JP2000198557A - エア―吸引式の給紙搬送装置 - Google Patents

エア―吸引式の給紙搬送装置

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JP2000198557A
JP2000198557A JP11003310A JP331099A JP2000198557A JP 2000198557 A JP2000198557 A JP 2000198557A JP 11003310 A JP11003310 A JP 11003310A JP 331099 A JP331099 A JP 331099A JP 2000198557 A JP2000198557 A JP 2000198557A
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JP11003310A
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Masao Otsuka
正雄 大塚
Hiroshi Kusumoto
弘 楠本
Yukio Hashimoto
幸雄 橋本
Toshikatsu Tsukamoto
敏勝 塚本
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Kyocera Document Solutions Inc
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】給紙搬送不良がなく、かつ安価で高性能なエア
ー吸引式の給紙搬送装置を採用する画像形成装置を提供
する。 【解決手段】エアー吸引式の給紙搬送装置を採用する画
像形成装置の制御面、構成を工夫するなど周辺技術を改
良すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリなどに係り、特に電子写真方式の
技術を用いた印刷装置のエアー吸引式の給紙搬送装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は爪分離方式、フリクションパッド
方式、ゲート方式などの給紙搬送装置が提供されている
が、いずれも紙詰まりや重送が多発するおそれがあり、
また給紙ローラが摩耗するため耐久性においても問題が
あった。そこで各社とも高速印刷が可能な装置にはエア
ー吸引式の給紙搬送装置を提案している。このエアー吸
引式の給紙搬送装置は、基本的には、複数のシート状の
用紙を積載できる用紙積載手段と;前記用紙積載手段の
用紙積載板を昇降する用紙積載板昇降手段;吹き付けフ
ァンとダクトにより構成され、前記用紙積載手段に積載
された用紙を、用紙搬送方向の下流側から空気を吹き付
ける用紙吹き付け手段と;少なくとも2つのローラと、
前記少なくとも2つのローラにほぼ等間隔に掛け渡さ
れ、前記用紙積載手段に積載された用紙の用紙搬送方向
下流側の上面に面した複数の給紙搬送ベルトと、吸引ダ
クトの一部とで構成される給紙搬送ユニットと;前記給
紙搬送ベルトを回転移動させるために前記ローラの少な
くとも1つを駆動するローラ駆動手段と;吸引ファン
と、吸引ダクトの一部により構成され、前記給紙搬送ベ
ルトが前記用紙積載手段に面しているそれぞれのベルト
同士の間から、前記用紙積載手段のシート状の用紙の最
上部の用紙を、用紙の搬送方向の下流側の上面から吸引
する用紙吸引手段と;用紙積載板昇降手段、用紙吹き付
け手段、用紙吸引手段、ローラ駆動手段のシーケンスを
制御する制御手段;を有する構成をとっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれだけでは以
下で説明していくようなさまざまな問題をかかえてお
り、実用上周辺技術の開発や制御方法の工夫が望まれて
いる。
【0004】従来のようにプリントキー操作による信
号、もしくは給紙命令信号をトリガーにして前記用紙吸
引手段の吸引ファンを作動した場合、用紙吸引手段の吸
引ファンは、ファンが作動し始めてから用紙を吸引する
ために必要な吸引力を得るまで時間がかかり、最初の1
枚目を給紙するときには吸引力が低いため給紙不良が発
生していた。また吸引ファンの作動命令から所定の時間
後に給紙を開始する場合は、最初の1枚目を給紙するの
に待たされるという問題があった。さらに常に吸引ファ
ンを作動させたままでは、エネルギーの消費量、騒音が
問題となる。
【0005】その他、用紙積載板昇降手段の用紙積載板
を上下する機構が、ワイヤーやプーリ、それらを駆動す
るモーターを必要とし、装置が大がかりになりコスト高
であった。
【0006】エアー吸引式の給紙搬送装置の用紙吸引面
と前記用紙積載手段に積載されている用紙の最上面の距
離、用紙吸引手段の吸引力、用紙吹き付け手段の空気の
風量などのさまざまな設定条件は用紙積載手段に積載さ
れた用紙と用紙の摩擦力を基準に考えているが、用紙積
載手段に積載された用紙と用紙の摩擦係数と最後の1枚
の用紙と用紙積載板の摩擦係数が違うため、最後1枚の
用紙で紙詰まりや給紙ミスが発生することが多かった。
【0007】給紙搬送ベルトの用紙に面している面と用
紙積載手段の最上部の用紙の面の距離が所定の距離より
離れていると、用紙吸引手段の吸引力が伝わらずに給紙
不良を起こしやすくなり、所定の距離より近すぎると用
紙吹き付け手段の空気が用紙搬送方向上流側の奥まで伝
わり難くなり、さらに給紙搬送されている用紙に次に給
紙される用紙が引きずられるなどし、これも給紙不良の
原因となっていた。
【0008】用紙吹き付け手段の吹き付け口からの空気
の流れと用紙吸引手段の用紙吸引口の空気の流れがお互
い増補しあうと、その空気流れの力が増補しあう部分の
空気の流れが強くなり局所的な力が用紙に加わり紙詰ま
りや給紙ミスが発生することが多かった。このためお互
いの空気の流れを干渉させてはいけない。しかし用紙吸
着手段と空気吹き付け手段が有効に且つ広い面積にわた
って均一に能力を発揮するために、用紙の吸引口も空気
の吹き付け口もできるだけ大きなものを必要とし、さら
に前記用紙吸引手段は用紙を用紙の搬送方向の下流側の
上面から吸引し、前記用紙吹き付け手段は用紙を用紙の
搬送方向の下流側から空気を吹き付けるためにお互いの
位置関係が非常に近く、上記問題を解決することは困難
であった。
【0009】空気による吸引、吹き付けなどで用紙をさ
ばくため、用紙積載手段に積載された用紙の最上部の用
紙が用紙搬送手段に受け渡される過程において、どうし
ても斜め給紙などの不具合が生じやすかった。そのため
用紙積載手段に積載された用紙の最上部の用紙が用紙搬
送手段に受け渡される過程で用紙の動きを用紙の搬送方
向から見て幅方向の動きを規制する手段を設ける必要が
あるが、用紙の補充や紙詰まりの処理の際には邪魔にな
るため、充分な大きさの規制手段を設けることができな
かった。
【0010】エアー吸引式の給紙搬送装置といえども重
量の重い用紙や腰の強い用紙の給紙搬送は苦手にしてお
り、これらの用紙を給紙搬送した場合に給紙不良や搬送
