JPS5943256B2 - 電気腐食加工方法及び装置 - Google Patents

電気腐食加工方法及び装置

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JPS5943256B2
JPS5943256B2 JP49092468A JP9246874A JPS5943256B2 JP S5943256 B2 JPS5943256 B2 JP S5943256B2 JP 49092468 A JP49092468 A JP 49092468A JP 9246874 A JP9246874 A JP 9246874A JP S5943256 B2 JPS5943256 B2 JP S5943256B2
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wire
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cut
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ウルマン ベルナ−
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ズイ−グ アルノ
マテイ シルバノ
ウエリ フエナ− ハンス
ベトシユタイン ゴトリ−ブ
ル− ヘルバ−ト
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FUYUURU IND EREKUTORONITSUKU AGII ROOSON BAI ROKARUNO AG
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FUYUURU IND EREKUTORONITSUKU AGII ROOSON BAI ROKARUNO AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • B23H7/08Wire electrodes
    • B23H7/10Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
    • B23H7/102Automatic wire threading

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、針金状電極によつて工作物を、工作物と電極
との間における相対送り径路を電子制御装置によつて決
定して、電気腐食加工をするための方法及び装置に関す
るものである。
ここで、本明細書において使用される電気腐食(Ele
ctrOerOsiOn)という用語は、放電加工(E
DM)と電解加工(ECM)とを含むものである。
また、針金状電極という用語は、針金、又は、金属バン
ド、あるいは、テープの形状の電極を含むものである。
金属加工物から任意の希望された輪郭の部分を切断する
ため、あるいは、任意の希望された径路に沿つて部分を
切断するため並びに金属材料中に任意の希望された輪郭
を切断するための電気的加工機械設備は公知である。
工作物のEDM及びECM加工において、円形又は多角
形の断面を有する針金又はテープ等の針金状電極が、こ
の目的のために使用されてきた。このような針金状電極
並びに加工されるべき加工物は、電気的加工過程の間、
相互に相対的に動かされる。電極と工作物との間におけ
るこの相対送りは、電子制御装置によつて行なわれる。
この相対送りは、時として、加工径路、又は、加工輪郭
とも呼ばれる。公知の設備は、実際の加工を非常に良好
に行なうことができる。
EDMもECMも種々の工業分野において、常により広
く侵透されつつあり、また、多くの応用分野が従来の、
切削、フライス、研削等による加工物の機械的接触加工
を置換したので、人間の誤りと取扱いとの不正確さをE
DM及びECMから除去し、また、加工過程それ自体の
回りの周縁過程として、群にされた加工過程を省くとい
う要求が生じた。換言すれば、このことは、このような
EDM又はECM加工設備の1種又はそれ以上に対する
作業者が、含まれる多数の操作を手によつて遂行する必
要から解放されるべきであるということを意味する。加
工設備における作業者によつて行なわれる操作は、計る
ことのできない、また、予測されることのできない因子
によつて伴われ、従つて、それらは人間の誤りを介して
設備の有用性をしばしば減少させる。従来公知の放電加
工装置及び電解加工装置は、前述のように、金属工作物
から任意の希望される輪郭の部分を切断するため又は任
意の希望された径路に沿つて部分を切断するため又は金
属材料中に任意の希望された輪郭を切断するために、針
金状電極を使用しているが、加工作業が開始されること
のできる前に、電極は、供給側(例えば、供給リール)
から電極案内装置及び電力接触装置を介して処理装置(
例えば、取上げリール)へ持つてこなければならない。
若しも、切断過程の間に電極が損耗されるならば、その
時には、同様の取扱いが必要となる。その上、若しも、
電極の出発穴の中への持ち込みの場所が、工作物の裏側
上であるならば、その時には、近付くことは非常に困難
である。また、切断される部品の多量生産の場合には、
電極が部品ごとに出発穴の中に持つてこられなければな
らない。しかしながら、これらのすべての作業は、非常
に大きな非生産時間であり、このために、生産費を高騰
させることになる。本発明の目的は、上記のようなすべ
ての場合における非生産時間を減少させることによつて
、生産費を最少にすることのできる放電加工又は電解加
工方法及び装置を得ることにある。本発明の説明に先立
つて、針金状電極がEDM又はECMにおいて使用され
る時には、電極が適当な速度で連続的に更新され、これ
によつて、その加工の間における電解が、電極が破断す
る点まで進行しないようにすることに注目しなければな
らない。
このようにして、電極を更新することは、電極が非常に
多量に電解される前の電極の移動が、加工の精度を維持
するという利点をも有している。従つて、加工設備は、
電解加工に関与する針金状電極の=部分を含む加工物の
近傍における加工領域を有し、また、加工領域及び加工
物の一側の上には、新鮮な針金状電極を供給するための
設備の供給側と、加工領域と加工物の他の側との上には
、加工領域から消費された針金状電極を取り出し、これ
を取上げ装置又は処理装置へ移行させるための設備の取
上げ側を有している。従つて、装置の電極供給側及び装
置の電極取上げ側とは、それぞれ、加工領域及び加工物
の電極供給側上の装置の部分と、加工領域及び加工物の
電極取上げ側上の装置の部分とを意味するものである。
これらの表現は、加工過程において工具として作動する
電極を保持し、動かすための装置の部分を、特に指すも
のである。本発明は、要約すると、電極駆動兼案内装置
が、ある設備を電極作動領域の電極供給側に、また、あ
る設備をその電極取上げ側にそれぞれ有して設けられる
が、これらのある設備とは、電極駆動兼案内装置の電極
供給側の土に備えられた電極処理装置装置の供給側と取
上げ側との両方の上に設けられた、給送装置と、電極及
び加工物をそれぞれ移動し案内するための案内装置と、
電極に電圧を供給するための電極電流接続装置供給側か
取上げ側かのいずれかの上に設けられた針金状電極の端
部を、少なくとも加工領域の一部分を貫いて取上げ側の
給送装置に対して直角に押し又は引張るための装置であ
る。
電極を出発穴の中へ押すために、電極の回りに加圧流体
の流れが使用されても良い。
電極を引張るために、つかみ部材が使用されても良い(
後に、図面について詳細に説明する)。このような引張
りは、電極の端部が工作物の中の穴から出てきた時に始
まり、あるいは、適当なつかみ部材によつて、電極の加
工領域の中への電極への進入と共に始まり、針金状電極
を穴を貫いて取上げ側の上の給送装置への途中ずつと引
張つても良い。工作物の中の穴を貫いて繰り返して使用
するために、電極を切断し、他の部分を保持している間
に工作物を通過した部分を取去り、新しい穴を表わすた
めに工作物を再位置決めし、新しい穴を貫通して電極を
通し、それから、取上げ機構に連結された片を設備の供
給側に連結された片に接続するための装置が設けられて
いる。
この接続装置は、一つの形態においては、2個の端部を
隣接して重なり合うように整列させ、それらの間にとが
つた点を入れ、両端部を一緒にねじり、その後、ねじつ
た部分が、とがつた部材からはぎ取られる。以下、本発
明を添附図面に基づいて説明する。第1図は、針金状電
極4と工作物5との相対送りを制御するための電子制御
装置1を略図で示すものである。このような電子制御装
置1は、スイス特許第513694;513693及び
521815号明細書中に詳細に開示されており、従つ
て、ここには只説明の目的で、重要な部分だけを説明す
る。
例えば、パンチテープ、パンチカード、又は、パンチカ
ードのデツキ、磁気テープ等であつて良い情報担体2が
、針金状電極4と工作物5との間の相対運動を決定する
のに必要な情報及び、例えば、表面の粗度、切断速度、
針金状電極4の給送速度、洗い流し速度、加工パルス(
例えば、EDMに対して)の電圧、電流、繰り返し周波
数等のような必要な加工パラメータに関する情報を含ん
でいる。
情報担体2は、また、加工物を加工するために使用され
る特別なEDMl又は、ECMに独特の条件の要求及び
パラメータの回りに群にされた過程の制御のために必要
なデータを有している。すべてのこれらのデータは、電
子制御装置1へ供給される。
それらは、そこで評価され、工作物送りモータ装置3か
、制御論理回路1aを経て駆動モータ装置3aかに与え
られる。駆動モータ装置3aは、実際の加工作業を取囲
む、又は、助ける補助作業、又は、周辺作業を実施する
ために必要である駆動装置を符号で示すものである。こ
の駆動モータ装置3aのモータは、電極駆動兼案内装置
7を支持している装置の工作物前進ヘツドか、図面には
示されていない補動装置かのいずれかの上に取付けられ
ることができる。これについては、後に更に詳細に説明
する。第1図に簡単に符号で示されている工作物送りモ
ータ装置3は、加工作業それ自身を取扱うモータから成
立つている。
これらの工作物送りモータ装置3のモータは、加工作業
の間、工作物5及び(又は)電極駆動兼案内装置7を相
対的に相互に動かす。工作物5は、工作物テーブル(図
示していない)の上に、同様に図示されていない装置に
よつてクランプされる。これらについても、後に詳細に
説明する。上述のモータの制御に加えて、制御装置1は
、情報担体2からの対応する入力に基づいて、例えば、
電圧、電流、又は、パルスのような必要な作業パラメー
タを端子111及び112へ与え、これによつて、放電
加工、又は、電解加工が、針金状電極4と工作物5との
間の加エギャツプ6において適正に行なわれることがで
きるようにする。
工作物送り装置3のモータは、電極駆動兼案内装置7と
工作物5に対する位置決めテーブルとを、加工の進行に
