JPS594545A

JPS594545A - エア−吸引式シ−ト材吸着装置

Info

Publication number: JPS594545A
Application number: JP11446782A
Authority: JP
Inventors: Toshiki Nishibori; 西堀　敏樹; Hiroshi Kamata; 鎌田　広
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1982-06-30
Filing date: 1982-06-30
Publication date: 1984-01-11
Also published as: JPH0115452B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は複写用紙、転写用紙、読取原稿等のシート利を
給紙する装置に関し、特に複写機、電子ファイル、ファ
クシミリ、印刷機等において積載されたシート材を一枚
づつ確実に給紙するために供するシート材をエアー吸引
するエアー吸引式シート材吸着装置に関する。

従来、給紙台板上に積載されたシート状の用紙又は原稿
等のシート材を一枚づつ所定の位置まで給紙する装置と
しては、積載されたシート材と対向して給紙ローラを設
け、該給紙ローラを回転させることでシート材を一枚づ
つ給紙するものが一般的であり、幅広く利用されている
。

この給紙ローラを用する装置は、ローラの摩擦を利用し
て一枚給紙を行っている。そのため、シート材（原稿）
を傷め易い、シート材の表面等を汚す、表面摩擦係数の
低いアート紙やツー１−紙に対しすべりを起こし易い、
さらに紙粉やローラ材質の経時変化が原因となる摩擦係
数の低下による給紙ミスを発生し易い等、多くの欠点を
有している。

そこでこれらの欠点を解消するためｊｐ（エアー吸引を
利用Ｉ−シ一部材を吸着し、この吸着シート拐を搬送す
る装置が種々提案されるようになった。

このエアー吸引を利用した装置は、底面にエアー吸引口
を設けたシート材吸着部と、負圧室を内部に備えるサク
ションエアーケーシングと全連結し、給紙台板上に積載
された複数枚のシー）４Ｊの最上位シート材を上記シー
ト柑吸着部の底面で吸着しており、その吸着されたシー
ト材を搬送する構成である。

しかし、上記のようなシート材吸着装置は、特にシート
材間吸着力が強いシート４１の場合には吸着不良を生じ
る。即ち、シート月間の吸着力が強いため、シート材の
自動と合せ、その合力がジートイ可吸着のための吸引力
を上回り、シート部利を引きトげることが出来なくなる
。

そのため、給紙台板上のシー１−利の一部をシート押え
部材により加圧し２、シート利先端部を上方へ押し」二
ばてさばくように構成したものが提案されている。

しかし、従来のこれらの装置においては給紙台板が剛体
であるため、給紙台板上のジートイ１が少数になったと
き、シート部利先端を上方へ押し上げる効果が発揮でき
ないという問題点がある。

本発明は上述の欠点に鑑み、吸着不良を生じることのな
い、確実なる吸着を可能にしたシート材吸着装置を提供
することを目的と１．でいる。また本発明はノー１−材
吸着部とシート材との間隔を精度よく配置せずとも、吸
着動作を確実に行うことができる装置を提供することを
目的としている。

」二記の目的を達成するため、本発明は給紙台板上に積
載されたシー１−材をシート相吸着部に形成された吸引
口よりエアー吸引することで吸着するエアー吸引式シー
ト材吸着装置において、」二記の給紙台板のシート材吸
着部と対向する位置に弾性部材を設けるように構成され
ており、このような構成により本発明は、前記のシート
材吸着部の底面エッヂと前記の弾性部利との間にシート
月を挾んだ形でシート村上部を加圧することにより、給
紙台板上のシート材が少数になった場合でも、シート材
先端部をさばき、各シート材間にエアーを流入しやすく
することによって、シーＩ・材間吸着力を弱めるように
成されている。

