JPS5944190B2 - 研摩材の製造方法 - Google Patents

研摩材の製造方法

Info

Publication number
JPS5944190B2
JPS5944190B2 JP4560677A JP4560677A JPS5944190B2 JP S5944190 B2 JPS5944190 B2 JP S5944190B2 JP 4560677 A JP4560677 A JP 4560677A JP 4560677 A JP4560677 A JP 4560677A JP S5944190 B2 JPS5944190 B2 JP S5944190B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
parts
abrasive
wet
coating amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4560677A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53131595A (en
Inventor
孜 丸山
義昌 木長
清「たか」 内藤
理 磯崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP4560677A priority Critical patent/JPS5944190B2/ja
Publication of JPS53131595A publication Critical patent/JPS53131595A/ja
Publication of JPS5944190B2 publication Critical patent/JPS5944190B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は重合性接着剤を使用し、研摩砥材を接着せしめ
、紫外線あるいは電子線を照射し、かつ加熱することに
よって研摩材を製造する方法に関するものである。
従来、研摩材を製造する方法において、基材に研摩砥材
を接着させるのにゼラチンやフェノール系樹脂を用いて
いる。
しかしながら、ゼラチンなどを使用すると耐水、耐熱性
などは良好なものが得られない。
また、フェノール系樹脂などを用いると接着剤の機能と
しては満足なものが得られるが、その硬化工程は極めて
長時間を要し、工程的にもはんざつで揮散時の溶剤臭だ
けでなくフォルマリン臭が激しく悪臭が大きい。
また通常研摩材粒度が大きくなってくるとウェットオン
ウェットで下塗接着剤と上塗接着剤を塗布すると全体の
膜厚が厚くなり、ワキの原因や、溶剤が十分に揮散せず
に十分な性能が得られないなどの問題がある。
このためウェットオンウェットでの接着剤の塗布は極め
て困難となり、通常ベイクアンドベイタ方式の工程がと
られており、長時間を要する。
このため生産性を向上させ経済的に大量に生産するのに
は多大の設備を必要とした。
電子線を照射して接着剤を硬化させて研摩紙を製造する
方法も知られているが、この方法では特に研摩材粒度の
大きい粗粒タイプ(JIS R−6001における粒度
が#60より粗いもの)を用いた場合研摩砥材の下にあ
る接着剤を完全に硬化させるには非常にエネルギーの高
い電子線(1,5MeV以上)が必要となり、それによ
って設備投資、しやへいなどが非−に大きくなり、経済
的に極めて不利である。
光照射の場合においても研摩材の裏側のかげになる部分
には光が到達しにくいか、到達せず、光の吸収は指数関
数的に減少するので特に厚塗りし、た場合とか、砥料が
粗粒になるとかげの部分は硬化が十分に進まない。
特に設備の経済性を考えれば、電子線のエネルギーが低
い方が設備投資、ランニングコストなどは安価であり経
済的に有利であって、かかる低エネルギー源としては1
000KeV以下のエネルギーの電子線で、好ましくは
100KeV〜500Ke■程度であって(500Ke
V、300KeV、150KeVのエネルギーを有する
電子線の有効透過深さは被照射物の比重を1とすると、
それぞれ約1000μ、400μ。
150μ程度となり、実際には空気中での電子線のエネ
ルギーの低下があるので、さらにこれより小さな値とな
る)、かかる低エネルギーの電子線照射によって接着剤
を硬化せしめられる研摩材の製造方法の開発が望まれて
いる。
本発明者らは積年の研究の結果これらの欠点をとり除い
たきわめて短時間で光あるいは低エネルギーの電子線の
照射および加熱により、砥粒度の大きい粗粒研摩材を散
布しても、すみやかに接着剤を硬化させることができ、
