JP2005255269A - シート給送装置および画像形成装置 - Google Patents

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正彦 藤田
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豊明 難波
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Abstract

【課題】簡易な構成で収容されているシートのカールを軽減し、カールしたシートを給送するときでも、シートの給送不良が発生しないようにするシート給送装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】用紙の幅方向の中央部の位置を検出する第1の位置検出器32と、用紙の幅方向の端部の位置を検出する第2の位置検出器45と、を備える。制御部50は、第1の位置検出器32および第2の位置検出器45の両方の検出信号に基づいて、用紙積載板51の昇降動作を制御する。用紙の幅方向における下に凸状のカールが大きい場合には、偏心カム60によって用紙の幅方向の中央部を押し上げ、カールを低減させる。
【選択図】図8

Description

この発明は、本体装置に対してシートの給送を行うシート給送装置および画像形成装置に関する。
シート給送装置は、画像形成装置、用紙処理装置等の本体装置に対してシートを供給する装置である。シート給送装置を使用すれば、本体装置において処理されるべきシートが複数ある場合にも、予めシート給送装置にセットしたシートを、1枚ずつ自動的に本体装置に給送することが可能になる。シート給送装置は、本体装置に内蔵される場合や、本体装置に外付けされるものがある。本体装置に外付けされるシート給送装置の中には2000〜4000枚程度のシートを収容可能な大容量のものがある。
ところが、シート給送装置から本体装置に対する給送時に給送不良が発生すると給送処理が中止される。このため、シート給送装置における給送不良の発生を防止することが重要である。
そこで、給送不良の発生を防止するために、シート搬送方向に向かって上向きの傾斜部を、シート載置板の前端部に設けた大容量給紙装置がある(例えば、特許文献1参照。)。この技術では、用紙ローラにシートを適切な進入角度をもって突き当てることを目的として、シート搬送方向に向かって上向きの傾斜面が、シート載置板の前端部に形成されている。
実開平4−12424号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来技術では、カールしているシートでは、給送不良を適正に防止できない場合がある。これは、カールしているシートは、シート搬送方向に直交する方向でシートの位置に高低差が生じるからである。
例えば、下に凸状のカールが生じているシートでは、シート搬送方向に直交する方向の中央部の位置が低く、両端部の位置が高くなる。このようにシートの位置に高低差が生じていると、給送時にシート搬送路にシートを円滑に送り出すことができず、シート給送不良が発生し易くなる。
この発明の目的は、簡易な構成で収容されているシートのカールを軽減し、カールしたシートを給送するときでも、シートの給送不良が発生しないようにするシート給送装置および画像形成装置を提供することである。
この発明は以下の構成を備えている。
(1)シートを一枚ずつシート搬送路に給送するシート給送装置であって、
前記シート搬送路に給送されるべきシートが積載されるシート載置台と、
前記シート載置台に載置された最上位のシートに当接し、前記シート搬送路に送り出すピックアップ手段と、
前記ピックアップ手段と前記最上位のシートとの当接位置の高さを検出する第1の位置検出手段と、
前記最上位のシートにおけるシート搬送方向に直交する方向の端部の高さを検出する第2の位置検出手段と、
前記第1の位置検出手段および前記第2の位置検出手段の検出結果に基づいて、シート給送時における前記シート載置台の高さを調整する昇降調整手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明に係るシート給送装置は、シート載置台、ピックアップ手段、第1の位置検出手段、第2の位置検出手段、および昇降調整手段を備えている。シート載置台は昇降調整手段によって上昇または下降する。昇降調整手段は、シート給送時にはシート給送位置までシート載置台を上昇させ、シート補給時には最下位置までシート載置台を下降させる。シート給送位置にて、シート載置台上の最上位のシートがピックアップ手段によってシート搬送路に送り出される。シート給送位置にシートが位置しているか否かは、第1の位置検出手段および第2の位置検出手段によって検出される。
第1の位置検出手段は、シートにおけるピックアップ手段との当接位置の高さを検出する。通常、ピックアップ手段はシートの幅方向における中央部に当接する。第2の位置検出手段は、用紙搬送方向に直交する方向(以下、幅方向という。)におけるシートの端部の高さを検出する。ここで、第2の位置検出手段をさらに設けたのは、シートにおけるピックアップ手段との当接位置および幅方向の端部の高さの両方を検出しなければ、シートに生じたカールの状態を検出するのが困難だからである。
