JPS59158256A - 化粧材の製造方法 - Google Patents

化粧材の製造方法

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JPS59158256A
JPS59158256A JP3177583A JP3177583A JPS59158256A JP S59158256 A JPS59158256 A JP S59158256A JP 3177583 A JP3177583 A JP 3177583A JP 3177583 A JP3177583 A JP 3177583A JP S59158256 A JPS59158256 A JP S59158256A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主として親水性或いは吸水性を有する基材に、
深みのある美麗な絵柄の付された化粧材の製造方法に関
するものである。
合板を例にとってみても、これを基材として外観を向上
させようとする試みは数多くなされてお9、それらを大
別すると1次のように分類される。
(イ)印刷紙を接着剤を介して基材上に接着し、さらに
その上を硬化触媒と促進剤を添加した不飽和ポリエステ
ル樹脂で塗装する方法。フローコーター法、フィルム法
等がある。
((ロ) 月止め′ff:施した合板を何ら力・の方法
、例えば不飽和ポリエステル樹脂で着色2中塗りし、ラ
ッカーで仕上げる方法。
t’+  合板に直接印刷する方法。
に)合板に蛍に化粧紙、化粧フィルムを貼布したのみの
もの。
(ホ)合板にメラミン樹脂化粧板、ジアリルフタレート
樹脂化粧板を接着したもの。
(へ)合板につき板を接着した後、塗装したもの。
上記のいずれの方法にヰ4にしても、つき板を接着、塗
装する方法は別にして、天然木材のもっ味全出すことは
難かしぐ、外観的にみて深みに欠ける難点を有する。木
目柄であればそれ程深みを必要としないこともあるが、
そゎでも外観的に少しでも深みが加わると、著しく高級
感を伴なうもので、これは単一の木材を何回となく繰返
し塗装したものが外観的に優れていることがらも明らか
である。
1して、大理石柄のように透明感の要求される場合では
、従来の化粧材の主流を占めている、印刷紙張り合板の
上に塗装する方法では深みに乏しいため、安物の感じが
免れない。
その上、従来の塗装方法では、いずれも目止めな問題で
ある。例えば、我国で使用される合板のほとんどはラワ
ン材であるが、この合板の表面はよく知られているよう
に導管による凹凸が深く刻み込まれている。
このために、口止め作業は厄介であハ化粧紙を接着して
不飽和ポリエズテル樹脂を塗装する。
いわゆる不飽和ポリエステル化粧合板程度では、表面の
凹凸は1つたく解消されず、その外観はよくない。
下地の凹凸が激しい場合の目止めは、結局のところ、樹
脂にど名だけの充てん剤が混合できるかに帰着する。
一般に不飽和ポリエステル樹脂は1〜2ポイズ位の低粘
度にすることができるが、こ力とても充てん剤の混入量
は樹脂100M量部に対して、吸樹脂♀の一番受い炭酸
カルシウムを使用したとしても150重景部位の混合が
塗装作業上の限界となる。
1して、可使時間に制限のある常温硬化型樹脂を使用し
た場合では、ロール塗装のような高粘度塗料に適した塗
装方法が採ねないkめ結局のところ1人力によるか、或
いは紙張ジル熱プレス法とならざるを得す、方法並びに
能率の点で問題が残される。
その上、この程度の充てん剤混入量では、満足できる目
止め効果は難刀−L(,2回以上重ね塗りを施しても樹
脂の収縮のため下地の凹凸を消すことができない。
