JPS59158250A - 化粧体の製造方法 - Google Patents

化粧体の製造方法

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JPS59158250A
JPS59158250A JP3088783A JP3088783A JPS59158250A JP S59158250 A JPS59158250 A JP S59158250A JP 3088783 A JP3088783 A JP 3088783A JP 3088783 A JP3088783 A JP 3088783A JP S59158250 A JPS59158250 A JP S59158250A
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JP
Japan
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resin
peroxide
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emulsion
film
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JP3088783A
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English (en)
Inventor
栄一郎 滝山
森田 勝久
鷹野 誠一
文俊 築山
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Resonac Holdings Corp
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Showa Highpolymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明141 、工程を短縮し、コスト切り下げに有用
な、新規な化粧体の製造方法に関するものである。
従来から市販されている所謂化粧合板は種類が多いが、
その中でも代表的なものとしては、合板などの基材に所
望の絵柄を印刷した印刷紙を接着し、これに不飽和ポリ
エステル樹脂を塗装した方式のものがあげられる。
この種の化粧合板は、当初合板にポリ酢酸ビニルエマル
ジョンと尿素樹脂接着剤とを混合塗布し、次いて、これ
に印刷紙を接着して一旦120〜130°Cの熱プレス
で数分間加熱・加圧して接着剤を硬化させた後、印刷紙
の上に有機過酸化物と促進剤とを含む不飽和ポリエステ
ル樹脂を塗装し、塗装面をフィルムで器って空気を遮断
し、樹脂を硬化させて製造するか、または、不飽和ボI
J エステル樹脂にワックスを添加したワックス添加型
樹脂を用い、硬化樹脂の表面に滓出したワックスを研磨
除去するなどの手段で仕上げを行なって製造されていた
これらの方法は、簡略化された工程であり、外見上も一
般建材、低コストが要求される家具などに適用される種
類の製品が得られるものの、目止めを行なわない紙張り
化粧合板にあっては、合板の凹凸がそのまま表面の樹脂
層に現われて外観がよくない。さらに、有機過酸化物と
促進剤とを樹脂に混合しなければならないため、ポット
ライフの制限があり、しかも余剰樹脂の再使用が不可能
であるという難点を有する。
現在、建材の性格上、コスト切下げの要望は強いものが
あり、このため、より一層の工程の簡素化と能率化を確
立することが強く要望されている現状である。
、本発明者らは、以上の見地から、より一層のコスト切
下げ、工程の短縮をはかるべく種々検討した結果、本発
明を完成するに至った。
即ち、本発明は、基材表面に過酸化物を含むポリマーエ
マルジョンを介して印刷紙を接着し、次いで印刷紙上に
」二部過酸化物をラジカル化し得る促進剤を含む液状ラ
ジカル硬化型樹脂を塗布し、硬化させることを特徴とす
る化粧体の製造方法に関する。
具体的にいえば、本発明は、無機質または有機質の基材
表面に、有機系または無機系の過酸化物を添加したポリ
マーエマルジョンを接着剤として印刷紙を接着し、更に
上記エマルジョン中に含まれている有機系または無機系
の過酸化物をレドックス反応によりラジカル化する促進
剤を液状ラジカル硬化型樹脂に添加したタイプの樹脂を
上塗り用として用いることからなっている。このような
方法により、短時間で目的となる化粧体を能率よく製造
することができる。
ポリマーエマルジョンを構成するポリマーは、液状ラジ
