JP2001002958A - パテ組成物 - Google Patents

パテ組成物

Info

Publication number
JP2001002958A
JP2001002958A JP11173493A JP17349399A JP2001002958A JP 2001002958 A JP2001002958 A JP 2001002958A JP 11173493 A JP11173493 A JP 11173493A JP 17349399 A JP17349399 A JP 17349399A JP 2001002958 A JP2001002958 A JP 2001002958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
putty
parts
weight
resin
paint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11173493A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Komatsu
忠男 小松
Toshihiko Sakuraba
壽彦 桜庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishihara Chemical Co Ltd
Original Assignee
Ishihara Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishihara Chemical Co Ltd filed Critical Ishihara Chemical Co Ltd
Priority to JP11173493A priority Critical patent/JP2001002958A/ja
Publication of JP2001002958A publication Critical patent/JP2001002958A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗装時の塗料の吸い込みを少なくすると共
に、表面の硬化性が十分にあり且つ体積収縮も少なく、
プライマリーサーフェーサー塗装なしに直接上塗り塗装
を施すことのできるパテ組成物を提供することを目的と
する。 【解決手段】 分子量1000当り0.5〜10個の二
重結合を有する重合性不飽和基含有アクリル系樹脂を2
0〜80重量部と、酸価10〜40の不飽和ポリエステ
ル樹脂3〜30重量部と、高級脂肪酸石けんよりなる研
磨剤3〜20重量部と、重合開始剤0.5〜5重量部
と、体質顔料とを含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物、重構造物、
車両、機械類などの損傷箇所を補修するためのパテ組成
物に関するものであって、特に自動車の外板などの損傷
箇所を補修のに適したパテ組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車の外板などの損傷箇所
を補修する際には、損傷箇所の古い塗膜を剥離した後、
不飽和ポリエステル樹脂などのパテを厚く塗り付け、こ
れを硬化させた後平滑に研磨して面出しし、然る後その
上に塗装を施すことが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記不飽
和ポリエチレンと樹脂のパテの場合、その上に直接上塗
り塗装を施すと、塗料の吸い込みが激しいために塗膜が
艶引けし、塗膜とパテとの密着性も悪く使用に耐えるも
のとはならなかった。そのためパテの上に先ずプライマ
リーサーフェーサー塗装を行い、然る後その上に上塗り
塗装を行う必要があり、塗装の手間を要していた。
【0004】パテに含まれる体質顔料の量を減らして樹
脂リッチとすることにより、塗料の吸い込みを減らすこ
とができるが、硬化後の体積収縮が大きいために肉痩せ
を起し、素地との密着性が低下する。また体質顔料が少
ないと、空気に触れるパテの表面が硬化しにくく、いつ
までも粘着性が残ってごみやほこりが付着しやすいもの
となる。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、塗装時の塗料の吸い込みを少なくすると共に、
表面の硬化性が十分にあり且つ体積収縮も少なく、プラ
イマリーサーフェーサー塗装なしに直接上塗り塗装を施
すことのできるパテ組成物を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】而して本発明は、分子量
1000当り0.5〜10個の二重結合を有する重合性
ウレタンアクリレート樹脂又は重合性エポキシアクリレ
ート樹脂を20〜80重量部と、酸価10〜40の不飽
和ポリエステル樹脂20〜80重量部と、高級脂肪酸石
けんよりなる研磨剤3〜20重量部と、重合開始剤0.
