JPS5943970B2 - 雰囲気熱処理炉における装入・抽出ベスチブルのパ−ジ方法 - Google Patents
雰囲気熱処理炉における装入・抽出ベスチブルのパ−ジ方法Info
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- JPS5943970B2 JPS5943970B2 JP15688581A JP15688581A JPS5943970B2 JP S5943970 B2 JPS5943970 B2 JP S5943970B2 JP 15688581 A JP15688581 A JP 15688581A JP 15688581 A JP15688581 A JP 15688581A JP S5943970 B2 JPS5943970 B2 JP S5943970B2
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- bestible
- bestibles
- extraction
- heat treatment
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D1/00—General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
- C21D1/74—Methods of treatment in inert gas, controlled atmosphere, vacuum or pulverulent material
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、雰囲気熱処理炉における装入・抽出ベスチブ
ルのパージ方法に関するものである。
ルのパージ方法に関するものである。
従来、雰囲気ガスを使用して処理材を連続的に熱処理す
る雰囲気熱処理炉においては、処理材を装入・抽出する
にあたり、炉内に空気が侵入するのを防止するために、
装入・抽出側にベスチブルを設け、このベスチブル内の
空気をＮ２ガス等のパージガスでパージして所定の０２
濃度としたのち、扉を開いて処理材をベスチブルから炉
内へ装入、あるいはベスチブルから抽出するようになっ
ている。
る雰囲気熱処理炉においては、処理材を装入・抽出する
にあたり、炉内に空気が侵入するのを防止するために、
装入・抽出側にベスチブルを設け、このベスチブル内の
空気をＮ２ガス等のパージガスでパージして所定の０２
濃度としたのち、扉を開いて処理材をベスチブルから炉
内へ装入、あるいはベスチブルから抽出するようになっ
ている。
そして、この間にパージガスは大気に放出させる。
ところで、前記パージガスでベスチブルをパージするに
は、ベスチブル内空間容積の５〜１０倍のパージガスを
必要とし、かつ、ベスチブル内のパージガスは一旦ベス
チブルをパージしたのち、処理材の炉本体への装入、あ
るいは抽出ベスチブルからの抽出のたびに放出されてお
り、パージ用ガスの消費量が多くランニングコストが高
いという欠点があった。
は、ベスチブル内空間容積の５〜１０倍のパージガスを
必要とし、かつ、ベスチブル内のパージガスは一旦ベス
チブルをパージしたのち、処理材の炉本体への装入、あ
るいは抽出ベスチブルからの抽出のたびに放出されてお
り、パージ用ガスの消費量が多くランニングコストが高
いという欠点があった。
本発明は、前記従来の欠点を除去するためになされたも
ので、燃焼排ガスの酸素濃度が約１〜２係である点に着
目し、この排ガスを少なくとも抽出ベスチブルに供給し
て、抽出ベスチブルを一次パージし、続いて、抽出ベス
チブルにＮ２等のパージガスを供給して最終パージを行
なって、その後、このパージガスを装入ベスチブルに供
給して、装入ベスチブルをパージすることによりパージ
ガスの消費量を約５０係低減し、また、装入ベスチブル
に本排ガスを供給して一次パージを行なって装入ベスチ
ブルの予熱をも行なわしめるようにした雰囲気熱処理炉
における装入・抽出ベスチブルのパージ方法を提供する
こさを目的とする。
ので、燃焼排ガスの酸素濃度が約１〜２係である点に着
目し、この排ガスを少なくとも抽出ベスチブルに供給し
て、抽出ベスチブルを一次パージし、続いて、抽出ベス
チブルにＮ２等のパージガスを供給して最終パージを行
なって、その後、このパージガスを装入ベスチブルに供
給して、装入ベスチブルをパージすることによりパージ
ガスの消費量を約５０係低減し、また、装入ベスチブル
に本排ガスを供給して一次パージを行なって装入ベスチ
ブルの予熱をも行なわしめるようにした雰囲気熱処理炉
における装入・抽出ベスチブルのパージ方法を提供する
こさを目的とする。
つぎに、本発明を実施例である図面にしたがって説明す
る。
る。
図において、１は本発明を適用した雰囲気熱処理炉を示
し、加熱・均熱帯２と冷却帯３および両側に装入ベスチ
ブル４、抽出ベスチブル５を備えている。