生産性および性能を向上させる研摩材の製造方法を開発
した。
すなわち本発明は、研摩材用基材に直接または必要があ
れば下塗層を介して、重合開始剤および0.05〜10
重量%の遊離のNCO基を含有する重合性接着剤を塗布
し、その上に研摩砥材を散布し、その上にウェットオン
ウェットで重合性の上塗接着剤を塗布し、50〜100
0KeVの電子線あるいは波長500mμ以下の紫外線
を照射したのち、さらに加熱して完全に接着剤を硬化さ
せることを特徴とする研摩材の製造方法に関するもので
ある。
本発明における電子線、光の有効エネルギーは研摩砥材
の裏側にまで完全に到達する必要はなく、研摩材をハン
ドリングできる程度以上に硬化すれば十分である。
本発明の特徴は特に、下塗重合性接着剤中に重合開始剤
と遊離のNCO基とを含有せしめたところにある。
本発明によると、接着剤層を電子線または紫外線を照射
した後に加熱して硬化せしめるので、加熱により重合開
始剤が分解して重合が行なわれて接着剤層の硬化を完全
なものとすることができるのである。
また、遊離のNCO基は基材との付着性の向上、また研
摩砥材との密接な結びつきを促進し、特にバインダーと
研摩砥材との付着性を著しく向上させるのである。
本発明における重合開始剤としては、過酸化物系として
例えば過酸化ベンゾイル、t−ブチルハイドロパーオキ
サイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパ
ーオキシベンゾエート、クメンハイドロパーオキサイド
、ラウロイルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサ
イド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジクミルパ
ーオキサイド、などがあげられ、窒素化合物系としては
、例えばアゾビスイソブチロニトリル、アゾビスジメチ
ルバレロニトリル、1,1′−アゾピスシクロヘキサン
カーボニトリルなどがあげられる。
これらの化合物は単独もしくは2種以上の混合物として
も使用できる。
これらの重合開始剤の添加量は下塗接着剤に対して0.
05〜10重量%が望ましい。
、本発明でいう接着剤のビヒクル成分は当該技術分野で
公知である重合開始剤、紫外線、電子線照射によって硬
化する重合性不飽和結合を有する樹脂組成物であればい
ずれでもよく、代表的なものとしては、例えば不飽和ポ
リエステル、不飽和エポキシ樹脂、ポリブタジェン系、
不飽和メラミン樹脂、不飽和アクリル樹脂、不飽和シリ
コン樹脂、不飽和フェノール樹脂、不飽和ビニル樹脂、
ジアリルフタレートプレポリマー、不飽和アルキド樹脂
などがあげられ、必要があればビニル単量体、などと併
用して用いられる。
もちろん必要があれば飽和重合体、可塑剤などを併用す
ることは一同にさしつかえない。
ビーし単量体としては、例えばアクリル酸、メタクリル
酸およびそれらのエステル類でアクリル酸、メタクリル
酸のメチル、エチル、ブチル、ヘキシル、ドデシル、シ
クロヘキシル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル
、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルなどのモノエス
テル類;アクリル酸、メタクリル酸のエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
シフロピレングリコール、トリプロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、フチレンクリコール、ジブ
チレングリコール、ベンタンジオール、ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、トリメチロールメタン、
トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、グリ
セリン、ネオペンチルグリコールなどのジエステル類;
アクリル酸またはメタクリル酸とトリメチロールメタン
、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ク
リセリン、ペンタエリスリトールなどのような多価アル
コールとのトリエステル類ニアクリル酸またはメタクリ
ル酸とペンタエリスリトールとのテトラエステル類など
があげられ、芳香族ビニル単量体としてはスチレン、ビ
ニルトルエン、クロルスチレンなどがあげられ、酢酸ビ