本発明者らは、以上の欠点を除き、無機質1には有機質
の基材を用いて美麗な化粧料を得る方法について種々検
討を重ねた結果、次の手順により目的全達成できること
を見出し1本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、基材表面に。
(1)  過酸化水素を含むポリマーエマルジョンを塗
装し。
(2)次いでその上に、上記過酸化水素をラジカル化し
得る促進剤を含み、かつ上記ポリマーを溶解可能な液状
ラジカル硬化型樹脂全塗装し、 (3)液状ラジカル硬化型樹脂が液状まkは粘着性を帯
びている未硬化の段階で、印刷フィルムを絵柄面が樹脂
と接触するように密着させ、(4)樹脂を硬化させると
同時に印刷フィルム面上の絵柄を硬化樹脂面に転写させ
(5)シかる後、フィルムラ除去する。
ことを特徴とする化粧材の製造方法に関する。
さらに本発明は、基材表面に。
(1)過酸化水素を含むポリマーエマルジョンを塗装し
(2)次いでその上に、上記過酸化水素をラジカル化し
得る促進剤を含み、かつ上記ポリマー全浴解ば」能な液
状ラジカル硬化型樹脂を塗装し、 (3)  液状ラジカル硬化型樹脂か液状−1frは粘
着性を帯びている未硬化の段階で、印刷フィルム全絵柄
面が樹脂と接触するように密洛させ。
(4)樹脂を硬化させると同時に印刷フィルム面上の絵
柄を硬化樹脂面に転写させ。
(5) フィルムを除去しに後、 (6)さらに、転写面に透明1には半透明の塗料を塗装
する、 ことを特徴とする化粧材の製造方法に関する。
従来、ニトロセルローズラッカーなどに有機過酸化物を
併用して基材を塗装し、ラッカーの溶剤が゛揮発してか
ら、促進剤を含む不飽和ポリエステル樹脂を塗装、硬化
させることは周知である。
しかし、この方法は、上塗り用の不飽和ポリエステル樹
脂の硬化が遅いこと、更に充てん剤全多量に混入すると
溶剤の揮発が抑えらねる結果、塗膜の密着性を損なう傾
向が著しいことから、二l・ロセルローズラッカーに充
てん剤の混合がでキス。
目止め効果がル]待できないこと、ラッカー自身多量の
溶剤を含むことに加えて、粘度のコノトロールが溶剤の
添加によらなければならず、塗装環境が不良になること
、等はエマルジョンを用いる場合と決定的な相違をもた
らすことになっている。
本発明方法の利点は、こ名を要約すると次の通9である
印 ポリマーエマルジョンが水で希釈できるために、有
機溶剤を使用する従来法と異なV環境汚染がない。
(ロ)絵付けに用いる液状ラジカル硬化型樹脂は。
促進剤のみを含んでいることから、硬化時間の限界がな
く、従来用いられていた触媒と促進剤を含む樹脂では使
用できなかった塗装形態1例えばロール塗装が行えるこ
とから、塗装の作業能率を大巾に向上させることが可能
である。
P3  液状ラジカル硬化型樹脂は、実用的な上塗9の
硬化速度を有し、絵柄の転写が容易である。
に)ポリマーエマルジョンには、多量の充てん剤混入が
可能なため、暴利が凹凸でも目止め効果が大きい。
(ホ)ポリマーエマルジョ/のポリマーが液状ラジカル
硬化型樹脂に溶解し、ポリマーと樹脂が混合した形態で
硬化するため、硬化皮膜と基材との密着性がすぐれてい
る。
本発明において使用される基材としては、有機質および
無機質のいずれも使用可能であり、その形状は任意であ
る。有機質の基材としては、例えば合板、ハードボード
、パーティクルボードなどの木質系のものがあげられ、
無機質の基材としては、例えば珪酸カルシウム板、スレ
ート、木毛セメ7ト板、石こう板などがあげられる。
本発明に用いらねるポリマーエマルショアkm成するポ
リマーは1次に塗装する液状ラジカル硬化型樹脂に含ま
jている成分、例えばスチレンに溶解する種類のもので