更に本発明の実施例によれば、シート部利を確実に吸着
するため、吸着動作を吸着するまでシート林間の吸着力
を弱めるために複数回移り返すことを特徴としている。

吸着動作の繰り返しは、シート材の吸着を検知する手段
から検知有無信号を基に行って贋る。

寸だ本発明の実施例によればシート桐吸着部を、負圧室
と連結する際にフレキシブルダクトを介「７て連結（−
５」二記吸着部に自由度を持たせ、シート材との間隔が
均一でなくとも、確実にシート村上部を加圧することに
より、確実なる吸着を可能にしている。

以下本発明の一実施例を示した図面に従って、本発明の
エアー吸引式シート材吸着装置を詳細に説明する。

第１図及び第２図は、本発明におけるエアー吸引式シー
ト材吸着装置を示す側断面図、第３図は給紙台板の略斜
視図、第４図はシート材吸着装置の略全体を示す背面図
、第５図はシート材吸着部における吸引口の一例を示す
底面図、第６図は本発明の動作説明に供する説明図、第
７図は本発明の吸着動作にかかる回路構成図である。

図中１は第１図及び第２図に示す様に、負圧室２を内部
に備えるサクションエアーケーシング（以下空傑吸引箱
体と称す）であり、その下部に柔軟性、耐久性に優れた
、例えば布入りゴム引布で構成されているフレキシブル
ダクト（以下ダクトと記す）３全介して、底面に複数の
エアー吸引口６を有するシート材吸着部５を連設してい
る。

ダクト３の各々の端部ば、空気吸引箱体１の内面及びシ
ート材吸着部５の側板５−１の内面に、各々固定部材４
にて固着されている。ダクト３は図に示す如く変形可能
な様に蛇腹状に形成してもよいが、伸縮自在の部材で形
成し長さが変化するものであってもよい。

シート材吸着部５け、ヌプリンク等のテンション部材８
によって常に下向きの力で引張ら力、でいる。テンショ
ン部材８は、一端がコ字状のテンションアングル９の上
部に固定され、他端がコ字状ヌトツパアンクル７の下部
に固定されている。テンションアング／Ｌ／９は、シー
ト材吸着部５を形成する側板５−１に固定されており、
上記ス）７パアンクル７は空気吸引箱体１に上部が固定
されている。まだ、もう一方のテンション８利８は、ス
ライド軸１４に摺動自在に設けられたスライダ１５に一
端が固定され、スライダ１５の下限への摺動を規制する
スライダス１−ｙｚｊｌＱに他端が固定されている。即
ち、両テンション部材８の伺勢カにより、コ字状のテン
ションアンス）ｖ９のｆ片カストツバアンクル７の下片
及び、スライダ１５とスライダストッパ１ｏとの各４の
当接位置まで常にシート材吸着部５が下方向へ引張られ
ている（第１図の破線図参照）。尚、４二記スライド軸
１４の一端は、上部の空気吸引箱体１の一側板に固着さ
れて−る。

また、上記スライダ１５には、回転軸１２にベアリング
１１を介して矢印Ａ方向に回転自在に回転用アングル１
３が軸支されており、該回転用アンス／Ｉ／１３は、上
記シー１−月吸着部５の側板５−１に固定されている。

従って、シート部利吸着部５は、ダクト３が実線の如く
変形し得ることがら、スライド軸１４に沿って図示する
り■１隔ｌの長さの範囲で矢印Ｂ方向に上下動できる自
由度を有している。

また、回転軸１２を中心に４の範囲内でシート利吸着部
５が回動される。

図中４０は給紙台板を示Ｌ２、符号７ｏけ給紙台板４０
上に設けられた、例えば発泡状ゴム、フオーム状の椿１
脂より成る弾性部材を示している。

次に第２図において、最上位シート材を押圧するための
圧力ローラの構成について説明する。

図中１６は１Ｔカローラである。この匡カローラ１６は
、アングル４３に支持された軸１８の捷ゎりをベアリン
グＩ７を介して回動自在に設けられている。上記アンス
／ｌ’４３け、空気吸引箱体１の後部に設けられた軸受
部材２ｏを貫通した上下動自在のスライダ２１の端部に
固着されている。スライダ２１の」二端部は、回転軸２
８に取着したアーム２２の一端が係合する保合片２１ａ
が設けられている。また、回転軸２８に取着したアンク
ル２３の一端は、ソ１／ノイド２５に連結したうｙｆ２
６に係合［７ている。上記ソレノイド２５のオン。