対応する量だけ相対的に相互に動かし、こうすることに
よつて、希望された輪郭、又は、切断径路8に従わせる
。この経路8は、第2a及び2b図に示されている。針
金状電極4は、2個の保持腕71と72との間に張力の
下に保持される。
第1図に示されるように、これらの腕の一方が、電極駆
動兼案内装置7の供給側を、他の腕が取上げ側を符号で
表わすものである。公知のように、大きな針金状電極4
の供給量が必要である。なぜならば、針金状電極4は、
加工の間、供給側から取上げ側へ連続的に給送されるか
らである。電極の給送速度は、EDM、又は、ECM作
業の間、電極の摩耗によつて調節される。加工物送り装
置は、後に第3〜6図に関して更に詳細に説明される。
この説明においては、装置は、公知の工作物送り装置と
区別するために、電極駆動兼案内装置と呼ばれる。今、
第2i図か第2b図かによつて、1個、又は、多数の加
工物5が、例えば、針金状電極4によつて加工されるべ
きものと仮定する。更に、機械は、まず、工作物と工具
(電極)とを装着されるものと仮定する。情報担体2か
ら制御論理回路1aに転送された装着情報は、装置3の
1個、又は、数個の補助駆動モータを制御するが、これ
らのモータは、場合場合で、加工設備に選択された針金
状電極、又は、希望された工作物を装着するために、装
着装置(図示されていない)に隣接して配置されている
。このような装着装置は公知である。針金状電極及び工
作物は、それらの形式のマガジンの中に持ちきたされ(
針金状電極に対するマガジンは、多かれ少なかれ、適当
には貯蔵所と呼ばれることもできる)、それらの各マガ
ジンから機械に選択的に移送される。ここで、加工設備
は、対応して取りはずされることも申し添えておく。す
なわち、換言すれば、工作物及び針金状電極は、加工設
備から各マガジンへもどされる。設備が針金状電極と工
作物とを装着される時は、1個、又は、多数の切断径路
8(第2a,2b図)に対する1個、又は、多数の出発
穴9を生成することによつて開始することが必要である
が、これらの径路は、只1個の工作物の中に切断されな
ければならない。この目的のために、公知の補助装置が
、出発穴9の場所を正しい場所に位置決めするために使
用される。EDM、又は、ECM設備それ自体の上で出
発穴をあけることも無論可能である。この場合には、情
報担体2からの対応する情報が制御装置1の中において
処理され、制御論理回路1aの上に振出される。しかし
ながら、機械の中に所定位置にクランプされた工作物は
、あらかじめ位置決めされなければならない。この加エ
ステツプを詳細に説明する。従来の方法においては、作
業者は、第2a図の形式、又は、第2b図の形式の工作
物を、測定ダイヤルを使用して精密な且つ時間を消費す
る複雑な作業によつて位置決めしなければならなかつた
加工設備それ自体及び加工物それ自体の正確な座標系は
、それぞれ、相互に一致させなければならなかつた。な
ぜならば、情報担体2によつて与えられるデータは、機
械の座標系に対してだけ正しいからである。本発明によ
れば、工作物の手による位置決めは、以下に述べるよう
に、もはや不必要となる。「工作物の位置決め」を意味
するプログラム命令によつて、情報担体2から与えられ
る必要な情報は、制御論理回路1aの中に単に一時的に
記憶するために転送される。針金状電極4と、ホルダの
中に置かれ且つ機械の中に只無作法に所定位置に置かれ
た工作物5とは、端子111及び112を介して電圧を
受ける。工作物送り装置3の方向駆動モータが電極駆動
兼案内装置7を動かし、それによつて、針金状電極4を
工作物5の外表面の方向に、両者が接触するまで給送す
る。これによつて信号が生成され、これが、それから制
御論理回路1aの中に記憶される。針金状電極4と工作
物5との間におけるこの接触点の座標が、制御装置1の
中において計算され、同様に記憶される。針金状電極4
は、今や、更に工作物5の表面に沿つて動かされ、外表
面を小さなステツプで厳密に調べる。工作物と針金状電
極との間に接触のあるごとに、生じた信号は、制御論理
回路1aの中に記憶され、制御装置1の中において評価
される。調べられた点に基づいて、直線に対する方程式
が制御装置1の中において計算される。この直線方程式
及び機械の固定された座標系との比較から、機械及び工
作物の座標系を一致させるのに必要な回転角度及び並進
変位が計算される。角度α及び並進変位γは、制御論理
回路1aに連絡して制御装置1の中において計算され、
後の時点において始まるEDM、又は、ECM加工の目
的のために、切断径路8に対する情報担体2からのすべ
てのデータが、工作物の座標系に関する項に変換される
。若しも、これがなされるならば、工作物が程良く近似
位置に置かれる限りは、工作物を精密な標準位置に動か
す必要はない。若しも、第2b図の形式の工作物5が機
械の中にセツトされるならば、工作物を正しく合わせる
ことが、針金状電極4によつて遂行される同様な厳しく
調べるステツプで行なわれ、再び、正しく合わせること
が、実際に工作物を更に運動させることなく、制御デー
タの変形を命することによつてなされることができる。
この場合に、針金状電極4は、工作物5(第2b図)の
外表面に沿つて、X座標及びy座標の両方において給送
される。接触するごとに、針金状電極4の座標の制御装
置1の中における評価が生成される。この場合には、x
及びy座標の増加の符号が、考慮に入れられるべきであ
る。これらの値から、機械それ自身及び工作物の座標系
の間の並進的なオフセツトが計算され、記憶される。第
2b図の丸い工作物5のEDM、又は、ECMによる後
の加工の間に、情報担体2からデータの、それを工作物
の座標系に関係させるための変換が、自動的に行なわれ
る。同じ厳重に調べる方法によつて、工作物5の中に既
に存在する開口、又は、穴に正確に中心決めすることも
可能である。必ずしも等辺等角でない形状の工作物5が
、既に穴、又は、開口を有している場合がある。このよ
うな工作物5の中に針金状電極4によつて更に輪郭8を
切断することが望まれるかも知れない。ある幾何学的関
係が、現存する穴と設けられるべき追加の輪郭との間に
決定されなければならないことは、無論のことである。
このような場合においては、針金状電極が、基準穴、又
は、このように決定された他の基準の特徴を調べる。既
に説明したように、調べた信号ごとに、すなわち、針金
状電極4と加工物5との間における接触ごとに、制御装
置1の中におけるこれらの接触点の座標の計算がある。
EDM又はECMによる工作物の後の加工において、径
路8に対する情報担体2からのデータが変換され、これ
によつて、基準穴又は基準特徴と希望された工作物の輪
郭8との間における特別な幾何学的関係が維持されるよ
うにする。工作物5の加工テーブルの上における方位と
位置決めとが確められた後に、径路8に対する1個又は
多数の出発点あるいは出発穴9の位置決めが、針金状電
極4と工作物5との間における相対移動によつて行なわ
れる。径路8は、出発穴9が、第2a及び2b図に示さ
れるように、工作物5の内部か、さもなければ、工作物
の外表面かに置かれるように、配置されることができる
。後の場合には、出発穴ではなく、出発点という用語が
使用される。両方の場合には、工作物5の外表面に対す
る切断されるべき輪郭、又は、径路8の一定の幾何学的
関係がある。それ故、各輪郭又は径路8に対して出発穴
、又は、出発点9の場所を正確に決めることが必要であ
る。第2a図の長方形の工作物の場合には、このことは
次ぎのようにして行なわれる。すなわち、針金状電極4
と工作物5との間に、第1図に示されるように、端子1
11及び112にある電圧が加えられる。この電圧は、
EDM又は、ECM加工の間における正常電圧よりもよ
り小さい値を有している。より小さい電圧を利用するこ
とによつて、針金状電極4と工作物5との間に接触が作
られ、接触が破壊される時に、両部分に何らの損傷をも
生じないことを確実にする。電極駆動兼案内装置7及び
腕71と72との間に張られた針金状電極4は、定義に
よつて、工作物5の表面の外側にある。装置3のモータ
は、針金状電極4を段階的に、工作物5の外表面が手近
にある方向に且つ座標方向の一つの方向、例えば、x座
標の方へ給送する。装置3の方向駆動モータは、制御論
理回路1aに関して制御装置1を介してか、手によるか
して、段階的に作動されることができる。若しも、制御
装置1が、この目的のためにステツプモータ作動させる
ならば、制御論理回路1aの中に対応するプログラム情
報が装荷されるが、この情報は、「切断径路に対する出
発穴又は出発点の位置決め」として区別される命令に応
答するように配置されることが望ましい。この命令を生
じさせる信号は、装置3の方向駆動モータが針金状電極
4を情報担体2の中にある、工作物5の中に切断される
べき径路、又は、輪郭8に関するデータに基づいて給送
する操作を開始させる。工作物5の任意の特別の表面に
向かつて給送されつつある針金状電極4は、それから、
外表面の任意の点において接触し、これによつて接触信
号を生成し、これが制御論理回路1aの中に記憶され、
それから制御装置1の中において評価され、その後、針
金状電極4は工作物5の表面から退き、1又は2ステツ
プの後に工作物の外表面に対して平行に動く。その後、
針金状電極4は再び、他の接触の生ずるまで外表面の方
に動く。一つの接触から他の接触までのステツプは、既
に説明したように、制御論理回路1aの中に記憶され、
制御装置1の中において評価される。針金状電極4は引
続いて更にしばらく工作物5の外表面に沿つて平行径路
の中を案内され、工作物の外表面上において間隔を置か
れた点において、いくつか接触する。外表面が針金状電
極によつて数度調べられた後、針金状電極4は、丁度今
調べられた工作物5の外表面に対して平行な径路によつ
て、その出発点までもどされる。この手順によつて、工
作物それ自体の座標系の一つの軸が決定される。同じ座
標系の他の軸は、制御装置1の中において既知である。
装置3の駆動モータは針金状電極4を他の座標軸に沿つ
て、あるいは、工作物の他の外表面に沿つて(第2a図
の形にあるものと仮定して)動かす。情報担体2から得
られ且つ制御装置1の中に置かれた出発穴9に対する情
報から、命令信号が展開され、これによつて、針金状電
極4を工作物5の他の外表面に平行に、ある距離だけ移
動させる。
針金状電極4は、この方向に特別な距離を動いた後、工
作物5のこの他の外表面に対して垂直に、接触するまで
動く。今や、針金状電極4が第2a図の形の工作物の他
の外表面に接触するこの場所において正確に、切断され
るべき輪郭又は径路8に対する出発点9が置かれたこと
が仮定される。しかしながら、この加工作業を詳細に説
明する前に、1個又は多数の出発穴9の場所が、正確に
第2a図に示されたように、これらの出発穴が工作物5
の内部に置かれ、周縁表面の一つにはないことをどのよ
うにして決められるかを説明する。第2a図の長方形の
工作物5の2個の縁表面の針金状電極4の調べ作業は、