本発明では、シートに生じたカールの状態、およびシート載置台上の最上位のシートの位置を第1の位置検出手段および第2の位置検出手段を用いて検出する。昇降調整手段は、第1の位置検出手段および第2の位置検出手段の両方の検出結果に基づいて、シート載置台の昇降動作を制御する。
(2)前記第1の位置検出手段および前記第2の位置検出手段の検出結果に基づいて前記シート載置台におけるシート搬送方向に直交する方向の中央部の高さを調整する高さ調整手段を、さらに備えたことを特徴とする。
この構成に係るシート給送装置は、高さ調整手段によって、シート載置台における幅方向の中央部の高さが調整される。高さ調整手段の機能は、シート載置台における幅方向の中央部の高さを他の箇所によりも低くしたり、または高くすることである。高さ調整手段を設ける目的は、シートに生じている幅方向のカールを軽減することである。
例えば、シート載置台における幅方向の中央部を他の箇所よりも高くすることで、下に凸状の幅方向のカールが軽減される。一方、シート載置台における幅方向の中央部を他の箇所よりも低くすることで、上に凸状の幅方向のカールが軽減される。
(3)前記高さ調整手段は、前記シート載置台のシート載置面に略平行な回転軸を中心に回動し、回動時にその周面の一部が前記シート載置面から突出する偏心カムであることを特徴とする。
この構成に係るシート給送装置は、回転に伴って、シート載置面から周面の一部が突出するように配置された偏心カムを備えている。偏心カムは、シート載置台における幅方向の中央部を他の箇所よりも高くするために設けられる。偏心カムは、回転に伴ってその周面のシート載置面からの突出量が変化する。下に凸状の幅方向のカールがシートに生じている場合には、シートにおける幅方向の高低差を小さくするために偏心カムが回転駆動される。
(4)前記高さ調整手段は、前記シート載置台におけるシート搬送方向の下流側に配置されることを特徴とする。
この構成に係るシート給送装置は、シート載置台におけるシート搬送方向の中央よりも下流側に高さ調整手段が配置される。高さ調整手段をこの位置に配置する目的は、シート搬送方向における前端部でのカールを軽減することである。シートの前端部が引っ掛かるとシート搬送不良が発生し易くなるため、シートの前端部のカールを軽減することは重要である。
シート搬送方向における前端部から高さ調整手段が離れる程、高さ調整手段がシートの前端部に作用しなくなるため、ここでは、高さ調整手段をシート搬送方向における中央よりも下流側に配置している。
(5)前記高さ調整手段は、前記ピックアップ手段と前記最上位のシートとの当接位置よりもシート搬送方向の上流側に配置されることを特徴とする。
この構成に係るシート給送装置は、シート搬送方向におけるピックアップ手段と前記最上位のシートとの当接位置と、シート搬送方向におけるシート載置台の中央部と、の間に、高さ調整手段が配置されている。この位置に高さ調整手段を配置したのは、シート給送時においてシートと高さ調整手段との間の摩擦による負荷を軽減するためである。
(6)前記最上位のシートが所定の給送可能高さに到達したことを前記第1の位置検出手段よりも前記第2の位置検出手段が先に検出したときに、前記偏心カムを回転させることを特徴とする。
この構成に係るシート給送装置は、シートの幅方向における端部の位置が、シートの幅方向における中央部よりも高いときに、シートの幅方向の中央部を偏心カムの周面によって押し上げる。
(7)前記シートが所定の給送可能高さに到達したことを前記第1の位置検出手段よりも前記第2の位置検出手段が先に検出した場合であって、前記第2の位置検出手段による前記シートの検出の後に所定の量だけシート載置台を上昇させてもなお前記第1の位置検出手段が前記シートを検出しないときに、前記偏心カムを回転させることを特徴とする。
この構成に係るシート給送装置は、シートの幅方向における端部の位置が、シートの幅方向における中央部の位置よりも所定の値以上の高くなった場合に、シートの幅方向の中央部を偏心カムの周面によって押し上げる。このようにカムの回転を制御するのは、カールの大きさが給紙不良を生じさせる程度にまで大きくない場合にはカムを回転させないようにして、カムの不要な動作を省くためである。
(8)前記シートが所定の給送可能高さに到達したことを前記第1の位置検出手段よりも前記第2の位置検出手段が先に検出した場合であって、前記第2の位置検出手段による前記シートの検出の後に所定の量だけシート載置台を上昇させてもなお前記第1の位置検出手段が前記シートを検出しないときに、前記シートの給送を中止することを特徴とする。
この構成に係るシート給送装置は、シートの幅方向における端部の位置が、シートの幅方向における中央部の位置よりも所定の値以上の高くなった場合に、シートの給送を中止させる。例えば、シートの幅方向の中央部を偏心カムの周面によって押し上げても、依然として端部の位置が中央部の位置よりも所定の値以上の高い場合には、給紙不良が発生する可能性が高いと判断して、シートの給送動作を中止させる。このとき、シートの給送動作を中止した理由を表示部を介してユーザに伝達するとよい。
