JPS5944571A - 循環型穀物乾燥機の分散制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、循環型穀物乾燥機の制御装置に係り、特に
穀物の張込量に応じて揚穀機の上部開口部のシャッタの
開閉角度を制御する循環型穀物乾燥機の分散制御装置に
関する。

従来、投擲型昇降機を有する循環型穀物乾燥機において
、該乾燥機内に投擲される穀物を張込量に応じて均一に
分散させることは非富に困難である。すなわち、張込量
が多い時に均一に分散させ得るように設定すると、張込
量が少ない時は、昇降機取付壁側への供給が少なくなり
、乾燥用風路が露出して乾燥作業に支障をきたす。また
、張込量が少ない時に均一に分散させ得るように設定す
ると、張込量が多量になった時には、昇降機関Ｉ」部例
近に多く供給され過ぎ、該開口部に対向する壁側に余裕
があるにもかかわらず、それ以上張込めなくなってしま
う。これらの現象は乾燥機の全高が高くなる程顕著に表
れる。

そこで従来においては、シャ・ツタの開閉角度を張込作
業毎にあるいは乾燥作業中の乾燥機内の分散状態に応じ
てその都度操作していた。そのため、シャッタの開閉角
度の操作が大変面倒であり、穀物の均一な分散を果し得
ないという不都合があった。

そこでこの発明の目的は、貯留部内に張込量センサを設
け、該センサの検知信号により揚穀機の」二部開口部の
シャッタの開閉角度を制御し、穀物の均一な分散を果す
循環型穀物乾燥機の分散制御装置を実現するにある。

以下図面に基づいてこの発明の実施例をＭ工：細に説明
する。第１〜６図において、循環型穀物乾燥機２は、屋
根部４、貯留部６、乾燥部８、集穀部１０を有し、ホッ
パＩ２に投入された被乾燥物たる穀物をハケソト２０、
プーリ２２、回転軸２４、ヘルド２６から成る揚穀ｔａ
１４により揚」ニし、揚穀機１４の」二部開口部２８、
吐出管３０の投入量Ｉ」部３２を経て貯留部６へ投擲分
散させ、乾燥部８の熱風器１６と排風器１８の作用によ
り穀物の乾燥を行うものである。

吐出管３０は、その一端の開口部が前記上部開口部２８
に連通し、その他端に貯留部６に臨む投入開口部３２を
有し、その底部に乾燥機外へ開口させた排出口３４を有
する。該吐出管３０の」二部で第１シヤツタ３６が第１
シヤツタ軸３８により回動可能に支持されると共に、そ
の下部で第２シヤツタ４０が第２シヤツタ軸４２により
回動可能に支持されている。また、貯留ｆ！Ｂ　６内に
は張込量センサ４４が複数箇所に設けられている。

次に、制御回路を第３図のブロック図で説明する。図に
おいて、５０は張込量センサあるいは張込量セレクタ、
５２は温度センサや水分値センサ等のその他のセン刃類
である。そして、５４は制御部であり前記張込量センサ
５０あるいはその４ｍのセンサ類５２からの検知信号を
人力し、以下の制御を行うものである。すなわち、第１
シヤツタ軸３８を回転さゼ、第１シヤツタ３６の開閉角
度を制御する分散制御５６、熱風温度あるいはバーナＯ
Ｎ、ＯＦＦ制御５８、循環ＯＮ、ＯＦＦ制御６０、そし
て乾燥時間予測や水分値計算等のその他の制御６２を行
う。

次に作用について説明する。

まず穀物を乾燥機内に張込むとき、」５よび穀物を循環
乾燥する場合には、前記貯留部６内に設りた張込量セン
サ４４の検知信号により、前記揚穀機１４の上部開口部
２８の第１シヤツタ３６　（排出時に作動するものであ
る。）の開閉角度を制御することになる。