カル硬化型樹脂に溶解する種類のものであることが必要
である。さもないと、短時間で液状ラジカル硬化型樹脂
を硬化させることは困難なものとなる。
本発明方法によれば、何よりも先ず操作が簡略化される
利点を有する。本発明方法は単に基材表面に過酸化物を
含むポリマーエマルジョンを塗布し、その上に印刷紙を
接着すればよいので、従来法のような熱プレスの操作は
完全に取除くことができ、著しく生産性を向上させるこ
とが可能である。
更に、使用される液状ラジカル硬化型樹脂は促進剤を含
有するのみであるから、従来法のように触媒と促進剤を
用いることからくるポットライフの制限はまったくない
このために、従来の方法では避けられなかった可使時間
の制限からくる作業の繁雑さや塗装方法の制限が取除か
れる上、10重量%から15重量%におよぶ樹脂のロス
も完全に無くなり、その分がコスト切下げに寄与する。
従来、つき板などの塗装でラッカーに有機過酸化物を混
入したものを用い、乾燥の上、トップコ−4に促進剤入
りの樹脂を塗装することは周知である。しかし、この場
合は硬化に著しく長い時間を要するので、生産性を向」
ニさせるといった点からはマイナスの効果しかない。ま
た、接着工程を別に行なわなければならないという難点
を有する。
しかるに本発明方法によれば、硬化に要する時間は、従
来の触媒と促進剤を併用する方法とほとんど差がなく、
従来の方法、即ちフィルム法、ワックス添加〜研磨法等
がいずれも利用される。これは、ポリマーエマルジョン
の乾燥皮膜が均一強固なものではなく、容易に液状ラジ
カル硬化型樹脂に溶解することに起因するものである。
また液状ラジカル硬化型樹脂の塗装法にしても、触媒添
加では利用が困難であったロールコータ−も使用し得る
このように、本発明方法は、従来の硬化時間と同一のレ
ベルで、触媒添加の必要性のないことからくる作業の容
易さは想像以上のものがある。
また、本発明方法によれば、エマルジョン中のホリマー
が液状ラジカル硬化型樹脂に溶解し、ポリマーと樹脂が
混合した形態で硬化するため、硬化皮膜と基材との密着
性にすぐれた化粧体が得られる。
本発明において用いられるポリマーエマルジョンとして
は、例えばポリ酢酸ビニルエマルジョン、エチレン−酢
酸ビニル共重合エマルジョン、酢酸ビニル−アクリル酸
エステル共重合エマルジョン、ポリアクリル酸エステル
エマルジョン、アクリル酸エステル類とメタクリル酸エ
ステル類との共重合エマルジョン、アクリル酸エステル
類とスチレンとの共重合エマルジョン、酢酸ビニル−塩
化ビニル共重合エマルジョン、並びに以上のエマルジョ
ン中に少量の第3、第4のモノマー成分を含む種類のも
のがあげられる。
ポリマーエマルジョンは、一般にモノマーの乳化重合に
よって製造されるが、ポリマー溶液を後エマルジョン化
したものも使用可能である。これらのポリマーエマルジ
ョンは、必要に応じて塗料などでよくみられるような水
溶性樹脂と併用して使用してもよいし、またフィラーと
混合して使用してもよい。
ポリマーエマルジョンに添加する過酸化物としては、有
機系のものも無機系のものも使用することができる。
無機糸の過酸化物としては、過酸化水素が一般的であり
、これは少量の添加でも、よく目的を達成することがで
きるので本発明方法には頗る好適である。
過酸化水素はまたエマルジョンの安定性を損わず、更に
過酸化水素の安定性を配慮するならば、長期間エマルジ
ョン中に混合させて置くことができ、使用に当って著し
く便利である。
有機系の過酸化物としては、従来から知られているもの
はすべて使用可能であるが、使用するポリマーエマルジ
ョンの種類を勘案して適宜選択することか好ましい。
本発明に有利に適用し得るものは、ケトンパーオキサイ
ド類、ハイドロパーオキサイド類である。
これらの代表例としては、メチノンエチルケトンパーオ
キサイド、クメンヒドロパーオキサイド等があげられる
過酸化物の添加量は、過酸化水素であれば、エマルジョ
ンの固型分に対してJlo、01〜10重量%の範囲、
好ましくは05〜5重量%の範囲である。
過酸化水素は、工業的には30重量%、35重量%、5
0重量%等の水溶液で市販されており、これをそのまま
の状態で所定量用いることができる。
有機過酸化物は、過酸化水素よりも作用がゆるやかであ
ることから、その添加量はエマルジョンの固形分に対し
て01〜20重量%、好ましくは1〜10重量%である
本発明において使用されるラジカル硬化型樹脂としては
、次の2種類のものがあげられる。
(1)不飽和ポリエステル樹脂 α、β−不飽和多塩基酸を1#1分として含み、任意の
多塩基酸を併用するか、或いはせずに、多価アルコール