(9)シート給送装置から給送されるシートに対して、入力画像に基づく画像形成処理を行う画像形成装置であって、
(1)〜(8)のいずれかに記載のシート給送装置を備えたことを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、シートのカールを原因とする給送不良を発生させにくいシート給送装置を備えている。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)シートの幅方向において高低差が生じている場合でも、給送時において、給送不良が生じにくい位置にシート載置台を移動させることが可能になる。
(2)シート載置台に載置されたシートのカールを軽減することが可能になる。
(3)下に凸状のカールがシートに生じている場合でも、シート給送時におけるシート給送不良を起こりにくくすることが可能になる。
(4)シート搬送方向におけるシートの前端部のカールを軽減して、シートの前端部をシート搬送路に円滑に導くことが可能になる。
(5)シート給送時における負荷を原因とするシート給送不良を生じにくくすることが可能になる。

(6)シートの幅方向における高低差を小さくすることが可能になる。
(7)カムの不要な動作を省きつつ、シートの幅方向における高低差を小さくすることが可能になる。
(8)シート給送不良が発生する可能性が高い場合に、シートの給送動作を自動的に中止させることができる。
(9)シート給送不良の発生を抑え、円滑な画像形成処理を実行することが可能になる。
以下、図を用いて本発明の給紙装置および画像形成装置の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態にかかる画像形成装置1の構成を示す図である。同図に示すように、画像形成装置1は、画像形成部2、給紙ユニット部3、大容量給紙ユニット20、および制御部50を備えている。
画像形成部2は、入力される画像データに応じた画像形成処理を実行する。給紙ユニット部3は、画像形成部2に対して用紙を供給する。大容量給紙ユニット20は、大量の用紙を収容し、給紙ユニット部3と同様に画像形成部2に対する用紙の供給を行う。本実施形態では、給紙ユニット部3および大容量給紙ユニット20により、本発明のシート給送装置が構成される。本発明は、給紙ユニット部3および大容量給紙ユニット20において、用紙に発生したカールを低減して、カールに起因する給紙不良を防止することを特徴としている。
画像形成部2の略中央部には、像担持体としての感光体4を中心とする電子写真プロセス部が配設されている。この電子写真プロセス部において、感光体4の周囲に、帯電ユニット5、光走査ユニット6、現像ユニット7、転写ユニット8、およびクリーニングユニット9が配設されている。
帯電ユニット5は、感光体4の表面を均一に帯電させる。光走査ユニット6は感光体4の表面を露光して静電潜像を形成する。現像ユニット7は、現像剤供給部10を備えており光走査ユニット6によって形成された静電潜像に現像剤を供給して現像剤像を形成する。転写ユニット8は、感光体4の表面に形成された現像剤像を用紙に転写する。クリーニングユニット9は、感光体4の表面に残留した現像剤を除去して、感光体4の表面に次の画像形成ができるようにする。
上述の帯電ユニット5、光走査ユニット6、現像ユニット7、転写ユニット8、およびクリーニングユニット9によって、帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、および清掃工程が実行される。本実施形態では、クリーニングユニット9により除去された残留現像剤は、現像ユニット7の現像剤供給部10に回収されて再び現像工程において用いられる。なお、クリーニングユニット9によって除去された残留現像剤をリサイクルしない構成の画像形成装置に対しても本発明は適用可能である。
給紙ユニット部3は、上述の画像形成部2の下方に配置される。給紙ユニット部3は、4つの給紙トレイ11〜14と、手差し給紙ユニット18とを備えている。なお、給紙ユニット部3における給紙トレイの数は4つに限定されることはなく、必要に応じて増減させることが可能である。
給紙ユニット部3において、最下位に配置されている給紙トレイ14の上方に給紙トレイ13が配置される。給紙トレイ13の上方において給紙トレイ11および給紙トレイ12が併設される。4つの給紙トレイ11〜14の近傍には、給紙トレイ11〜14に収容された用紙を画像形成部2に搬送する第1の用紙搬送路15および第2の用紙搬送路16が形成される。
第1の用紙搬送路15は、給紙トレイ11〜13に収容された用紙を画像形成部2に搬送するための搬送路である。第1の用紙搬送路15は、給紙ユニット部3のケーシング17に沿って鉛直方向に延びている。
第2の用紙搬送路16は、給紙トレイ12に収容された用紙を画像形成部2に搬送する搬送路である。第2の用紙搬送路16は、ケーシング17に沿って水平方向に延びている。
この構成では、給紙ユニット部3の内部において、給紙トレイ11〜14、第1の用紙搬送路15、および第2の用紙搬送路16の間に、不要な空隙が生じることがない。このような構成にするのは、給紙ユニット部3の省スペース化を図るためである。
