JPS5942829A - スピニングリ−ル - Google Patents
スピニングリ−ルInfo
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- JPS5942829A JPS5942829A JP15223382A JP15223382A JPS5942829A JP S5942829 A JPS5942829 A JP S5942829A JP 15223382 A JP15223382 A JP 15223382A JP 15223382 A JP15223382 A JP 15223382A JP S5942829 A JPS5942829 A JP S5942829A
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- JP
- Japan
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- spool
- slider
- rotating member
- cam
- engaging body
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
木46明は、スピニングリール詳しくは、リール本体に
、スプールをもったスプール軸を、前記リール本体の前
後方向に移動自由に支持すると共に、回転枠を回転自由
に支持し、該回転枠を駆動機構により回動させるごとく
したスピニングリールに関する。
、スプールをもったスプール軸を、前記リール本体の前
後方向に移動自由に支持すると共に、回転枠を回転自由
に支持し、該回転枠を駆動機構により回動させるごとく
したスピニングリールに関する。
一般に、此種リールは、駆動機構におけるハンドル軸に
同定した回転部材に円形の偏心カムを設けると共に、ス
プール軸に枢支した揺動部材を前記偏心カムのカム面全
周を抱持摺動するごとく連結して、ハンドル軸の回動操
作により、回転枠を回転させると共に、回転部材に対し
偏心回転する偏心カムを介して揺動部材を揺動させ、ス
プール軸を前後方向に往復動すべくしている。
同定した回転部材に円形の偏心カムを設けると共に、ス
プール軸に枢支した揺動部材を前記偏心カムのカム面全
周を抱持摺動するごとく連結して、ハンドル軸の回動操
作により、回転枠を回転させると共に、回転部材に対し
偏心回転する偏心カムを介して揺動部材を揺動させ、ス
プール軸を前後方向に往復動すべくしている。
そのため、前記偏心カムにより、前記スプール軸が前後
方向に単位時間当り移動される量は、偏心カムにおける
回転部材の回転中心に対する最偏心部が、前方側及び後
方側に位置しているとき最も少なく、かつ中央側に位置
する程大きくなるごとく変化するのであり、従って、ス
プールに巻取られた釣糸は、全体に等筏状にならず、ス
プールの前後方向の両端側柵大径で、中央側柵小径とな
ってしまう問題があった。
方向に単位時間当り移動される量は、偏心カムにおける
回転部材の回転中心に対する最偏心部が、前方側及び後
方側に位置しているとき最も少なく、かつ中央側に位置
する程大きくなるごとく変化するのであり、従って、ス
プールに巻取られた釣糸は、全体に等筏状にならず、ス
プールの前後方向の両端側柵大径で、中央側柵小径とな
ってしまう問題があった。
しかして、本発明は、以上の問題を解決すべ〈発明した
もので、目的とする所は、ハンドル軸を回転操作するこ
とにより、スプール軸を前後方向のいずれの方向にも等
速運動させられ、釣糸をスプールの前後方向の全体に等
筏状に巻取りすることが可能なスピニングリールを提供
する点にある。
もので、目的とする所は、ハンドル軸を回転操作するこ
とにより、スプール軸を前後方向のいずれの方向にも等
速運動させられ、釣糸をスプールの前後方向の全体に等
筏状に巻取りすることが可能なスピニングリールを提供
する点にある。
本発明の構成は、リール本体に、スプールをもったスプ
ール軸を、前記リール本体の前後方向に移動自由に支持
すると共に、回転枠を回転自由に支持し、該回転枠を駆
動機構により回動させるごとくしたスピニングリールで
あって、前記スプール軸に摺動子を取付けて、該摺動子
を、前記駆動機構の回転部材に対面させる一方、前記摺
動子に、等速成線運動カムを形成し、かつ、前記回転部