ニル、ビニルエーテル類、アリル化合物などがあげられ
る。
さらには、無水フタル酸、アジピン酸、コハク酸、マレ
イン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水
フタル酸とアクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒ
ドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メ
タクリル酸ヒドロキシプロピル、アリルアルコールなど
とのジエステル化反応物なども使用できる。
特に本発明では、下塗接着剤には遊離のMCO基を含有
させることが必要であり、これは基材および研摩砥材と
の密着を蓄しく向上させる。
この遊離のインシアネート基を導入する方法としては、
上記重合性接着剤中に多価インシアネート化合物、例え
ばヘキサメチレンジイソシアネート、2・4−ジイソシ
アネート−1−メチルシクロヘキサン、2・6−ジイソ
シアネート−1−メチルシクロヘキサン、ジイソシアネ
ートシクロブタン、テトラメチレンジイソシアネート、
0−2mおよびp −キシリレンジイソシアネート、ジ
シクロヘキシルメタンジイソシアネート、ジメチルジシ
クロヘキシルメタンジイソシアネートおよびリジンジイ
ソシアネートアルキルエステルなどのような脂肪族また
は脂環式インシアネート、その他にトリレン−2・4−
ジイソシアネート、トリレン−2・6−ジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、
3−メチルジフェニルメタン4・4′−ジイソシアネー
ト、m−およびp−フェニレンジイソシアネート、クロ
ロフェニレン−2・4−ジイソシアネート−ナフタリン
−1,8−ジイソシアネート−8・8′−ジメチルジフ
ェニル、1・3・5− ) IJイソプロピルベンゼン
−2・4−ジイソシアネートおよびジフェニルエーテル
ジイソシアネートのような芳香族ポリイソシアネートお
よびこれらの混合物。
またこれらのポリイソシアネートの過剰をエチレングリ
コール、ジメチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ネオヘンチルクリコール、トリメチロールプロパン、グ
リセリン、ブチレングリコール、ヘキサングリコール、
ペンタングリコール、トリノチロールメタン、トリメチ
ロールエタン、トリメチロールプロパン、ヘキサントリ
オール、ヘンタエリスリトールなどのポリヒドロキシ化
合物と反応させることによって得られたポリウレタンポ
リイソシアネートであってもよい。
またイソシアヌレート環を含むポリイソシアネートやビ
ユレット基を含むポリイソシアネートなども使用できる
これらのイソシアネート基の含有量(NCO=42)が
下塗接着剤中に0.05重量係以下ではその効果が著し
くなく、又10重量係以上では硬化不足あるいは重合中
、あるいは後に発泡などが起こり、好ましくない。
特に紫外線照射により硬化させる場合は上記重合性接着
剤に光増感剤を添加する。
光増感剤としては、例えばケイ皮酸アルコール、β−ア
イオノン、α−アルミケイ皮酸アルデヒド、ケイ皮酸ア
セテート、ケイ皮酸メチル、ケイ皮酸アルデヒドなどの
ケイ皮酸系化合物;2・/−アゾビスイソブチロニトリ
ル、2・2′−アゾビスジメチルバレロニトリル、2・
2′−アゾビス(2・3・3−トリメチルブチロニ)
IJル)、2・2′−アゾビス(2・4・4−トリメチ
ルバレロニトリル)などのアゾ系化合物;ジアゾアミノ
ベンゼン、5−ニトロ−2−アミノアニソールシアニウ
ム塩化亜鉛塩、α−アミノアントラキノンジアゾニウム
クロライド塩化亜鉛塩などのジアゾ糸化合物;テトラメ
チルチウラムモノサルファイド、テトラメチルチウムジ
サルファイドなどのチウラム系化合物;β−クロロスチ
レン、α−クロロスチレン、β−フ市モモスチレンα−
ブロモスチレン、四塩化炭素などのハロゲン化化合物;
ジ−t−ブチルパーオキサイドのような過酸化物系化合
物;4・4′−ジアジスチルベン、p−フェニレンビス
アジド、4・4′−ジアジドベンゾフェノン、4・4′
−ジアジドフェニルメタン、4・4′−ジアジドカルコ
ンなどのアジド糸化合物;およびベンゾインメチルエー
テル、ベンゾイン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾ
インブチルエーテルなどのベンゾイン系化合物などがあ
る。
これらの光増感剤は1種又は2種以上の混合物を使用す
ることができる。
これらの光増感剤の添加量は重合性接着剤に対して0.