オフ動作は、ラッチ２６を介してスライダ２１ｆ間隔ｌ
′の範囲で上下動させる。ソレノイド２５のオン時には
圧）Ｊローラ１６は、４′　だけ上方向に移動でさる。

上述の構成からソレノイド２５によって圧力ローラ１６
を間隔ｅ′　だけ上下動することができる。

壕だ、第３図において、弾性部材７ｏは給紙台板４０上
のシート原稿吸着部５と対向する位置に横手方向全面に
渡って取着されている。

また、第４図において符号３３は、シート利吸着装置全
体を駆動、特に回動させるためのモータである。このモ
ータ３３はモータ取イイアンクＩＬ／３７に取着されて
いる。符号２９は空気吸引箱体ＩＫ直結された合板であ
り、この台板２９の下部には駆動軸３６と一体の支持部
４ｆｌ’　３０が取着されている。駆動軸３６は、モー
タ取付アンス／ｖ３７の上部に固定なれた、支持部材３
１に設けられている図示しないベアリングの輔受部を貫
通している。

寸だ上記駆動軸３６ば、モータ３３の回転軸に設けられ
たウオーム３４と、駆動軸３６に固着されたウオームホ
イール３５との噛合により、モータ３３からの回転力が
伝達される。尚、符号３２は図示しないサクションプロ
アと空気吸引箱体１とを連結する可撓性のダクトを示し
ている。

上記モータ３３け、第７図に示すスピードコントロール
回路６１にて制ｇ１駆動される。該スピードコントロー
ル回路６１け、シート材吸着部５の吸着動作後、回動指
令信号に基いて、上記モータ３３を回転させ、シート材
吸着部５を回動させている。また、スピードコントロー
ル回路６１ば、モータ３３を徐々に加速しながら回転制
御しており、’ｙ−）−打設盾部５を徐々に加速（２て
上昇させる。更に後に説明するシート材吸着検出回路６
２にて吸着されるシート材が検出さね、なければ、この
信号にてスピードコントロール回路６１はモータ３３を
逆転させ、シート材吸着部５を元のもγ置に復帰させ、
吸着動作を繰り返す。

続いて第５図においてシート拐吸着部５の吸引口６につ
いて説明する。

図に示す様に吸引口６は、ジートイ′；３吸引部５の底
面に用紙サイズの端部近くに対向して設けられた複数の
大きな吸引口６ａと、その間に設けられた複数の小さな
吸引口６ｂとがらなっている。また、大き々吸引ロ６ａ
の左側の左横には、更に複数の小さな吸引口６ｃを設け
ている。この小さな吸引口６ｃは、Ｂ５　又はＢ、サイ
ズのシート材だけでなく、Ａ４又はＡ３サイズのシート
材をも含めて同様にたるみなく吸着するために設けたも
のである。尚、Ａ３又はＢ４は、短手方向を、Ｂ５又は
Ａ４は長手方向を各々対応させている。

上記吸引口６は、第７図に示す吸引力制御回路６βにて
エアー吸引する吸引力が制御さね、る。吸引力制御回路
６３は、サクションブロア等ノ回転制御を行うことで、
その吸引力を制御しており、吸着指令に基いてエアー吸
引口６を介して行う。

また、シート材吸着検出回路６２より、シート材の非検
出信号を入力すると、吸着動作を再度行うための吸着処
理繰り返しのための信号を出力する。

この時、吸引力制御回路６３は」二記非検出信号を、例
えばカウンタ等を設けて計数しており、該計数値が一定
数に達すれば、吸引力を強めて、吸着動作の繰シ返しを
行う。