材で、該回転部材の回転中心に対し偏位した位置に、前
記カムのカム面に係合する係合体を設けたことを特徴と
するものである。
ール軸を、前記リール本体の前後方向に移動自由に支持
すると共に、回転枠を回転自由に支持し、該回転枠を駆
動機構により回動させるごとくしたスピニングリールで
あって、前記スプール軸に摺動子を取付けて、該摺動子
を、前記駆動機構の回転部材に対面させる一方、前記摺
動子に、等速成線運動カムを形成し、かつ、前記回転部
材で、該回転部材の回転中心に対し偏位した位置に、前
記カムのカム面に係合する係合体を設けたことを特徴と
するものである。
以下、本発明スピニングリールの実施例を図面に基いて
説明する。
説明する。
図面において、(1)は釣竿への取付脚(1−1)をも
ち、前面に貫通孔(1b)をもつ中空のリール本体であ
り、(2)は、このリール本体(1)の貫通孔(1b)
部分に軸受(6)を介して回転自由に支持する筒軸であ
り、(4)はこの筒軸(2)を介して、前記リール本体
(1)に前後方向に往復動自由に支持する、スプール(
5)をもつブこスプール軸であり、まブこ、(6)はm
JB己リール本体(1)の側壁(1c)に支持するハン
ドル軸(7)と、該ハンドル軸(7)に取付けるマスタ
ーギヤ(8)と、該マスターギヤ(8)に噛合い前記筒
軸(2)に駆動を伝達するビニオン(9)とから成る駆
動4a構である。
ち、前面に貫通孔(1b)をもつ中空のリール本体であ
り、(2)は、このリール本体(1)の貫通孔(1b)
部分に軸受(6)を介して回転自由に支持する筒軸であ
り、(4)はこの筒軸(2)を介して、前記リール本体
(1)に前後方向に往復動自由に支持する、スプール(
5)をもつブこスプール軸であり、まブこ、(6)はm
JB己リール本体(1)の側壁(1c)に支持するハン
ドル軸(7)と、該ハンドル軸(7)に取付けるマスタ
ーギヤ(8)と、該マスターギヤ(8)に噛合い前記筒
軸(2)に駆動を伝達するビニオン(9)とから成る駆
動4a構である。
前記筒軸(2)は、一端がリール本体(1)内に突入し
、他端が外方に突出して、リール本体(1)内への突入
端部外周に前記駆動P、ζ構(6)のピニオン(9)を
設け、外方への突出端部外周にベールアームを備えたI
i]転枠(10)を固定している。そしてこの回転枠(
10)には、つまみ(11)の操作により、この回転枠
(10)の逆回転を防止可能とした逆回転防止機構(図
示せず)を設けている。
、他端が外方に突出して、リール本体(1)内への突入
端部外周に前記駆動P、ζ構(6)のピニオン(9)を
設け、外方への突出端部外周にベールアームを備えたI
i]転枠(10)を固定している。そしてこの回転枠(
10)には、つまみ(11)の操作により、この回転枠
(10)の逆回転を防止可能とした逆回転防止機構(図
示せず)を設けている。
また、前記スプール軸(4)は、前記筒軸(2)を貫通
して、一端がリール本体(1)内に突入し、他端が外方
に突出しており、前記リール本体(1)内への突入端に
は、リール本体(1)の側壁(1C)に設けるガイド溝
(図示せず)に突入してスプール軸(4)の回転を阻止
し、軸方向のの移動のみを許す摺動子(12)を設け、
外方への突出部外周に前記スプール(5)を回転自由に
支持している。そして、このスプール(5)は釣糸収納
部の前部フラ“ンジ(5a)及び後部フランジ(5b)
を備えると共に、前端部に、つまみ(13)の操作によ
りスプール軸(4)に対する回転抵抗を調整するドラッ
グ機構(14)を設けている。
して、一端がリール本体(1)内に突入し、他端が外方
に突出しており、前記リール本体(1)内への突入端に
は、リール本体(1)の側壁(1C)に設けるガイド溝
(図示せず)に突入してスプール軸(4)の回転を阻止
し、軸方向のの移動のみを許す摺動子(12)を設け、
外方への突出部外周に前記スプール(5)を回転自由に
支持している。そして、このスプール(5)は釣糸収納
部の前部フラ“ンジ(5a)及び後部フランジ(5b)
を備えると共に、前端部に、つまみ(13)の操作によ
りスプール軸(4)に対する回転抵抗を調整するドラッ
グ機構(14)を設けている。
しかして、本発明スピニングリールは、基本的には、前
記摺動子(12)を、前記駆動機構(6)の回転部材(
6a)に対面させる一方、前記摺動子(12)に、等速