不良が多発していた。等々の問題を解決する必要があ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するために、第1の発明として、エアー吸引式の給紙
搬送装置において、プリントキー操作以前に発生する信
号をトリガーにして前記吸引ファンを始動する。
【0012】また本発明は、第2の発明として、第1の
発明に係る画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬
送装置において、原稿が置かれたことを検知する原稿検
知手段;画像形成装置に人が近づいたことを検知するオ
ペレータ検知手段;受信データを検知する受信データ検
知手段;プリントキー以外のキー操作をしたことを検知
するキー操作検知手段の少なくとも1つを備え、その信
号をトリガーとして前記吸引ファンを始動する。
【0013】さらに第3の発明として、第1または第2
の発明に係る画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙
搬送装置において、プリントキー操作以前に発生する信
号がトリガーにならなかった場合、プリントキーの操
作、もしくは給紙命令信号をトリガーとして給紙ファン
を始動する。
【0014】第4の発明として、画像形成装置における
エアー吸引式の給紙搬送装置において、用紙積載板昇降
手段は、用紙積載板と少なくとも1つのバネで構成さ
れ、当該バネは用紙の重量に抗しながら用紙を前記用紙
搬送手段側に付勢しており、当該バネの付勢する力と当
該用紙積載板の重量及び当該用紙積載板に積載された複
数の用紙の重量による力は、当該用紙積載板に積載され
た複数の用紙の枚数に関わらず、常に当該用紙積載板に
積載された複数の用紙の最上部の用紙が前記給紙搬送ベ
ルトの給紙面から所定の距離にあるときに釣り合ってい
る。
【0015】第5の発明として、画像形成装置における
エアー吸引式の給紙搬送装置において、用紙積載手段
は、複数の孔を有する用紙積載板と、用紙積載板移動手
段と、ダクト及びファンで構成される最終用紙吹き付け
手段で構成され、最終用紙吹き付け手段が、用紙積載板
の孔から最終用紙を給紙搬送ユニット側へ押しつける方
向に空気を吹き付ける。
【0016】第6の発明として、画像形成装置における
エアー吸引式の給紙搬送装置において、給紙搬送ユニッ
トを、用紙積載手段に積載されている用紙と離接させる
給紙搬送ユニット離接手段、前記給紙搬送ユニット離接
手段を制御する離接制御手段、前記用紙積載手段に積載
されている用紙と、前記給紙搬送ユニットが接している
か否かを判別する離接判別手段を有し、前記搬送ユニッ
トが前記用紙積載手段の用紙から接していない状態から
接する状態まで移動させ、前記離接判別手段が前記給紙
搬送ユニットと用紙が接していると判別したとき、その
位置から所定の距離だけ前記給紙搬送ユニットを前記用
紙積載手段の用紙から離す制御を行う。
【0017】第7の発明として、画像形成装置における
エアー吸引式の給紙搬送装置において、空気吹き付け手
段の複数の空気吹き付け口は、用紙吸引手段の複数の吸
引口とは用紙の搬送方向から見て重ならない位置に設け
られ、前記複数のベルト同士の間から覗いている前記複
数の吸引口のそれぞれの形状は、用紙搬送方向上流側が
広く下流側に行くに従い狭くなっている。
【0018】第8の発明として、画像形成装置における
エアー吸引式の給紙搬送装置において、用紙積載手段は
用紙の動きを用紙の搬送方向から見て幅方向の動きを規
制する用紙規制板と、用紙規制板退避手段とを有し、か
つ前記用紙積載手段は用紙の出し入れ及び紙詰まり処理
の際の作業ができる程度に用紙の水平方向に所定の範囲
で可動であり、前記用紙規制板退避手段は、前記用紙規
制板を前記用紙用紙積載手段が水平方向に移動する際に
は周囲のものと干渉しない程度に退避させる。
【0019】第9の発明として、画像形成装置における
エアー吸引式の給紙搬送装置において、給紙搬送ユニッ
ト退避手段を有し、用紙積載手段は用紙の動きを用紙の
搬送方向から見て幅方向の動きを規制する用紙規制板を
有し、かつ前記用紙積載手段は用紙の出し入れ及び紙詰
まり処理の際の作業ができる程度に用紙の水平方向に所
定の範囲で可動であり、前記給紙搬送ユニット退避手段
は、前記用紙積載手段が水平方向に移動する際には、前
記給紙搬送ユニットを周囲のものと干渉しない程度に退
避させる。
【0020】第10の発明として、画像形成装置におけ
るエアー吸引式の給紙搬送装置において、搬送ユニット
の用紙搬送方向上流側ローラの軸に給紙ローラを設け、
用紙積載手段が爪分離方式の用紙積載手段である。
【0021】第11の発明として、画像形成装置におけ
るエアー吸引式の給紙搬送装置において、給紙搬送ユニ
ットの用紙搬送方向下流側のローラの軸に搬送ローラを
設け、前記搬送ローラに搬送路を介して対向する位置に
従動コロを設ける。
【0022】
【発明の実施形態】エアー吸引式の給紙搬送装置を用い
た画像形成装置の基本的な構成及び各構成の動作を図1
に基づいて説明する。
【0023】用紙積載手段1は、用紙積載板11、用紙
センサー12、枠体13で構成され、当該用紙積載板1
1には複数のシート状の用紙が積載されており、さらに
当該用紙積載板11は前記枠体13の中で水平な姿勢を
維持しつつ上下方向に可動である。前記用紙センサー1
2はフォトセンサなどを用い、前記用紙積載板11に積
載された用紙の有無を検知し、前記用紙積載板11に設
けられている。
【0024】用紙積載板昇降手段2は、モータ211,
212、駆動プーリ221,222、ワイヤ231,2
32、アイドルプーリ241,242で構成されてお
り、給紙の際には前記用紙積載手段1に積載されている
用紙の最上部の用紙の上面と給紙搬送ユニット4の用紙
を吸引する部分の距離を所定の距離に維持するように制
御される。当該所定の距離とは用紙吹き付け手段3の風
量及び用紙吸引手段5の吸引力、1枚あたり用紙の重
量、用紙サイズ、用紙同士の摩擦係数などのさまざまな
関連パラメータによって決まるが、用紙P1が給紙搬送
されているときに、当該用紙P1と次に給紙される予定
の用紙P2の摩擦力により当該次に給紙される予定の用
紙P2が動き出さない程度に隔てた距離であり、かつ前
記用紙吹き付け手段3の風量及び用紙吸引手段5の吸引
力により用紙1枚を前記給紙搬送ベルト42の下面側に
吸着できる程度の距離である。また予め当該所定の距離
を設定しておき、その他の前記関連パラメータを決定し
ても良い。さらには前記用紙積載板昇降手段2は用紙補
給、紙詰まり処理の際には前記用紙積載板11を決めら
れた位置まで下降させるなどの役割も果たしている。
【0025】前記用紙吹き付け手段3は、吹き付けファ
ン31、吹き付けダクト32及び空気吹き付け口を介し
て、前記用紙積載板11に積載されている複数の用紙の
上の部分を用紙搬送方向の下流側から空気を吹き付ける
ことにより前記用紙積載板11に積載されている複数の
用紙の上の部分の用紙をさばいている。