とエステル化して得られる不飽和アルキドを、共重合可
能なモノマー中に溶解して得られる100%反応副反応
。本発明のためには、中−低反応性に属するタイプが適
している。
(2)  不飽和アクリレート樹脂 1分子中に1個以上のアクリロイル基またはメタクリ′
−コイル基を含むオリゴ(メタ)アクリレートで、硬化
は(メタ)アクリレート基の重合または共重合による。
この不飽和アクリレート樹脂は、次記のタイプに分けら
れる。
(イ)  エポキシ−アクリレート(ビニルエステル樹
脂) エポキシ樹脂のエポキシ基と、アクリル酸またはメタク
リル酸のカルボキシル基との反応によって得られる。実
質的にはエポキシ基は残存せず、一般にはモノマーに溶
解した形で使用される。
(ロ) ウレタン−アクリレート ポリヒドロキシル化合物またはオリゴマー(一般には、
ポリオール、ポリエーテル、ポリエステル)にジイソシ
アナートとアクリロイル基またはメククリロイル基を含
む不飽和アルコールとを反応させて得られる。
不飽和結合はウレタン結合を介してオリゴマーと結合す
る。最も簡単な形のものは、不飽和アルコールをジイソ
シアナートと反応させたものである。一般に高粘度であ
るため、モノマーと併用して用いられる。
(ハ) ポリエステル−アクリレート アクリル酸またはメタクリル酸と多価アルコール、多塩
基酸を直接エステル化することによって得られ、ポリエ
ステル分子の末端に架橋点がある。
低粘度〜高粘度の各種のポリエステル−アクリレートが
得られる。
←) スピロアセタール−アクリレート構成分子にスピ
ロアセタール構造を含み、丁度ウレタン−アクリレート
のイソシアナートのような挙動を示すスピロアセクール
化合物である。−般にはジアリリデンペンタエリスリッ
トをヒドロキシ化合物と不飽和アルコールの連結剤に用
いる。
低粘度であり、モノマーの併用なしでも用いられる。」
:記の(])、、 (2)を必要に応して混合して使用
できることは勿論である。また、フィラーの混入も任意
に行なえる。
ラジカル硬化型樹脂に併用してしl・゛ツクス硬化促進
作用を示す促進剤は、エマルジョン中に含まれている過
酸化物の種類によって適宜選択することが好ましい。
例えば、ポリマーエマルジョンかケトンパーオキサイド
を含む場合は促進剤としてコバルトの有MAe塩、ポリ
マーエマルジョンかハイドロパーオキサイドを含む場合
には促進剤としてバナジウムのキレート化合物、ポリマ
ーエマルジョンかアミルパーオキサイドを含む場合には
促進剤として芳香族3級アミンを使用することが好まし
い。またポリマーエマルジョンが過酸化水素を含む場合
は、促進剤としてコバルト、鉄、銅、バナジウム、マン
ガン等の有機酸塩、キレート化合物、酸化1勿等が有用
であるが、これらの中でコバルトの有機酸塩が代表的に
使用される。
促進剤は、液状ラジカル硬化型樹脂に添加され、その添
加量はポリマーエマルジョン中に含まれる過酸化物との
関連で決められるが、一般には液状ラジカル硬化型樹脂
1.00重量部に対して0.1〜5重量部である。
本発明においては、液状ラジカル硬化型樹脂の硬化速度
を調節するために、液状ラジカル硬化型樹脂に対して例
えば、メルカプタン類、ケト−エノール互変異性化合物
、芳香族3級アミン等を添加してもよい。
本発明において使用される印刷紙としては、所望の絵柄
を印刷したチタン紙や薄葉紙等があげられる。
基材としては、有機質および無機質のいずれも使用可能
である。有機質の基材としては、例えば合板、ハードボ
ード、パーティクルボードなどの木質系のものがあげら
れ、無機質の基材としては、例えば珪酸カルシウム板、
スレート、木毛セメント板、石こう板なとがあけられる
現在、木質暴利の場合は、コストか低いこと、硬化が容
易であること、平均的な物性を示す、といったことから
、はとんど不飽和ポリエステル樹脂が利用されている。
本発明の化粧体を製造するには、基材表面に過酸化物を
含むポリマーエマルジョンを塗布した後、印刷紙を貼着
し、ロール等で圧着し一〇水分を除去し、できる限り短
かい時間内にil&進剤を含む液状ラジカル硬化型樹脂
を塗装し、硬化させるものである。
印刷紙の上に促進剤を含む液状ラジカル硬化型樹脂を塗
布した場合、この@脂が印刷紙を通ってポリマーエマル
ジョンの乾燥皮膜まで達し、そこでポリマーの乾燥皮膜
を溶解すると共に、過酸化物と促進剤がレドンクス反応
して液状ラジカル硬化型樹脂の硬化を促進させるものと
考えられる。
過酸化物を含むポリマーエマルジョンや促進剤を含む液
状ラジカル硬化型樹脂の塗布方法は、従来公知のいかな