5〜5重量部と、体質顔料とを含有することを特徴とす
るものである。
【0007】本発明においては、アリル基又は脂肪酸を
有し且つ前記重合性ウレタンアクリレート樹脂又は重合
性エポキシアクリレート樹脂と相溶性を有する空乾基含
有化合物及び、反応性希釈剤を含有することが好まし
く、さらに防錆剤を含有せしめることが望ましい。
【0008】本発明のパテ組成物は、(A)重合性アク
リル系樹脂と、(B)不飽和ポリエステル樹脂と、
(C)研磨剤と、(D)重合開始剤と、体質顔料(E)
とを必須の成分とし、さらに必要に応じて、(F)空乾
基含有化合物及び(G)反応性希釈剤を含み、さらに好
ましくは(H)防錆剤を含有するものである。
【0009】重合性アクリル系樹脂(A)成分として
は、分子量1000当り0.5〜10個の二重結合を有
するものであって、重合性ウレタンアクリレート樹脂又
は、エ重合性ポキシアクリレート樹脂が使用される。ま
たその使用量は、20〜80重量部が適当である。
【0010】アクリル系樹脂の二重結合は、分子量10
00当りに10〜0.5個であることが必要である。1
0個を超えると主剤の柔軟性に欠け、屈曲や曲げに対し
て弱いものとなる。また0.5個未満では、ラジカル重
合の速度が極端に遅くなり、硬化が遅れて作業性が悪く
なる。
【0011】アクリル系樹脂の分子量1000当りの二
重結合の個数は、アクリル系樹脂の重量平均分子量と、
当該アクリル系樹脂のヨウ素価から算出される平均二重
結合数とから、算出することができる。
【0012】また不飽和ポリエステル樹脂(B)成分と
しては、酸価が10〜40のものが使用されその使用量
は20〜80重量部が適当である。不飽和ポリエステル
樹脂の酸価が10未満では、カルボキシル基が少ないた
めに素材との結合に十分に関与することができず、また
酸価が40を超えると酸性度が高くなり過ぎ、防錆性に
劣る。
【0013】重合性アクリル系樹脂(A)成分と不飽和
ポリエステル樹脂(B)成分との比率は、20〜80重
量部/80〜20重量部とするのが適当である。重合性
アクリル系樹脂(A)の比率が大き過ぎるとパテが堅く
なって研磨性に劣り、また不飽和ポリエステル樹脂
(B)の比率が大き過ぎると、パテが柔軟になり過ぎ、
研磨する際にペーパーに目詰まりを生じて研磨性に劣る
ものとなる。
【0014】研磨剤(C)成分は、硬化後のパテを研磨
して平滑面を形成する際、そのパテの研削性を向上させ
るものであって、例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウムなどの高級脂
肪酸石けんよりなるものが使用される。またその使用量
は、3〜20重量部が適当である。特にステアリン酸亜
鉛は、体質顔料の使用量を減らしても、サンドペーパー
による研磨で高い研削性を得ることができる。
【0015】また本発明において使用する重合開始剤
(D)成分としては、有機パーオキサイドとコバルト金
属塩との組み合わせ又は、アミン誘導体とベンゾイルパ
ーオキサイドとの組み合わせなどの、ラジカル重合開始
剤が適当である。
【0016】有機パーオキサイドとしては、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサ
イド、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサ
イド、ターシャリーブチルパーベンゾエートなどを挙げ
ることができ、またコバルト金属塩としては、オクテン
酸コバルト、ナフテン酸コバルトなどを使用することが
できる。またアミン誘導体としては、ジメチルアニリン
又はジエチルアニリンなどを使用することができる。
【0017】具体的な重合開始剤の組み合わせ例として
は、6%ナフテン酸コバルトを1部とシクロヘキサノン