し、加熱・均熱帯２と冷却帯３および両側に装入ベスチ
ブル４、抽出ベスチブル５を備えている。
なお、６，７．８は中間扉、９，１０は装入扉、抽出扉
である。
である。
そして、前記加熱・均熱帯２にはラジアントチューブ１
１が配設され、その排ガスはダクト１２に連通ずる。
１が配設され、その排ガスはダクト１２に連通ずる。
一方、冷却帯３には循環ファン１３により炉内雰囲気を
循環させて処理材Ｗを冷却する。
循環させて処理材Ｗを冷却する。
また、前記装入ベスチブル４と抽出ベスチブル５とは開
閉弁１４を有する配管１５で連通されるとともに、抽出
ベスチブル５には前記ダクト１２からの排ガスが分岐さ
れ、熱交換器等の冷却装置１６、開閉弁１７を介して配
管１８により供給されるようになっている。
閉弁１４を有する配管１５で連通されるとともに、抽出
ベスチブル５には前記ダクト１２からの排ガスが分岐さ
れ、熱交換器等の冷却装置１６、開閉弁１７を介して配
管１８により供給されるようになっている。
そして、前記配管１Ｂには開閉弁１９を介してパージ用
ガス（たとえば、Ｎ２ ）が供給されるようになってい
る。
ガス（たとえば、Ｎ２ ）が供給されるようになってい
る。
さらに、装入ベスチブル４は開閉弁２０をもってダクト
１２と連通している。
１２と連通している。
なお、２１．２２はベンドである。
つぎに、前記構成からなる雰囲気熱処理炉の操業方法を
説明する。
説明する。
いま、処理材Ｗ５が装入ベスチブル４、次抽出処理材Ｗ
１が冷却帯３に位置しているとする。
１が冷却帯３に位置しているとする。
まず、開閉弁１４，１９を閉、開閉弁１７を開また、開
閉弁２０を開として抽出ベスチブル５には１００〜２０
０℃に冷却された排ガス（０□約１〜２係）を供給する
とともに、装入ベスチブル４には排ガスを供給して両ベ
スチブル４，５を一次パージする。
閉弁２０を開として抽出ベスチブル５には１００〜２０
０℃に冷却された排ガス（０□約１〜２係）を供給する
とともに、装入ベスチブル４には排ガスを供給して両ベ
スチブル４，５を一次パージする。
かくして、一次パージが終了すると、開閉弁１７．２０
を閉、開閉弁１４．１９を開として、抽出ベスチブル５
内にパージガスであるＮ２を供給して抽出ベスチブル５
を最終パージするとともに、抽出ベスチブル５からのパ
ージガスを配管１５を介して装入ベスチブル４へ供給し
てパージガスを再利用して装入ベスチブル４をパージす
る。
を閉、開閉弁１４．１９を開として、抽出ベスチブル５
内にパージガスであるＮ２を供給して抽出ベスチブル５
を最終パージするとともに、抽出ベスチブル５からのパ
ージガスを配管１５を介して装入ベスチブル４へ供給し
てパージガスを再利用して装入ベスチブル４をパージす
る。
前記操作により両ベスチブル４，５がパージを同時に完
了すると、中間扉６，８を開いて処理材Ｗ５を加熱・均
熱帯２へ、処理材Ｗ、をベスチブル５へ移行させるもの
である。
了すると、中間扉６，８を開いて処理材Ｗ５を加熱・均
熱帯２へ、処理材Ｗ、をベスチブル５へ移行させるもの
である。
なお、前記実施例では、装入ベスチブル４をダクト１２
からの排ガスで一次パージしたが、この一次パージを前
記抽出ベスチブル５からの一次パージ用の排ガスで、配
管１５を介してパージしてもよい。
からの排ガスで一次パージしたが、この一次パージを前
記抽出ベスチブル５からの一次パージ用の排ガスで、配
管１５を介してパージしてもよい。
また、排ガスも必ずしも当該加熱・均熱帯２のラジアン
トチューブバーナのものでなく、他の炉のものを使用し
てもよい。
トチューブバーナのものでなく、他の炉のものを使用し
てもよい。
以上の説明で明らかなような、第１の発明によれば、少
なくとも、抽出ベスチブルをパージするにあたり、燃焼
排ガスを抽出ベスチブルに供給して一次パージしたのち
、パージガスを供給して最終パージし、このパージガス
でもって装入ベスチブルをパージするため、従来の方法
に較べてパージガスを約５０係節約することができた。
なくとも、抽出ベスチブルをパージするにあたり、燃焼
排ガスを抽出ベスチブルに供給して一次パージしたのち
、パージガスを供給して最終パージし、このパージガス
でもって装入ベスチブルをパージするため、従来の方法
に較べてパージガスを約５０係節約することができた。
また、第２の発明によれば、装入ベスチブルに排ガスを
供給して一次パージを行なうため、その排ガス温度によ
り装入ベスチブルが予熱されるため、第１の発明の効果
に加えて全体の燃費が少なく省エネルギーを図ることが
できる。
供給して一次パージを行なうため、その排ガス温度によ
り装入ベスチブルが予熱されるため、第１の発明の効果
に加えて全体の燃費が少なく省エネルギーを図ることが
できる。
図面は本発明方法を適用した雰囲気熱処理炉の説明用断
面図である。 １・・・・・・熱処理炉、２・・・・・・加熱・均熱帯
、３・・・・・・冷却帯、４・・・・・・装入ベスチブ
ル、５・・・・・・抽出ベスチブル、６，７，８・・・