る方法を採用してもよく、特に制限されるものではない
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に示す。
なお、実施例中の「部−1と「%Jは、特にことわりの
ない限り[−重量部」と「重量%」を意味する0 実施例 1 600mmX 600部mX 4mmの大きさに切断し
たラワン合板に、ポリ酸ビニルエマルジョン(昭和高分
子(株)社製、ポリゾールFS−11冬用、固型分 4
5%)100部に、水和アルミナ(昭和電工(株)社製
、ハイシライト H−32)を300部、35%過酸化
水素水を3部(過酸化水素として 105部)を加えて
均一に混合して得られた接着剤をロール塗装し、目止め
を兼ねた下地処理を施した。
次いで、その上に黒柿の模様を印刷したチタン紙(,5
0g/77%)をロール圧着して接着した後、25°C
の温風炉に30分間放置した。
印刷紙の上に、不飽和ポリエステル樹脂(昭和高分子(
株)社製、リボラック 1557 U ) 100部に
スチレン10部、ナフテン酸コバルト(6%コバルト)
1部を加えたラジカル硬化型樹脂を塗装し、脱泡を待っ
てその表面をビニロンフィルムで覆った。
ゲル化は120°Cの室温にも拘らず約10分後に起り
、1時間後には硬化してフィルムの剥離がi1能となっ
た。
?jられた黒部模様の化粧板は、合板の凹凸からくる表
面の肌荒れはほとんと認められず、平滑であって、従来
の熱プレス法によるものよりも外観的に優れていた。
また、」1記不飽和ポリエステル樹脂100部に、スチ
レン10部、ナフテン酸コバルト(6%コバルト)1部
、メチルエチルケトンパーオキシド1部加えたものを、
熱プレス法により同し模様のチタン紙をポリ酢酸ビニル
エマルジョンと尿素樹脂接着剤を用いて接着したラワン
合板に塗装し、フィルムで覆った場合は、ゲル化に約2
5分を要し、フィルム剥離が可能となる迄に2時間必要
であった。
ここでいうフィルム剥離可能時間とは、塗膜の硬化があ
る程度まで進行し、フィルムを剥離しても塗膜のゝゝひ
け“ 、″肌荒れ“ 、″光沢消失〃なとを生じない時
間を意味する。
実施例 2 450mmX 300mm×7mmに切断したパーティ
クルボードに、エチレン−酢酸ビニル共重合エマルジョ
ン(昭和高分子(株)社製、ポリゾールP−5E、固型
分約53%)100部、35%過酸化水素水1部(過酸
化水素として 0.35部)からなる混合液をロール塗
装し、直ちにその上にウオルナット木目模様を印刷した
チタン紙(50g/m′)をロール圧着して接着した。
約15分室温で放置した後、印刷紙の上に不飽和ボIJ
 エステル樹脂(昭和高分子(株)社製、リボラック 
1.608)lOO部ニスチレン10部、ナフテン酸コ
バルト(6%コバルト)05部、ジメドン0.05部、
パラフィン(MXP、 48r−50°G)0.1部を
加えたラジカル硬化型樹脂(4)をフローコーターで、
25℃80m/分の速度で塗布した。塗装後15℃の室
温でそのまま放置した。
塗膜は約20分でゲル化し、1時間後には塗膜に均一な
バラフィンワ゛レクスの浮きがみられた。
1夜室温に放置後、+320のサンドペーパーで、次い
で豐600のサンドペーパーで研暦し、パフ掛けすると
、半つやのウオルナット模様が落ちついた化粧板が得ら
れた。
比較例として、液状のユリャ樹脂30部とエチレン−耐
酸ビニル共重合エマルジョン(固形分50%)70部と
からなる混合接着剤を用い、熱プレス法でウオルナソト
木目模様を印刷したチタン紙を接着した一]二部と同寸
法のバーチクルボードに、2−ヘッドのフローコーター
により、最初に」1記の不飽和ポリエステル樹脂]、 
O0部、スチレン10部、メチルエチルケトンパーオキ
シド2部からなる樹脂を塗装し、引続き促進剤入りの樹
脂として、1−記で使用した樹脂(5)を塗装した。塗
装後の条件は上記と同一 とじた。
この場合、塗膜のゲル化は約45分後に、ワックスの均
一な浮きは約2時間後にみられた。
従来、2−へラドフローコーターを使用する場合には、
よく知られているように、メチルエチルケトンパーオキ
サイド イフは約1日のため、毎日作業終了時には樹脂を全部扱
き取ってから、アセトンで洗浄しなければならず、しか
も未使用の樹脂は翌日にはケル化して使用に堪えなくな
るため、その手間と費用のロスは想像外のものとなる。
実施例 3 4、 5 0部mm×4 5 0 mmX 6 mmに
切断したノ1−ドボードに、特殊変性ポリ酢酸ビニルエ
マルジョン(昭和高分子(株)社製、ポリゾールHR−
83T1固型分45%)100部、35%過酸化水素水