1〜10重量係重量間が望ましい。
本発明における上記からなる下塗接着剤は、スプレー、
2頭式スプレー、カーテンフローコータ−12頭式カゴ
テンフローコーター、ロールコータ−などで塗布でき、
その塗布量は約30〜600g/mが奸才しい。
研摩砥材としては天然品としてはダイヤモンド、エメリ
ー、スピネル、ザクロ石、ピッチ石、粘土類、タルク、
微粒シリカなどがあり、人造品としては溶融アルミナ(
コランダム)、炭化硅素(カーボランダム)、炭化ホウ
素、その他の炭化物、酸化鉄、酸化クロム、アルミナ等
である。
アルミナ質研削材としてはかっ色アルミナ質、白色アル
ミナ質、淡紅色アルミナ質、解砕型アルミナ質、人造エ
メリー研削材などがあり、炭化硅素質研削材としては黒
色炭化硅素質、緑色炭化珪素質研削材がある。
本発明ではこれらの研摩砥材として、粒度の特に大きな
粗粒の研摩材を用いた場合でも接着剤層は容易に硬化し
、粒度の範囲は#8〜・#220(JIS R600
1による)までが望ましく、特に#10〜#54の範囲
のものを用いると本発明の効果が顕著である。
必要があればこれらの研摩砥材をビニルモノマー中に浸
して、がんしんさせてもよい。
砥材の下塗接着剤塗膜への散布はモルタルリシンガン、
フルイ機などで容易に行なえ、また手で散布してもよい
散布する量はその使用目的によって異なるが、一般には
砥材が均一にしかも緻密に付着させることが望ましい。
砥材を付着させた表面に塗布する上塗接着剤は、砥材の
固着を十分に行なうためのものであって、下塗接着剤塗
膜が未硬化の状態で塗布する必要がある。
上塗接着剤としては、電子線または紫外線の照射により
硬化する重合性不飽和結合を有する樹脂組成物が使用で
き、具体的には上記した下塗接着剤におけるビヒクル成
分が適用できる。
さらにこの上塗接着剤にもインシアネート化合物、重合
開始剤を添加してもよい。
上塗接着剤の塗布量は30〜7009/rrlが好まし
い。
本発明において紫外線照射する場合には、これらの上塗
接着剤にも上記した光増感剤を添加しておくことが望ま
しい。
紫外線を照射する場合には、紫外線として500mμ以
下の範囲の波長をもつ光線が好適である。
紫外線発生装置としては高圧水銀灯、低圧水銀灯、キセ
ノンランプ等が照射光線として最適である。
電子線を照射する場合には電子線加速器とじてコツクク
ロフト型、コツククロフトワルトン型、絶縁コア変圧器
型、ダイナミドロン型、リニアフィラメント型、および
高周波型などがあり、これから放出される50KeV〜
1000KeVの加速エネルギーをもった電子線(好ま
しくは150KeV〜500KeVのエネルギーの電子
線)を接着剤に照射するのが望ましい。
電子線エネルギーは大きい程透過力は大きくなるが、設
備費は高価なものとなり、又電子線があたって発生する
X線のしゃへいなどかぼう犬なものとなり、コスト的に
も極めて高価なものとなる。
本発明における重合性接着剤に着色顔料、染料、充てん
剤、添加剤などを含有させてもさしつかえない。
紫外線、電子線を照射した後の加熱条件としては40℃
以上160℃の範囲が望ましい。
特に加熱により、下塗接着剤中に入っている重合開始剤
が分解して重合を開始し、紫外線あるいは電子線があた
らないか、あたっても不十分な部分を十分に硬化せしめ
ることができる。
本発明の方法によれば、粒径の大きい粗粒砥材を用いて
も短時間で能率よく硬化させることが可能であるため工
程短縮ができ、生産性が極めて向上し、経済的に極めて
有利となった。
しかも、得られた研摩材の研さく性耐脱粒性も良好なも
のであった。
以下、製造例、実施例をあげて本発明の詳細な説明する
接着剤■の製造例 無水フタル酸2モル、無水マレイン酸8モル、プロピレ
ンクリコール10.5モル、アマニ油脂肪酸0.3モル
を常法により加熱縮合して不飽和ポリエステル■を得た
この不飽和ポリエステル0550部にスチレン450部
を添加し混合溶解し不飽和ポリエステルワニス■を得た
不飽和ポリエステルワニス0910部、フケネートD−
103(武田薬品社製NCO含有約13%)80部、を
−ブチルパーオキシベンゾエート10部を混合して接着
剤■を得た。
接着剤■の製造例 無水フタル酸4モル、無水マレイン酸6モル、ネオペン
チルクリコール9モル、ジエチレングリコール1.5モ
