの一実施例を示す平面図、正面図、下
面図及び側面図で、一枚の誘電体基板３ｏの一方の主面
に２個の電極３１゜３１′、他方の主面に１個の電極３
２を形成し、一枚の基板にコンデンサを２個形成した状
態を示している。第１図ａ、ｂは、本発明の水晶振動子
の一実施例を示す平面図及び正面図で、金属製のベース
１ｏにリード線１３　、１３’を貫通し、ガラス部１１
により封着した気密端子１２に、前記コンデンサ７及び
水晶素子１を保持した状態を示している。前記コンデ／
す７は、ベース１ｏに導電性接着剤或は半田９で、機械
的に保持するとともにコンデンサの電極３２と、電気的
に接続している。

また、前記気密端子１２のインナーリード６．６′と、
導電性接着剤或は半田８．８′で、機械的に保持すると
ともにコンデンサの電極３１．３１’とを夫々電気的に
接続している。

前記気密端子１２のインナーリード６．６′の先端部に
スリットを有する保持部６．６′が、形成されており、
表裏に相対向して形成された励振用電極２．２’（２’
は図示しない）及び引き出し電極３．３′を有する水晶
素子１を前記スリットに挿入し、導電性接着剤或は半田
４，４′で、機械的に保持するとともに、引き出し電極
３．３′と、保持部５．６′とを夫々電気的に接続して
いる。前記保持部５．６′は、インナーリード６．６′
に溶接或は、半田付により固定されるか、または、プレ
ス等により、リード線と一体に成形される等により形成
される。

また、前記ベース１ｏには、アース端子１４が、接続部
１６において溶接或は、ロウ付により、機械的に固定す
るとともに電気的に接続されている。

次に、リード線１３．１３’、１４を介して、水晶素子
１を発振させながら、励振用電極２上に、蒸着等により
金属を付着させ、所定の値に発振周波数を調整する。こ
の時前記コンデ／す７の容量のバラツキを吸収する形で
発振周波数を調整する為、従来より周波数精度が向上し
たものとなる。

最後に、金属製キャップ１６を前記気密端子１２に装着
し、前記コンデ／す７及び前記水晶素子１を気密封止す
る。

以上により、コンデンサを内蔵し、周波数精度を向上さ
せた第２図に示す結線図の水晶振動子１７が形成される
。

第４図、第５図及び第６図の各ａ、ｂは、本発明の水晶
振動子に用いるコンデンサ（電極は、図示しない）の各
々他の実施例を示す平面図及び正面図で、位置ぎめ用の
貫通孔３３または、窪み３４或は、貫通孔３３及び窪み
３４を有するものを夫々示している。

第７図及び第８図の各ａ、ｂは、本発明の水晶振動子の
各々他の実施例を示す平面図及び正面図で、第７図は、
一対の逆ハの字状の保持部３５゜３６′に略矩形状の水
晶素子３６を保持した状態を示しておシ、第８図は、一
対の階段状の保持部３７　、３７’に略矩形状の水晶素
子３８を保持した状態を示している。

前記までの説明で、本発明の水晶振動子に用いる気密端
子のアース端子は、ベース１ｏの下面に溶接或は、ロウ
付されているものについて説明したが、本発明は、これ
に限定される事はなく、アース端子とベースとを機械的
に固定し、且つ、電気的に接続する方法は、種々考えら
れる事は言うまでもない。第９図及び第１０図の各ａ、
ｂは、本発明の水晶振動子に用いる気密端子の各々他の
実施例を示す平面図及び正面図で、ベース１ｏの窪み３
９でアース端子４１が、ベース１０に、半田或は、ロウ
付部４０で機械的に固定し、且つ、電気的に接続されて
いる。

前記までの説明において、本発明の水晶振動子に用いる
水晶素子として、平板形状のものについて説明したが、
本発明は、この形状に限定されることはない。第１１図
及び第１２図の各ａ、ｂ。