さらに、給紙ユニット部3において、第1の用紙搬送路15の一部を構成するガイド15a、および第2の用紙搬送路16の一部を構成するガイド16aが、ケーシング17に対して回動自在にされている。ガイド15aを回動させることにより、第1の用紙搬送路15を外部に開放することができる。また、ガイド16aを回動させることにより、または第2の用紙搬送路16を外部に開放することができる。ガイド15aおよびガイド16aの回動動作は、第1の用紙搬送路15または第2の用紙搬送路16上でジャムを発生させた用紙を取り除くときに行われる。
大容量給紙ユニット20は、用紙が積載される用紙積載板51と、用紙積載板51の上下方向の位置を変化させて用紙積載板51に積載される用紙における最上位の用紙の位置を変化させる昇降装置と、用紙積載板51上に積載されている最上位の用紙を画像形成部2に給送するための給送機構を備えている。
昇降装置は、リフトモータ39を備えている。リフトモータ39は、任意の方向に回転することが可能であり、リフトモータ39が正回転または逆回転することにより用紙積載板51が上昇または下降する。
図2は、画像形成装置1の主要部構成を示すブロック図である。同図に示すように画像形成装置1は、画像形成部2、操作部60、給紙ユニット部3、大容量給紙ユニット20、および制御部50を備えている。
操作部60は、ユーザからの操作の入力を受け付けて、受け付けた入力内容を制御部50に伝える。また、上述のように大容量給紙ユニット20は、リフトモータ39、第1の位置検出器32、第2の位置検出器45、用紙検出器43、上限検出器31、給送検出器36、搬送モータ40、給紙ソレノイド41、給紙クラッチ42、調整モータ44、およびカム検出器46を備えている。
第1の位置検出器32は、後述するピックアップローラ30と最上位の用紙との当接位置の高さを検出する。第1の位置検出器32は、本発明の第1の位置検出手段を構成する。第2の位置検出器45は、ピックアップローラ30と最上位の用紙との当接位置の高さを検出する。第2の位置検出器45は、本発明の第2の位置検出手段を構成する。
給紙ソレノイド41は、ピックアップローラ30を最上位の用紙の方向に付勢する。用紙検出器43は、用紙積載板51上における用紙の有無を検出するセンサである。搬送モータ40は、用紙搬送方向の下流側に用紙を搬送するための回転力を給紙ローラ33および搬送ローラ35に伝達する。給紙クラッチ42は、搬送モータ40から給紙ローラ33への回転力の伝達のオン/オフを切り換える。給送検出器36は、用紙搬送路を搬送される用紙を検出する。
制御部50は、画像形成装置1の各部の動作を統括的に制御する。本実施形態では、制御部50の機能の一部によって本発明の昇降制御手段が構成される。
なお、ここでは、大容量給紙ユニット20の構成であって既に説明した構成については説明を省略している。
図3は、大容量給紙ユニット20における給送機構の構成を示している。給送機構は、ピックアップローラ30、給紙ローラ33、および分離ローラ34を備えている。
ピックアップローラ30は、用紙積載板51の上方に位置し、用紙積載板51上の最上位の用紙を取り出す。ピックアップローラ30は、給紙ローラ33の軸を支点に上下に回動するアーム37の前端部に取り付けられており、最上位の用紙を周面に当接させて大容量給紙ユニット20からピックアップする。本実施形態では、ピックアップローラ30によって本発明のピックアップ手段が構成される。
給紙ローラ33は、ピックアップローラ30によって大容量給紙ユニット20から取り出される用紙を用紙搬送路の下流側に導く。給紙ローラ33は、用紙搬送方向の下流側に用紙を搬送する方向に図示しない駆動手段によって回転駆動されている。また、給紙ローラ33の軸とピックアップローラ30の軸には、図示しないベルトが張架されており、給紙ローラ33の回転力がピックアップローラ30に伝達される。
分離ローラ34は、給紙ローラ33に圧接するように配置される。分離ローラ34は、大容量給紙ユニット20に収容される用紙が1枚ずつ用紙搬送路の下流側に導かれるように用紙の分離を行う。分離ローラ34は、用紙を用紙搬送方向の上流側に戻す方向にトルクリミッタを介して給紙ローラ33とは別の駆動手段によって回転駆動されており、一度に2枚以上の用紙が給送されることを防止する。
用紙搬送路における給紙ローラ33および分離ローラ34の下流側には、給紙ローラ33および分離ローラ34の間を通過した用紙をさらに用紙搬送方向の下流側に導く一対の搬送ローラ35と、搬送ローラ35の用紙搬送方向の下流側に位置しピックアップローラ30によって取り出されるべき最上位の用紙が適正に給送されたか否かを検出する給送検出器36と、が配設される。
上述のように、大容量給紙ユニット20は、第1の位置検出器32、第2の位置検出器45、および上限検出器31を備えている。