【0026】前記給紙搬送ユニット4は、少なくとも2
つのローラ411,412と、前記少なくとも2つのロ
ーラにほぼ等間隔に掛け渡され、前記用紙積載板11に
積載された用紙の用紙搬送方向下流側の上面に面した複
数の前記給紙搬送ベルト42と、吸引ダクトの一部43
とで構成されており、また前記用紙吸引手段5は、吸引
ファン51と、吸引ダクト52により構成されており、
前記用紙吸引手段5の用紙吸引孔(図示していない)は
複数設けられ、かつ各々前記給紙搬送ベルト42同士の
間から覗いている。当該給紙搬送ユニット4と当該用紙
吸引手段5は、給紙の際には前記吸引ファン51の吸引
力を当該吸引ダクト52と、前記給紙搬送ユニット4の
吸引ダクトの一部43を介して前記用紙積載板11に積
載された複数の用紙のうち最上部の1枚を前記給紙搬送
ベルト42の下面に用紙を吸引し、さらに前記給紙搬送
ベルト42を回転移動させて用紙を搬送する際には用紙
を前記給紙搬送ベルト42の下面に吸着しつつ搬送し、
当該用紙が前記ローラ412にさしかかるとローラの曲
率分離及び重力の影響を受け前記給紙搬送ベルト42か
ら当該用紙は離れ以降の用紙搬送手段6へ受け渡す。
【0027】次に以上説明したエアー吸引式の給紙搬送
装置を採用する画像形成装置の基本的な動作を図2のフ
ローチャートを交えて説明する。
【0028】まず、S1では前記用紙積載板11に用紙
があるか否かを判断し、有ればS2に進み、無ければペ
ーパーエンプティーを表示し(S10)用紙の補充を要
求する。S2では、前記給紙搬送ベルトの下面と、前記
用紙積載板11に積載されている用紙の最上部の用紙の
上面の距離が所定の距離に設定されているか否かを判別
し、良ければS3に進み、所定の距離の範囲外であれ
ば、前記用紙積載板昇降手段2を駆動し所定の距離に設
定を行い(S11)、再び同ステップでの確認を行う。
次のS3では前記吸引ファン51が作動しているか否か
を確認し、さらに次の次のS4では前記吹き付けファン
31が作動しているか否かを確認する。いずれのステッ
プにおいてもファンが作動してる場合は次のステップに
進み、作動していないことを確認した場合はエラー(S
12,S13)となる。次のS5では用紙が前記給紙搬
送ベルト42の下面に吸引され、続いて前記給紙搬送ベ
ルト42を回転移動させて(S6)、用紙を給紙搬送路
6へ受け渡し(S7)、給紙搬送ベルトを停止する(S
8)。最後のS9では、次の印刷命令が有るか否かを判
別し、有れば再びS1に進み、無い場合は終了する。
【0029】各請求項に記載の発明の一実施形態が採用
される画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装
置を以下に詳しく説明する。
【0030】請求項1〜3に記載の発明を採用する第1
実施形態を図3に基づいて説明する。例えば、エアー吸
引式の給紙搬送装置を採用する画像形成装置が複写機の
場合を例にすると、まずオペレータが複写機の前に立
ち、原稿を所定の位置にセットして、複写枚数、濃度設
定、複写倍率などをオペレータが設定してから、最後に
プリントキーを押すことにより複写機は複写動作を行
う。この時オペレータが複写機の前に立ったことを赤外
線センサーなどにより検知するオペレータ検知手段が検
知し、この信号をトリガーに吸引ファンを始動する。ま
た同様に原稿が所定の位置にセットされたことを検知す
る原稿検知手段、さらに複写枚数、濃度設定、複写倍率
などをオペレータが設定するためにキー操作を行ってい
ることを検知するキー操作検知手段などの信号をトリガ
ーにして吸引ファンを始動する。
【0031】また、エアー吸引式の給紙搬送装置を採用
する画像形成装置がプリンタやファクシミリ装置、もし
くはその複合機である場合を例にすると、パソコンから
プリンタケーブルを介して受信データが送られてきたこ
とや、送信側ファクシミリ装置から公衆回線を介して受
信データが送られてきたことを検知する受信データ検知
手段の信号をトリガーにして吸引ファンを始動する。
【0032】さらに本件の構成では、何かのトラブルに
より、各検知手段で吸引ファンが始動しなかった場合に
は、プリントキー操作検知手段がプリントキーが操作さ
れたことをトリガーにして吸引ファンを始動する。
【0033】請求項4に記載の発明を採用する第2実施
形態を図4に基づいて説明する。この実施形態では、用
紙積載手段1の用紙積載板11がコイルバネ251,2
52により給紙搬送ベルト42方向に付勢されている。
バネの選定に際し、バネのバネ定数k(kg/m)は、
用紙1枚分の重さをA(kg)、用紙1枚の厚みをB
(m)、バネの本数をC(本)としたとき、k=(A/
B)/Cが適当であり、前記用紙積載板11に用紙がな
いときに、前記用紙積載板11の面と給紙搬送ベルト4
2の吸引面の距離を所定の距離になるように設計すれ
ば、前記用紙積載板11に積載された用紙の枚数に関わ
らず、前記用紙積載板11に積載された複数の用紙の最
上部の用紙の面と、前記給紙搬送ベルト42の面の距離
は所定の距離で常に一定に保たれる。
【0034】また、図5に示す第3実施形態では、用紙
積載板11を片持ちにして、当該用紙積載板11の用紙
吹き付け手段3側を自由端にしてコイルバネ253で給
紙搬送ベルト42方向に付勢し、当該用紙積載板11の
固定端側はヒンジ26を用いることにより回動可能とな
っている。
【0035】請求項5に記載の発明を採用する第4実施
形態を図6に基づいて説明する。用紙積載板11には複
数の孔141a〜142eが設けられ、さらに当該用紙
積載板11の下に最終用紙吹き付け手段14を設け、最
終用紙吹き付けファン141の空気が前記用紙積載手段
11の最終用紙を給紙搬送ベルト42方向に吹きつけ
る。通常の用紙が充分な枚数積載されている場合は前記
最終用紙吹き付けファン141の機能は必要ないので止
めておいてよく、用紙の枚数が少なくなってきてから始
動することが好ましい。また前記最終用紙吹き付けファ
ン141の風量ははごく微風でもその役割は果たす。
【0036】請求項6に記載の発明の第5実施形態を図
7に基づき説明する。給紙搬送ユニット4を上下に動か
す機構452と当該機構452を駆動するステッピング
モータ461と当該ステッピングモータ461を制御す
るモータ制御部(図示していない)とで構成される給紙
搬送ユニット離接手段45を設け、前記給紙搬送ユニッ
ト4の給紙面近くに、用紙と接触しているか否かを検知
する離接判別手段44を設けている。本実施形態では、
前記給紙搬送ユニット4を上下する機構はボールナット
機構を採用し、前記ステッピングモータ451及びモー
タ制御部は命令に応じたパルス分ステッピングモータを
回転させる。前記離接判別手段44は普通に使われてい
るボタンスイッチやフォトセンサーなどで充分である。
【0037】以上の動作を図8のフローチャートを交え
て説明すると、まず給紙搬送ユニット4をホームポジシ
ョンに退避させ(図7(a)を参照)(S1)、続いて
前記給紙搬送ユニット4を用紙側に下降していき(図7
(b)を参照)(S2)、離接判別手段44が用紙と接