次に上述の如く構成された本発明のエアー吸引式シート
材吸着装置についてその動作を第６図及び第７図に従っ
て説明する。

まず、第６図において、符号３９は矢印Ｃ方向に上下動
自在に設けられた給紙台板４０の上部に積載された多数
のシート材を示し、４２は搬送されるシート材のガイド
板を示し、４１は待機状態にあるシート材搬送装置を示
す。

この装置では、搬送しようとするシート材が薄い場合と
厚い場合とで吸引力を変えるだめのモード設定が行われ
る。シート材が薄い場合、多数のシート材を一度に吸引
しない吸引力に、シート材が厚い場合にはそのシート材
を吸着し得る吸引力に各々設定される。即ち、第７図に
示す吸引力制御回路６３は、例えば薄いシート材の場合
、そのモード設定により厚手シート材の場合に比べて吸
引力を小さくすべくサクションブロア等を制御する。こ
れにより、吸引力を弱められてシート材吸着部５にで薄
手のシート材の吸着動作が行われる。

今、第６図（ａ）において、シート材の給送開始を指示
する信号が出力されると、給紙台板４０はその上に積載
されているシート材３９の最上位シート材３９′　が、
シート材吸着部５の底面と圧力ローラ１６とをある程度
押し上げる位置まで矢印Ｃ方向に上昇している。

このとき、シート材吸着部５の底面エッヂはテンション
部材８によって下向きの力が伺勢さ力、でいるため、弾
性部材７０との間にシート材３９を挟んだ形で加圧する
。この力によって弾性部材７０がシート材と共に変形し
、シート材３９の先端部が上方へ押し上げられてさばか
れることに々る。

このようにシート部利吸盾部５の底面エッヂと弾性部材
７０との間にシート材を挾んだ形で加圧することにより
、たとえ給紙台板４０上のシート材３９が少数になった
ときでも、シート材先端部をさばくことが出来、従って
各シート材間にエアーが流入（２、シート材間の吸着力
を弱めることが出来る。

このような動作により、特に帯電等によるシート月間吸
着力の強いシート材を一枚づつ剥離し、シート材の吸着
ミス、電送等そ防止することが可能となる。しかし、こ
のとき、も１−給紙台板４０の停止Ｆ位置が正規の位置
に対し誤差を有すると、フレキシブルダクト３０作用に
よって補正される。

即ち、第１図に示すようにフレキシブルダクト３によっ
てシート材吸着部５は空環吸引箱体１に対１、て最大ｌ
の喝さ分だけ上下動自在で１つ、その範囲内で回動自在
の構造であるから、そのｌの長さ以下の誤差であれば、
シート材吸着部５の底面エッヂはシート材３９を加圧す
ることになる。

なお、この状態においては、シート材３９は圧力ローラ
１６によって加圧された状態にある。

以上の様にしてシート材３９が吸着されると、続いて第
６図（ｂ）の動作を行う。この動作は第６図（ａ）の状
態から装置全体を矢印Ｅ方向に回転させることである１
、この回転は、吸引動作を維持したままで圧力ローラ１
６の下部と最上位シート月３９′　　との接触点を支点
として、モータ３３（第４図参照）ｆｆ：駆動すること
で行う。この場合ヌピードコントロール回路６２は、シ
ート材吸着部５を徐々に加速１〜ながら回転上昇させる
。即ち、スピードコントロー／Ｉ／同賂６２はモータ３
３の速度制御を行い、その回転速度を徐々に上げている
。

上記シート材吸着部５け、図示されていない位置検出手
段によって所定の位置、即ちシート材搬送位置に達した
ときに回転が停止される。この時、シート打設盾部５ば
、第６図（ｂ）に示す位置に保持される。