正確に既に述べたように行なわれる。今や、若しも、針
金状電極4が工作物5の第二の縁表面に接触点まで近附
くならば、針金状電極4は接触場所にとどまらず、制御
装置1の中において評価された出発穴9に関するデータ
に従つて更に動かされる。針金状電極4は、工作物に対
して更に遠く、腕71及び72の上のその案内によつて
決定される針金状電極4の正常軸が、出発穴9の軸と一
致するまで移動される。この場合には、針金状電極4が
破断することが考慮に入れられる。これは危いことでは
ない。なぜならば、その時には針金状電極4は、後に第
4,5及び6図に関連して更に詳細に説明されるように
、再接続されるからである。次ぎに、第2b図に示され
るような円形周縁を有する工作物の中に出発穴9の位置
決めが、どのようにして決められるかを説明する。
ある電圧が、第1図に示される端子111及び112を
介して、針金状電極4と円形工作物5とに加えられる。
それから針金状電極4は、工作物5の外表面の方に、装
置3の駆動モータによつて駆動される。接触が行なわれ
るや否や、接触信号の評価が、前記のように行なわれる
。それから一つの座標軸方向に、更に調ベステツプが行
なわれる。第2b図の工作物5の円形外表面は、その円
周の少なくとも900の間調べられる。常に一つの座標
方向における工作物の周縁表面までの針金状電極の接近
のステツプのシーケンスがあり、また、他の座標方向に
おける外表面から離れる針金状電極の運動がある。個々
の調ベステツプが制御装置の中において評価される。こ
の調べの助けによつて、工作物5の円形周縁の中心が制
御装置1の中において計算される。出発穴又は出発点9
及び径路8に対する情報担体2から読出される。データ
は、今や装置3の駆動モータを制御する。若しも、一つ
のこのような径路8の出発点9が、第2b図の工作物5
の円形外表面の上にあるならば、針金状電極4は、装置
3の駆動モータによつてこの点まで動かされ、そこにと
どまり、それから、輪郭8に対する実際の加工作業を開
始する。若しも、出発穴9が第2b図に示すように工作
物5の内側にあるならば、その時には、電極駆動兼案内
装置7は、針金状電極4を工作物5の中へ、その作動軸
が最初の出発穴9に到達するまで動かす。無論、この場
合には、針金状電極4は切断されるかも知れないが、こ
れは既に説明したように、危いことではない。なぜなら
ば、針金状電極4は、後に更に詳細に説明されるように
、自動的に再接続されるからである。実際の加工作業の
始まる前に、この段階において針金状電極4が選択され
る可能性が依然としてある。
公知のように、種々の加工作業に対して、円形又は多角
形断面の針金状電極が必要とされる。更に、より大きい
、又は、より小さい断面積を有する針金状電極及び、例
えば、銅、鋼、黄銅、アルミニウム、黒鉛等の異なつた
材料から作られた針金状電極が必要とされる。作業に対
して適当な針金状電極の選択は、どのような特別な径路
又は輪郭8が切断されるべきかによつて決定される。作
業のシーケンスのこの説明の始めにおいて、加工設備は
、給送装置の助けによつて針金状電極と加工物とを装着
されると既に述べられている。特別のマガジン又は貯蔵
所も説明され、その中に、針金状電極のような工具が保
持されている。このようなマガジンの中には、種々の断
面及び異なつた材料を有する針金状電極が利用可能とさ
れている。特別な加工作業に対する適当な針金状電極が
、選択装置によつて選択され、給送装置へ供給される。
適当な針金状電極の選択は、情報担体2によつて制御装
置1へ供給される記憶されたデータに基づいて行なわれ
、制御論理回路1aからの制御論理を有利に応用するこ
とが可能となる。給送装置は、選択された針金状電極を
電極駆動兼案内装置7へ輸送する。第1図の装置3aの
駆動モータの少なくともいくつかが、今述べた選択及び
給送装置に対して用意される。円形断面の針金状電極が
選択されたものと仮定する。
針金状電極は、供給リールの上又はスプールの心の上に
巻かれたものであつても良い。針金状電極は、また、針
金状電極パツク供給装置の中に備えられた針金状電極で
あつて、それから針金状電極が引出されるものでも良い
。この例においては、この針金状電極は、数百m〜数千
mの長さに供給リールの上に巻かれているものと仮定さ
れ !るべきものとする。装荷給送装置は、供給リール
を電極駆動兼案内装置7へ給送する。そこで、供給リー
ルは電極駆動兼案内装置7の供給側の上に取付けられる
が、これについては、後に、第3,4,5及び6図の説
明に関して更に詳細に説明す 〉る。出発穴9の中への
針金状電極4の通しを第3,4,5及び6図に関して説
明する。
第3図は、針金状電極4に対する電極駆動兼案内装置7
の上部腕71,71aと下部腕72とを示すものである
。5この実施例においては、例えば、針金状電極4は、
針金の形で、0.01mmから約1W!Uの間の円形断
面を有している。
針金状電極4は、工作物5の実際のEDM又はECM加
工の間、その摩耗に関連する速度で給送されるが、この
給送は、供給側から 3工作物を通り、取上げ側へであ
る。第3図に示される下方腕72は、電極駆動兼案内装
置7の供給側を、また、上方腕71aは取上げ側を、そ
れぞれ略図で示すものである。既に説明したように、供
給側上における針金状電極4の供給は、数百M4から数
千mの間になる。既に説明したように、供給リール上に
巻かれている選択された針金状電極4は、工具貯蔵所か
ら電極駆動兼案内装置7の供給側へ給送されたものであ
る。供給リール73が、第3図に例として示されている
針金状電極は供給リール73から、下方腕72の上に取
付けられた給送装置の案内ロール74の上を導かれる。
第3図に示されるように、給送装置75は、針金状電極
を案内管76を通して実際の針金案内7モ進める。軸方
向の洗い流しノズルJモV1が針金案内77と密接して置
かれている。軸方向の洗い流しノズルJモV1は、針金状
電極4が実際の加工の間、洗い流し流体によつて包囲さ
れることを確実にする機能を有している。ノズルJモV1
は、針金案内77から取外されることもできる。針金案
内管76と針金案内77の本体との間には、電流導線1
21が設けられ、これは端子112(第1図)を針金状
電極4(第3図)に電気的に接続する。
この接続は、取付けられた工作物5の位置の検出(工作
物及び機械の各座標系の合致)、工作物5の縁、又は、
内部における出発点、又は、出発穴9の位置の決定及び
実際のEDMl又は、ECM加工作業のために、必要な
電圧を針金状電極に供給する役目を有している。既に説
明したように、実際の加工作業に対して供給されるより
も小さい電圧が、取付けられた工作物5の位置の検出、
工作物5の出発点、又は、出発穴9の位置の決定のため
に供給される。工作物5は、下方腕72、すなわち、針
金状電極用供給側と、上方腕71、すなわち、針金状電
極用取上げ側との間に置かれている。従つて、その位置
決めテーブルの上へのその取付けは、これらの腕の間へ
のその差し込みを許さなければならない。工作物5は、
第3図には破断して示され、その取付けは全然示されて
いない。導体112(第1図)を針金状電極4へ接続す
るための電極導線121a(これは、電流導線121の
場合におけるように、ローラ、ブラシ、又は、他の形式
のもので良い)が、装置の腕71の上に取上げ側に設け
られている(第3図)。
また、この同じ腕の上には、針金案内77a及び軸方向
洗い流しノズルJモV2があり、このノズルは、第3図に
は、針金案内77aから引抜かれたものとしてその位置
に示されている。作動の際には、軸方向の洗い流しノズ
ルJモV2は、電極駆動兼案内装置7の供給側上にノズル
のために、図示のように正確に、すなわち、針金案内7
7aと密接して置かれる。軸方向洗い流しノズルJモV2
は、実際のEDM、又は、ECM加工作業の間、針金状
電極4を洗い流し媒体の軸方向の流れによつて洗い流し
、針金状電極4の回りにこの媒体の被覆を与え、これに
よつて、針金状電極4と工作物5との間の工作ギャツプ
6(第1図)が常に洗い流し媒体を充満されるようにす
る。他の腕71aは、装置の電極取上げ側用の給送装置
を有している。
電流導線121aの上方には案内ローラ741が点線で
その作動位置に示されており、実線でその遊び位置に示
されている。針金状電極4は案内ローラ741の回りを
導かれ、それから、更に給送装置79へ導かれる。工作
物5の下方には、針金状電極4を保持し切断するための
装置10がある。この装置の種々の異なつた実施例は、
第14a〜14d,15a〜15c,16a〜15d図
に関して後に更に説明する。取上げ側71の上には、2
個の装置11及び12が置かれている。装置11は、針
金状電極4を一時的に保持、又は、クランプするのに役
立つが、詳細には後に第17a及び18b図について説
明する。装置12は針金状電極の端部を針金状電極の始
端に接続するのに役立つが、これについては、後に、第
18a〜18c,19及び20図に基づいて詳細に説明
する。取上げ側71の上には、針金状電極4の始端部を
つかみ、更にそれを電極駆動兼案内装置7の取上げ側の
給送装置79へ給送するための捕捉部材13も置かれて
いる。第3図に示された捕捉部材13は、後に第9a及
び9b図に関して、更に、説明する。捕捉部材の他の実
施例は、第10〜13図に示されている。第3図の電極
駆動兼案内装置7の実施例の説明のために、工作物5(
第2a又は2b図)は、その最初の出発穴9を第3図に
示されるように電極駆動兼案内装置7に関して配置され
て置かれているものと仮定する。
しかしながら、反対に、取上げ側71の上には、図示さ
れた実施例においては、針金状電極4はないものと仮定
する。さて、針金状電極を保持し切断するための装置1
0は、点線で示された遊び位置にあり、設備の供給側7
2の針金状電極4の上には何らの効果をも有していない
。軸方向の洗い流しノズルJモV1及び772は、針金案
内77及び77aと密接した作業接続状態にある。保持
装置11及び針金状電極4に対する接続装置12は、作
動していない。既に説明したように、針金状電極4は、
案内ローラ74を経てその供給リール73から、供給側
72上の給送装置75へ導かれる。制御論理回路1aが
、補助装置3a(第1図)の駆動モータを運動させる制
御命令を与える。
これらの駆動モータ3aは、第3図の給送装置75及び
79を運動させる。第7図に詳細が示されている給送装
置75は、装置3aの駆動モータが給送ローラ753を
歯車駆動装置751,752を介して回転するように構
成されている。2個の案内ローラ754が給送ローラ7
53にごく接近している。
プラスチツク又はゴムベルト755が、これらの2個の
案内ローラ754の回りに巻かれている。このベルトは
、図に示されるような案内ローラ754の位置の場合に
は、給送ローラ753の表面に向かつて非常に強固に押
圧されるので、給送ベルト753とベルト755との間
に横たわつている針金状電極4の部分は、矢印によつて
示される方向に、案内ローラ74から針金案内管76へ
駆動される。ベルト755は、ばね圧縮された薄板金属