第1の位置検出器32は、最上位の用紙の位置を検出する。第1の位置検出器32は、透過型の光センサであり、発光部32Aおよび受光部32Bによって構成される。発光部32Aおよび受光部32Bは、互いに対向するように配置される。遮光板52は、アーム37の所定位置に形成され発光部32Aおよび受光部32Bの間で発光部32Aが発した光を遮光する。ここでは、最上位の用紙に当接したときのピックアップローラ30の位置によって、受光部32Bに入射される光の状態に基づいて最上位の用紙の高さ(レベル)を検出している。
第2の位置検出器45は、最上位の用紙が幅方向の端部が給送可能位置に達したことを検出する。第2の位置検出器45は、アクチュエータを備えており、このアクチュエータに最上位の用紙の端部が当接することにより、最上位の用紙の端部が給送可能位置に達したことを検出する。
上限検出器31は、アクチュエータを備えており、このアクチュエータにアーム37の一部が当接することにより、最上位の用紙が上限位置に達したことを検出する。なお、ここで上限位置とは適正な給送処理を実行できるとされる一応の目安であり、アーム37の可動範囲の上限を意味するものでない。このため、この上限位置を超えたことによりただちにアーム37が破損するわけではない。
本実施形態では、大容量給紙ユニット20についてのみ上述の昇降装置および給送機構を配設しているが、他の用紙トレイ11〜14にも大容量給紙ユニット20と同様の昇降装置および給送機構を設けるようにしても良い。また、画像形成装置1の制御部50ではなく、大容量給紙ユニット20の内部に形成した制御部を用いて、大容量給紙ユニット20の各部を制御してもよい。
同図において斜線で表している範囲は、ピックアップローラ30によって適正に用紙のピックアップが可能な範囲である。本実施形態では、この範囲が給送可能範囲である。図3(a)において、ピックアップローラ30は最上位の用紙について給送可能な上限位置に位置している。また、図3(b)において、ピックアップローラ30は最上位の用紙について給送可能な下限位置に位置している。図3(c)において、ピックアップローラ30は、最上位の用紙について給送可能な下限位置である第1の給送位置よりさらに下方に位置している。なお、図3(c)に示す状態においては、後述するようにリフトモータ39が正回転して用紙積載板51を上昇させ最上位の用紙が第1の給送位置まで上昇させる。
本実施形態では、最上位の用紙のピックアップする時および最上位の用紙の高さを検出する時に、ピックアップローラ30は、ソレノイドによって用紙の方向に力を加えられる。ただし、ピックアップローラ30の構成は本実施形態に限定されるのではなく、ピックアップローラ30を最上位の用紙に当接させる際に、ピックアップローラ30の自重によって最上位の用紙に当接させてもよい。
図4は、カールした用紙の状態を示している。同図において、紙面に直交する方向が用紙搬送方向であり、紙面の左右方向が幅方向である。用紙が下に凸状にカールしている場合、幅方向において、ピックアップローラ30および用紙の当接部と用紙の端部との間に高低差Cが生じる。高低差Cが大きくなればなるほど給紙時における給紙不良が発生し易くなる。
高低差Cの発生に伴い、ピックアップローラ30および用紙の当接部と、第2の位置検出器45および用紙の当接部と、の間に高低差Eが発生する。この高低差Eは、第1の位置検出器32および第2位置検出器45の検出結果の差となって表れる。本実施形態において、第1の位置検出器32および第2の位置検出器45を両方を用いて用紙の位置検出をするのは、高低差Eを得ることで用紙のカールの状態を把握するためである。制御部50は、用紙のカールの状態を把握した上で用紙積載板51の昇降動作を制御するため、大容量給紙ユニット20において用紙給送不良が起こりにくい。
本実施形態において、とよびと用紙との当接部、およびとのけるこの図が示すように、カールしている用紙は、幅方向において高低差Cを生じる。
図5は、用紙積載板51上に積載された複数の用紙を示している。図5(A)は、下に凸状の幅方向のカールを示しており、図5(B)は、上に凸状の幅方向のカールを示している。これらの図において、用紙搬送方向を矢印Xによって示している。ここでは、用紙における用紙搬送方向の前端側を示している。同図に示すように、用紙の前端側において幅方向にカールが生じている場合には、特に給紙不良が発生し易いため、少なくとも用紙の前端側におけるカールを解消させることが重要である。
図6は、用紙積載板51の構成を示す図である。図6(A)は用紙積載板51の平面図であり、図6(B)は用紙積載板51の側面図である。これらの図において、用紙搬送方向を矢印Xによって示している。
用紙積載板51は、偏心カム60、調整モータ44、カム検出器46、パッド61を備えている。本実施形態では、偏心カム60、調整モータ44、およびカム検出器46によって本発明の高さ調整手段が構成される。
偏心カム60は、用紙積載板51の用紙載置面に平行に配置される支持軸に軸支されている。また、偏心カム60は、用紙載置面から突出する周面を有している。支持軸には回転力を伝達する歯車が取り付けられており、この歯車を介して調整モータ44から支持軸に回転力が伝達される。調整モータ44はパルスモータであり、入力されるパルスに応じて回転する。