Ｃは、本発明の水晶振動子に用いる水晶素子の各々他の
実施例を示す平面図、正面図及び側面図で、第１１図ｔ
、円形状の水晶素子の主面中央部に平坦部４３を残し、
他の部分を面取り加工部４２としたものである。第１２
図は、円形状の水晶素子の主面を曲面加工したものであ
る。第１３図、第１４図、第１５図及び第１６図の各ａ
、ｂ、ｃは、本発明の水晶振動子に用いる水晶素子の各
々他の実施例を示す平面図、正面図及び側面図で、第１
３図及び第１６図は、略矩形状の水晶素子の主面中央部
に平坦部４３を残し、他の部分を面取り加工部４２とし
たものである。第１４図及び第１６図は、略矩形状の水
晶素子の主面を曲面加工したものである。

さらに、前記までに説明した水晶素子以外の任意の形状
の水晶素子を用いて本発明の水晶振動子を構成できる事
は、言うまでもない。また、前記までに説明した水晶素
子の保持方法以外の任意の保持方法を用いても本発明の
水晶振動子を構成できる事は、言うまでもない。

また、本発明の水晶振動子は、前記水晶素子の周波数温
度特性を前記コンデンサの容量の温度特性を利用して改
善したものであってもよい。

発明の効果以上の説明の様に、本発明の水晶振動子によって、従来
は、水晶振動子の外部に配置されていた発振回路の容量
素子つまり、コンデンサを容易に内蔵する事ができる為
、前記の容量素子のスベースが省け、電子部品の高密度
実装化を実現できる。

また、ユーザーにおいての部品点数が減少し、回路とし
ての信頼性の向上にも寄与するものである。

さらに、従来は、プリント基板に実装後、可変コンデン
サにて発振周波数を微調整する工程が必要であったが、
周波数精度が向上した本発明の水晶振動子を用いると、
前記調整工程が不要となるとともに前記可変コンデンサ
を取り除ける等、その産業上の価値は大なるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ、ｂは、本発明の水晶振動子の一実施例を示す
平面図及び正面図、第２図は、本発明の水晶振動子の結
線図、第３図ａ、ｂ、ｃ、ｄは、本発明の水晶振動子に
用いるコンデンサの一実施例を示す平面図、正面図、下
面図及び側面図、第４図、第６図及び第６図の各ａ、ｂ
は、本発明の水晶振動子に用いるコンデンサの各々他の
実施例を示す平面図及び正面図、第７図及び第８図の各
ａ、ｂは、本発明の水晶振動子の各々他の実施例を示す
平面図及び正面図、第９図及び第１０図の各ａ、ｂは、
本発明の水晶振動子に用いる気密端子の各々他の実施例
を示す平面図及び正面図、第１１図、第１２図、第１３
図、第１４図、第１６図及び第１６図の各ａ、ｂ、ｃは
、本発明の水晶振動子に用いる水晶素子の各々他の実施
例を示す平面図、正面図及び側面図、第１７図ａ、ｂは
、従来の水晶振動子の例を示す正面図及び側面図、第１
７図Ｃは、従来の発振回路の構成例を示す図である。１・・・・・・水晶素子、７・・・・・・コンデンサ、
１ｏ・・・・・・ベース、１２・・・・・・気密端子、
１３　、１３’・・・・・・リード線、１４・・・・・
・アース端子、１７・・・・・・水晶振動子。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名／、
３’　　／４　　／３与　剣第７図第１１図ｖＪ１２図第１３図第１４図第１５図４２　　４３　　　、ｉ２第１６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）金属製のベースにリード線を貫通した気密端子を
用いた水晶振動子において、コンデンサを内蔵し、且つ
アース端子を前記ベースに電気的に接続したことを特徴
とする水晶振動子。
（２）コンデンサが、２個のコンデンサを一体に形成し
たものであることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
記載の水晶振動子。
（３）コンデンサが、位置決め用の貫通孔または窪み或
は、貫通孔及び窪みを有する事を特徴とする特許請求の
範囲第１項または、第２項に記載の水晶振動子。
（４）水晶素子が、主面を面取り加工或は、曲面加工し
たものであることを特徴とする特許請求の範囲第１項、
第２項または、第３項に記載の水晶振動子。