ルを常法により縮合して不飽和ポリエステルOを得た。
この不飽和ポリエステル0500部にスチレン400部
、トリメチロールプロパントリメタクリレート100部
を配合して不飽和ポリエステルワニス[F]を得た。
この不飽和ポリエステルワニスo950部にマイカ粉5
0部を配合して接着剤■を得た。
接着剤■の製造例 テトラヒドロ無水フタル酸2モル、無水フタル酸2モル
、フマル酸6モル、エチレングリコール7モル、ネオヘ
ンチルクリコール3モルを常法により縮合して不飽和ポ
リエステル[F]を得た。
このポリエステル[F]550部とスチレン300部、
1.6ヘキサンジオ一ルジメタクリレート150部とを
混合溶解して不飽和ポリエステルワニス[F]を得た。
この不飽和ポリエステルワニス[F]760部にラウロ
イルパーオキサイド10部、タケネートD−103(武
田薬品社製、NC013%)230部を配合して接着剤
■を得た。
この接着剤■のNCO含有量は約3係である。
接着剤■の製造例 不飽和ポリエステルワニス0910部、タケネートD−
11ON(武田薬品社製、NCO含有%11.5%)9
0部を配合し混合して接着剤■を得た。
この接着剤■のNCO含有量は約1係である。接着剤■
の製造例 不飽和ポリエステルワ、ニス0967部とタケネートD
−102(武田薬品社製、NCO含有量約13%)23
部、ベンゾイルパーオキサイド10部とを混合して接着
剤■を得た。
(NCO含有量約Q、3係) 接着剤■の製造例 エポン#1001(シェル化学社製)にエポキシ基と等
モルのアクリル酸を反応させて不飽和エポキシ樹脂0を
得た。
この樹脂0400部をスチレン100部、メチルメタク
リレート100部、エチレングリコールジアクリレート
300部に混合溶解して不飽和エポキシ樹脂ワニス0を
得た。
不飽和エポキシ樹脂ワニス0865部にタケネー)D−
103,120部、t−ブチルパーオキシマレイックア
シッド15部を混合して接着剤■を得た。
(NCO含有量約1.5係)接着剤■の製造例 不飽和ポリエステルワニス[F]862部、ヘキサメチ
レンジイソシアネート100部、t−ブチルパーオキシ
ベンゾエート8部、シリカ微粉末30部配合し混合分散
して接着剤■を得た。
(NCO含有量約5係) 接着剤■の製造例 メタクリル酸メチル26000部、アクリル酸エチル5
000部、メタクリル酸グリシジル2400部をキシレ
ン中で、重合開始剤を用いて加熱常法により重合させ、
ついでメタクリル酸1450部を加えて付加反応を行な
い不飽和アクリル樹脂ワニスを得た。
キシレンを除去して不飽和アクリル樹脂■を得た。
この樹脂01000部にトリレンジイソシアネート26
0部、過酸化ベンゾイル30部、トリメチロールプロパ
ントリヌククリレート800部、ブチレングリコールジ
アクリレート370部を配合して混合して接着剤■を製
造した。
このワニス中のNCO基含量約5係であった。
接着剤■の製造例 不飽和ポリエステルワニス[F]750部にラウロイル
パーオキシド10部、タケネートD−103230部、
ベンゾインブチルエーテル10部を配合混合して接着剤
■を得た。
接着剤[相]の製造例 不飽和ポリエステルワニス[F]980部にベンゾイン
20部添加混合して接着剤[相]を得た。
接着剤0の製造例 不飽和エポキシ樹脂ワニス0500部、不飽和ホリエス
テルワニス[F]500部、ベンゾインエチルエーテル
15部、ベンゾイルパーオキサイド15部、タケネート
D103 100部を混合分散して接着剤0を得た。
接着剤0の製造例 不飽和ポリエステル0500部、タケネートDI02
150部、スチレン200部、ジエチレングリコールジ
メタクリレート140部、t −jチルパーオキシベン
ゾエート10部を混合して接着剤0を得た。
接着剤0の製造例 接着剤@のうちt−ブチルパーオキシベンゾエートの代
わりにベンゾイルパーオキサイドを使用する。
接着剤0の製造例 接着剤@のうちt−ブチルパーオキシベンゾエートの代
わりにアゾビスイソブチロニトリル10部、ベンゾイン
エチルエーテル10部を添加する。
実施例 1 基材(加工紙)の上に下塗接着剤■をカーテンコーク−
により、塗布量4009 / rrl:となるように塗
布し、人造コランダム(アルミナ質)の粗粒羽二12を
散布し、上塗接着剤として接着剤■をカーテンフローコ