次に、乾燥穀物のすべてを乾燥機外へ排出する場合には
、第１シヤツタ３６は第１位置たるａ位置にあり、第２
シヤツタ４０は起立位置たるｘ（ｉ７置にある。この状
態において、第１シヤツタ３６と第２シヤツク４ｏとが
協同して前記投入開口部３２を遮閉すると共に前記排出
口３４が全開状態になるので、すべての乾燥穀物は排出
口３４がら機外へ排出される。

また、穀物に対し所定の乾燥が終了するまでは、第２シ
ヤツタ４ｏはＸ位置より角度β１反時計方向に回転した
倒伏位置たるＸ位置にある。このとき、穀物の張込量に
応じて第１シヤツタ３６は第１位置たるａ位置から反時
計方向に回転させられる。

つまり、第４図に示す如く、穀物の張込量が少量である
場合には、張込量センサ４４がらの検知信号により第１
シヤンク３６はａ位置がら角度α１だけ反時計方向に回
動させられ、第２位置たるｂ位置にある。この状態にお
いては、穀物の投擲が投入量１」部３２の下部から斜め
下方に向けて大部分を集・中させるので、穀物が貯留部
６内の底部に均一に分散されるものである。

また、第５図に示す如く、穀物の張込量が中量である場
合には、第１シ十ツタ３６はｂ位置がら角度α２だけ反
時計方向に回転した第３位置たるＣ位置にある。この状
態においては、穀物の投１￥ＩＩが投入開口部３２の下
半部から斜め下方に向＆Ｊて行われることとなり１、貯
留部６内の中程に均一に分散されるものである。

そしてまた、第６図に示す如く、穀物の張込量が多量で
ある場合には、第１シヤツタ３６はＣ位置から角度α３
だけ反時計方向に回転した第４イ１γ置たるｄ位置にあ
る。この状態においては、第１シヤツタ３６は全開状態
となり、投１￥１（する穀物が主として投入開口部３２
の上部から水平方向に向けて行われることになり、穀物
を貯留部６内の揚穀機１４取付壁側と反対側に集中させ
るので、揚穀機１４取（（Ｊ壁側に穀物が堆積して投入
開口部３２を閉塞することなく、均一に分散されるもの
である。

以上詳細に説明した如くこの発明は構成されているので
以下の如き効果を奏するものである。

（１）、循環型穀物乾燥機の貯留部内に張込量センサを
設け、該張込量センサの検知信号にまり揚穀機の」二部
開口部のシャッタの開閉角度を制御する構成としたので
、前記貯留部内への穀物の張込量に応してシャッタの開
閉角度を制御し、穀物の張込量に対応した分散特性が得
られ、貯留部内での堆積状態を雷に略均−にし得るもの
である。

（２）、また、二枚のシャッタを連動駆動させる過程に
おいて、前記投入開口部を前記シャッタにより部分的に
遅閉、例えば、第１シヤツタを少許開放下第２位置たる
ｂ位置とし、第２シヤツタを排出時のＸ位置とすれば、
排出の際の溢流口として機能さセることができるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１〜６図はこの発明の実施例を示し、第１図は循環型
穀物乾燥機の一部切欠正面図、第２図は第１図の矢視■
部分の拡大図、第３図は制御回路を示すブロック図、第
４図は少量張込時の穀物乾燥機の概略正面図、第５図は
中量張込時の穀物乾燥機の概略正面図、第６図は多量張
込時の穀物乾燥機の概略正面図である。 図において１，２は循環型穀物乾燥機、６は貯留部、１
４は揚穀機、２８は」二部開口部、３０は吐出管、３２
は投入開口部、３Ｇは第１シヤツタ、４０は第２シヤツ
ク、４４は張込量センサである゛―代理人　　弁理士　
　西　郷　義　美 第３　図 第４図 ″１６ 第５ｇＡ ′１日 第６　図 並 ３９５

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 循環型穀物乾燥機の貯留部内に張込量センサを設＆Ｊ、
   この張込量センサの検知信号により揚穀機の上部開口部
   のシャックの開閉角度を制御することを特徴とする循環
   型穀物乾燥機の分散制御装置。