成線連動カム(15)を形成し、かつ、前記回転部材(
6m)で、該回転部材(6a)の回転中心に対し偏位し
た位置に、前記カム(15)のカム面(15−)に係合
する係合体(16)を設けたものである。
記摺動子(12)を、前記駆動機構(6)の回転部材(
6a)に対面させる一方、前記摺動子(12)に、等速
成線連動カム(15)を形成し、かつ、前記回転部材(
6m)で、該回転部材(6a)の回転中心に対し偏位し
た位置に、前記カム(15)のカム面(15−)に係合
する係合体(16)を設けたものである。
図面に示したものは、前記駆動機構(6)として、前記
マスターギヤ(8)にギヤー歯をもった回転部材(6b
)を一体に連結すると共に、前記リール本体(1)の側
壁(1C)に円柱状突起(17)を設け、かつ、前記回
転部材(6b)に噛合して減速回転する如く前記回転部
材(6a)を形成して、該回転部材(6a)を前記突起
(17)に嵌合枢支させる。また、前記スプール軸(4
)に固定した摺動子(12)を、第2図のごとく、その
下端面が前記回転部材(6a)の上面に対面し、かつ該
上面上を前後方向に摺動移動するごとく形成する。そし
て、前記駆動機構(6)の回転部材(6m)に対面する
摺動子(12)の下面において、前記突起’(17)の
周りに、後記する閉曲線(L)を設定して、該閉曲線(
L)を設定して、該閉曲線(L)に沿って凹溝を穿設す
ることにより、該凹溝の両側壁にカム面(15−)をも
った前記等速直線運動カム(15)を形成する。
マスターギヤ(8)にギヤー歯をもった回転部材(6b
)を一体に連結すると共に、前記リール本体(1)の側
壁(1C)に円柱状突起(17)を設け、かつ、前記回
転部材(6b)に噛合して減速回転する如く前記回転部
材(6a)を形成して、該回転部材(6a)を前記突起
(17)に嵌合枢支させる。また、前記スプール軸(4
)に固定した摺動子(12)を、第2図のごとく、その
下端面が前記回転部材(6a)の上面に対面し、かつ該
上面上を前後方向に摺動移動するごとく形成する。そし
て、前記駆動機構(6)の回転部材(6m)に対面する
摺動子(12)の下面において、前記突起’(17)の
周りに、後記する閉曲線(L)を設定して、該閉曲線(
L)を設定して、該閉曲線(L)に沿って凹溝を穿設す
ることにより、該凹溝の両側壁にカム面(15−)をも
った前記等速直線運動カム(15)を形成する。
・ そして、前記駆動機構(6)の回転部材(6a)上
において、ピン状の前記係合体(16)を前記突起(1
7)の中心から半径方向に一定距離r偏心した位置に上
向きに突設して、前記カム面(15a)に嵌合させて、
前記ハンドル軸(7)の回動によるネ1(配回転部材(
6−)の回転によりniJ記係合体(16)を前記カム
(15)のカム面(156)に沿って、案内させ、この
係合体(16)の動きにより、前記摺動子(12)を、
前後方向に等速成線運動させるとと(成すのである。
において、ピン状の前記係合体(16)を前記突起(1
7)の中心から半径方向に一定距離r偏心した位置に上
向きに突設して、前記カム面(15a)に嵌合させて、
前記ハンドル軸(7)の回動によるネ1(配回転部材(
6−)の回転によりniJ記係合体(16)を前記カム
(15)のカム面(156)に沿って、案内させ、この
係合体(16)の動きにより、前記摺動子(12)を、
前後方向に等速成線運動させるとと(成すのである。
しかして、斯くのごとく、前記係合体(16)の動きに
より、摺動子(12)を前後方向に等速成線運動させる
、前記カム(15)の形状のもとになる前記閉曲線(L
)を、第6図(−)〜(d)について説明する。
より、摺動子(12)を前後方向に等速成線運動させる
、前記カム(15)の形状のもとになる前記閉曲線(L
)を、第6図(−)〜(d)について説明する。
ところで、第51J(a)は、前記係合体(16)が前
方を向き、閉曲線(L)の前端に位置して、摺動子(1
2)を前後方向の最後位置に位置させた状態を示し、ま
た、第6図(b)は、係合体(16)が第6図(R)の
状態からθ(但し、0〈θくπ)回転して、摺動子(1
2)を前進行程の中間位置に移動させた状態を示し、ま
た、第3図(C)は、係合体(16)が第6図(−)の
状態からθ−π回転し、閉曲線(L)の後端に位置して