偏心カム60は、偏心して支持軸に軸支されており、支持軸の回転量に応じてシート載置面からの周面の突出量を増減させることができる。シート載置面からの偏心カム60の突出量の制御には、偏心カム60のホームポジションを検出するカム検出器46の検出信号が利用される。本実施形態では、カム検出器46の検出信号と、調整モータ44の回転ステップ量とに基づいて偏心カム60の突出量を制御している。
偏心カム60は、最下位置の用紙に直接接触し、回転動作に伴って用紙との間に摩擦力が発生することを考慮して、摩擦係数が低い素材を用いるのが好ましい。本実施形態では、偏心カム60の素材として、自己潤滑性を有するPOM(ポリアセタール樹脂)を使用している。ただし、偏心カム60の素材として、鉄、ステンレス、黄銅等の金属を用いることも可能である。
本実施形態では、用紙積載板51の用紙載置面から偏心カム60が8mm盛り上がるように形成されている。ただし、偏心カム60のサイズや形状は、本実施形態に限定されるものではなく、積載される用紙のサイズ、厚み、腰の強さに合わせて、偏心カム60のサイズや形状を最適な値に設計すればよい。
図7は、用紙を積載した状態の用紙積載板51を示している。同図を用いて、本実施形態における用紙積載板の各部の寸法を説明する。
図7において間隔dは、給紙レベルに達した時の用紙の最上面と上ガイドとの距離を示している。本実施形態では間隔dは、7〜8mmに設定されている。間隔dをこの範囲の値に設定したのは、高低差が7〜8mmを超えたカールが発生した場合に、用紙の両端が上ガイドに押し当てられて、用紙の両端と上ガイドとの摩擦が給送時の負荷となり、給送不良や斜め送りが発生し易くなるのを考慮したからである。
図7において、間隔Wは、偏心カム60の用紙搬送方向の幅を示している。偏心カム60の幅は、50mmに設定されている。偏心カム60の幅は、このサイズに限定されるものではなく、必要に応じて縮小または拡大することができる。また、Hは、偏心カム60の用紙積載板51の用紙載置面からの最大突出量を示している。本実施形態では、最大突出量Hは、8mmである。
さらに、間隔Dは、ピックアップローラ30によるピックアップポイントから偏心カム60の用紙搬送方向の中心までの距離を示している。ここでは、間隔Dは40mmに設定されている。偏心カム60の位置は、用紙搬送方向において、積載される用紙の中央とピックアップローラ30との間に位置させることが好ましい。これは、用紙の前端側に近づけることにより用紙の前端側のカールが低減するが、偏心カム60を用紙の前端に近づけ過ぎるとシートの積載枚数が少ない場合に用紙の搬送に支障を来すからである。
図8は、大容量給紙ユニット20における給紙位置の構成を示す図である。図8(A)は用紙積載板51が上昇中の状態を示しており、図8(B)は用紙積載板51が給送位置で停止している状態を示している。図8から、本実施形態では用紙搬送方向における用紙の後端側に比較して用紙の前端側のカールが低減され、幅方向における高低差が小さくなっていることが分かる。
パッド61は、用紙の下側面に当接して、用紙の二重送りを防止するために配設される。パッド61は、用紙に対して摩擦負荷を与えることができる素材で形成されたシート状の部材である。本実施形態では、シート状のコルクを使用している。パッド61は、用紙積載板51に形成された凹部に貼り付けられている。パッド61を用紙積載板51に取り付ける際に、ピックアップローラ30との対向位置にパッド61が配置される。
図9は、偏心カム60の突出量と用紙の幅方向の高低差Cとの関係を示す図である。ここでは、用紙載置面から偏心カム60の周面を突出させない場合、用紙載置面から偏心カム60の周面を4mm突出させる場合、用紙載置面から偏心カム60の周面を8mm突出させる場合の3つ場合に分けて説明する。それぞれの場合で、用紙積載板51に1000枚、2000枚、3000枚の用紙の積載したときにそれぞれケースにおける高低差Cを示している。
高低差Cが12mmである場合には、用紙積載板51の高さを調整しても上ガードに用紙が引っ掛かる可能性が高い。給紙レベルに達した時の用紙の最上面と上ガイドとの距離が7mmであるため、高低差Cが6mm以下になると給紙不良が発生しにくくなる。
本実施形態のように偏心カム60が用紙載置面から最大8mm突出する場合、偏心カム60の周面で用紙を押し上げることにより、用紙を3000枚積載した場合でも高低差Cを6mm以下に抑えることが可能になる。
図10は、用紙給送時における制御部50の動作手順を示すフローチャートである。
用紙給送時に、制御部50は給紙ソレノイド41を動作させてピックアップローラ30を降下させる(S1)。続いて、制御部50はリフトモータ39を回転させて用紙積載板51を上昇させる(S2)。続いて、制御部50は、第1の位置検出器32が用紙を検出しているか否かを判断する(S3)。このS3の判断ステップは、ピックアップローラ30に用紙が当接しているか否かを検出することにより行われる。
S3の判断ステップにおいて、第1の位置検出器32が用紙を検出している場合には、制御部50はさらに第2の位置検出器45が用紙を検出しているか否かを判断する(S5)。このとき、第2の位置検出器45が用紙を検出している場合には、リフトモータ39を停止させ、用紙積載板51の上昇をその高さに維持させる(S8)。このように、用紙が第1の位置検出器32および第2の位置検出器45の両方に検出されていることは、最上位の用紙が給紙に適した給送可能位置に配置されていることを意味する。