触していることを検知すると(S3)一旦停止し(S
4)、その位置からステッピングモータ451を逆転さ
せて所定のパルス分、つまり用紙積載板11に積載され
た用紙の最上部の用紙の面と給紙搬送ベルト42の下面
が所定の距離になるように当該距離に相当するパルス分
前記ステッピングモータ461が回転することにより前
記給紙搬送ユニット4を上昇させる(図7(c)を参
照)(S5)。
【0038】請求項7に記載の発明を採用する第6実施
形態を図9に基づき説明する。尚図中の黒矢印は、矢印
の方向と風量を簡易的に示したものである。用紙吸引手
段5の用紙吸引孔46(46a〜46c)は図9の
(b)に示すように、吸引される用紙の下流側よりに複
数設けられ、かつ各々給紙搬送ベルト42同士の間から
覗いており、当該用紙吸引孔46(46a〜46c)の
形状は用紙搬送方向上流側が広く、下流側が狭くなって
いる。一方用紙吹き付け手段3の吹き付け口は、前記給
紙搬送ベルト42とほぼ同じライン上に位置するよう複
数設けられ、用紙搬送方向の下流側から上流側に向かっ
て空気を吹き付ける。
【0039】請求項8に記載の発明を採用する第7実施
形態を図10及び図11に基づいて説明する。通常の給
紙搬送を行っているときは用紙規制板15は給紙搬送ユ
ニット4に搬送されている用紙の幅方向のズレを規制で
きる程度まで上昇している(図10(a),図11
(a)を参照)、つまり前記給紙搬送ユニット4を覆う
位置にまで上昇している。用紙規制板の上昇/下降手段
16は、本実施形態ではラックアンドピニオンとモータ
を用いているが、その他プーリとワイヤをモータで駆動
してもよく、また用紙規制板15をどちらか一方に付勢
しておき、ソレノイドのON/OFF制御により上昇/
下降を行っても良い。このように前記用紙規制板11が
下降した状態(図10(b),図11(b)を参照)で
あると、用紙積載手段1を引き出すことが可能(図10
(c),図11(c)を参照)となる。本実施形態をさ
らに詳しく説明すると、図12のブロック図に示す構成
のもと、図13で示すフローチャートによるプログラム
を常に実行していれば、紙詰まりが発生したとき、また
その他の理由によりユーザーが用紙積載手段を引き出し
たいときには、用紙規制板15は下降し、下降が完了す
れば用紙積載手段が引き出し可能となると共に用紙規制
板上昇/下降の完了表示手段がユーザーに前記用紙規制
板15の下降の完了を知らせてくれる。さらに用紙が無
くなったときは、前記用紙規制板15、続いて前記用紙
積載板11が下降し、下降が完了すれば前記用紙積載手
段1が引き出し可能状態となると共に用紙規制板上昇/
下降の完了表示手段及び前記用紙積載板上昇/下降の完
了表示手段がユーザーに前記用紙規制板及び前記用紙積
載板の下降の完了を知らせてくれる。ここで前記用紙規
制板上昇/下降の完了表示手段、前記用紙積載板上昇/
下降の完了表示手段を1つにまとめて、用紙積載手段の
引き出しの可/否表示手段のみにしてもよい。
【0040】請求項9に記載の発明を採用する第8実施
形態を図14及び図15に基づいて説明する。通常の給
紙搬送を行っているときは、給紙搬送ユニット4は用紙
規制板15が搬送されている用紙の幅方向のズレを規制
できる程度まで下降している(図14(a),図15
(a)と参照)、つまり前記給紙搬送ユニット4が前記
用紙規制板15に覆われる位置にまで下降している。給
紙搬送ユニットの上昇/下降手段47は、本実施形態で
はラックアンドピニオンとモータを用いているが、プー
リとワイヤをモータで駆動してもよく、また前記用紙規
制板15をどちらか一方に付勢しておき、ソレノイドの
ON/OFF制御により上昇/下降を行っても良い。こ
のように前記給紙搬送ユニット4が上昇した状態(図1
4(b),図15(b)を参照)であると、用紙積載手
段1を引き出すことが可能(図14(c),図15
(c)を参照)となる。本実施形態をさらに詳しく説明
すると、図16のブロック図に示す構成のもと、図17
で示すフローチャートによるプログラムを常に実行して
いれば、紙詰まりが発生したとき、またその他の理由に
よりユーザーが前記用紙積載手段1を引き出したいとき
には、前記給紙搬送ユニット4は上昇し、上昇が完了す
れば用紙積載手段が引き出し可能となると共に給紙搬送
ユニット上昇/下降の完了表示手段がユーザーに前記給
紙搬送ユニット4の上昇の完了を知らせてくれる。さら
に用紙が無くなったときは、前記給紙搬送ユニット4が
上昇、続いて前記用紙積載板11が下降し、これらが完
了すれば前記給紙搬送ユニット上昇/下降の完了表示手
段及び前記用紙積載手段1が引き出し可能状態となると
共に用紙積載板上昇/下降の完了表示手段がユーザーに
前記給紙搬送ユニット4の上昇の完了及び前記用紙積載
板11の下降の完了を知らせてくれる。ここで前記給紙
搬送ユニット上昇/下降の完了表示手段、前記用紙積載
板上昇/下降の完了表示手段を1つにまとめて、用紙積
載手段の引き出しの可/否表示手段のみにしてもよい。
【0041】請求項10に記載の発明を採用する第9実
施形態を図18に基づいて説明する。半月ローラ48
(48a,48b)はローラ411と同軸で、かつ複数
の給紙搬送ベルト42同士の間に設けられている。当該
半月ローラ48(48a,48b)の材質はEPDM,
CRゴム,ウレタンゴム,天然ゴムなどの通常の給紙ロ
ーラや搬送ローラとして用いられるものでよい。前記半
月ローラ48(48a,48b)は給紙のタイミングに
は周の円弧部が用紙積載板11に積載された最上部の用
紙と接しており、用紙を搬送路へ受け渡すタイミングで
は周の平面部(図中一点鎖線で指示)が用紙の面にきて
前記半月ローラと用紙の接触は解除される制御をする。
さばき爪17(17a,17b)は用紙の搬送方向下流
側で用紙の耳を軽く保持する役割をする。
【0042】動作としては、まず前記半月ローラ48
(48a,48b)が前記用紙積載板11に積載された
用紙の最上部の用紙を搬送方向下流側へずらし、また当
該用紙の下流側の両耳が前記さばき爪17(17a,1
7b)により軽く保持されているために当該用紙はルー
プを形成する。その後前記半月ローラ48(48a,4
8b)の回転にともない当該用紙のループが大きくな
り、さらに用紙吹き付け手段3と用紙吸引手段4の影響
を受け、当該用紙の耳部は前記さばき爪17(17a,
17b)から外れ給紙搬送ベルト42(42a〜42
c)の下面に吸着する。続いて当該用紙の後端は前記半
月ローラ48(48a,48b)の平面部(図中一点鎖
線で指示)が下面にくるため当該半月ローラ48(48
a,48b)の拘束力を失い、前記給紙搬送ベルト42
(42a〜42c)の面に吸着されつつ搬送され、ロー
ラ412にさしあたった地点から曲率分離によりベルト
から離れ以後の搬送手段6へと受け渡される。あとでも
述べるが、これらの構成により本来エアー吸引式の給紙
搬送装置の苦手としている重量の重い用紙や腰の強い用
紙の給紙もできるようになる。
【0043】請求項11に記載の発明を採用する第10
実施形態を図19に基づいて説明する。搬送ローラ49