なけね−ばならない。そうでないと、促進剤を含む液状
ラジカル硬化型樹脂の硬化が行なわねないか、或いは硬
ftが行なわれたとしても甚しく弱い硬化塗膜となり、
実用的でなくなる。
このようなエマルジョンの種類としては1例えばポリ酢
酸ビニルエマルジョン、エチレン−酢酸ビニル共重合エ
マルジョノ、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合エ
マルジョン、アクリル酸エステル石とメタクリル酸エス
テル類の共1合エマルジョン、アクリル酸エステル類と
スチレンの共重合エマルジョン、ポリアクリル酸エステ
ルエマルジョン、並びに以上のエマルジョン中に少量の
第3、第4のモノマー成分を含む種類のものがあげられ
る。
これらのポリマーエマルジョンは、必要に応じて塗″P
+などでよくみられるような水溶性樹脂と併用して使用
してもよい。ポリマーエマルジョンtd、一般ニモノマ
ーの乳化重合によって製造されるが、ポリマー溶液を後
エマルジョン化したものでもよい。ポリマーエマルジョ
ンに過酸化水素ヲ用いる利点は次のように要約される。
(a)  促進剤を含む液状ラジカル硬化型樹脂への硬
化作用が頗る強力で、短時間で硬化させることが可能で
ある。
υ)添加量は自由に調整でき、そのコストは有機過酸化
物使用よりも低い。
(C)  有機過酸化物を添加したエマルジョンは、ど
うしても不安定になる傾向があり、長期間の保存性は不
十分であるが、過酸化水素は、その安定性について配慮
するならば、エマルジョンに混入しても、長期間エマル
ジョン並びに過酸化水素共安定に保存できる。
ポリマーエマルジョンに対する過酸化水素の添加量は、
エマルジョンの固型分に対して001〜10重量係、好
ましくは0.5〜5重傷チである。
過酸化水素は工業的には、35重量係、50重量係の水
溶液として市販さハているが、これを計算;・用いるこ
とで十分である。ポリマーエマルジョンには、目止め効
果を発揮させるために、例えば炭酸カルシウム、クレー
、水利アルミナ、シリカ微粉末、タルク等のごとき充て
ん剤を配合してもよい。充てん剤の配合量は、エマルジ
ョン1o。
重量部に対して約600重量部位1時にはそれ以上混入
することができ、その目止め効果は頗る大きいものがあ
る。
しかも、ポリマーエマルジョンは水が分散相であること
から、木質系や無機質系基材内部への滲透性がよく上塗
Vを施しても気泡が残留して商品価値を損なうことがな
い。
オ、発明において使用される液状ラジカル硬化型樹脂と
しては、次の2種類のものがあげられる。
(1)不飽和ポリエステル樹脂 α、β−不飽和多塩基酸を1成分として含み、任意の多
塩基酸を併用するが、或はせずに、多価アルコールとエ
ステル化して得らねる不飽和アルキドを、共重合可能な
モノマー中に溶解して得られる100係反応型樹脂。
(2)不飽和アクリレート樹脂 1分子中に1個以上のアクリロイル基またはメタクリロ
イル基を含むオリゴアクリレートで、硬化はアクリレー
ト基の重合による。
この不飽和アクリレート樹脂は1次記のタイプに分けら
れる。
(イ) エポキンーアクリレート(ビニルニスデル樹脂
) エポキシ樹脂のエボキン基とアクリル酸1fcはメタク
リル酸のカルボキシル基との反応によって得らハる。実
質的にはエボキン基は残存[、aい。
一般にはモノマ上溶解の形で使用さゎ、る。
((ロ) ウレタン−′アクリレート ポリヒドロキンル化合物またけオリゴマー(一般にはポ
リオール、ポリエーテル、ポリエステル)にジイソンア
ナートとアクリロイルまたけメタクリロイル基を含む不
飽和アルコールとを反応させて得られる。
不飽和結合はウレタン結合を介してオリゴマーと結合す