パーオキサイドを1〜3部との組み合わせや、ジエチル
アニリンを0.2部とベンゾイルパーオキサイドを1〜
3部との組み合わせが適当である。
【0018】重合開始剤の使用量は、樹脂成分100部
に対して、0.5〜5重量部が適当である。0.5重量
部未満では硬化が遅く作業性が低下し、また5重量部を
超えても反応が当量を超えており、ラジカルの生成には
寄与せず、反応促進の効果はない。
【0019】さらに、体質顔料(E)成分としては、個
々の粒子が鱗片状をなした粒径の小さいものが好まし
く、タルク、雲母、合成雲母などが適当である。これら
を使用することにより、塗装時の塗料の吸い込みが少な
く、また上塗り塗膜の乾燥後における艶引けもなく、ま
たパテを硬化する際における収縮を防止してパテ内部の
応力を緩和することができる。体質顔料の使用量は、樹
脂成分100重量部に対して30〜100重量部が適当
である。
【0020】次に、空乾基含有化合物(F)成分は、ア
リル基又は脂肪酸基などの空乾基を有し、且つ前記重合
性アクリル系樹脂(A)成分と相溶性を有する化合物で
あって、メチロールメラミンのアリルエーテル、グリセ
リンジアリルエーテルのアジピン酸エステル、アリルア
セタール、メチロールグリオキザールウレタンのアリル
エーテルなどを使用することができる。
【0021】また反応性希釈剤(G)としては、スチレ
ン誘導体や、エチレン性不飽和基を有するアクリル酸又
はメタクリル酸誘導体などであって、アクリル酸又はメ
タクリル酸誘導体としては、エチレン性不飽和基を有す
る一官能又は二官能のモノマー又はオリゴマーを使用す
ることができる。
【0022】具体的には、メトキシジエチレングリコー
ルメタクリレート、メトキシポリエチレングリコールメ
タクリレート、ステアリルメタクリレートなどのモノメ
タクリレート化合物、フェノキシエチルアクリレート、
メトキシポリエチレングリコールアクリレート、ラウリ
ルアクリレートなどのモノアクリレート化合物、エチレ
ングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコー
ルジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタ
クリレート、ポリプロピレングリコールジメタクリレー
トなどのジメタクリレート化合物、ポリエチレングリコ
ールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアク
リレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、2
−ヒドロキシ,1−アクロキシ,3−メタクリロキシプ
ロパンなどのジアクリレート化合物、アクリロイルモル
ホリン、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、
N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミドなどの
含窒素アクリル化合物、スチレン、α−メチルスチレ
ン、クロロスチレン、ビニルトルエン、t−ブチルスチ
レン、ジビニルベンゼンなどの芳香族ビニル化合物、ジ
アリルフタレート、ジアリルイソフタレート、トリアリ
ルフタレート、エポキシアクリレートオリゴマー、ポリ
エステルアクリレートオリゴマー、ポリジメチルシリコ
ンジ(メタ)アクリレートオリゴマー、ウレタンオリゴ
マーなどを挙げることができ、これらを複数併用するこ
ともできる。
【0023】また防錆剤(H)としては、ポリ燐酸化合
物、トリポリ燐酸化合物、燐酸共重合化合物などの燐酸
塩や、環境対応型防錆性化合物としての、有機ニトロ化
合物の金属塩、2−ベンゾチアゾニルチオコハク酸塩な