(49a,49b)はローラ412(412a〜412
c)と同軸で、かつ複数の給紙搬送ベルト42(42a
〜42c)同士の間に設けられており、各々の搬送ロー
ラ49(49a,49b)の外径は給紙搬送ベルトの外
径とほぼ同じである。一方従動コロ61(61a,61
b)は前記搬送ローラ49(49a,49b)と用紙搬
送路を介して向かいあっており、本実施形態では当該従
動コロ61(61a,61b)には軸が通してあるが、
バネなどで前記搬送ローラ49(49a,49b)側へ
付勢するものを採用しても良い。前記半月ローラ48
(48a,48b)の材質はEPDM,CRゴム,ウレ
タンゴム,天然ゴムなどの通常の給紙ローラや搬送ロー
ラとして用いられるものでよい。また前記従動コロ61
(61a,61b)の材質はポリアセタールなどの耐摩
耗性に優れた樹脂を用いることが好ましい。
【0044】動作としては、基本的なエアー吸引式の給
紙搬送装置とほとんど同じであるが、用紙は曲率分離さ
れる地点の少し手前から、前記搬送ローラ49と前記従
動コロ61に挟まれながら次の搬送路6へ受け渡され
る。あとでも述べるが、これらの構成により本来エアー
吸引式の給紙搬送装置の苦手としている重量の重い用紙
や腰の強い用紙の搬送もできるようになる。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載の発明である、エアー吸
引式の給紙搬送装置において、プリントキー操作以前に
発生する信号をトリガーにして前記吸引ファンを始動す
れば、従来のようにプリントキー操作による信号、もし
くは給紙命令信号をトリガーにして前記用紙吸引手段の
吸引ファンを作動した場合に比べて、必要なタイミング
までには前記用紙吸引手段は充分な吸引力に達するた
め、給紙不良は発生せず。またプリントキー操作による
信号をトリガーにして前記用紙吸引手段の吸引ファンを
作動し、吸引力が必要な量に達するのを待つものに比べ
て最初の給紙の始まる時間が格段に早くできる。
【0046】請求項2に記載の発明である、原稿が置か
れたことを検知する原稿検知手段;画像形成装置に人が
近づいたことを検知するオペレータ検知手段;受信デー
タを検知する受信データ検知手段;プリントキー以外の
キー操作をしたことを検知するキー操作検知手段の少な
くとも1つを備え、その信号をトリガーとして前記吸引
ファンを始動すれば、請求項1に記載の発明の目的は達
成できる。
【0047】請求項3に記載の発明である、プリントキ
ー操作以前に発生する信号がトリガーにならなかった場
合、プリントキーの操作、もしくは給紙命令信号をトリ
ガーとして給紙ファンを始動すれば吸引ファンが作動し
ない事態は避けられ用紙の吸引は可能となる。
【0048】請求項4に記載の発明である、用紙積載手
段は用紙積載板とバネで構成され、前記バネは用紙の重
量に抗しながら用紙を給紙搬送ユニット側に付勢してい
れば、用紙積載板昇降手段が不要になり装置全体が簡単
な構成となるため、安価なエアー吸引式の給紙搬送装置
が提供できる。
【0049】請求項5に記載の発明である、用紙積載手
段は、複数の孔を有する用紙積載板と、用紙積載板移動
手段と、ダクト及びファンで構成される最終用紙吹き付
け手段で構成され、最終用紙吹き付け手段が、用紙積載
板の孔から最終用紙を給紙搬送ユニット側へ押しつける
方向に空気を吹き付ければ、用紙積載手段に残された最
後の1枚の用紙も無事に給紙できる。
【0050】請求項6に記載の発明である、給紙搬送ユ
ニットを、用紙積載手段に積載されている用紙と離接さ
せる給紙搬送ユニット離接手段、前記給紙搬送ユニット
離接手段を制御する離接制御手段、前記用紙積載手段に
積載されている用紙と、前記給紙搬送ユニットが接して
いるか否かを判別する離接判別手段を有し、前記搬送ユ
ニットが前記用紙積載手段の用紙から接していない状態
から接する状態まで移動させ、前記離接判別手段が前記
給紙搬送ユニットと用紙が接していると判別したとき、
その位置から所定の距離だけ前記給紙搬送ユニットを前
記用紙積載手段の用紙から離す制御を行えば、確実に精
度良く前記給紙搬送ユニットの用紙吸引面と前記用紙積
載手段に積載されている用紙の最上面を所定の距離にで
き、結果として給紙不良の少ない高性能なエアー吸引式
の給紙搬送装置が提供できる。
【0051】請求項7に記載の発明である、空気吹き付
け手段の複数の空気吹き付け口は、用紙吸引手段の複数
の吸引口とは用紙の搬送方向から見て重ならない位置に
設けられ、前記複数のベルト同士の間から覗いている前
記複数の吸引口のそれぞれの形状は、用紙搬送方向上流
側が広く下流側に行くに従い狭くなっていれば、お互い
の空気の流れが影響を受けにくくなり、前記用紙吸引手
段、前記空気吹き付け手段は単独での性能を充分に発揮
できる。
【0052】請求項8に記載の発明である、用紙積載手
段は用紙の動きを用紙の搬送方向から見て幅方向の動き
を規制する用紙規制板と、用紙規制板退避手段とを有
し、かつ前記用紙積載手段は用紙の出し入れ及び紙詰ま
り処理の際の作業ができる程度に用紙の水平方向に所定
の範囲で可動であり、前記用紙規制板退避手段は、前記
用紙規制板を前記用紙用紙積載手段が水平方向に移動す
る際には周囲のものと干渉しない程度に退避させること
ができれば、前記用紙規制板を充分な大きさのものを設
けることができ、前記用紙規制板は前記用紙積載手段に
積載された用紙の最上部の用紙が前記用紙搬送手段に受
け渡される過程の状態においても、用紙の動きを用紙の
搬送方向から見て幅方向の動きを規制することができ、
斜め給紙などの不具合を低減できる。
【0053】請求項9に記載の発明である、給紙搬送ユ
ニット退避手段を有し、用紙積載手段は用紙の動きを用
紙の搬送方向から見て幅方向の動きを規制する用紙規制
板を有し、かつ前記用紙積載手段は用紙の出し入れ及び
紙詰まり処理の際の作業ができる程度に用紙の水平方向
に所定の範囲で可動であり、前記給紙搬送ユニット退避
手段は、前記用紙用紙積載手段が水平方向に移動する際
には、前記給紙搬送ユニットを周囲のものと干渉しない
程度に退避させることができれば。前記用紙規制板を充
分な大きさのものを設けることができ、前記用紙規制板
は前記用紙積載手段に積載された用紙の最上部の用紙
が、前記給紙搬送手段に受け渡される過程の状態におい
ても、用紙の動きを用紙の搬送方向から見て幅方向の動
きを規制することができ、斜め給紙などの不具合を低減
できる。
【0054】請求項10に記載の発明である、搬送ユニ
ットの用紙搬送方向上流側ローラの軸に給紙ローラを設
け、用紙積載手段が爪分離方式の用紙積載手段であれ
ば、エアー吸引式の給紙搬送装置の長所と、給紙ローラ
及び爪分離方式の用紙積載手段の長所を合わせ持つこと
ができ、本来エアー吸引式の給紙搬送装置の苦手として
いる重量の重い用紙や腰の強い用紙の給紙もできるよう
になる。
【0055】請求項11に記載の発明である、給紙搬送
ユニットの用紙搬送方向下流側のローラの軸に搬送ロー
ラを設け、前記搬送ローラに搬送路を介して対向する位