ーターによりウェットオンウェットで塗布した。
この場合の塗布量は400g/mであった。
ついで500KeVの電子線(30mA)を15Mra
d照射し、110℃、4−0分後加熱を行ない研摩材を
得た。
この研摩材の耐脱粒性、研削性は良好であった。
また加熱を行なわないものは耐脱粒性、研削性が劣った
実施例 2 加工紙の上に下塗として、接着剤■をカーテンコーター
により、塗布量300 & / m”で塗布した。
アルミナ質の人造コランダム研摩材の粗粒#16をこの
上に散布し、ウェットオンウェットで、上塗として接着
剤■をカーテンコーターにより塗布した。
(塗布量30’Og/m)ついで、300 KeVの電
子線(45mA)を13Mrad照射して、80℃、6
0分後加熱を行ない、研摩材を得た。
この研摩材の耐脱粒性、研削性は良好であった。
また後加熱してないものは耐脱粒性、研削性は劣った。
実施例 3 基材(加工紙)に下塗として、接着剤■をカーテンコー
ターにより、塗布量32097mで塗布した。
アルミナ質人造コランダムの粗粒#14を散布接着し、
ウェットオンウェットで上塗として接着剤■をスプレー
により、塗布量31097m2で塗布し、300KeV
の電子線(45mA)を15Mrad照射し、80℃、
30分後加熱を行なった。
この研摩材の耐脱粒性、研削性は良好であった。
加熱してないものは耐脱粒性、研削性は劣った。
実施例 4 基材(加工紙)に下塗として接着剤■をスプレーにより
、塗布量270 g/ mとなるように塗布した。
アルミナ質人造コランダムの粗粒#20を散布し、ウェ
ットオンウェットで上塗として、接着剤■をカーテンコ
ーターにより、塗布量260.9/m′で塗布した。
ついで300KeVの電子線(60mA)を15Mra
d照射し、120°0140分後加熱を行なった。
この研摩材の耐脱粒性、研削性は良好であった。
加熱してないものの耐脱粒性、研削性は劣った。
実施例 5 基材(加工紙)に下塗として接着剤9をカーテンフロー
コーターにより、塗布量2509 / m”で塗布した
この上にアルミナ質人造コランダムの粗粒#24を散布
し、ウェットオンウェットで、上塗として接着剤10を
カーテンコーターにより、塗布量24097 m”で塗
布し、高圧水銀灯(80W/am)で5秒照射し、80
℃、30分後加熱を行なった。
この研摩材の耐脱粒性、研削性は良好であった。
加熱してないものの耐脱粒性、研削性は劣った。
実施例 6 基材(加工紙)に、下塗接着剤として接着剤8をカーテ
ンコーターにより、塗布量2309 / m”となるよ
うに塗布し、アルミナ質人造コランダムの粗粒#30を
散布し、ウェットオンウェットで、上塗として接着剤4
をカーテンフローコーターで塗布した。
(塗布量250g/m2)ついで300KeVの電子線
(90mA)を15Mrad照射し、90℃、30分後
加熱を行なった。
得られた研摩材は良好な耐脱粒性、研削性を示した。
加熱していないものは、耐脱粒性、研削性は劣った。
実施例 7 基材(加工紙)の上に下塗接着剤として接着剤■をカー
テンコーターにより、塗布量160,9/m2となるよ
うに塗布した。
この上にアルミナ質粗粒コランダム#54を散布し、ウ
ェットオンウェットで上塗接着剤として接着剤■をカー
テンコーターにより、塗布量150g/mとなるように
塗布し、300KeVの電子線(45mA)を13Mr
ad照射して、120℃で30分加熱した。
得られれ研摩材の耐削性は良好であった。
加熱してないものの耐脱粒性、研削性は劣った。
実施例 8 基材(加工紙)の上に下塗接着剤として接着剤■をカー
テンコーターにより、塗布量141/m′となるように
塗布した。
アルミナ質粗粒研摩材#60を散布し、ウェットオンウ
ェットで上塗接着剤として接着剤■をカーテンコーター
により、塗布量1309 / rrlとなるように塗布
した。
ついで300KeVの電子線(45mA)を11Mra
d照射し、60℃で80分加熱した。
得られた研摩材の耐脱粒性と研削性は良好であった。
加熱してないものの耐脱粒性、研削性は劣った。
実施例 9 基材(加工紙)に下塗接着剤として接着別■をカーテン
コーターにより、塗布量3097 m”となるように塗
布した。
ついでアルミナ質粗粒研摩材#120を静電散布し、ウ
ェットオンウェットで上塗接着剤として接着前1ωをカ