どの有機防錆顔料、塩基性モリブデン酸化合物、ほう酸
塩、メタほう酸塩、シリケート、カーボネート燐酸混合
物、ジンクフェライトなどが使用できる。特にトリポリ
燐酸に水素化アルミニウムを配合したものが適してい
る。
【0024】さらに、1−(ベンゾチアゾール−2−イ
ルチオ)コハク酸、(2−ベンゾチアゾール−2−イル
チオ)コハク酸ジ−(C12−C14アルキルアンモニウム
塩などのベンゾチアゾール系化合物や、4−メチル−γ
オキソ−ベンゼンブタン酸とN−エチルモルフォリンと
の付加反応物、4−メチル−γオキソ−ベンゼンブタン
酸とジルコニウムとの付加反応物などのケトカルボン酸
コンプレックスなどの有機防錆剤を使用することもでき
る。
【0025】また本発明には、その性能に悪影響を与え
ない範囲で、作業性や分散性などを向上させるために、
垂れ止め剤、分散剤、レベリング剤などの各種の添加剤
を添加することも可能である。
【0026】
【作用】本発明のパテ組成物は、主剤として二重結合の
多いアクリル系樹脂と極性基を多数含む不飽和ポリエス
テル樹脂とを併用することにより、硬化に伴う体積の収
縮を防止することができる。特に体質顔料の使用量を減
らしても体積収縮を抑制することができるので、一工程
で厚塗りすることができると共に、内部応力が減少して
基材との密着性も向上する。
【0027】また体質顔料を減らして樹脂リッチとして
も体積収縮が小さいので、塗料の吸い込みが少なく、プ
ライマーサーフェーサーを使用することなく、パテの上
に直接上塗り塗装することが可能となる。
【0028】またアクリル系樹脂として二重結合を多数
有するものを使用し、また不飽和ポリエステル樹脂も酸
価の大きいものを使用しているので、主剤に極性基が多
く、基材との密着性がより向上する。一般に不飽和ポリ
エステル樹脂は亜鉛メッキ鋼板のような表面処理鋼板と
の密着性が悪いが、本発明における不飽和ポリエステル
樹脂は多数の水酸基やカルボキシル基を有しているの
で、これらが亜鉛との塩を形成して十分な密着性を確保
する。
【0029】
【発明の効果】而して本発明のパテ組成物は、一工程で
1cm以上の厚さに形成することができ、また厚塗りした
パテ組成物が垂れることもなく、損傷部を適切に修復す
ることができる。また浅い損傷部に対して薄く塗っても
基材に対して十分な密着力を有し、ひび割れなどを生じ
ることがない。
【0030】そしてこれを硬化させたとき、体積収縮が
小さいので基材に対する密着性に優れており、また塗料
の吸い込みが少ないので、プライマーサーフェーサーを
使用することなく直接上塗り塗料で塗装することがで
き、補修の工程を大幅に短縮することができる。
【0031】特に、体質顔料として前述のようにタル
ク、雲母、合成雲母などの個々の粒子が鱗片状をなした
粒径の小さいものを使用することにより、その鱗片状の
顔料粒子が塗料のしみ込みを阻止し、少ない体質顔料で
塗料の吸い込みを有効に防止することができる。
【0032】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げて説明する。な
お以下の実施例において「部」及び「%」は、特に指定
しない限り「重量部」及び「重量%」である。
【0033】[実施例1]重合性不飽和基含有エポキシ
アクリレート樹脂(日本合成化学工業社製、UV−91
00B、重量平均分子量2000中の二重結合は5〜6
個)を26部、不飽和ポリエステル樹脂(日本合成化学
工業社製、K−385、数平均分子量1200、酸価3
0〜35、スチレン30%含有)を20部、アリル樹脂
(日本合成化学工業社製、UV−10)を6部、メトキ
シジエチレングリコールメタクリレートを7部、トリポ
リ燐酸二水素アルミニウムを5部、タルクを27部、ジ
ンクステアレートを6部、水添ひまし油系分散剤を0.