続いて、制御部50は、給紙指示がされるのを待機する(S10)。S10の待機ステップにて、制御部50に対して給紙指示されると、制御部50は、用紙の搬送を開始させる(S13)。
ところが、S5の判断ステップにおいて、第2の位置検出器45がオフになっている場合には、制御部50は用紙載置板51が上限位置に到達しているか否かを判断する(S6)。このように、第1の位置検出器32が用紙を検出しても第2の位置検出器45が用紙を検出しない理由として、幅方向において用紙に上に凸状のカールが生じていることが考えられる。
S6の判断ステップにおいて、用紙載置板51が上限位置に到達していない場合には、制御部50は、再度第2の位置検出器45が用紙の検出しているか否かを判断する。S5およびS6のステップでは、制御部50は積載台51が上限位置に到達するまでに、第2の位置検出器45が用紙を検出するか否かを判断している。
S6の判断ステップにおいて、用紙載置板51が上限位置に到達している場合には、制御部50は用紙の給送を中止させる。具体的には、まず制御部50はリフトモータ39の回転を停止させる(S12)。これにより、用紙積載板51の上昇が停止する。続いて、制御部50は、給送不良が発生する蓋然性が高いために用紙の給送を中止した旨のメッセージを操作部60のディスプレイに表示させる(S15)。
このように、給送を中止させるのは、高さ調整手段が偏心カム60によって構成されており、幅方向における用紙積載板51の中央部を突出させる制御しか行わないため、上に凸状のカールを軽減させることができないからである。ただし、幅方向における用紙積載板51の中央部を凹ませることが可能な高さ調整手段を用いる場合には、S12,S15のステップにおいて、上に凸状のカールを低減させるための処理を行うようにできる。なお、本実施形態で上に凸状のカールを低減する手段を設けていないのは、上に凸状のカールは複数の用紙の積載する際に自動的に低減するからである。
S3の判断ステップにおいて、第1の位置検出器32が用紙を検出していない場合には、制御部50は第2の検出器45が用紙を検出しているか否かを判断する(S4)。このとき、第2の検出器45が用紙を検出していない場合には、再度S2のステップを実行する。つまり、この場合、制御部50は継続してリフトモータ39を回転させ用紙積載板51を上昇させる(S2)。これは、第1の位置検出器32および第2の位置検出器45のいずれもが用紙を検出しない場合には、用紙積載板51が十分に上昇していないと考えられるからである。
一方、S4の判断ステップにおいて、第2の位置検出器45が用紙を検出している場合には、制御部50は、再度、第1の位置検出器32が用紙を検出しているか否かを判断する(S7)。このとき、第1の位置検出器32が用紙を検出している場合には、制御部50はS8のステップに移行する。この場合、用紙が給送可能位置に到達していると考えられるからである。
S7の判断ステップにおいて、第1の位置検出器32が用紙を検出していない場合には制御部50はS9のステップに移行する。S9のステップでは、制御部50は、第2の位置検出器45が用紙を検出した後における用紙積載板51の上昇量が5mmに達するまで待機する(S9)。
S9の待機ステップで、用紙積載板51の上昇量が5mmに達するまでの間にも、制御部50は、常時、第1の位置検出器32が用紙を検出しているか否かを判断し(S7)、第1の位置検出器32が用紙を検出した場合には、S8のステップへ移行する。
S9の待機ステップにおいて、第1の位置検出器32が用紙の検出することがないまま用紙積載板51の上昇量が5mmに達した場合には、制御部50は調整モータ44に所定のパルスを出力して調整モータ44を回転させる(S11)。これにより、偏心カム60が回転し、偏心カム60の周面が用紙載置面から突出する。
S11のステップにより、用紙の幅方向の中央部を偏心カム60が下側から押圧する。このため、用紙の幅方向の中央部が押し上げられ、第1の位置検出器32が用紙を検出し易くなる。偏心カム60が回転を開始した後においても、制御部50は、常時、第1の位置検出器32が用紙を検出しているか否かを判断している(S14)。このとき、第1の位置検出器32が用紙を検出していた場合には、制御部50はS8のステップに移行する。
偏心カム60が回転を開始した後においても、第1の位置検出器32が用紙を検出しない場合には、制御部50はS17のステップに移行する。S17のステップにおいて、制御部50は、第2の位置検出器45が用紙を検出した後における用紙積載板51の上昇量が10mmに達するまで待機する(S9)。
S17の待機ステップで、用紙積載板51の上昇量が10mmに達するまでの間にも、制御部50は、常時、第1の位置検出器32が用紙を検出しているか否かを判断し(S14)、第1の位置検出器32が用紙を検出した場合には、S8のステップへ移行する。