ーテンコーターにより、塗布量809 / mとなるよ
うに塗布した。
ついで150KeV(7)電子線(エレクトロカーテン
タイプ6 ・mA)を15Mrad照射し、120℃で
30分加熱した。
得られた研摩材の耐脱粒性、研削性は良好であった。
実施例 10 基材(加工紙)に、下塗接着剤として接着剤@をロール
コータ−により塗布量709 / m”となるように塗
布した。
この上にアルミナ質粗粒研摩材#150を静電散布し、
ウェットオンウェットで、上塗接着剤として接着剤@を
カーテンコーターにより、塗布量50 g/ tri″
となるように塗布した。
ついで150KeVの電子線(10mA)を15Mra
d照射し、140℃で10分加熱した。
得られた研摩材の耐脱粒性、研削性は良好であった。
実施例 11 基材(加工紙)に下塗接着剤として接着剤[相]をロー
ルコータ−により、塗布量6097 m”となるように
塗布した。
この上にアルミナ質粗粒研摩材#180を散布し、ウェ
ットオンウェットで上塗接着剤として接着剤0をカーテ
ンフローコーターにより、塗布量409 / mとなる
ように塗布した。
ついで150KeVの電子線(6mA)を15Mrad
照射し、50°Cで60分加熱した。
得られた研摩材の耐脱粒性、研削性は良好であった。
実施例 12 基材(加工紙)に下塗接着剤として接着剤■をカーテン
コーターにより、塗布量300g/rrr’となるよう
に塗布した。
ついでアルミナ質粗粒研摩材#16を1時間メチルメタ
クリレート中に浸せきしたものを散布し、ウェットオン
ウェットで上塗接着剤として接着剤■をカーテンコータ
ーで塗布量3009 / rrlとなるように塗布した
ついで300KeVの電子線(45mA)を15Mra
d照射し、100℃で40分加熱した。
得られた研摩材の耐脱粒性、研削性は良好であった。
実施例 13 基材(加工紙)に下塗接着剤として接着剤■をカーテン
コーク−により、塗布量2409/m″となるように塗
布した。
ついでアルミナ質粗粒研摩材#30をトリメチロールプ
ロパントリメタクリレートに10時間浸せきしたものを
上記下塗接着剤の上に散布し、ウェットオンウェットで
、上塗接着剤として接着剤■をカーテンコーターにより
、塗布量230 g/ tri’となるように塗布した
ついで300KeVの電子線(60mA)を15Mra
d照射し、70℃で40分加熱した。
得られた研摩材の耐脱粒性、研削性は良好であった。
実施例 14 基材(綿布)に下塗接着剤として接着剤0をロールコー
タ−により、塗布量120g/mとなるように塗布した
炭化硅素系粗粒研摩材#54をその土に散布し、ウェッ
トオンウェットで、上塗接着剤として接着剤0をカーテ
ンコーク−により、塗布量110,9/mとなるように
塗布し、高圧水銀灯により(80WAlrL)紫外線を
5秒間照射し、80℃で20分加熱を行なった。
得られた研摩材は良好な耐脱粒性、研削性を示した。
以上実施例に基づいて製造した研摩材は耐脱粒性能、研
削性ともに良好な値を示した。
これに対して後加熱のないものおよびNCO基を含まな
い接着剤を用いたものは硬化性が劣るために、耐脱粒性
、研削性ともに良好ではなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 研摩材用基材に直接または下塗層を介して、重合開
    始剤および0.05〜10重量係の遊離のNCO基を含
    有する下塗接着剤を塗布し、その上に研摩砥材を散布し
    、さらにウェットオンウェットで紫外線あるいは電子線
    によって硬化する重合性上塗接着剤を塗布し、次いで5
    00mμ以下の波長の紫外線、あるいは50Ke■〜1
    000KeVの範囲の電子線を照射し、その後加熱せし
    めることを特徴とする研摩材の製造方法。
JP4560677A 1977-04-20 1977-04-20 研摩材の製造方法 Expired JPS5944190B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4560677A JPS5944190B2 (ja) 1977-04-20 1977-04-20 研摩材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4560677A JPS5944190B2 (ja) 1977-04-20 1977-04-20 研摩材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53131595A JPS53131595A (en) 1978-11-16