る。最も簡単な形のものは、不飽和アルコールをジイソ
ンアナートと反応させkものである。反応生成物は、一
般に高粘度であるため、モノマー併用で用(・ら名る場
合がほとんどである。
?ウ  ポリエステル−アクリレート アクリル酸またはメタクリル酸と多価アルコール、多塩
基酸を直接エステル化することによって得らね、ポリエ
ステル分子の末媚に架橋点がある。
低粘度〜高粘度の各種のポリエステル−アクIJ l)
−トが得られ−る。
に) スピロアセタール−アクリレート構成分子にスピ
ロアセタール構造を含み、丁度ウレタン−アクリレート
のイソンアナートのような挙動を示すスピロアセタール
化合物である。一般にはジアリリデンペンタエリスリッ
トをヒドロキン化合物と不飽和アルコールの連結剤に用
いる。
生成物は低粘度であり、モノマーの併用なしでも用いら
れる。
上記の(1)と(2)とは、任意に混合して使用できる
ことは勿論である。また、前記のごとき充てん剤の混入
も任意に行なえる。
液状ラジカル硬化型樹脂に併用して、ポリマーエマルジ
ョン中に含捷れる過酸化水素をレドックス反応によジラ
ジカル化して樹脂の硬化促進作用全示す促進剤としては
1例えばコバルト、鉄、銅、バナジウム、マノガン等の
金属の有機酸塩、キレート化合物および酸化物等があげ
られるが、これらの中で最も代表的なものとしては、コ
バルトの有機酸塩があげられる。
促進剤は、液状ラジカル硬化型樹脂に添加さねその添加
量は、液状ラジカル硬化型樹脂に対して001〜100
1〜10重量部は01〜51〜5重量部。
促進剤を含む液状ラジカル硬化型樹脂は、基材に過酸化
水素を含むポリマーエマルジョンを塗装し、ポリマーエ
マルジョンの塗膜が乾燥、皮膜化してから塗装すること
が好捷しし・。本発明によね−ば、ポリマーエマルジョ
ンから形成された皮膜が液状ラジカル硬化型樹脂に溶解
し、皮膜中に含まねている過酸化水素が液状ラジカル硬
化型樹脂中に含1わている促進剤と反応してラジカルを
発生し、液状ラジカル硬化型樹脂の硬化を促進させるも
のと考えられる。そして、ポリマーエマルジョ/から形
成された皮膜は液状ラジカル硬化型樹脂に溶解し、ポリ
マーと樹脂が混合した形態で硬化するため、硬化皮膜と
基材との@着性にすぐれて(する。
本発明において用いられる印刷フィルムは、使用するイ
ンキが樹脂と接着性を有すること、並びにフィルムより
も硬化型樹脂により親和性があり、フィルム面から硬化
樹脂面に絵柄が転写されるものであわばいずれでもよい
印刷インキを構成するビヒクノ?用樹脂の種類は、特に
制限はさrないが、液状ラジカル硬化型樹脂と共重合可
能な成分を添加すれば、液状ラジカル硬化型樹脂と印刷
インキ層との密着性が著しく向上し、耐剥離性がさらに
一層向上するので好都合である。
フィルムとしては、プラスチックフィルムであわばいず
れでも使用可能であり、好1しぐはポリエチレンテレフ
タレートフィルムである。
フィルムに印刷する方法としては、従来から知られてい
る種々な方法が採用できるが、本発明においてはグラビ
ア印刷またはオフセット印刷で直接絵柄を印刷しkもの
で十分である。印刷フィルムは、液状ラジカル硬化型樹
脂が液状または粘着性を帯びている未硬化の段階で絵柄
面が樹脂と接触するように密着され樹脂が硬化後剥離さ
れる。
このようにして得られる化粧材は、色ムラがなく、色彩
に透明感または深みのある彩度の高い色調全方するため
、その1まの状態においても充分使用可能であるが、転
写面に透明乃至半透明の塗料音節せば、上記に加え、さ
らに耐久性、光沢性および意匠性にすぐれた化粧材が得
られる。このための塗料は、使用目的、コスト、物性等