S17の待機ステップにおいて、第1の位置検出器32が用紙の検出することがないまま用紙積載板51の上昇量が10mmに達した場合には、制御部50はリフトモータ39を停止させる。用紙積載板51の上昇を中止させた後に、給送不良が発生する蓋然性が高いために用紙の給送を中止した旨のメッセージを操作部60のディスプレイに表示させる(S18)。この場合に用紙給送動作を停止させるのは、下に凸状の大きなカールが生じており、給紙ジャム等の用紙給送不良が発生する可能性が高いからである。
なお、上述の実施形態では、画像形成装置1の制御部50を用いて給送動作の制御を行っているが、大容量給紙ユニット20に独自の制御部を設けるようにしてもよい。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明のシート給送装置が適用される画像形成装置の構成の概略を示す図である。 画像形成装置の構成の概略を示すブロック図である。 大容量給紙ユニットにおける給紙位置の構成を示す図である。 幅方向にカールを生じた用紙の状態を示す図である。 カールが生じた用紙の前端部の構成を示す図である。 用紙積載板の構成を示す図である。 複数の用紙が積載された用紙載置板の構成を示す図である。 大容量給紙ユニットにおける給紙位置の構成を示す図である。 偏心カムの突出量と用紙の幅方向の高低差Cとの関係を示す図である。 制御部の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1−画像形成装置
2−画像形成部
3−給紙ユニット部
20−大容量給紙ユニット
50−制御部
51−用紙積載板
60−偏心カム
61−調整モータ
62−パッド

Claims (9)

  1. シートを一枚ずつシート搬送路に給送するシート給送装置であって、
    前記シート搬送路に給送されるべきシートが積載されるシート載置台と、
    前記シート載置台に載置された最上位のシートに当接し、前記シート搬送路に送り出すピックアップ手段と、
    前記ピックアップ手段と前記最上位のシートとの当接位置の高さを検出する第1の位置検出手段と、
    前記最上位のシートにおけるシート搬送方向に直交する方向の端部の高さを検出する第2の位置検出手段と、
    前記第1の位置検出手段および前記第2の位置検出手段の検出結果に基づいて、シート給送時における前記シート載置台の高さを調整する昇降調整手段と、
    を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記第1の位置検出手段および前記第2の位置検出手段の検出結果に基づいて前記シート載置台におけるシート搬送方向に直交する方向の中央部の高さを調整する高さ調整手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記高さ調整手段は、前記シート載置台のシート載置面に略平行な回転軸を中心に回動し、回動時にその周面の一部が前記シート載置面から突出する偏心カムであることを特徴とする請求項1または2に記載のシート給送装置。
  4. 前記高さ調整手段は、前記シート載置台におけるシート搬送方向の下流側に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシート給送装置。
  5. 前記高さ調整手段は、前記ピックアップ手段と前記最上位のシートとの当接位置よりもシート搬送方向の上流側に配置されることを特徴とする請求項4に記載のシート給送装置。
  6. 前記最上位のシートが所定の給送可能高さに到達したことを前記第1の位置検出手段よりも前記第2の位置検出手段が先に検出したときに、前記偏心カムを回転させることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のシート給送装置。
  7. 前記シートが所定の給送可能高さに到達したことを前記第1の位置検出手段よりも前記第2の位置検出手段が先に検出した場合であって、前記第2の位置検出手段による前記シートの検出の後に所定の量だけシート載置台を上昇させてもなお前記第1の位置検出手段が前記シートを検出しないときに、前記偏心カムを回転させることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のシート給送装置。
  8. 前記シートが所定の給送可能高さに到達したことを前記第1の位置検出手段よりも前記第2の位置検出手段が先に検出した場合であって、前記第2の位置検出手段による前記シートの検出の後に所定の量だけシート載置台を上昇させてもなお前記第1の位置検出手段が前記シートを検出しないときに、前記シートの給送を中止することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のシート給送装置。
  9. シート給送装置から給送されるシートに対して、入力画像に基づく画像形成処理を行う画像形成装置であって、
    請求項1〜8のいずれかに記載のシート給送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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