この様に加速度を徐々に増しながら回転−上昇させるこ
とで、最上位シート材３９′　と次位シート利との間に
エアーが流入しやすくなり、両者の分離を容易にできる
。また徐々にシート材吸着部５を加速して上昇させるた
め、吸引口６に吸引されているシート材３９′　　との
間にエアーが流入するのを抑えることができ、吸引力の
低下による吸着ミスを防止できる。即ち、吸引されてい
るシート月３９′　を急に引き上げれば、該シート資材
３９′が吸引口６より離れようとする力が大きく作用し
、エアーが流入しやすくなり吸着ミスを多発する。

これをスピードコントロール回路の制御により、徐々に
加速することで防出できる。

次に第６図（ｂ）の状態で、もし最上位シート材３９′
がシート材吸着部５の吸引口６に吸着されていなければ
、第７図に示すシート材吸着検出回路６２がそれを検出
する。このシート材吸着検出回路６２は、吸着有無を検
出し、これに基いて上述の＠着動作を繰り返すものであ
る。また該回路は、例えばサクションブロアの負荷電流
の変化を検出し、これによりシート材３９が吸引口６に
吸着されたか否かを判別している。例えばサクションブ
ロアの負荷電流が大きくなれば、シート材が吸着部５に
吸着されたものとして検出される。

この様な検出手段でなく、シート利吸着部５にシート材
の吸着有無を検出するマイクロスイッチ又は光学的検知
手段を設けて検出してもよい。

そこで、第６図（ｂ）の状態で上記シート材吸着検出回
路６２が、シート材の吸着を検出していなければ、（非
検出信号を出力すれば）上述と同様の吸着動作を繰り返
す。即ち、上記非検出信号が出ノｊされれば、例えば吸
引力制御回路６３が、それを計数すると共にスピードコ
ントロール回路６１に吸着動作繰り返しのための信号を
出力する。そのため、モータ３３が逆転され第６図（ａ
）に示す位置にシート材吸着部５を復帰させる。そして
、吸引力制御回路６３ば、再度吸引口６よりエアー吸引
を行い吸着動作を繰り返す。上述の吸着動作を繰り返し
、これを一定の回数繰り返Ｉ−でもシート材３９を吸着
できなければ、検出回路６２ばその旨の非検出信号を出
力する。この信号にて、吸引力制御回路６３が一定数を
計数し、吸引力を強くし再度吸着動作を繰り返すべく指
示する。この吸引力を強くした状態で吸引動作を複数回
繰り返し、それでも吸着できなければ、直ちに全動作を
停止にさせる。これと同時にアラーム回路６４を駆動し
吸着できないことを報知する。

また、第６図（ｂ）の状態では圧力ローラ１６は、矢印
Ｇ方向へ若干移動するが、シート材３９の一定の圧力で
加圧している。そのため、万一吸着されたシート利が複
数枚であると、圧力ローラ１６の加圧の効果でシート材
の腰がより強く作用する。

従って、上記圧力ローラ１６の加圧力がシート材間の吸
着力に打ち勝って、吸着されているシート材の次位以下
のシート材を落下させる。そして落下したシート材は、
圧力ローラ１６の加圧効果により、ずれることなく元の
位置（定位置）にもどる。

一方、上述のように［−で最上位シート材３９′が正し
く吸着された後、何らかの原因で吸着されているシー１
−材が落下すると、その落下を上記シート部利吸賄検出
回路６２が検出する。これにより、再度第６図（ａ）、
（ｂ）の動作を繰り返す。

尚、シート材吸着部５は、エアー吸引口６によってシー
ト材の吸着が行われているが、第５図に示すエアー吸引
口の形状から、シート材の中央部は、小さな吸引口６ｂ
によって吸着されている。