を考慮して選択される。一般には不飽和ポリエステル樹
脂が用いられるが、ポリウレタンラッカーも使用できる
。特に硬度が要求される場合には、スピロアセタール−
アクリレート樹脂の光硬化型樹脂が用いらねる。また、
高物性が要求さねない場合には、アクリルラッカーが用
いらnる。
ポリマーエマルジョン、′e、状ラジラジカル硬化型樹
脂び塗料のいす名の部分でも樹脂の着色は自由である。
本発明の化粧材は、基材表面に過酸化水素を含むポリマ
ーエマルジョンを塗装して皮膜を形成させた後、その上
に促進剤を含む液状ラジカル硬化型樹脂を塗装し、液状
ラジカル硬化型樹脂が液状態フィルムの絵柄を硬化樹脂
面に転写させ、フィルムを除去し、必要に応じて転写面
に透明または半透明の塗料を施すことによって製造され
る。
過酸化水素を含むポリマーエマルジョン、促進剤を含む
液状ラジカル硬化型樹脂および塗料の塗装方法は、従来
公知のいかなる方法を採用してもよく、特に制限される
ものではない。
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に示す。な
お、実施例中の「部」と「係」は、特にことわりのない
限り「重量部」と1重量部」を意味する。
実施例1 450mmX 450+n+nX 15mmに切断した
パーティクルボードに、ポリ酢酸ビニルエマルジョノ(
昭和高分子■社製、ポリゾール1”5−11.  冬用
、固型分45係)100部に、35幅過酸化水素水3部
(過酸化水素として1.05部)、チタン白10部を混
合したものをロール塗装し女。ポリマー皮膜が形成さ名
5.塗膜が光沢化するのを待って(約20分を要する)
、その上に不飽和ポリエステル樹脂(昭和高分子[有]
)社製、リボラック1557−U)100部にスチレン
15部、ナフテン酸コバルト(6チコバルト)1部を加
えた樹脂をフローコーターにより、90m/分の速度で
通過させて塗装した。樹脂の表面が粘着性を帯びた未硬
化の段階で、ポリエチレンテレフタレートフィルムにグ
リーンカンミール、オニックス模様をグラビア印刷した
印刷フィルムを、絵柄が樹脂面に密着するように敷設し
、脱泡を兼ねてロール圧着した。
室温が12℃といった低温にも拘らず、10分後には塗
膜がゲル化し、約1時間後にフィルムを剥離したところ
、フィルムの絵柄が硬化樹脂面に完全に転写された美麗
な化粧板が得らり、、ft。
さらに転写面に)・ツブコートとして、光硬化型スピラ
ン樹脂(昭和高分子■社製、スビラノクU−3155)
を約0.2 rrrm厚になるようにバーコーター塗装
し、出力60 Kwの紫外線照射装置中。
ラップ下15 cm’Fr: 5 tn1分の速度で通
過させて硬化させた。
得らnた化粧板は表面硬度が5Hあり、硬く、光沢に富
み、深みがある高級天理石調であった。
実施例2 450mmX 4.50mmX 9mmのラワン合板に
、エチレン−酢酸ビニル共重合エマルジョン(昭和高分
子■社製、ポリゾール P−5、固型公約50%)10
0部、水10部、炭酸カルシウム300部。
アクリル酸5部、35幅過酸化水素水5部[有]酸化水
素として1.75 呻に均一に混合して含フィラーエマ
ルジョンとしたものをロールコータ−で塗装しに0乾燥
すると目止め処理された合板が得られた。次いでその上
に、絵付は用不飽和ポリエステル樹脂(昭和高分子■社
製、リゴラツク 1608)100部、スチレン15部
、ナフテン酸コバルト(6係コバルト)1部、炭酸カル
シウム100部からなる混合樹脂をロール塗装した。
樹脂の表面が粘着性を帯びた未硬化の段階で、ポリエチ
レンテレフタレートフィルムに茶色下地にウオルナ少ト
模様を印刷しkものを、絵柄が樹脂に密着するようにロ