・・・中間扉、１１・・・・・・ラジアントチューブバ
ーナ、１２・・・・・・ダクト、１５・・・・・・配管
、１６・・・・・・冷却装置、１７，１９，２０・・・
・・・開閉弁。
面図である。 １・・・・・・熱処理炉、２・・・・・・加熱・均熱帯
、３・・・・・・冷却帯、４・・・・・・装入ベスチブ
ル、５・・・・・・抽出ベスチブル、６，７，８・・・
・・・中間扉、１１・・・・・・ラジアントチューブバ
ーナ、１２・・・・・・ダクト、１５・・・・・・配管
、１６・・・・・・冷却装置、１７，１９，２０・・・
・・・開閉弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 装入・抽出ベスチブルを両側に備えた雰囲気熱処理
炉において、ラジアントチューブバーナ等の燃焼排ガス
を抽出ベスチブル内に導入して一次パージを行ない、引
続き、パージ用ガスを抽出ベスチブルに導入して最終パ
ージを行なうとともに、このパージ用ガスを装入ベスチ
ブルへ供給してパージ用ガスとして再使用することを特
徴とする雰囲気熱処理炉における装入・抽出ベスチブル
のパージ方法。 ２ 前記抽出ベスチブル内に導入する燃焼排ガスが約１
００〜２００℃程度に冷却したものであることを特徴と
する特許 載の雰囲気熱処理炉における装入・抽出ベスチブルのパ
ージ方法。 ３ 装入・抽出ベスチブルを両側に備えた雰囲気熱処理
炉において、ラジアントチューブバーナ等の燃焼排ガス
を装入・抽出両ベスチブル内に導入して一次パージを行
ない、引続き、パージ用ガスを抽出ベスチブルに供給し
て最終パージを行なうとともに、このパージ用ガスを装
入ベスチブルへ供給して最終パージを行なうことを特徴
とする雰囲気熱処理炉における装入・抽出ベスチブルの
パージ方法。 ４ 前記抽出ベスチブル内に導入する燃焼排ガスが約１
００〜２００℃程度に冷却したものであることを特徴と
する前記特許請求の範囲第３項に記載の雰囲気熱処理炉
における装入・抽出ベスチブルのパージ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15688581A JPS5943970B2 (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 雰囲気熱処理炉における装入・抽出ベスチブルのパ−ジ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15688581A JPS5943970B2 (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 雰囲気熱処理炉における装入・抽出ベスチブルのパ−ジ方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5855523A JPS5855523A (ja) | 1983-04-01 |
| JPS5943970B2 true JPS5943970B2 (ja) | 1984-10-25 |
Family
ID=15637514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15688581A Expired JPS5943970B2 (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 雰囲気熱処理炉における装入・抽出ベスチブルのパ−ジ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943970B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT502238B1 (de) | 2005-05-12 | 2007-12-15 | Ebner Ind Ofenbau | Verfahren zur chargenweisen wärmebehandlung von glühgut |
| KR100796767B1 (ko) * | 2007-02-28 | 2008-01-22 | 최병길 | 분위기가스 소모 최소화 및 이산화탄소 가스 발생 최소화를위한 열처리장치 |
| JP5571292B2 (ja) * | 2008-03-27 | 2014-08-13 | 光洋サーモシステム株式会社 | 連続焼成炉 |
| JP5634127B2 (ja) * | 2010-05-21 | 2014-12-03 | 株式会社Ihi | 熱処理炉 |
-
1981
- 1981-09-29 JP JP15688581A patent/JPS5943970B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5855523A (ja) | 1983-04-01 |
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