JPS5944190B2 true JPS5944190B2 (ja) 1984-10-27

Family

ID=12724005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4560677A Expired JPS5944190B2 (ja) 1977-04-20 1977-04-20 研摩材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5944190B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW353203B (en) * 1995-04-10 1999-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Apparatus for holding substrate to be polished
US5571297A (en) * 1995-06-06 1996-11-05 Norton Company Dual-cure binder system
CN107695902B (zh) * 2017-10-18 2020-03-06 河北思瑞恩新材料科技有限公司 一种植绒材料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53131595A (en) 1978-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3450593B2 (ja) メッシュを基材とする研摩材製品の製法
FI80895C (fi) Slipprodukt omfattande ett under inverkan av straolning haerdbart bindemedel.
US4358477A (en) Process of curing unsaturated epoxy coating composition with radiation and epoxy curing agent, and coated substrate
JPS58191123A (ja) ガラス繊維で強化されたプラスチツク部品を補修する方法
JPS61236474A (ja) 高エネルギ−電子線で硬化可能な樹脂で被覆したウエブに用いる樹脂系
JPH05247234A (ja) 被覆研磨用品およびその製造方法
JP2002212500A (ja) 活性エネルギー線硬化型塗料用組成物
JPS5944190B2 (ja) 研摩材の製造方法
EP0001466B1 (en) U.v.-curable coating composition
JPH02502292A (ja) 被覆用組成物、支持体上に保護的および/または装飾的多層被覆を製造する方法および前記被覆の施された支持体
JPS6124150B2 (ja)
JPS5944191B2 (ja) 研摩材を製造する方法
JPS603957B2 (ja) 研摩材の製造法
JPH0458785B2 (ja)
JP2000080308A (ja) 効果的塗膜の作成方法
JPS61179232A (ja) 活性エネルギ−線硬化型組成物
JPS6043364B2 (ja) ラジカル硬化性組成物
JPS5929109B2 (ja) 金属メッキ体の製造方法
JPH0460021B2 (ja)
JPS646137B2 (ja)
WO2001049457A1 (en) Enhanced radiation cure
JPS61243825A (ja) 空乾性不飽和ポリエステル樹脂の製造法
JPS59109564A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂化粧板用塗料
JPH046191A (ja) 緩効性被覆肥料ならびにその製造方法
JPS606311B2 (ja) 瓦の被覆法