置に従動コロを設ければ、本来エアー吸引式の給紙搬送
装置の苦手としている重量の重い用紙や腰の強い用紙の
搬送もできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係る基本的なエアー吸引式の給紙搬送
装置を採用する画像形成装置の概略図である。
【図2】本発明の係る基本的なエアー吸引式の給紙搬送
装置を採用する画像形成装置の動作の制御に関するフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の第1実施形態の制御に関するブロック
図である。
【図4】本発明の第2実施形態の概略図である。
【図5】本発明の第3実施形態の概略図である。
【図6】本発明の第4実施形態の概略図である。
【図7】本発明の第5実施形態が距離を設定する動作を
表した様子である。
【図8】本発明の第5実施形態が距離を設定する動作に
関するフローチャートである。
【図9】本発明の第6実施形態を正面及び下方向から見
た様子である。
【図10】本発明の第7実施形態が用紙規制手段及び用
紙積載板を下降し、用紙積載手段が引き出される動作を
表した様子である。
【図11】本発明の第7実施形態が用紙規制手段のみを
下降し、用紙積載手段が引き出される動作を表した様子
である。
【図12】本発明の第7実施形態の制御に関するブロッ
ク図である。
【図13】本発明の第7実施形態を制御するプログラム
に関するフローチャートである。
【図14】本発明の第8実施形態が給紙搬送ユニットの
上昇及び用紙積載板を下降し、用紙積載手段が引き出さ
れる動作を表した様子である。
【図15】本発明の第8実施形態が給紙搬送ユニットの
上昇のみを行い、用紙積載手段が引き出される動作を表
した様子である。
【図16】本発明の第8実施形態の制御に関するブロッ
ク図である。
【図17】本発明の第8実施形態を制御するプログラム
に関するフローチャートである。
【図18】本発明の第9実施形態を上方向及び正面から
見た様子である。
【図19】本発明の第10実施形態を正面及び側面から
見た様子である。
【符号の説明】
111;用紙積載板補助板 162;用紙規制板の上昇下降/手段のピニオンギア 163;用紙規制板の上昇下降/手段のラックギア 254;コイルバネ 255;コイルバネ 472;給紙搬送ユニットの上昇下降/手段のピニオン
ギア 473;給紙搬送ユニットの上昇下降/手段のラックギ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 1/14 322 B65H 1/14 322B 322C 3/06 330 3/06 330B 3/48 320 3/48 320A 3/56 310 3/56 310Z (72)発明者 塚本 敏勝 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 Fターム(参考) 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC01 FC13 GA01 GB01 GC01 GD01 HA12 HA33 HB04 HD08 HD09 HD16 HE02 HE23 HE27 JA03 JB05 JB17 JB25 JB27 JB28 JD03 JD11 LA04 LA14 LC04 LC11 LC19 LD24 MA03 MA09 MA32 MA54 MB02 MB19 MC13 MC21 MC22 MC23 MC27

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のシート状の用紙を積載できる用紙積
    載手段と;前記用紙積載手段の用紙積載板を昇降する用
    紙積載板昇降手段;吹き付けファンとダクトにより構成
    され、前記用紙積載手段に積載された用紙を、用紙搬送
    方向の下流側から空気を吹き付ける用紙吹き付け手段
    と;少なくとも2つのローラと、前記少なくとも2つの
    ローラにほぼ等間隔に掛け渡され、前記用紙積載手段に
    積載された用紙の用紙搬送方向下流側の上面に面した複
    数の給紙搬送ベルトと、吸引ダクトの一部とで構成され
    る給紙搬送ユニットと;前記給紙搬送ベルトを回転移動
    させるために前記ローラの少なくとも1つを駆動するロ
    ーラ駆動手段と;吸引ファンと、吸引ダクトの一部によ
    り構成され、前記給紙搬送ベルトが前記用紙積載手段に
    面しているそれぞれのベルト同士の間から、前記用紙積
    載手段のシート状の用紙の最上部の用紙を、用紙の搬送
    方向の下流側の上面から吸引する用紙吸引手段と;用紙
    積載板昇降手段、用紙吹き付け手段、用紙吸引手段、ロ
    ーラ駆動手段のシーケンスを制御する制御手段を有する
    画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置にお
    いて、 プリントキー操作以前に発生する信号をトリガーにし
    て、前記吸引ファンを始動することを特徴とする画像形
    成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置。
  2. 【請求項2】原稿が置かれたことを検知する原稿検知手
    段;画像形成装置に人が近づいたことを検知するオペレ
    ータ検知手段;受信データを検知する受信データ検知手
    段;プリントキー以外のキー操作をしたことを検知する
    キー操作検知手段、の少なくとも1つを備え、前記のい
    ずれかの検知手段の信号をトリガーとして前記吸引ファ
    ンを始動する、請求項1に記載の画像形成装置における
    エアー吸引式の給紙搬送装置。
  3. 【請求項3】プリントキー操作以前に発生する信号がト
    リガーにならなっかった場合、プリントキーの操作、も
    しくは給紙命令信号をトリガーとして前記給紙ファンを
    始動する、請求項1及び請求項2に記載の画像形成装置
    におけるエアー吸引式の給紙搬送装置。
  4. 【請求項4】複数のシート状の用紙を積載できる用紙積
    載手段と;前記用紙積載手段の用紙積載板を昇降する用
    紙積載板昇降手段;吹き付けファンとダクトにより構成
    され、前記用紙積載手段に積載された用紙を、用紙搬送
    方向の下流側から空気を吹き付ける用紙吹き付け手段
    と;少なくとも2つのローラと、前記少なくとも2つの
    ローラにほぼ等間隔に掛け渡され、前記用紙積載手段に
    積載された用紙の用紙搬送方向下流側の上面に面した複
    数の給紙搬送ベルトと、吸引ダクトの一部とで構成され
    る給紙搬送ユニットと;前記給紙搬送ベルトを回転移動
    させるために前記ローラの少なくとも1つを駆動するロ
    ーラ駆動手段と;吸引ファンと、吸引ダクトの一部によ
    り構成され、前記給紙搬送ベルトが前記用紙積載手段に
    面しているそれぞれのベルト同士の間から、前記用紙積