案内756を介して案内される。その上、2個のより小
さいローラ757がベルト755のために設けられてい
る。給送装置75は、針金状電極4の先頭端部を針金案
内管76を経て、電流導線121を横切り、針金案内7
7(軸方向洗い流しノズルJモV1を通る通路を含む)の
上を、工作物5の出発穴9(第3図)まで駆動する。
針金状電極4の先頭端部は、このようにして、出発穴9
の中に通される。若しも、針金状電極4が大きな剛性を
有するならば、給送装置75は針金状電極4の先頭端部
を針金案内77a及び軸方向洗い流しノズルJモV2を通
り、電流導線121a及びすべての径路を経て、取上げ
側71の上の給送装置79へ押す。給送装置79は更に
第8図に示されている。これは、,駆動車輪791と案
内車輪792とから成立つている。針金状電極4はゴム
又は合成材料製の層又は被覆794と795との間にク
ランプされ、これによつて、前方へ駆動される。この組
合わせによつて、実質的に一層良好な摩擦係合が生じ、
従つて、針金状電極4に対して良好な給送能力が生じ、
針金状電極4は、給送装置79(第3図)によつて捕捉
され、更に前方へ駆動される。針金状電極4は、取上げ
リール78の上へ輸送されることができる。取上げリー
ルの代わりに、貯蔵装置が備えられ、それが消費された
針金状電極4を取上げることもできる。カツタが消費さ
れた針金状電極4を小さな片に切断するために設けられ
ることもできる。取上げ側71上における針金状電極4
の取上げ又は処理のため種々の可能性は、スイス特許第
537243号明細書に記載されている。大抵の場合に
は、針金状電極は、只1回のEDM、又は、ECM加工
作業に使用されるだけである。若しも、小さな剛性を有
する針金状電極が装置の供給側上の給送装置75の中に
導かれるならば、この装置75は針金状電極4の先頭端
部を、前記の方法で、工作物5の出発穴9まで駆動する
この場合のために、捕捉部材13が設けられている。第
9a図に示されるように、捕捉部材13は、駆動モータ
3a2によつて、ロツド136と係合しているピニオン
138を介して、その点線で示された位置から、工作物
5の方向に、2個のつかみ腕132及び133が工作物
5の表面の近傍に置かれるまで駆動される。この位置が
第9a図に示されている。駆動モータ3a2は制御論理
回路1aによつて制御される。出発穴9を通して押圧さ
れた針金状電極4の先頭端部は、捕捉部材13の接触場
所131に衝突する。
この場合に生成された電気信号は、制御論理回路1aが
1駆動モータ3a1を附勢させるようにする。第9a図
に示されるように、駆動モータ3a1は、歯車駆動装置
137及びロツド136を介してつかみ腕132及び1
33を作動させる。第9b図に示されるように、2個の
特殊に構成されたつかみ腕132及び133は、点線で
示された開放位置から、矢印で示される方向に動いて、
実線で示される閉塞位置に動く。広い範囲のこのつかみ
運動によつて、矢印によつて示された円内のどこにでも
置かれた針金状電極4は、中央点まで動かされる。2個
のつかみ腕132及び133が針金状電極4を、それら
の共通の支点軸134の近くにおいてクランプする。
針金状電極4がクランプされた後、第9a図に示される
第二の駆動モータ3a2が、制御論理回路1aによつて
作動される。捕捉部材13は駆動装置138及びロツド
136によつて上方に、クランプされた針金状電極4が
輸送機構79と有効に係合する点まで動かされる。この
場合、無論、案内ローラ741及び軸方向洗い流しノズ
ルJモV2は、それらの遊び位置にあらかじめ持ちきたさ
れている。捕捉部材13は今や、駆動モータ3a1の制
御によつてそのつかみ腕132及び133を解放し、こ
れによつて、針金状電極4は今や、更に前方に輸送機構
79によつて給送されることができるようになる。捕捉
部材13が給送装置79の方向に動かされる速度は、給
送装置79の有効速度に正確に一致することに注意する
ことが必要である。今や針金状電極4は、電極駆動兼案
内装置7内において張力の下にあるので、実際のECM
加工作業が開始できる。
制御装置1は、情報担体2からのデータを有し、工作物
送り装置3の駆動モータを希望通り作動させ、これによ
つて、希望された径路8が追跡される。
作動径路8は、無論、機械と工作物との座標系の間の合
致並びに加工パラメータを考慮して、工作物に相対的な
電極によつて画かれる。加工が完了させられる時、すな
わち、第2a又は2b図に示されるように、出発穴9に
再びもどつた時は、加工過程は、電子命令によつて切換
えられる。電極駆動兼案内装置7は、それから、制御論
理回路1aの作動によつて、情報担体2から供給される
データに応じて、次ぎの出発穴9へ動かされる。そこか
ら、既に述べたのとほぼ同じ過程が繰返されるが、一つ
の相違を説明する。今、第一の径路8が完全に追跡され
、切断されたものとする。
制御装置1が工作物送り装置3の駆動モータを、電極駆
動兼案内装置7が、第2a又は2b図に示す工作物5の
次ぎの出発穴9まで移動されるように運転され、針金状
電極4の切断が行なわれ、一方、針金状電極4は、まだ
、いわゆる古い出発穴9の中にある。この目的のために
、保持兼切断装置10が作動位置に駆動される。これは
制御論理回路1aの制御の下に行なわれる。駆動モータ
3aが装置10を、針金状電極4を保持し切断するため
のその作動位置に移動する。それと同期して、第3図に
示されるように、取上げ側71aの上の腕71の近くに
ある装置11がモタ3aによつて、その保持位置に針金
状電極4の方向に制御論理回路1aによつて命令される
ように作動されて動かされる。2個の装置10及び11
は、工作物5の下部と上部とにおいて針金状電極4をク
ランプする。
換言すれば、針金状電極4のクランプ及び保持は、供給
側72と取上げ側71との両方で行なわれる。これがな
される時は、制御論理回路1aの制御の下に、駆動モー
タ3aの作動によつて、装置10は針金状電極4を工作
物5の下方で切断するように作動される。針金状電極4
の切断後、両装置10及び11は切断された針金状電極
の両部分を解放する。
装置10を更に詳細に、第14a〜14d,15a〜1
5d,16a〜16d図について説明する。装置11は
、第17a及び17b図について更に詳細に説明する。
この点において、2個の装置10及び11による針金状
電極4の解放の後、取上げ側71に属する針金状電極4
の端部は、給送装置79の作動によつて出発穴9のため
に古い工作物の輪郭から引き出されるが、このことはそ
れが第3図の装置11及び12のレベルに到達するまで
続く。工作物5か、電極駆動兼案内装置7かのいずれか
が、新しい出発穴9が針金状電極4の径路の中に置かれ
ている点の上へ移動されるが、これは装置3の駆動モー
タによつて遂行され、また、これは制御装置1によつて
制御される。その後、制御論理回路1aが駆動モータ3
aを作動させ、これが給送装置75を作動させる。針金
状電極4の先頭端部は、今や、新しい出発穴9を通つて
、それが捕捉部材13の接触場所131に接触するまで
押圧される。捕捉部材13は既に、駆動モータ3a2に
よつて工作物5の近くに動かされている。今や、捕捉部
材13による針金状電極4の先頭端部のつかみは、前述
の方法で行なわれる。それから針金状電極4の先頭端部
は[古い」針金状電極の端部の方向に上方に牽引される
。今や、「古い」針金状電極の尾端部及び噺し(・」針
金状電極の先頭端部、又は、始まりが相互に平行に横た
わる時に、他の駆動モータ3aが論理回路1aからの特
別な信号によつて作動されて、装置12を作動させ、2
個の針金状電極を一緒に接続する。この装置12は、特
に、第18a〜18c,19及び20図について後に、
更に、詳細に説明する。この接続後、EDMl又は、E
CM加工作業が次ぎの径路8に対して開始されるが、こ
れは情報担体2からのデータに基づいて制御装置1によ
つて制御される。針金状電極4を新しい出発穴9の中へ
通すことは、第2a又は2b図の工作物5の中の切断の
ために設けられている輪郭8と同数だけ行なわれる。工
作物5の出発穴9の中へ針金状電極を通すことは、第3
図に示された実施例について既に説明された。
針金状電極4を通すためには、針金状電極が新しく電極
駆動兼案内装置7の中へ導入されたか、針金状電極があ
らかじめ切断されたかには何らの差異もない。針金状電
極は、若しも、工作物5の中に輪郭8のEDM、又は、
ECM加工の間に、それが何か予想されない事故によつ
て切断するならば、針金状電極は、また、再び通される
。この場合には、信号が制御論理回路1aへ与えられ、
その時には、この制御論理回路が、針金状電極の「古い
」端部と、「新しい」始まりとを、針金状電極が元にも
どされ、出発穴9の上に再び位置決めされた後、一緒に
再接合されることのできるように、1駆動されるように
する。以下の説明には、電極駆動兼案内装置7の他の種
々の実施例が説明される。
個々の実施例の間における主な相違は、電極状針金が供
給側72の上か、取上げ側71の上かで切断され、針金
状電極が工作物の両側上においてクランプされ、保持さ
れるか、あるいは、きわめてあり得るように、針金状電
極が只一方の側の上だけに保持され、そこで切断される
かにある。この場合に対しては、組合わせ装置15が開
発された。電極駆動兼案内装置7の個々の実施例の間に
おけるなお他の装置が、出発穴9を通しての針金状電極
の輸送の中に含まれている。第3図において、針金状電
極4の先頭端部は、供給側72から取上げ側71へ出発
穴を通して押圧される。他の実施例においては、針金状
電極は供給側72から取上げ側71へ牽引される。なお
他の実施例においては、針金状電極は出発穴9を通して
液体、又は、ガス体媒体の助けによつて押圧される。第
3〜6図の実施例に関して説明された種々の部材が、無
論種々の実施例の中において相互に交換されることもで
きる。第4図は、電極1駆動兼案内装置7の第二実施例
を示すものである。
この場合には、供給側72及び取上げ側71が、第3図
の実施例におけるのと同様に構成されている。それ故、
同一の部材は、給送装置75及び79、動きつつある針
金状電極への電流導線121及び121a、針金案内7
7及び77a、軸方向洗い流しノズルJモV1及び772
、案内ローラ741、保持装置11、接続装置12及び
案内ローラ74の場合におけるように、同じ参照数字を
有している。供給リール73は、第4図には示されてい
ない。これは針金状電極4が、リールの上に巻かれるの
とは異なつた方法で供給されることを意味するものであ
る。針金状電極4は供給側72から取上げ側71へED
M、又は、ECM加工作業の間連続的に移動される。取
上げ側71においては、針金状電極4は、前述のように
、種々の方法で取上げられ、又は、処理されることがで
きる。この処理のシンボルとして取上げリール78が示
されている。第4図の実施例においては、異なつた構成
の保持兼切断装置10並びに異なつた構成の捕捉部材1
3が使用されている。この保持兼切断装置は第15a〜