、摺動子(12)を最前位置迄ストローク量Sに亘り移
動させた状態を示し、さらに、第6図(d)は、係合体
(16)が第ろ図(11)の状態からθ(但し、πくθ
く2π)回転して、摺動子(12)を後進行程の中間位
置に移動させた状態を示すのである。
方を向き、閉曲線(L)の前端に位置して、摺動子(1
2)を前後方向の最後位置に位置させた状態を示し、ま
た、第6図(b)は、係合体(16)が第6図(R)の
状態からθ(但し、0〈θくπ)回転して、摺動子(1
2)を前進行程の中間位置に移動させた状態を示し、ま
た、第3図(C)は、係合体(16)が第6図(−)の
状態からθ−π回転し、閉曲線(L)の後端に位置して
、摺動子(12)を最前位置迄ストローク量Sに亘り移
動させた状態を示し、さらに、第6図(d)は、係合体
(16)が第ろ図(11)の状態からθ(但し、πくθ
く2π)回転して、摺動子(12)を後進行程の中間位
置に移動させた状態を示すのである。
以下求める閉曲1(L)の関係式は、第6図<a)にお
いて、前記駆動機構(6)の回転部材(6a)の回転中
心を原点Oにすると共に、該原点を通り前後方向及び該
方向に直交する上下方向にX軸及びy軸を設定して、回
転部材(6a)に設けた係合体(16)と、摺動子(1
2)との位置関係が、第3図(−)の状態であるときに
おいて、摺動子(12)に描くべき閉曲線(L)の関係
式である。
いて、前記駆動機構(6)の回転部材(6a)の回転中
心を原点Oにすると共に、該原点を通り前後方向及び該
方向に直交する上下方向にX軸及びy軸を設定して、回
転部材(6a)に設けた係合体(16)と、摺動子(1
2)との位置関係が、第3図(−)の状態であるときに
おいて、摺動子(12)に描くべき閉曲線(L)の関係
式である。
先ず、前記係合体(16)が、前端の点A(−r 、
o )に位置したときから、回転部材C6−)の回転に
より第6図(b)の実線矢示のごとく後進して、後端の
点B (r 十s 、 o )に達する迄の閉曲線(L
)における上半部の関係式を求める。この場合係合体(
16)と、その回転中心とを結ぶ動径の、横軸Xの負の
方向とのなす角をθ(−ωt)とする。但しO≦θ≦π
、tは点Aからの移動時間、ωは等速で回転操作される
ハンドル軸(7)の角速度及び両回転部材C6−)、C
6b)のギヤ比によって定まる、回転部材(6a)の一
定の角速度である。
o )に位置したときから、回転部材C6−)の回転に
より第6図(b)の実線矢示のごとく後進して、後端の
点B (r 十s 、 o )に達する迄の閉曲線(L
)における上半部の関係式を求める。この場合係合体(
16)と、その回転中心とを結ぶ動径の、横軸Xの負の
方向とのなす角をθ(−ωt)とする。但しO≦θ≦π
、tは点Aからの移動時間、ωは等速で回転操作される
ハンドル軸(7)の角速度及び両回転部材C6−)、C
6b)のギヤ比によって定まる、回転部材(6a)の一
定の角速度である。
前記係合体(16)が、第6図(−)のごとく点Aの角
度θ−Oの状態から第6図(b)のごとく任意の角度θ
−ωtに亘り回動したとき、係合体(16)の回転中心
が、摺動子(12)に対し、横軸Xの正方向に偏位する
移動量x1は、移動角度θに比例させ、かつ移動量x、
が全ス)t2−り量Sに達したとき、移動角度θをπと
成すので、x、 −:θの関係が成り立つ、従って、前
記閉曲線π (L)の上半部の関係式は、第5図(b)から明−二旦
−一定となって、係合体(16)の回転中心π ど摺動子(12)とのx fffh方向の相対速度を一
定にさせられるのである。
度θ−Oの状態から第6図(b)のごとく任意の角度θ
−ωtに亘り回動したとき、係合体(16)の回転中心
が、摺動子(12)に対し、横軸Xの正方向に偏位する
移動量x1は、移動角度θに比例させ、かつ移動量x、
が全ス)t2−り量Sに達したとき、移動角度θをπと
成すので、x、 −:θの関係が成り立つ、従って、前
記閉曲線π (L)の上半部の関係式は、第5図(b)から明−二旦
−一定となって、係合体(16)の回転中心π ど摺動子(12)とのx fffh方向の相対速度を一
定にさせられるのである。
次に、前記係合体(16)が、第3図(=)のごとく移
動角度θ=πとなる後端の点Bに達した後、dG3図(
d)における点線矢印のごとく反転後進して、移動角度
θ−2πとなる第6図(倉)のごとく点Aに達する迄の