5部及びレシチンを0.5部混合して撹拌し、高速ディ
ゾルバーで20分間分散した後、重合開始剤の構成成分
としてのナフテン酸コバルト1部を加えて撹拌し、さら
に高速ディゾルバーデ10分間分散して、パテ組成物を
得た。
【0034】また重合開始剤の他の構成成分としてシク
ロヘキサノンパーオキサイドを3部使用し、塗布直前に
パテ組成物に混合した。
【0035】[実施例2、比較例1〜3]表1の各欄に
示す配合により、実施例1と同様に操作して、それぞれ
パテ組成物を得た。なお表中のアクリル系樹脂及び不飽
和ポリエステル樹脂に示す商品名は、次の通りである。 UV−9100B:不飽和基含有エポキシアクリレート
樹脂、日本合成化学工業社製、重量平均分子量1000
中の二重結合は2.5〜3個 UV−7550B:不飽和基含有ウレタンアクリレート
樹脂、日本合成化学工業社製、重量平均分子量2400
中の二重結合は2〜3個 K−385:不飽和ポリエステル樹脂、日本合成化学工
業社製、数平均分子量1200、酸価30〜35、スチ
レン30%含有 K−333:不飽和ポリエステル樹脂、日本合成化学工
業社製、数平均分子量900、酸価20〜30、スチレ
ン30%含有
【0036】[パテの性能試験]実施例及び比較例で得
られたパテ組成物を、下記の試験板上に10mmの厚みと
なるようにへらで塗布し、30分放置して硬化させた。 試験板 軟鋼板:90×150×0.8mm 亜鉛メッキ鋼板:90×1550×0.8mm アルミニウム板:90×150×1mm 塗装板:亜鉛メッキ鋼板の表面にアミノアルキド樹脂系
塗料(関西ペイント社製、アラミックホワイト)を、乾
燥膜厚40μmとなるように塗装し、140℃で20分
間焼付け乾燥後、耐水ペーパーで軽く研磨したもの)
【0037】各試験板に塗布した各パテ組成物につい
て、以下の性能を調べた。 乾燥性:パテ組成物の表面のタックの状態及び、内部の
硬化状態を指触にて評価した。 ○:タック及び内部の硬化状態共に良好 ×:表面のタックはないが、内部の硬化状態は不良
【0038】付着性:パテ組成物を塗布した試験板を中
央部で90°の角度に折り曲げ、その折り曲げ部のパテ
の状態を観察した。 ○:パテの剥離は無い ×:パテが剥離している
【0039】研磨性:パテ組成物を塗布した試験板の表
面を#280耐水ペーパーで研磨し、その研磨状態を観
察した。 ○:研磨状態は良好 △:若干パテの絡みが見られる ×:パテの絡みがかなり見られる
【0040】[塗装試験]軟鋼板(90×150×0.
8mm)に各実施例及び比較例のパテ組成物を5mmの厚み
となるようにへらで塗布して均し、硬化させた。得られ
たパテ面を、#280、次いで#400、さらに#60
0の耐水ペーパーで順に研磨し、然る後その表面にアク
リルウレタン樹脂系上塗り塗料(関西ペイント社製、レ
タンPG−80ホワイト)を乾燥膜厚50μmとなるよ
うにスプレー塗装し、60℃で30分間乾燥させて塗装
板を得た。
【0041】仕上り:塗装板の仕上りを目視で評価し
た。 ○:仕上り良好 △:塗面に若干の歪みがある ×:塗面にかなりの歪み又はパテの跡がある
【0042】耐水性:塗装板を水道水に7日間浸漬した
後、塗面の状態を目視により観察し、さらに折曲げ付着
性試験及び、碁盤目テープ剥離試験を行った。 試験の結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 175/14 C09D 175/14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子量1000当り0.5〜10個の二
    重結合を有する重合性ウレタンアクリレート樹脂又は重
    合性エポキシアクリレート樹脂を20〜80重量部と、
    酸価10〜40の不飽和ポリエステル樹脂20〜80重
    量部と、高級脂肪酸石けんよりなる研磨剤3〜20重量
    部と、重合開始剤0.5〜5重量部と、体質顔料とを含
    有することを特徴とする、パテ組成物
  2. 【請求項2】 アリル基又は脂肪酸を有し且つ前記重合
    性不飽和基含有アクリル系樹脂と相溶性を有する空乾基
    含有化合物及び、反応性希釈剤を含有することを特徴と
    する、請求項1に記載のパテ組成物
  3. 【請求項3】 防錆剤を含有することを特徴とする、請
    求項1又は2に記載のパテ組成物
JP11173493A 1999-06-21 1999-06-21 パテ組成物 Pending JP2001002958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11173493A JP2001002958A (ja) 1999-06-21 1999-06-21 パテ組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11173493A JP2001002958A (ja) 1999-06-21 1999-06-21 パテ組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001002958A true JP2001002958A (ja) 2001-01-09

Family

ID=15961541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11173493A Pending JP2001002958A (ja) 1999-06-21 1999-06-21 パテ組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001002958A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004090054A1 (en) * 2003-04-08 2004-10-21 Specialised Technologies Limited Glazing and bedding compositions