15c図に示され、また、この捕捉部材13は、第10
及び11図に示されている。針金状電極4が供給側72
の上の給送装置75を介して工作物5の方向に給送され
る時に、捕捉部材13は取上げ側71から工作物5の出
発穴9を通つて保持兼切断装置10の上へ動く。駆動モ
ータ3a3が、捕捉部材13を歯車駆動装置135を介
して作動し、それを装置10の方へ動かす。切断兼保持
装置10の特殊な構造のために、捕捉部材139(第1
0図)は針金状電極4をつかみ、それを出発穴9を通し
て針金案内77a及び電流導線121aの上を、取上げ
側71の給送装置79まで牽引する。それから、給送装
置79は針金状電極4を取上げ側へ給送する。上述の作
動は、制御論理回路1aによつて制御されて対応する駆
動モータ3aによつて行なわれる。給送装置75及び7
9、装置10,11及び12並びに捕捉部材13をも駆
動するこれらの種々の駆動モータの中、捕捉部材13に
対する駆動モータ3a3だけが図示されている。針金状
電極4が電極駆動兼案内装置7の中において適当に緊張
された後、EDMl又は、ECM加工作業が始まる。
制御装置1が、針金状電極4と工作物5との間における
相対送りを、希望された輪郭8に従つて制御する。輪郭
8が切断された後、針金状電極4は、保持兼切断装置1
0によつて切断される。これは第3図の実施例の場合と
同一の方法で行なわれる。第4図に示されるように、保
持兼切断装置10は、点線で示されたその遊び位置から
、実線で示されたその作動位置に持ちきたされる。この
時に、保持装置11は針金状電極を取上げ側71の上に
保持するようにされる。針金状電極が装置10によつて
切断された後、給送装置79は「古い]針金状電極4の
後尾端を工作物5の輪郭8から、取上げ側71の上の接
続装置12のレベルまで給送する。その後、次ぎの出発
穴9が「新しい」針金状電極4の先頭綻部を受けるため
の位置に持ちきたされる。この端部は保持装置10の中
に保持される。それから、捕捉部材13が駆動モータ3
a3によつて駆動装置135を介して工作物5の新しい
出発穴9を通して駆動され、そして、前記のように、捕
捉部材13は針金状電極の始まりをそのつかみ腕139
(第10図)によつて捕え、針金状電極を出発穴9を通
して上方に、それが「古い」針金状電極の端部の近くに
到達するまで牽引する。それから、接続装置12が運転
され、「古い」針金状電極及び「新しい]針金状電極を
一緒に接続するが、この装置は、特に、第18a〜第1
8c図に示されている。その後、EDM、又は、ECM
加工作業が行なわれることができる。完全のために、上
述の作業は、装置3aの種々の駆動モータの上に作用す
る制御論理回路1aによつて行なわれることを述べてお
く。実際のEDM、又は、ECM加工作業は、上述のよ
うに、工作物送り装置3のモータの上に作用する制御装
置1によつて行なわれる。上述の通し作業は、工作物5
の中に切断されるべき他の輪郭8と同数だけ、工作物5
の対応する出発穴9の中において繰返される。第5図に
は、本発明の電極駆動兼案内装置7の第三実施例が示さ
れている。
第5図を不必要に邪魔しないために、第3〜6図の実施
例のすべての場合に同一であるある種の部品は省略され
ている。同一ではあるが、理解を確かにするために含ま
れた部材は、他の図におけるのと同じ参照符号を有して
いる。第5図の実施例は、第3及び4図のそれらとは、
保持装置11及び接続装置12が取上げ側71の上には
不必要であり、また、捕捉部材13が異なつた構成であ
る点で相違している。供給側72の上には、針金状電極
4を保持、切断及び接続するための組合わせ装置15が
設けられている。針金状電極4が第一の出発穴9の中に
通される時には、装置15は不必要である。それ故、そ
の時には、それは点線で示された位置に置かれる。制御
論理回路1aからの制御信号が装置3a(第1図)の駆
動モークを作動させ、これによつて、この場合には引張
りやつとこ、又は、プライヤ(第12及び13図)の形
である捕捉部材13が工作物5の最初の出発穴9を通つ
て進み、針金案内77からやや突出ている針金状電極の
先頭端部を捕え、それから、出発穴を通して、針金状電
極4の先頭端部が取上げ側72の駆動機構79の領域内
に置かれるまで上方に牽引する。この係合が完了された
後、EDM、又はECM加工作業が行なわれ、それから
、それは工作物送り装置3のモータに作用する制御装置
1の指示の下に、作業を完了される。この点において、
第一の輪郭8が既に切断されたものと仮定する。
この瞬間に、制御論理1aは引張りやつとこ13を作動
させる装置3aの駆動モータへ電気的信号を与える。引
張りやつとこ13は第5図に示される作業位置に駆動さ
れ、そこでそれらは針金状電極4を牽引する。同時に、
組合わせ装置15は、点線で示された遊び位置から実線
で示された作動位置に動き、そこでそれは針金状電極4
を強固に保持し、それを切断する。このことは詳細には
、後に第21a〜21d図に基づいて説明する。この作
動の後、取上げ側71の給送装置79による工作物5を
通しての針金状電極の牽引が、引張りやつとこ13の下
方部分の中の針金状電極の端部が停止信号を発するまで
続く。
それから、工作物5の中の次ぎの出発穴9の位置決めが
続く。それから引張りやつとこ13は、「古い」針金状
電極の端部を工作物5の新しい出発穴9を通して組合わ
せ装置15の中への、「古い」針金状電極及び[新しい
]針金状電極4を隣接させるのに十分なまで遠くへ押す
。給送装置79は、後方へ回転することによつて必要な
針金状電極の前進を与える。組合わせ装置15の中にお
いて、2個の針金状電極は、プライヤあごによつてクラ
ンプされ、ねじられ、これによつて、「古い」及び[新
し(・」針金状電極が一緒にしばられる。次ぎの制御信
号が生ずる゛と、引張りプライヤ13及び組合わせ装置
15は、それらの遊び位置にもどる。針金状電極の節は
工作物5の中の出発穴9を通つて取上げ側71へ給送装
置79へ牽引される。実際のEDMl又は、ECM加工
作業が、この点で始まり、新しい輪郭8を切断し始める
ことができるが、これは工作物送り装置3を介して作動
する制御装置1によつて作動される。針金状電極4の通
しは、工作物5の中の切断されるべき追加の輪郭8の数
だけ行なわれる。第6図は電極駆動兼案内装置7の他の
変形形態を示すものである。
同一の部品は、第3,4及び5図に関して説明された実
施例の中におけるものと同一の参照符号を有している。
第6図の実施例の前述のそれらとの間における本質的な
相違は、第6図の保持兼切断装置10が取上げ側の上に
設けられていること、通し装置81,82,83,84
が新しい出発穴9を通して針金状電極4を押し、案内す
るために設けられていることにある。捕捉部材13は、
この場合には、不必要である。更に、第6図においては
、給送装置75と下方の電流導線121との間に針金状
電極4のための案内車輪91がある。案内車輪91は圧
力シリンダ93に連結され、可動ピストン92によつて
移動されるようになつている。組立体91,92,93
は、以後「偏向体」と呼ばれる。第一の輪郭8が工作物
5の中に切断されるべき時には(第1図)、制御装置1
は、工作物送り装置3のモータを、第一の出発穴9が第
6図に示されるように電極駆動兼案内装置7と整列して
置かれるように作動するようにさせる。
給送装置75が針金状電極4を針金状電極案内77の上
を針金状電極通し装置81,82,83,84の中へ給
送する。偏向体の案内車輪91は圧力シリンダ93の方
向に遠く引きもどされ、これによつて、それがこの時に
は針金状電極4に影響を与えないようにさせる。針金状
電極4の始まりは今や、針金状電極通し装置81〜84
の部材81に来る。
液体、又は、ガス状媒体が高圧の下に入口84に供給さ
れる。針金状電極通し装置の構成部材82は、加圧媒体
がノズルから噴流で投射されるような形状とされている
が、ノズルの口は第6図に示されるように出発穴9の軸
に沿つて向けられている。給送装置75はその作用によ
つて、十分な針金状電極4が供給されることを確実にす
る。針金状電極4は実際的にはノズルから射出され、出
発穴9を通つて直角に上方の給送装置79まで射出され
る。これらの作動は、前にも何回か説明したように、制
御論理回路−1aによつて制御され、装置3aの対応す
る駆動モータによつて起こされる。第一の輪郭8が工作
物5の中に切断された時に(第2a,2b図)、針金状
電極4は、保持兼切断装置10(第14a〜14d図)
によつて強固に保持され、この装置10は、点線で示さ
れた静止された位置から、実線で示されたその協同位置
まで移動し、そこで、針金状電極4を保持するだけでは
なく、それをそれから切断する。
偏向体91〜93は、今や、ピストン92が案内車輪9
1を実線で示された位置に動かすように作動される。
これによつて、切断された針金状電極は切断された輪郭
8を通して工作物5の中を牽引され、これによつて、針
金状電極4の切断された端部がノズル構成部材81の中
に残るようにする。それから制御装置1aは工作物駆動
装置3の適当なモータを作動させ、工作物5の中に切断
されるべき次ぎの輪郭の新しい出発穴9を適当な位置に
持ちきたす。偏向体91〜93の案内車輪91は、元の
位置にもどる。それから、圧力媒体が再び針金状電極通
し装置81〜84の入口84に導入され、これによつて
、ノズル部分81の中において待機していた[新しい]
針金状電極4の始まりが出発穴9を通つて射出され、い
わゆる[古い]針金状電極の端部部分の直ぐ近くに到達
するようにする。接続装置12(第18a〜18c図)
が、第6図に点線で示されたその静止位置から、実線で
示されたその作動位置に動き、針金状電極の2個の隣接
した平行な片を接続する。今や、実際のEDM、又は、
ECM加工作業が開始され、工作物5の中に新しい輪郭
8を切断する。今述べた作動は、まだ工作物5の中に切
断されるべき輪郭8があるだけ繰返される。電極駆動兼
案内装置7に対する個々の本質的な部材を、以下に説明
する。
第7及び8図の給送装置75及び79は、第3図の実施
例に関連して既に説明された。
これらの給送装置は同様に、第4,5及び6図の実施例
にも応用可能である。同様に、第9a及び9b図の捕捉
部材13も、第3図に関連して既に説明された。第10
及び11図の捕捉部材13は、第4図の実施例に関連し
て機能的には説明されている。
第10図の捕捉部材13の特殊構造は、内方部材139
aの下方部分が、つかみ腕139を形成するように設け
られている事実に、特に関係している。外方に広がつて
いる3〜4個のつかみ腕139が針金状電極4の先頭端
部を、内方部材139aに対して移動自在な外方円すい
139bの作動によつてつかみ、これによつて、つかみ
腕139が針金状電極4の端部を強固に押圧し、針金状
電極をしつかりとクランプするようにする。第11図の
捕捉部材13は同様に、内方部材139aと外方部材1
39bとから成立つている。第11図の捕捉部材13が
第4図の保持兼切断装置10の中に保持された針金状電
極4を係合する時は、針金状電極4の端部は、第11図