ール圧着しk。
12℃の低温にも拘らず、塗膜のゲル化は10分経過後
に始オシ、2時間後にはフィルム剥離が可能であっに0 フィルムを除去すると、ウオルナットの木5口調の絵柄
が転写された硬化塗膜を有する化粧板が得られk。
さらに転写面にトップコ、xトとして、上記と同一の不
飽和ポリエステル樹脂100部、メチレフ10部、ナフ
テノ酸コバル)(6%コバルト)1部、メチルエチルケ
トンパーオキシド1部全混合しkものを用(・、これを
200μ厚になるように刷毛塗りで塗装後ビニロンフィ
ルムで塗装面全覆い硬化させに0 フィルムを除去すると、半光沢のあるウオルナット木目
調の化粧板が得られ、合板の凹凸はほとんど完全に消失
しており、平面は頗る平滑で美麗なものであっに0 実施例3 300mmX 30 t)+mnX 6消に切断した見
掛比重1.0の珪酸力ルンウム板に、スチレノーアクリ
ル酸エチル共重合エマルジョン(昭和高分子■社製、ポ
リゾールAJ’−fiミニ−5−改、固型分50%)1
00部、アクリル酸3部、35幅過酸化水素水8部(過
酸化水素として28部)、チタン白1o部からなる混合
物全ロール塗装により塗装した。塗膜が透明化するのを
待って(約30分を要する)、その上にビニルエステル
樹脂(昭和高分子■社製、モノマーフリーのリポキシV
R=77)70部、メチルメタクリレート30部、バナ
ジウムアセチルアセトネ−1−0,2部からなる樹脂を
塗装しに0ポリエチレ7テレフタレートフイルムに、ロ
ーマ/オニックス調の絵柄を印刷しkものを絵柄が樹脂
と密着するように敷設し、ロール圧着した。
8〜12℃の環境下で1夜放置して塗膜を硬化させた。
フィルムを除去すると、ローマンオニノクス柄が硬化樹
脂面に転写さね−てに化粧板が得ら力k。
次いで、転写面にトップコートとして、ポリウレタン塗
料(関西ベイメト領)社製、アクリツク2062  G
L  クリヤー)を約70μ厚になるように3回に分け
てスプレー塗装しに後、パフ研磨して仕上げると、美麗
なローマンオニックス調の化粧板が得らhだ。
特許出願人 昭和高分子株式会社 代理人 弁理士菊地精−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基材表面に、 (1)過酸化水素を含むポリマーエマルジョンを塗装し
    。 (2)次いでその上に、上記過酸化水素をラジカル化し
    得る促進剤を含み、かつ上記ポリマーを溶解可能な液状
    ラジカル硬化型樹脂を塗装し。 (3)液状ラジカル硬化型樹脂が液状または粘着性を帯
    びている未硬化の段階で、印刷フィルムを絵柄面が樹脂
    と接触するように密着させ。 (4)樹脂を硬化させると同時に印刷フィルム面上の絵
    柄を硬化樹脂面に転写させ。 (5)シかる後、フィルムを除去する。 ことを特徴とする化粧材の製造方法。 2 基材表面に。 (+)  過酸化水素を含むポリマーエマルジョンを塗
    装し、 (2)次いでその上に、上記過酸化水素をラジカル化し
    得る促進剤を含み、かつ上記ポリマーを溶解可能な液状
    ラジカル硬化型樹脂を塗装し、 (3)液状ラジカル硬化型樹脂が液状または粘着性を帯
    びている未硬化の段階で、印刷フィルムを絵柄面が樹脂
    と接触するように密着させ、。 (4)樹脂ヲ硬化させると同時に印刷フィルム面上の絵
    柄を硬化樹脂面に転写させ、 (5)  フィルム除去した後。 (6)さらに、転写面に週明または半透明の塗料を塗装
    する、 ことを特徴とする化粧材の製造方法。
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