5部(過酸化水素として 175部)からなる混合液を
ロール塗装し、カシミールオニックス柄を印刷したチタ
ン紙(50,y/m)をロール圧着した。
30℃の炉で約30分間風乾した後、チタン紙の上に空
気硬化型ポリエステル樹脂(エチレングリコール 55
モル、ジエチレングリコール 5モル、メチルテトラヒ
ドロ無水フタル酸 4モノペフマル酸 6モルからなる
組成物を200〜220′G、不活性気体中でエステル
化して酸価 344の不飽和アルキドを合成した後、0
01%のハイドロキノンを含むスチレンに溶解して40
%のスチレン溶液としたもの)100部にナフテン酸コ
バルト(6%コバルト)を1部、セルローズアセテート
ブチレートの30%メチルエチルケトン溶液を03部を
加えた樹脂70gを刷毛塗りした。
塗膜のゲル化は室温放置後約15分後に起り、50分後
に指触乾燥した。
1夜室温で放置した後の塗膜の硬度はHで研磨可能であ
った。φ600のサンドペーパーで研磨後、バフ川けし
て仕上げると、カシミールオニックス調の化粧板が得ら
れた。
実施例 4 450+u+X450朋×6に切断した見掛比重10の
珪酸カルシウム板に、スチレン−アクリル酸エステル共
重合エマルジョン(昭和高分子(株)社製、ポリゾール
A’P−655改、固型分50%)100部、クメンハ
イドロパーオキシド5部、炭酸カルシウム300部から
なる混合液を塗布し、直ちに点前蛇紋岩柄を印刷したチ
タン紙(50I/m′)を圧着した。
15℃の室温で30分間放置後、印刷紙の上にビニルエ
ステル樹脂として次の処方のものを02朋厚になるよう
に塗装した。
エポキシ樹脂(融点約60℃の三菱油化(株)製、エピ
コート≠1.00 ]、 ) 1000.!9 、メタ
クリル酸172,9.トリメチルベンジルアンモニウム
クロライド4g1ハイドロキノン03Iからなる混合物
を135℃に3時間加熱攪拌して酸価が49となった後
冷却、粉砕した。この樹脂100部を05%のバナジウ
ムアセチルアセトネートを含むメタクリル酸メチル60
部に冷間溶解して得られるビニルエステル樹脂。
ビニルエステル樹脂を塗装後、その表面をポリエチレン
テレフタレートフィルムで覆った。
塗膜のゲル化は、15℃の室温に放置してから20分後
に始まった。1夜室温に放置すると、塗膜は完全に硬化
し、2Hの硬度に達した。
光沢のある点前蛇紋岩模様の化粧板が得られた。
実施例 5 450mm×2901111LX 15mmに切断した
、セメント−アスベスト系壁面材(昭和電工建材(株)
社製、ラムダサイジング)にエチレン−酢酸ビニル−ア
クリル酸エステル系多元共重合エマルジョン(昭和高分
子(株)社製、EVA−P−300固形分50%)10
0部に、クメンハイドロパーオキシド5部混入したもの
を直ちに刷毛塗りして東洋バルブ(株’)社製のアルミ
ナ混入特殊紙にカシミール・オニックス柄を印刷したハ
イシライト紙(2oog/m’)を圧着した。
これに不飽和アクリレート樹脂(昭和高分子(株)社製
、スピランクU −3000) 100部に、メタクリ
ル酸メチルエステル10部、バナジウムアセチルアセト
ネート0.2部を配合した混合液を塗布して、その表面
をポリエチレンテレフタレートフィルムで覆った。
塗膜のゲル化は1〜2分後に起った。1夜30℃の温風
炉に放置してからフィルムを除去すると、表面硬度3〜
4Hの化粧板が得られた。
J I S−A = 1321に規定された難燃テスト
を行った所、発煙係数21、昇温も標準曲線以下で、不
燃建材の規格に合格するものであった。
特許出願人 昭和高分子株式会社 代 理 人 弁理士 菊地精−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基材表面に過酸化物を含むポリマーエマルジョンを介し
    て印刷紙を接着し、次いで、印刷紙上に上記過酸化物を
    ラジカル化し得る促進剤を含む液状ラジカル硬化型樹脂
    を塗布し、硬化させることを特徴とする化粧体の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62181142A (ja) * 1985-10-03 1987-08-08 スタ−リング エンジニア−ド プロダクツ インコ−ポレ−テツド 加熱・加圧圧縮積層品
CN107075035A (zh) * 2014-09-30 2017-08-18 3M创新有限公司 自由基聚合方法及由此得到的制品

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