このため、吸着されたシート材の中央部は、たるむこと
はない。この第５図において、シート材のサイズがＡ４
又はＡ３であれば、−側端が大きな吸引口６ａよりはず
れるが、その部分に小さな吸引口６Ｃを設けていること
から、シート材の一側端部もたるむこと々く安定して吸
着される。また、Ｂ５又はＢ、サイズのシート材であれ
ば、小さ々吸引ロ６Ｃにシート材が対向しないことにな
るが、該吸引口６Ｃの総面積は、その部分からのエアー
流入に凄る吸引力の低下分を考慮し７て、それらのシー
ト材を吸着するのに必要な吸引力を下回らないように設
定している。

以上の様にて、最上位シート祠３９′が吸着されると、
次にそのシート材の先端をシート利搬送装置４１がかみ
込んで第６図（ｃ）に示すように矢印Ｈ方向への搬送を
開始する。この搬送を行うとき、吸引動作と圧力ローラ
１６による加圧が搬送の妨げとなる。そのため、吸引動
作を停止１−すると共に、圧力ローラ１６はソレノイド
２５が駆動されることで、Ｇ方向へ引きにけられる（第
２図参照）。この結果、負荷が全くない状態でシー１−
４Ｒを傷めることなく、スムースに搬送することができ
る。

第６図（ａＬ　　（ｂ）、　　（ｃ）に示す上記の動作
を繰り返すことによって、積載さね、たシート材を順次
搬送していくことができる。この様な搬送の繰り返（７
で最上位シート材の面が徐々に低下［７ていくことにな
る。しかし、シート材の面が低下しようともフレキンプ
ルなダクト３０作用により、シート材吸着部５の底面エ
ッヂは常にシート材を加圧することが出来る。

以上の様に本発明のシート材吸着装置によれば、シート
伺吸着部の底面エッヂと給紙台板Ｊ二ＶＣ設けられた弾
性部拐の間にシート材を挾む形で加圧するため、シート
材先端部をさばくことが出来、各シート８利間にエアー
が流入１．シート月間の吸着力を弱めることが出来、吸
着ミスを防止する効果が犬である。

更に本発明の実施例によれば、シート材吸着部に吸着力
れたシート材の有無全検出１−１この検出特に非検出に
基いて、吸着動作を繰り返すものであるから、シー１−
イン間の吸着力が非常に強い場合でも、複数回に渡って
シート材をさばくことが出来、吸着ミヌを非常に少くす
ることが出来る。

また更に、本発明の実施例によればシート材吸着部を変
形自在又は伸縮自在なダク１−を介して負圧室に連結し
ているため、シート打設着部エッヂによりシート材を常
に加圧することが出来、上記の吸着ミ４防止に大きく貢
献できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明におけるシート材吸着装置を
示す側断面図、第３図は本発明における給紙台板の略斜
視図、第４図は本発明のシート祠吸着装置の略全体を示
す背面図、第５図は本発明にかかるシート材吸着装置の
吸引口の一具体例を示す断面図、第６図（ａ）、　（ｂ
）、　（ｃ）は本発明の動作説明に供する説明図、第７
図は本発明における動作回路説明図である。１・・・空気吸引箱体（サタンヨンエアーケーシング）
、　２・・・負圧室、　　３・・・フレキシブルなダ／
）、　　５・・・シート用紙吸着部、　　６・・・エア
ー吸引口、　　３３・・・モータ、　　３９・・・シー
１−用紙、４０・・・給紙台Ｌ　　６１・・・スピード
コントロール回路、　　６２・・・シート用紙吸着検出
回路、６３・・・吸引力制御回路、　　７０・・・弾性
部材。代理人　弁理士　　福　士　愛　彦（他２名）第１図第６図第　７図

Claims

【特許請求の範囲】

１、　給紙台板上に積載されたシート拐をシート利吸着
部に形成された吸引口よりエアー吸引することで吸着す
るエアー吸引式ンー１−打設着装置において、上記給紙
台板上のシート材吸着部と対向する位置に弾性部拐を設
けたことを特徴とするニアー吸引式シート材吸着装置。