に示されるように、通路139cの中に推進される。そ
れから内方部分139aが、針金状電極が通路139c
の中に強固にクランプされるように、外方部分139b
に向かつてしゆう動される。針金状電極は、第10、又
は、11図の捕捉子13の中にクランプされる時に、第
4図に示されるように、工作物5の中の出発穴9を通つ
て牽引される。第10及び11図に示される捕捉部材は
、第4図の実施例の中における第15a〜15c図の保
持兼切断装置10と関連して使用される。第12及び1
3図の捕捉部材13は、第5図の実施例において針金状
電極を保持し、切断し、接続するために使用される。
組合わせ装置15は、第21a〜21d図中に説明され
ている。第12及び13図の捕捉部材13は同様に、内
方部分139aと外方部材139bとから成立ち、前者
は2個のつかみ腕139に分岐している。第12図のつ
かみ腕139は、針金状電極4が捕えられる下端部にお
いて拡大されている。第12図のつかみ腕139は、こ
のような拡大部を有していない。第3及び6図の実施例
において使用される保持兼切断装置10が、第14a〜
14d図に示されている。
第14a図は、装置10の休止位置を平面図で示すもの
である。針金状電極4は、この状態においては影響を受
けない。第14b図は、装置10の作動位置を示すもの
である。プライヤ143は、案内141の中の滑動キャ
リツジ142の上に取付けられて、止め144によつて
拘束されるまで前方に押圧される。なぜならば、作動装
置(第16a〜16d図)のくさび145が、プライヤ
13の両方のかかとを押圧し、プライヤ143はくさび
の作用に抗して、ばね146によつて一緒にされるから
である。作動位置に到達すると、2個のプライヤ半体は
十分に開かれる。針金状電極4は今や装置10の作動領
域にある。プライヤのかかとの上にくさび145が更に
進むと、プライヤのあご143a及び143bを針金状
電極4の回りに閉じる。同時に、つめ147は自由にさ
れ、キヤリツジ142のノツチ148を捕える。第14
d図に示されるように、くさび145の上に設けられた
カム149が、くさび145が端部の止め150まで全
行程を進められた時に、プライヤ腕143aの上に取付
けられたナイフ151を作動させる。
ナイフはピボツト153の回りに回動するが、このピボ
ツトはまた、プライヤ半体143a,143bのピボツ
トとしても役立つている。今やプライヤ143の内孔1
52の中にクランプ、又は、保持された針金状電極4は
、ナイフ151のこの運動によつて切断される。カム1
49は、その端部位置において、ナイフピボツト153
とナイフカム154との間に横たわるようになり、その
結果、ナイフ151はその最初の静止位置(第14c図
)にもどる。内孔152は再び開かれ、針金状電極4は
工作物5を通して押され(第3図)、又は、牽引される
(第6図)ことができる。針金状電極の通しが完了した
後、すなわち、EDM、又はECM作業自体の開始直前
に、保持兼切断装置10は、その休止位置に次ぎのよう
にして引きもどされる。
すなわち、くさび145がその駆動装置(第16a〜1
6c図)によつて引きもどされ、そのカム149はナイ
フ151の中のノツチ155を滑べり過ぎる。その結果
、ナイフ151はその切断運動を繰返さない。くさび1
45が止め156に衝突する時に、プライヤ143は開
かれ、つめ147による鎖錠が解放され、従つて、キヤ
リツジ142は、第14a図に示されるように、その休
止位置に十分に引込まされる。第3図の実施例における
保持兼切断装置10は、供給側の上に工作物5の直下に
取付けられているが、第6図の実施例においては、それ
は取付け側71の上の針金状電極接続装置12(第18
a〜18c図)の直下に取付けられている。
ナイフ151は各場合に、工作物5に面する装置の側の
上に置かれる。第14図の実施例の保持兼切断装置10
を、第15a〜15c図について更に詳細に説明する。
この場合には、装置10は供給側72の上の工作物5の
直前に置かれている。ナイフ151は、工作物5に面し
ている装置の側の上にある。第15a〜15c図は、装
置10をその作動位置において示すものである。この装
置10の作動方法は、既に述べた第14a〜14d図の
それに対応するが、次ぎの点が相違している。すなわち
、2個のプライヤ半体143a及び143bは、ピボツ
ト157の上を旋回する中心決め板158をそれぞれ設
けられ、また、これらの板158の内孔152は、針金
状電極4を出発穴9の中心上の案内装置の供給側72に
置く。第15a図は、装置10の平面図であるが、装置
は更に良く理解されるように、第15b及び15c図に
は側面図で示されている。第10及び11図の捕捉部材
13は、装置10の上に降下し、このようにして、第1
5b図に示されるように、2個の針金状電極中心決め板
158を圧下する。
捕捉部材13は、この作動においては、保持プライヤ1
43(第15c図)の中心決め円すい160の中を案内
される。針金状電極4は、装置10の中への捕捉部材1
3の差し込みの結果として、つかみ腕139によつて包
囲され、その後、針金状電極は、内方部材139aの外
方部材139bに関する相対的変移によつてクランプさ
れる(第10及び11図)捕捉部材13は今や針金状電
極を工作物5の出発穴9を通して上方に牽引し、一方、
2個の針金状電極中心決め板158は、復帰ばね161
によつて、それらの正常位置にもどる。第16a〜16
d図は、保持兼切断装置10をその休止位置からその作
動位置に作動させ、また、元にもどすために種々の駆動
要素を示すものである。
これらの駆動要素は、第14a〜14d,15a〜15
d図に示された装置10の作動に役立つものである。第
16a図は、液体、又は、ガスであつて良い作業媒体を
交互に導入、吐出されるピストン及びシリンダ装置を示
すものである。装置10の中のくさび145を駆動する
ピストンは、シリンダ170の中を対応して動く。作動
媒体は、制御論理回路1aからの対応する制御信号に応
動して作動される。第16b図は、歯車駆動、又は、摩
擦車輪駆動装置を有する電気機械装置を示すものである
駆動モータ3aは、端子172に加えられる電圧によつ
て、希望の速度でいずれかの方向に作動される。このモ
ータ3aは、歯車駆動装置171によつて、装置10の
くさび145を変移させる。スイツチ173が、装置1
0がその機能を完了した後、端子172における電圧を
しや断する。制御論理回路1aが端子172における電
圧を制御する。第16c図は、ガス状、又は、液体作動
媒体が出入する単動の、復帰ばねを有して、又は、有さ
ずに作動するピストンシリンダ装置を示すものである。
装置10のくさび145は、制御論理回路1aからの対
応する制御信号に応答して一つの方向、又は、他の方向
に動かされる。第16d図は復帰ばねを有する電磁駆動
装置を示すものである。
電磁石の巻線174は端子172に加えられる電圧によ
つて励磁され、これによつて、装置10のくさび145
がその作動位置へ動くようにする。端子172における
電圧がしや断されるや否や、復帰ばね175が全装置1
0をその休止位置に牽引する。復帰力は、ねじ176に
よつて調節される。制御論理回路1aがプログラムに従
つて端子172における電圧を制御する。次ぎに、第1
7a及び17b図は、第3及び4図の実施例の保存装置
11を示すものである。
この保持装置11は、電磁巻線181がその内部に差し
込まれている本体180から成立つている。電圧が巻線
用に備えられた端子182に供給され、これによつて、
ソレノイド鉄心であるその一部が、レバー184によつ
てクランプあご185を閉じるようにさせる。無論、あ
ご185の間に針金状電極4が置かれている。クランプ
あご185の閉塞は、制御論理回路1aからの制御信号
に応じて端子182における電圧によつて生成される。
電圧が除去されるや否や、復帰ばね186が作用し、ク
ランプあご185を開放する。同様に、本体180の中
にしゆう動可能に取付けられている口0Zド187は、
ねじ188によつて調節自在に本体180に固着される
ことができ、これによつて、保持装置11を針金状電極
4をクランプするために正確に調節することができる。
第17b図は保持装置11の側面図、第17a図はその
平面図である。
この略図風の側面図から、保持装置11は4個のクラン
プあご185を有し、1対は装置の頂部に、1対は底部
にあることが分かる。センサ189が、ばね189aに
よつて針金状電極4に向かつて押圧される。この測定セ
ンサ189は、次ぎの位置に備えられる。既に第3及び
4図の実施例に関して述べたように、針金状電極の切断
後、保持装置11は保持兼切断装置10によつて開放さ
れる。電極駆動兼案内装置7の供給側の上の給送装置7
9が、「古い」針金状電極を工作物5から給送し、そし
て、針金状電極4の尾端部が第17b図の下方のあご1
85を通過するまで給送する。この瞬間に、ばね189
aはセンサ189を止め189bに向かつて押圧し、こ
れによつて、接点189cが開放される。接点189c
の開放によつて、給送装置79は停止される。第3,4
及び6図の実施例の中に使用される接続装置12を第1
8a〜18c図について説明する。
針金状電極4が保持兼切断装置10によつて切断され、
「古い」針金状電極の端部が給送装置79によつて、保
持装置11の接点189c(第17b図)が給送装置7
9を停止させる点まで給送され、また、[新しい」針金
状電極4の始まりが、工作物5の「新しい」出発穴9を
通して、2個の針金状電極が相互に平行に配置され且つ
ある長さだけ重なり合うまで、上方に押され、又は、引
張られた後、接続装置12の作動が開始する。第18b
及び18c図には、電極状針金の2個の平行な部分4a
及び4bが示されている。捕捉部材13(第18e図)
がそのつかみ腕132及び133によつて「新しい」始
まり4bをクランプした。制御論理回路1aからの信号
の到来によつて、接続装置12に関する装置3aの特別
の駆動モータが始動される。接続装置は、相互の中にし
ゆう動可能である2個の半体から成立つている。第一の
半体は2対のクランプあご300及び301を含んでい
るが、これらは2個の針金状電極に向かつて左方へしゆ
う動される。2個のクランプあご300,301が針金
状電極に接触するや否や、それらは2個の平行に配置さ
れた針金状電極を一緒にクランプする。
このようにして、2個の針金状電極は、上方及び下方の
両方で強固に保持される。2個の針金状電極がクランプ
あご300及び301によつてクランプされる前に、削
除部分304を有しその中にスパイク303が置かれて
いる車輪302が2個の針金状電極4に向かつて動く。
スパイク303は2個の隣接した平行な針金状電極4の
間に衝突し、削除部分304によつて停止されるまで侵
透する。削除部分304は、事実上車輪302の回転中
心まで延びている。この時にだけ、針金状電極はクラン
プあご300及び301によつてクランプされる。車輪
302は、今や、数回回転し、これによつて、第18c