閉曲a (L )における上半部の関係式を求める。因
みに、係合体(16)とその回転中心とを結ぶ動径の、
横Φ+h tの負方向とのなす角度がθ(−ωt)とな
る。
動角度θ=πとなる後端の点Bに達した後、dG3図(
d)における点線矢印のごとく反転後進して、移動角度
θ−2πとなる第6図(倉)のごとく点Aに達する迄の
閉曲a (L )における上半部の関係式を求める。因
みに、係合体(16)とその回転中心とを結ぶ動径の、
横Φ+h tの負方向とのなす角度がθ(−ωt)とな
る。
liJ記係合体(16)が、436図(C)のごとく点
Bの角度θ−πの、状態から第6図(d)のごとく任意
の角度θ−ωtに亘り回動したとき、係合体(16)の
回転中心が、摺動子(12)に対し横軸Xの負方向に偏
位する移動量X、は、該移動量に見合う移動角度(θ−
π)に比例させ、かつ移動量ス、が全ストローク量Sに
達したとき、全移動角度をπと成すので、”t−△(θ
−π)の関係π が成り立つ、従って前記閉曲線(L)の下半部の)の回
転中心と摺動子(12)とのX軸方向の相対速度を、前
記凸の速度と同値の一定にさせらdす れるのである。
Bの角度θ−πの、状態から第6図(d)のごとく任意
の角度θ−ωtに亘り回動したとき、係合体(16)の
回転中心が、摺動子(12)に対し横軸Xの負方向に偏
位する移動量X、は、該移動量に見合う移動角度(θ−
π)に比例させ、かつ移動量ス、が全ストローク量Sに
達したとき、全移動角度をπと成すので、”t−△(θ
−π)の関係π が成り立つ、従って前記閉曲線(L)の下半部の)の回
転中心と摺動子(12)とのX軸方向の相対速度を、前
記凸の速度と同値の一定にさせらdす れるのである。
しかして、以上の構成において、ハンドル軸(7)を等
速で回転操作して、スプール(5)に釣糸を巻取る場合
、前記回転枠(10)が等速回転すると共に、前記回転
部材(6m)も一定の角速度ωで回転し、該回転部材(
6鳳)に設けた係合体(16)が、摺動子(12)に設
けた前記カム(15)のカム面(15−)に沿って摺動
しな従って、前記摺動子(12)により、前記スプール
I(4)及びスプール(5)<1、ス)0−に釣糸を巻
取りできるのである。
速で回転操作して、スプール(5)に釣糸を巻取る場合
、前記回転枠(10)が等速回転すると共に、前記回転
部材(6m)も一定の角速度ωで回転し、該回転部材(
6鳳)に設けた係合体(16)が、摺動子(12)に設
けた前記カム(15)のカム面(15−)に沿って摺動
しな従って、前記摺動子(12)により、前記スプール
I(4)及びスプール(5)<1、ス)0−に釣糸を巻
取りできるのである。
また、前記スプール(5)のストロークSは回転部材(
6a)に設ける係合体(16)の回転中心からの距離r
を一定にして、前記閉曲線(し)の形状を変えることに
より任意に変更でき、従って、異なるストローク値をも
ったものを製作するとき、回転部材(6a)、係合体(
16)の各部品及び両者を組立てた組立部品をいずれも
共通部品として使用できる。また、ハンドル軸(7)を
片持支持と成すことにより、摺動子(12)をハンドル
軸(7)より前方側にストロークさせられ、リール本体
(1)の大きさを変更しなくともストロークSを大幅に
大きくすることが可能となるのである。
6a)に設ける係合体(16)の回転中心からの距離r
を一定にして、前記閉曲線(し)の形状を変えることに
より任意に変更でき、従って、異なるストローク値をも
ったものを製作するとき、回転部材(6a)、係合体(
16)の各部品及び両者を組立てた組立部品をいずれも
共通部品として使用できる。また、ハンドル軸(7)を
片持支持と成すことにより、摺動子(12)をハンドル
軸(7)より前方側にストロークさせられ、リール本体
(1)の大きさを変更しなくともストロークSを大幅に
大きくすることが可能となるのである。
ところで、以上の説明は、前記スプール(5)の釣糸収
納部の断面形状が、第4図(Jl)のごとく、巻取部(
5C)に対し、前後部フランジ(5m)、(5b)が全
体に直交する場合であるが、第4図(b)のごとく、両
フランジ(5−)。
納部の断面形状が、第4図(Jl)のごとく、巻取部(
5C)に対し、前後部フランジ(5m)、(5b)が全
体に直交する場合であるが、第4図(b)のごとく、両