JP2006206873A (ja) * 2004-12-28 2006-08-10 Kansai Paint Co Ltd 塗料組成物
JP2019001884A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 株式会社日立製作所 パテ用組成物、並びにこれを用いた構造体、移動体および鉄道車両

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62275166A (ja) * 1986-05-22 1987-11-30 Kansai Paint Co Ltd 金属用塗料組成物
JPH04300911A (ja) * 1991-03-29 1992-10-23 Dainippon Ink & Chem Inc サンディング塗料用紫外線硬化性樹脂組成物及びそれを用いた木工品
JPH08259643A (ja) * 1995-03-22 1996-10-08 Dainippon Ink & Chem Inc 樹脂組成物、土木建築材料及び被覆材
JPH11140352A (ja) * 1997-11-13 1999-05-25 Ishihara Chem Co Ltd パテ組成物

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62275166A (ja) * 1986-05-22 1987-11-30 Kansai Paint Co Ltd 金属用塗料組成物
JPH04300911A (ja) * 1991-03-29 1992-10-23 Dainippon Ink & Chem Inc サンディング塗料用紫外線硬化性樹脂組成物及びそれを用いた木工品
JPH08259643A (ja) * 1995-03-22 1996-10-08 Dainippon Ink & Chem Inc 樹脂組成物、土木建築材料及び被覆材
JPH11140352A (ja) * 1997-11-13 1999-05-25 Ishihara Chem Co Ltd パテ組成物

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004090054A1 (en) * 2003-04-08 2004-10-21 Specialised Technologies Limited Glazing and bedding compositions
JP2006206873A (ja) * 2004-12-28 2006-08-10 Kansai Paint Co Ltd 塗料組成物
JP4657073B2 (ja) * 2004-12-28 2011-03-23 関西ペイント株式会社 塗料組成物
JP2019001884A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 株式会社日立製作所 パテ用組成物、並びにこれを用いた構造体、移動体および鉄道車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4303581A (en) Water dispersed primer-surfacer composition
WO1994006870A1 (en) Finish coating composition and method of forming its coating film
JPH0245577A (ja) 熱硬化性組成物
JP2006206863A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及びこれを用いた塗装方法
JP4105360B2 (ja) 水性2液型下塗塗料組成物
JP6154793B2 (ja) 金属用紫外線硬化型塗料及び該塗料でコーティングした金属材、金属製品
CN106543871B (zh) 水性透明涂料组合物
JP2001002958A (ja) パテ組成物
JP2011256378A (ja) プレコートメタル用活性エネルギー線硬化型塗料組成物、及びこれを用いたプレコートメタルの製造方法
JP4411108B2 (ja) 塗装仕上げ方法
JP2006117797A (ja) 水性下塗り塗料組成物
JP2019052202A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物、粉体塗装方法及び補修塗装方法
JP3420198B2 (ja) 補修塗料及び補修塗装方法
JPH11140352A (ja) パテ組成物
JPH11302562A (ja) 光硬化型塗料組成物
JPS6260429B2 (ja)
JPH0412307B2 (ja)
JPS6143108B2 (ja)
JP5078381B2 (ja) 粉体プライマー組成物及び塗膜の形成方法
JPH028789B2 (ja)
JPS6141267B2 (ja)
JPS63451B2 (ja)
JPH1180661A (ja) 塗装仕上げ方法および塗装物品
JPS5829824B2 (ja) 紫外線硬化塗料用樹脂組成物
JP2006306920A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及びパテ塗料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100427