    載手段のシート状の用紙の最上部の用紙を、用紙の搬送
    方向の下流側の上面から吸引する用紙吸引手段と;用紙
    積載板昇降手段、用紙吹き付け手段、用紙吸引手段、ロ
    ーラ駆動手段のシーケンスを制御する制御手段を有する
    画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置にお
    いて、 前記用紙積載板昇降手段は、用紙積載板と少なくとも1
    つのバネで構成され、当該バネは用紙の重量に抗しなが
    ら用紙を前記用紙搬送手段側に付勢しており、当該バネ
    の付勢する力と当該用紙積載板の重量及び当該用紙積載
    板に積載された複数の用紙の重量による力は、当該用紙
    積載板に積載された複数の用紙の枚数に関わらず、常に
    当該用紙積載板に積載された複数の用紙の最上部の用紙
    が前記給紙搬送ベルトの給紙面から所定の距離にあると
    きに釣り合うことを特徴とする画像形成装置におけるエ
    アー吸引式の給紙搬送装置。
  5. 【請求項5】複数のシート状の用紙を積載できる用紙積
    載手段と;前記用紙積載手段の用紙積載板を昇降する用
    紙積載板昇降手段;吹き付けファンとダクトにより構成
    され、前記用紙積載手段に積載された用紙を、用紙搬送
    方向の下流側から空気を吹き付ける用紙吹き付け手段
    と;少なくとも2つのローラと、前記少なくとも2つの
    ローラにほぼ等間隔に掛け渡され、前記用紙積載手段に
    積載された用紙の用紙搬送方向下流側の上面に面した複
    数の給紙搬送ベルトと、吸引ダクトの一部とで構成され
    る給紙搬送ユニットと;前記給紙搬送ベルトを回転移動
    させるために前記ローラの少なくとも1つを駆動するロ
    ーラ駆動手段と;吸引ファンと、吸引ダクトの一部によ
    り構成され、前記給紙搬送ベルトが前記用紙積載手段に
    面しているそれぞれのベルト同士の間から、前記用紙積
    載手段のシート状の用紙の最上部の用紙を、用紙の搬送
    方向の下流側の上面から吸引する用紙吸引手段と;用紙
    積載板昇降手段、用紙吹き付け手段、用紙吸引手段、ロ
    ーラ駆動手段のシーケンスを制御する制御手段を有する
    画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置にお
    いて、 前記用紙積載手段は、複数の孔を有する用紙積載板と、
    ダクト及びファンで構成される最終用紙吹き付け手段で
    構成され、前記最終用紙吹き付け手段は、前記用紙積載
    板の孔から、最終用紙を前記給紙搬送ユニット側へ押し
    つける方向に空気を吹き付けることを特徴とする画像形
    成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置。
  6. 【請求項6】複数のシート状の用紙を積載できる用紙積
    載手段と;前記用紙積載手段の用紙積載板を昇降する用
    紙積載板昇降手段;吹き付けファンとダクトにより構成
    され、前記用紙積載手段に積載された用紙を、用紙搬送
    方向の下流側から空気を吹き付ける用紙吹き付け手段
    と;少なくとも2つのローラと、前記少なくとも2つの
    ローラにほぼ等間隔に掛け渡され、前記用紙積載手段に
    積載された用紙の用紙搬送方向下流側の上面に面した複
    数の給紙搬送ベルトと、吸引ダクトの一部とで構成され
    る給紙搬送ユニットと;前記給紙搬送ベルトを回転移動
    させるために前記ローラの少なくとも1つを駆動するロ
    ーラ駆動手段と;吸引ファンと、吸引ダクトの一部によ
    り構成され、前記給紙搬送ベルトが前記用紙積載手段に
    面しているそれぞれのベルト同士の間から、前記用紙積
    載手段のシート状の用紙の最上部の用紙を、用紙の搬送
    方向の下流側の上面から吸引する用紙吸引手段と;用紙
    積載板昇降手段、用紙吹き付け手段、用紙吸引手段、ロ
    ーラ駆動手段のシーケンスを制御する制御手段を有する
    画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置にお
    いて、 前記給紙搬送ユニットを前記用紙積載手段に積載されて
    いる用紙と離接させる給紙搬送ユニット離接手段;前記
    給紙搬送ユニット離接手段を制御する離接制御手段;前
    記用紙積載手段に積載されている用紙と、前記給紙搬送
    ユニットが接しているか否かを判別する離接判別手段を
    有することを特徴とする画像形成装置におけるエアー吸
    引式の給紙搬送装置。
  7. 【請求項7】複数のシート状の用紙を積載できる用紙積
    載手段と;前記用紙積載手段の用紙積載板を昇降する用
    紙積載板昇降手段;吹き付けファンとダクトにより構成
    され、前記用紙積載手段に積載された用紙を、用紙搬送
    方向の下流側から空気を吹き付ける用紙吹き付け手段
    と;少なくとも2つのローラと、前記少なくとも2つの
    ローラにほぼ等間隔に掛け渡され、前記用紙積載手段に
    積載された用紙の用紙搬送方向下流側の上面に面した複
    数の給紙搬送ベルトと、吸引ダクトの一部とで構成され
    る給紙搬送ユニットと;前記給紙搬送ベルトを回転移動
    させるために前記ローラの少なくとも1つを駆動するロ
    ーラ駆動手段と;吸引ファンと、吸引ダクトの一部によ
    り構成され、前記給紙搬送ベルトが前記用紙積載手段に
    面しているそれぞれのベルト同士の間から、前記用紙積
    載手段のシート状の用紙の最上部の用紙を、用紙の搬送
    方向の下流側の上面から吸引する用紙吸引手段と;用紙
    積載板昇降手段、用紙吹き付け手段、用紙吸引手段、ロ
    ーラ駆動手段のシーケンスを制御する制御手段を有する
    画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置にお
    いて、 前記空気吹き付け手段の複数の空気吹き付け口は、前記
    用紙吸引手段の複数の吸引口とは用紙の搬送方向から見
    て重ならない位置に設けられ、前記複数のベルト同士の
    間から覗いている前記複数の吸引口のそれぞれの形状
    は、用紙搬送方向上流側が広く下流側に行くに従い狭く
    なっている、ことを特徴とする画像形成装置におけるエ
    アー吸引式の給紙搬送装置。
  8. 【請求項8】複数のシート状の用紙を積載できる用紙積
    載手段と;前記用紙積載手段の用紙積載板を昇降する用
    紙積載板昇降手段;吹き付けファンとダクトにより構成
    され、前記用紙積載手段に積載された用紙を、用紙搬送
    方向の下流側から空気を吹き付ける用紙吹き付け手段
    と;少なくとも2つのローラと、前記少なくとも2つの
    ローラにほぼ等間隔に掛け渡され、前記用紙積載手段に