フランジ(5−)。
(5b)が外方に傾斜している場合、第1にスプール(
5)のストローク量を巻取部(5C)の長さに保持する
と共に、前記閉曲線(L)における横軸X方向の端部附
近の線形状を、該線形状各部の接線方向が第6図(−)
の方向よりも縦軸yの方向に、より近くなるごとく変形
して、スプール(5)のストロークの両端部附近におけ
る速度のみを小さく成すことにより、巻取量を増大すべ
く成すのであり、斯くすることにより、両フランジ(5
−)、(5b)が外方に傾斜していても、スプール(5
)の全体に亘り釣糸を等綾状に巻取りできる。また、第
2に、スプール(5)のストローク量を、両フランジ(
5−)、(5b)の半径方向外方端部寄りに変更すると
共に、前記閉曲線(L)における横軸X方向の端部附近
の線形状を該線形状各部の接線方向が縦軸yの方向から
、より一層大きく傾斜するごとく変形して、スプール(
5)のストロークの両端部附近における速度のみを大き
く成すことにより、巻取量を減少すべく成すのであり、
斯くすることによっても、スプール(5)の全体に亘り
釣糸を等筏状に巻取りできる。要するに、スプール(5
)の巻取方向両端部附近の形状に応じて、前記閉曲線(
L)の両端部A、B附近の線形状を変更することにより
、スプール(5)の全体に亘り釣糸を等筏状に巻取り可
能にできる。
5)のストローク量を巻取部(5C)の長さに保持する
と共に、前記閉曲線(L)における横軸X方向の端部附
近の線形状を、該線形状各部の接線方向が第6図(−)
の方向よりも縦軸yの方向に、より近くなるごとく変形
して、スプール(5)のストロークの両端部附近におけ
る速度のみを小さく成すことにより、巻取量を増大すべ
く成すのであり、斯くすることにより、両フランジ(5
−)、(5b)が外方に傾斜していても、スプール(5
)の全体に亘り釣糸を等綾状に巻取りできる。また、第
2に、スプール(5)のストローク量を、両フランジ(
5−)、(5b)の半径方向外方端部寄りに変更すると
共に、前記閉曲線(L)における横軸X方向の端部附近
の線形状を該線形状各部の接線方向が縦軸yの方向から
、より一層大きく傾斜するごとく変形して、スプール(
5)のストロークの両端部附近における速度のみを大き
く成すことにより、巻取量を減少すべく成すのであり、
斯くすることによっても、スプール(5)の全体に亘り
釣糸を等筏状に巻取りできる。要するに、スプール(5
)の巻取方向両端部附近の形状に応じて、前記閉曲線(
L)の両端部A、B附近の線形状を変更することにより
、スプール(5)の全体に亘り釣糸を等筏状に巻取り可
能にできる。
また、以上の説明では、前記摺動子(12)は前記回転
部材(6−)に対面させて係合体(16)を設けるごと
くしたが、駆動機病(6)の他の回転部に対面させて、
係合体(16)を設けるごとく成してもよい。
部材(6−)に対面させて係合体(16)を設けるごと
くしたが、駆動機病(6)の他の回転部に対面させて、
係合体(16)を設けるごとく成してもよい。
以上のごとく、本発明はリール本体の前後方向に移動自
由に支持したスプール軸に摺動子を取付けて、該摺動子
を、リール本体に回転自由に支持した回転枠を回動させ
る駆動機構の回転部材に対面させる一方、前記摺動子に
、等速成線運動カムを形成し、かつ、前記回転部材で、
該部材の回転中心に対し偏位した位置に、前記カムのカ
ム而に保合する係合体を設けたのであるから、回転枠を
回動させる駆動6$7に連動させたのであるからハンド
ル軸を回転操作することにより、スプール軸ひいてはス
プールを前後方向のいずれにも等速運動させられ、釣糸
をスプールの前後方向の全体に等筏状に巻取りさせられ
、スプールの両フランジ部の外径を小さくしても釣参紮
十分に春取りでき、スプールを小形かつ軽量化できるの
である。
由に支持したスプール軸に摺動子を取付けて、該摺動子
を、リール本体に回転自由に支持した回転枠を回動させ
る駆動機構の回転部材に対面させる一方、前記摺動子に
、等速成線運動カムを形成し、かつ、前記回転部材で、
該部材の回転中心に対し偏位した位置に、前記カムのカ
ム而に保合する係合体を設けたのであるから、回転枠を
回動させる駆動6$7に連動させたのであるからハンド
ル軸を回転操作することにより、スプール軸ひいてはス
プールを前後方向のいずれにも等速運動させられ、釣糸