図に示されるように、2個の針金状電極4をねじる。装
置3aの駆動モータが車輪302を、歯車305,30
6を介して作動させる。1回転ごとに接点307は、車
輪302と協同されるカムによつて開放される。
この場合に端子308において生成される電気信号が、
制御論理回路1aを警告し、それが車輪302の特別な
回転数を算えた後、駆動モータ3aをしや断する。次ぎ
に、第18a及び18b図に示されるような装置12の
左半分が左方へ、その吐出位置へしゆう動される。車輪
302のこの左方へのしゆう動によつて、スパイク30
2もねじられた針金状電極4から引き出される。しかし
ながら、これは、ストリツプ装置309(第18a図)
が車輪302を上方及び下方から覆うことによつて始め
て可能となる。車輪302が第18a図に点線で示され
た作動位置から実線で示される休止位置に動くや否や、
スパイク303はストリツパを通り過ぎ、これによつて
、ねじられた針金状電極4がスパイク303から釈放さ
れるようにする。同時に、2対のクランプあご300及
び301は開放し、同様に、第18a及び18b図に示
される右方のそれらの休止位置に動く。ばね310が接
続装置12の2個の半体をその静止位置に保持するのに
役立つている。接続装置12は第19a〜19c図に示
されるように作られることもできる。
この接続装置の例は、相互に平行に横たわつている針金
状電極のはんだ付けを含んでいる。第19a図は、この
はんだ付け装置12の横断面図である、[古い」針金状
電極4aが、「新しい」針金状電極4bに平行に横たわ
つている。針金状電極4bは、捕捉部材13によつて強
固に保持されている。2個の針金状電極は固定された位
置決め部材401と、はんだごて402との間に保持さ
れる。
加熱されたはんだごて402は、固定された位置決め部
材401と同様に、負のくさび係合形状(広いV形ノツ
チ)を有している。これは加熱巻線404によつて加熱
されるが、これは端子405を介して必要な電圧を受け
る。絶縁406が加熱巻線404を包囲している。第1
9b図に示されるように、はんだごて402は、接続装
置12のキャリツジ407の上に取付けられている。
このキャリツジは、案内路408の中を駆動装置409
によつて固定的に置かれた位置決め部材401の方へ、
止め410によつて許された点まで動かされることがで
きる。このはんだ付け装置12の作動様式を第19b及
び19c図について説明する。キャリツジ407は、切
削部分411(第19a図)の方へ位置決め部材401
の上方及び下方のくさび面の間を移動される。この移動
は、2個の針金状電極の端部4a及び4bが位置決め部
材401とはんだごて402との間で軽く押圧されるま
で続く。希望された位置決めは、止めねじ412によつ
てセツトされる。この移動と同時に、つめ車414がキ
ヤリツジ407に固着された作動ロツド413によつて
1段前方に回転される。つめ車414は、つめ415に
よつて逆転を防止されている。作動ロツド413がつめ
車414を1段前方に動かす時に、はんだ線417が摩
擦車輪416によつて供給スプール418から巻きもど
され、はんだの必要長さが2個の針金状電極4a及び4
bの上に押し出される。はんだごて402が既に加熱さ
れ、針金状電極4a及び4bを必要なはんだ付け温度ま
で加熱したので、2個の針金状電極のはんだ付けが、は
んだ線417が2個の針金状電極4aと4bとに向かつ
て持ちきたされる時に生ずる。この作業の後に、はんだ
ごて402のキャリツジ407は、復帰ばね420によ
つて止め419に向かつてその休止位置にもどされる。
はんだ付けされた針金状電極4は今や給送装置79によ
つて更に牽引され、これによつて、実際のEDMl又は
、ECM加工作業が今や始めることができる。接続装置
12のなお他の実施例が第20a〜20c図に示されて
いる。
この接続装置においては、針金状電極4の部分4a及び
4bが金属クリツプと一緒にクランプされる。第20a
図は、この形式の接続装置12の第3,4及び6図に示
された実施例中に使用された時における垂直断面図で、
「古い」針金状電極の部分4aと[新しい」針金状電極
4bとを示している。針金状電極の部分4bは捕捉部材
13によつて保持されているが、これは第9a,9b,
10〜13図に示された形式のものの任意のものに構成
されることができる。第20a図中の2個の針金状電極
の部分4a及び4bは、クリツプマガジン501と、ク
ランプライヤ503の開口502との間に置かれている
。第20b図に示されるように、プライヤ503がその
上に取付けられているキヤリツジ504は、案内路50
5の中をクリツプマガジン501の方へ、それが止め5
07に当たるまで移動される。この移動は、ソレノイド
誘導コイルの形に構成された駆動装置506によつて生
成される。必要な電圧は、コイル506の端子に制御論
理回路1aの命令で加えられる。第20b及び20c図
に示された接続装置12の作動様式を説明する。
開放されたプライヤ503が前方に止め507によつて
許されるまで移動されたものと仮定する。この端部位置
においては、常開接点509は突起508によつて閉じ
られる。この接点の閉塞によつて、端子511を介して
電流を供給されてモータ510は、ウオーム歯車513
をウオーム512を介して駆動する。だ円形カム514
が歯車513に固着されており、これによつて、モータ
510が歯車を900回転する時に、だ円形カム514
が第20b図に示された位置から、第20c図に示され
た位置に動く。こうすることによつて、カムはプライヤ
腕515aと515bとを、プライヤの開口502が閉
じられるように作動する。
それ故、プライヤあご516a及び516b図は、クリ
ツプマガジン501のくぼみ517に係合し、クリツプ
マガジンの中心の前に丁度相互に平方に配置された針金
状電極4の2個の部分4aと4bとの回りに、最前方の
V形の金属クリツプ518aを圧着する。2個の針金状
電極及びクリツプは、これによつて強固に一緒に固着さ
れる。
若しも、歯車513及び同様にカム514の回転が、プ
ライヤの脚515の上のスイツチ接点の制御の下に90
0以上の間継続されるならば、プライヤ503は復帰ば
ね519による脚515の閉塞によつて、再び開放され
る。それから、プライヤキヤリツジ504は止め520
に向かつてその休止位置にもどり、一方、今や巾をせば
められたクランプされたクリツプ518bは、マガジン
開口521から出ることができる。次ぎのクリツプ51
8に貯蔵されているクリツプの上に作用するばね522
によつて前方に押され、今や次ぎの接続に対して新たな
準備をする。取出し側71の上の給送装置79(第3,
4及び5図)が作動され、これによつて、針金状電極は
、場合場合に応じて、EDM、又は、ECMによつて、
工作物5の中に輪郭8を切断することができるようにな
る。次ぎに、第5図に示された組合わせ装置15を第2
1a〜21d図について更に詳細に説明する。
なお、これらの図は、第15a〜15c図と同一の画面
上に画かれている。この装置15は針金状電極4の保持
、切断、接合に役立つものである。この組合わせ装置の
機能は部分的には、第14a〜14d図に示された保持
兼切断装置10に対応している。第21a〜21d図の
組合わせ装置の場合には、同じ保持及び切断部材は、第
14a〜14d図の装置10の場合におけるものと同じ
参照数字が付けられている。組合わせ装置15に対する
第21a図に示された作動位置は、第14図に示された
装置10の作動位置と、次ぎの点を除いて一致している
。すなわち、第21a図の組合わせ装置15の場合には
、プライヤ143のプライヤ半体143a及び143b
は、強固にクランプされた針金状電極4を保持している
。ナイフ151の前部には、捕捉部材13(第12図)
のための中心決め円すい162と中心決め内孔163と
がある。プライヤ143の下方部分の中には、長手穴1
68が配置され、その中に他のつかみ部材が針金状電極
4に向かつて押圧される。捕捉部材13は、第13図に
従つて、引張りプライヤとして構成され、第21b及び
21c図においては、引張りプライヤ164として示さ
れている。プライヤ143の中に強固にクランプされた
針金状電極はナイフ151によつて切断され(カム14
5の運動の結果として)、「古い」針金状電極の端部4
bが工作物5から引き出され、新しい出発穴9が針金状
電極の「新しい」始まり4aを受けるための位置に変移
された後に、針金状電極の端部4bは新しい出発穴9を
通して、第21b図に示されるように、引張りプライヤ
164の形に構成された捕捉部材13によつて、下方へ
押される。
引張りプライヤ164は、円すい162及び穴163の
中に中心決めされ、それらが保持プライヤ143の中の
端部の止め166に到達するまで、その中に押圧され、
その点において、引張りプライヤ164は「古い]針金
状電極4bを「新しい」針金状電極4aの直ぐ近くに置
く。「新しい」針金状電極4aは、保持プライヤ143
の上方部分の中に強固にクランプされる。それから、引
張りプライヤ165の第二の組が、他の駆動装置によつ
て前方に、針金状電極の端部4a及び4bをつかむのに
十分遠くまで押圧される。第二の引張りプライヤ165
が2個の針金状電極の端部をつかんだ後、保持プライヤ
143及び引張りプライヤとして構成された捕捉部材1
3は、両方共解放される。第21c図に示されるように
、引張りプライヤ165は2個の針金状電極の端部4a
及び4bを穴168の中へ牽引する。捕捉部材164は
、第21c図の中の矢印の方向に、その休止位置に引込
められる。第21b図に示されるように、引張りプライ
ヤ165は、2個の針金状電極の端部4a及び4bを数
回回転し、それらを一緒にねじる。167で示されたこ
のねじりによつて、2個の針金状電極の端部は強固に一
緒に締結される。
引張りプライヤ165はその後解放され、針金状電極4
は取上げ側71の給送装置79によつて、更に牽引され
る。今まで述べた作動は、既に説明したように、制御論
理回路1a(第1図)からの対応する制御信号によつて
制御され、装置3aの対応する駆動モータの力によつて
行なわれる。組合わせ装置15は、第16a〜16d図
に示された形式の一つの駆動装置を使用することができ
る。今や行なわれるEDM、又は、ECM加工作業自体
が再び制御装置1によつて制御され装置3の工作物送り
モータの助けによつて行なわれる。第22a及び22b
図は、工作物の切断された核をその元の位置に取付けて
おき、加工の間に核が落下しないようにするための装置
を示すものである。
輪郭8は針金状電極4によつて、EDM、又は、ECM
加工作業の間に切断される。輪郭8の内側の核は、輪核
の最後の範囲の切断の間に、しばしば傾斜し勝ちである
。このため、針金状電極4が動かなくなり、又は、加工
作業に短絡が生ずる。この問題を克服するために、輪郭
8に沿う数箇所において、既に切断された輪郭8の中に
接着剤が噴射される。この接着剤は、2成分の急硬化性
のもの、マイクロセルローズ接着剤、又は、金属合金(