    積載された用紙の用紙搬送方向下流側の上面に面した複
    数の給紙搬送ベルトと、吸引ダクトの一部とで構成され
    る給紙搬送ユニットと;前記給紙搬送ベルトを回転移動
    させるために前記ローラの少なくとも1つを駆動するロ
    ーラ駆動手段と;吸引ファンと、吸引ダクトの一部によ
    り構成され、前記給紙搬送ベルトが前記用紙積載手段に
    面しているそれぞれのベルト同士の間から、前記用紙積
    載手段のシート状の用紙の最上部の用紙を、用紙の搬送
    方向の下流側の上面から吸引する用紙吸引手段と;用紙
    積載板昇降手段、用紙吹き付け手段、用紙吸引手段、ロ
    ーラ駆動手段のシーケンスを制御する制御手段を有する
    画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置にお
    いて、 前記用紙積載手段は用紙の動きを用紙の搬送方向から見
    て幅方向の動きを規制する用紙規制板と、用紙規制板退
    避手段とを有し、かつ前記用紙積載手段は用紙の出し入
    れ及び紙詰まり処理の際の作業ができる程度に用紙の水
    平方向に所定の範囲で可動であり、前記用紙規制板退避
    手段は、前記用紙規制板を前記用紙用紙積載手段が水平
    方向に移動する際には周囲のものと干渉しない程度に退
    避させることを特徴とする画像形成装置におけるエアー
    吸引式の給紙搬送装置。
  9. 【請求項9】複数のシート状の用紙を積載できる用紙積
    載手段と;前記用紙積載手段の用紙積載板を昇降する用
    紙積載板昇降手段;吹き付けファンとダクトにより構成
    され、前記用紙積載手段に積載された用紙を、用紙搬送
    方向の下流側から空気を吹き付ける用紙吹き付け手段
    と;少なくとも2つのローラと、前記少なくとも2つの
    ローラにほぼ等間隔に掛け渡され、前記用紙積載手段に
    積載された用紙の用紙搬送方向下流側の上面に面した複
    数の給紙搬送ベルトと、吸引ダクトの一部とで構成され
    る給紙搬送ユニットと;前記給紙搬送ベルトを回転移動
    させるために前記ローラの少なくとも1つを駆動するロ
    ーラ駆動手段と;吸引ファンと、吸引ダクトの一部によ
    り構成され、前記給紙搬送ベルトが前記用紙積載手段に
    面しているそれぞれのベルト同士の間から、前記用紙積
    載手段のシート状の用紙の最上部の用紙を、用紙の搬送
    方向の下流側の上面から吸引する用紙吸引手段と;用紙
    積載板昇降手段、用紙吹き付け手段、用紙吸引手段、ロ
    ーラ駆動手段のシーケンスを制御する制御手段を有する
    画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置にお
    いて、 給紙搬送ユニット退避手段を有し、前記用紙積載手段は
    用紙の動きを用紙の搬送方向から見て幅方向の動きを規
    制する用紙規制板を有し、かつ前記用紙積載手段は用紙
    の出し入れ及び紙詰まり処理の際の作業ができる程度に
    用紙の水平方向に所定の範囲で可動であり、前記給紙搬
    送ユニット退避手段は、前記用紙用紙積載手段が水平方
    向に移動する際には、前記給紙搬送ユニットを周囲のも
    のと干渉しない程度に退避させることを特徴とする画像
    形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置。
  10. 【請求項10】複数のシート状の用紙を積載できる用紙
    積載手段と;前記用紙積載手段の用紙積載板を昇降する
    用紙積載板昇降手段;吹き付けファンとダクトにより構
    成され、前記用紙積載手段に積載された用紙を、用紙搬
    送方向の下流側から空気を吹き付ける用紙吹き付け手段
    と;少なくとも2つのローラと、前記少なくとも2つの
    ローラにほぼ等間隔に掛け渡され、前記用紙積載手段に
    積載された用紙の用紙搬送方向下流側の上面に面した複
    数の給紙搬送ベルトと、吸引ダクトの一部とで構成され
    る給紙搬送ユニットと;前記給紙搬送ベルトを回転移動
    させるために前記ローラの少なくとも1つを駆動するロ
    ーラ駆動手段と;吸引ファンと、吸引ダクトの一部によ
    り構成され、前記給紙搬送ベルトが前記用紙積載手段に
    面しているそれぞれのベルト同士の間から、前記用紙積
    載手段のシート状の用紙の最上部の用紙を、用紙の搬送
    方向の下流側の上面から吸引する用紙吸引手段と;用紙
    積載板昇降手段、用紙吹き付け手段、用紙吸引手段、ロ
    ーラ駆動手段のシーケンスを制御する制御手段を有する
    画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置にお
    いて、 前記給紙搬送ユニットの用紙の搬送方向上流側のローラ
    の軸に給紙ローラを設け、かつ前記用紙積載手段は爪分
    離方式を採用した用紙積載手段であることを特徴とする
    画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置。
  11. 【請求項11】複数のシート状の用紙を積載できる用紙
    積載手段と;前記用紙積載手段の用紙積載板を昇降する
    用紙積載板昇降手段;吹き付けファンとダクトにより構
    成され、前記用紙積載手段に積載された用紙を、用紙搬
    送方向の下流側から空気を吹き付ける用紙吹き付け手段
    と;少なくとも2つのローラと、前記少なくとも2つの
    ローラにほぼ等間隔に掛け渡され、前記用紙積載手段に
    積載された用紙の用紙搬送方向下流側の上面に面した複
    数の給紙搬送ベルトと、吸引ダクトの一部とで構成され
    る給紙搬送ユニットと;前記給紙搬送ベルトを回転移動
    させるために前記ローラの少なくとも1つを駆動するロ
    ーラ駆動手段と;吸引ファンと、吸引ダクトの一部によ
    り構成され、前記給紙搬送ベルトが前記用紙積載手段に
    面しているそれぞれのベルト同士の間から、前記用紙積
    載手段のシート状の用紙の最上部の用紙を、用紙の搬送
    方向の下流側の上面から吸引する用紙吸引手段と;用紙
    積載板昇降手段、用紙吹き付け手段、用紙吸引手段、ロ
    ーラ駆動手段のシーケンスを制御する制御手段を有する
    画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置にお
    いて、 前記給紙搬送ユニットの用紙の搬送方向下流側のローラ
    の軸に搬送ローラを設け、前記搬送ローラに搬送路を介
    して対向する位置に従動コロを設けることを特徴とする
    画像形成装置におけるエアー吸引式の給紙搬送装置。
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