をスプールの前後方向の全体に等筏状に巻取りさせられ
、スプールの両フランジ部の外径を小さくしても釣参紮
十分に春取りでき、スプールを小形かつ軽量化できるの
である。
第1図は本発明リールの一部断面正面因、第2図は一部
断面下面回、第6図〔a)〜(d)はカムを設定する閉
曲線(L)の説明図、第4図(−) 、 (11)はス
プールの実施例を示す概略説明図である。 (1)・・・リール本体 (4)・・・スプール軸 (5)・・・スプール (6)・・・駆動機構 (6a)・・・回転部材 (12)・・・摺動子 (15)・・・等速成線運動カム (15m)・・・カム面 (16)・・・係合体 代理人 弁理士 津 1)直 久
断面下面回、第6図〔a)〜(d)はカムを設定する閉
曲線(L)の説明図、第4図(−) 、 (11)はス
プールの実施例を示す概略説明図である。 (1)・・・リール本体 (4)・・・スプール軸 (5)・・・スプール (6)・・・駆動機構 (6a)・・・回転部材 (12)・・・摺動子 (15)・・・等速成線運動カム (15m)・・・カム面 (16)・・・係合体 代理人 弁理士 津 1)直 久
Claims (1)
- リール本体に、スプールをもったスプール軸を、前記リ
ール本体の前後方向に移動自由に支持すると共に、回転
枠を回転自由に支持し、該回転枠を駆動機構により回動
させるごとくしたスピニングリールであって、前記スプ
ール軸に摺動子を取付けて、該摺動子を、前記駆動機構
の回転部材に対面させる一方、前記摺動子に、等速成線
運動カムを形成し、かつ、前記回転部材で、該回転部材
の回転中心に対し偏位した位置に、前記カムのカム面に
係合する係合体を設けたことを特徴とするスピニングリ
ール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15223382A JPS5942829A (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | スピニングリ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15223382A JPS5942829A (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | スピニングリ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5942829A true JPS5942829A (ja) | 1984-03-09 |
JPH025380B2 JPH025380B2 (ja) | 1990-02-01 |
Family
ID=15535991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15223382A Granted JPS5942829A (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | スピニングリ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942829A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5990371U (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-19 | オリムピツク釣具株式会社 | 魚釣用スピニングリ−ルの平行捲機構 |
-
1982
- 1982-09-01 JP JP15223382A patent/JPS5942829A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5990371U (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-19 | オリムピツク釣具株式会社 | 魚釣用スピニングリ−ルの平行捲機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH025380B2 (ja) | 1990-02-01 |
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