ウツドメタル、ゼロメタル、又は、はんだ)のいずれか
で良い。この目的のための合金は、例えば、45〜90
℃の非常に低温の溶融点を持たなければならない。プラ
スチツクに属する接着剤は、導電性を与える添加物を有
していなければならな(・。第22a図の装置は、輪郭
8の切断部の中に合金を噴射するように設計されている
既に説明したように、腕71は軸方向洗い流しノズルJ
モV2及び電流導線121aを有する針金状電極案内7
7aを有している。また、腕71の上には、軸受211
の回りに回転するようにされたハウジング212も設け
られている。このようにして、ハウジング212は、い
くつかの一定位置にか、又は、一定のステツプ無しにか
、輪郭の切断部分の上に旋回されることができる。端子
216を有する電気ヒータ巻線214がハウジング21
2の回りに設けられ、これによつて、合金215が誘導
加熱か、抵抗加熱かによつて溶融される。溶融金属21
5は、工作物5の中の輪郭8の上にノズル213を介し
て、一・ウジング212へ弁218を経て導入される加
工媒体217によつて、噴流として押出される。金属は
急速に冷却するので、輪郭8の内側の核は工作物5の残
りに接着し、このために、もはや傾斜されることはでき
ない。第2a図、又は、2b図の形の工作物5の中の輪
郭が針金状電極4によつて完全に切り出された時に、核
は工作物から押し出される。接着剤はこの段階において
、何らの実質的な問題無しに除去される。第22b図に
よると、金属215の工作物5の中に切断された輪郭8
の中への分配及び噴射が、機械的手段に行なわれるが、
この手段においては、ピストン218が駆動装置220
によつて開口219まで引き出され、ノズル213が溶
融金属215を充てんされた後、ピストン218が再び
圧下される。この目的で使用される合金、又は、合成材
料の混合物は、冷却、又は、硬化の際に膨張する性質を
有していなければならない。
合金、又は、混合物の粒子は、この要求に合わされる。
輪郭8の中の接着剤の膨張の結果、いわゆる「クランプ
効果」が生じ、これが核と工作物との間における希望さ
れた強固な保持力を与える。若しも、非電導性材料が核
と工作物片との間に使用されるならば、工作物片の中の
輪郭8の切断部分に対する電導性の橋絡が、設けられな
ければならない。
以上、本発明を特別な実施例に基づいて説明したが、種
々の変形並びに修整が、本発明の概念内においてなされ
ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子制御装置を含む電気腐食機械の略図、第2
a,2b図はその工作物の平面図、第3図は本発明によ
る電気腐食機械の電極駆動兼案内装置の第一実施例を示
す略図、第4図はその第二実施例の略図、第5,6図は
同じく第三、四実施例の平面図、第7図は電極駆動兼案
内装置の取土げ側か、供給側かのいずれかのための輸送
機構を示す略平面図、第8図はその対向するローラの軸
を通る断面図、第9a図は針金状電極を通すための捕捉
部材を示す部分断面図、第9b図はそのつかみ装置の詳
細平面図、第10〜13図は本発明による電極駆動兼案
内装置に使用される捕捉部材のためのつかみ装置の種々
な他の変形を示す部分縦断面図、第14a,14b,1
4c図は針金状電極を保持するための装置を異なつた位
置で示す平面図、第14d図は針金状電極を保持し切断
するための装置の平面図、第15a,15b,15c図
は本発明による針金状電極を保持し切断するための装置
の他の形式を異なつた位置で示す平面図(第15a図)
及び断面図(15b,c図)、第16a,16b,16
c,16d図は電極保持装置又は電極保持兼切断装置の
作動の異なつた方法を示す略図、第17a図は針金状電
極の保持のためのなお他の形状を示す平面図、第17b
図は第17a図の装置の作動様式を示す略図、第18a
,18b図は針金状電極の端部を{に接続するための装
置を示すそれぞれ部分断面平面図及び正面図、第18c
図は第18a,18b図の装置の作動様式を示す部分断
面詳細正面図、第19a,19b図は針金状電極の端部
を{に接続するための装置の他の形式を示すそれぞれ正
面図及び平面図、第19c図は第19b図の装置を他の
作動位置で示す平面図、第20a,20b,20c図は
針金状電極の端部を接合するためのなお他の形式のもの
の第19a,19b,19c図に相当する図、第21a
,21b,21c,21d図は針金状電極を保持、切断
及び接続するための組合わせ装置の作動の3個の異なつ
た位置に対するそれぞれ部分断面平面図及び正面図、第
22a,22b図は工作物から切出された核を一時的に
確保、又は、保持するための装置の2個の異なつた作動
位置における横断面図である。 1・・・・・・電子制御装置;2・・・・・・情報担体
;3・・・・・・工作物送りモータ;4・・・・・・針
金状電極;5・・・・・・工作物;7・・・・・・電極
駆動兼案内装置;8・・・・・・輪郭;9・・・・・・
出発穴;71・・・・・・取上げ機構;79・・・・・
・給送装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工工具として針金状の消耗電極を使用することに
    よつて工作物5にそれぞれが1個の出発穴9を有する多
    数の切断経路8を放電加工又は電解加工するための方法
    において前記の出発穴9の一つに属する切断経路8の放
    電加工又は電解加工を実施するために、前記の電極4を
    電極駆動兼案内装置7を介して前記の切断経路8に沿つ
    て連続的に送ることと前記の切断経路8に沿う加工の完
    了と同時に前記の出発穴9の他に属する切断経路8の加
    工を実施するために、前記の電極駆動兼案内装置7内に
    備えられた電極4が前記の工作物5の両側上において保
    持されることと前記の電極4が前記の工作物5の一側上
    において切断装置10又は15によつて切断されること
    と前記の電極4の一方の切断片が保持されると共に他方
    の切断片が前記の出発穴9から除去されることと前記の
    工作物5か、又は、前記の電極駆動兼案内装置7かが、
    前記の工作物5の中に備えられている前記の出発穴9の
    他のものの位置に置かれることと前記の電極4の一方又
    は他方の切断片が前記の出発穴9の他のものの中に通さ
    れることと前記の電極4の両方の切断片が接続装置12
    又は15によつて接続されることとから成り立つている
    こととを特徴とする方法。 2 加工工具として針金状の消耗電極を使用することに
    よつて工作物5にそれぞれが1個の出発穴9を有する多
    数の切断経路8を放電加工又は電解加工するための装置
    において供給側装置72と、取り上げ側装置71とから
    成り立つている電極駆動兼案内装置7が設けられている
    ことと前記の供給側装置72は、前記の電極4がその上
    に巻かれている供給リール73を有していることと前記
    の供給側装置72及び前記の取り上げ側装置71は、前
    記の電極4を給送し且つ案内するための給送装置75及
    び79と、加工電圧を前記の電極4に印加するための電
    力供給装置121及び121aとを有していることと前
    記の供給側装置72は、前記の電極4を保持し、これを
    切断して一方及び他方の切断片を形成し、一方の切断片
    を一時的に保持するための装置10を有していることと
    前記の取り上げ側装置71は、一方の切断片を他方の切
    断片の近くまで牽引するための装置13と、前記の電極
    4の他方の切断片を前記の取り上げ側装置71の上に一
    時的に保持するための装置11と、前記の供給側装置7
    2から給送される前記の電極4の一方の切断片を前記の
    他方の切断片に接続するための接続装置12とを有して
    いることとから成り立つていることを特徴とする装置。 3 加工工具として針金状の消耗電極を使用することに
    よつて工作物5にそれぞれが1個の出発穴9を有する多
    数の切断経路8を放電加工又は電解加工するための装置
    において供給側装置72と、取り上げ側装置71とから
    成り立つている電極駆動兼案内装置7が設けられている
    ことと前記の供給側装置72は、前記の電極4がその上
    に巻かれている供給リール73を有していることと前記
    の供給側装置72及び前記の取り上げ側装置71は、前
    記の電極4を給送し且つ案内するための給送装置75及
    び79と、加工電圧を前記の電極4に印加するための電
    力供給装置121及び121aとを有していることと前
    記の供給側装置72は、更に、前記の電極4を保持し、
    これを、切断して一方及び他方の切断片を形成し、一方
    の切断片を一時的に保持すると共に前記の取り上げ側装
    置71から前記の出発穴9を通して送られる前記の電極
    4の他方の切断片を前記の電極4の一方の切断片に接続
    するための組み合わせ装置15を有していることと前記
    の取り上げ側装置71は、更に、前記の電極4の他方の
    切断片を前記の出発穴9を通して牽引し、再び、これを
    前記の出発穴9を通して前記の電極4の一方の切断片の
    近くまで推進するための装置13を有していることとか
    ら成り立つていることを特徴とする装置。 4 加工工具として針金状の消耗電極を使用することに
    よつて加工物5にそれぞれが出発穴9を有する多数の切
    断経路8を放電加工又は電解加工するための装置におい
    て供給側装置72と、取り上げ側装置71とから成り立
    つている電極駆動兼案内装置7が設けられていることと
    前記の供給側装置72は、前記の電極4がその上に巻か
    れている供給リール73を有していることと前記の供給
    側装置72及び前記の取り上げ側装置71は、前記の電
    極4を給送し且つ案内するための給送装置75及び79
    と、加工電圧を前記の電極4に印加するための電力供給
    装置121及び121aとを有していることと前記の取
    り上げ側装置71は、更に、前記の電極4を保持し、こ
    れを切断して一方及び他方の切断片を形成し、一方の切
    断片を一時的に保持するための装置10と、前記の供給
    側装置72から給送される前記の電極4の一方の切断片
    を前記の電極4の他方の切断片に接続するための接続装
    置12とを有していることと前記の供給側装置72は、
    更に、前記の電極4の一方の切断片を他方の切断片の近
    くまで流体によつて推進するための装置81、82、8
    3、84と、前記の電極4の一方の切断片を前記の出発
    穴9を通して牽引するための偏向体91、92、93と
    を有していることとから成り立つていることを特徴とす
    る装置。
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