JPS5941383B2 - 微粒子フレ−バ物質およびその製造方法 - Google Patents

微粒子フレ−バ物質およびその製造方法

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JPS5941383B2
JPS5941383B2 JP51149648A JP14964876A JPS5941383B2 JP S5941383 B2 JPS5941383 B2 JP S5941383B2 JP 51149648 A JP51149648 A JP 51149648A JP 14964876 A JP14964876 A JP 14964876A JP S5941383 B2 JPS5941383 B2 JP S5941383B2
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/70Fixation, conservation, or encapsulation of flavouring agents

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明の背景 本発明は微粒子ル−バ物質およびその製造方法に関する
フレーバ油が微粒子マトリックス中に含有させた固体微
粒子フレーバ物質の開発には多年にわたり、かなりの努
力が払われてきた。
フレーバ精油を各種の有機マトリックスに固定して、安
定な自由流動性粉末とし、各種の食品中に加えると7レ
ーバビ放出するフレーバ油を含有した粉末を得る試みは
多い。
フレーバ固定の代表例は、比較的最近の特許、すなわち
、米国特許第3314803号、3554768号およ
び第3736149号明細書にみられる。
これらの特許は、フレーバ油または揮発成分、特に揮発
性アセトアルデヒドを、炭水化物マトリックスに加える
方法を開示している。
米国特許第3314803号明細書には、マンニトール
中へのアセトアルデヒドの固定が開示されているが、初
期に固定されるアセトアルデヒドの計は比較的わずかで
約10%またはそれ以下であり、経時的に固定アルデヒ
ドは変質し、消失する。
米国特許第3554768号明細書には、アセトアルデ
ヒドを炭水化物たとえば親水性コロイド、部分氷解澱粉
または糖、およびこの種の炭水化物のいずれかに固定し
た組成物が記述されている。
更に詳述すると、米国特許第3554768号明細書の
操作例によれば、乳糖、乳糖−マルトース、カラマツガ
ム、タピオカデキストリンおよびアラビアガムがマトリ
ックスとして使用でき、水性アセトアルデヒド組成物を
噴霧乾燥して、噴霧乾燥生成物が得られるが、低濃度の
アセトアルデヒドが固定されるのみであり、この濃度は
保存時に低下する。
米国特許第3736149号明細書には、アセトアルデ
ヒドを含むフレーバ剤を、乳糖、親水性コロイドガムお
よび澱粉氷解物を含有するマトリックスに固定したフレ
ーバ組成物が記載されている。
この場合、安定化アセトアルデヒド組成物中には乳糖約
5から50%を存在させるのが好ましい。
さらに、米国特許第3736149号明細書中には、乳
糖を約15−20重量最多在させ、他は澱粉氷解物およ
び親水性コロイドガムの混合物を、全3成分に対し約8
0−85重敬%とする操作例がある。
米国特許第3554768号および第3736149号
の両明細書の記載では、いずれも、初期のフレーバ固定
濃度は約10%またはそれ以下で、フレーバ成分の濃度
は貯蔵期間の経過とともに低下する。
上記特許はフレーバ剤の各種マトリックスへの固定に関
連した尤大な特許文献の一部を例示したにすぎないが、
この分野における全従来技術をすべて挙げるのは繁雑で
あるので、単に本発明の背景を略述するに止めた。
その他の例としては、米国特許第2088622号、第
2258567号、第2369847号、第25554
65号、第2673157号、第2702262号、第
2809895号、第2824807号、第28562
91号、第2857281号、第2929723号、第
2935409弼、第3041180号、第32641
14号、第3336139号、第3764346号、お
よび第3787592号明細書がある8、 フレーバ固定組成物の分野にはきわめて多数の技術をみ
ることができるが、これまで、揮発性の7レ一バ剤ヲ十
分多量に炭水化物マトリックスに固定し、粒子表面には
有害な量のフレーバ剤ビ残さないような組成物、また、
この種の微粒子フレーバ組成物を効果的に、フレーバ成
分の損失なく製造する方法は知られていない。
本発明の要約 本発明は新規な微粒子フレーバ物質およびその製造方法
に関する。
本発明による微粒子フレーバ物質は、乳糖と澱粉加水分
解物の微粒子マトリックスにフレーバ油を固定したもの
である。
実質最のフレーバ油が微粒子マトリックス内に、総微粒
子重址に対し7て少な(とも約30%から約60%また
はそれ以上の割合で取りこまれ、微粒子表面に取9こま
れないで存在するフレーバ油は約4%以下とする微粒子
フレーバ物質を得ることができることが分った。
さらに、フレーバ油、乳糖および澱粉加水分解物の水性
混合物を形成し、この水性混合物l熱の影響下に噴霧乾
燥し、実質散の固定フレーバ油がマトリックス内に有し
、と(一部が粒子表面に取りこまれないまま存在する微
粒子フレーバ組成物を製造できることが分った。
この方法の他の利点は、出発原料のフレーバ油のすべて
またはほとんどすべてを微粒子マトリックス内に固定で
きることである。
本発明は、乳糖と澱粉加水分解物のある種の組み合わせ
をフレーバ油と水性混合物中に使用し、乳糖と澱粉加水
分解物の水性混合物中の比を調整する場合、この水性混
合物を噴霧乾燥し、全微粒子重量に対し少なくとも30
%のフレーバ油が固定され、粒子の表面に取りこまれな
いで存在するフレーバ油は約4%未満となることの知見
によるともいえる。
マトリックスの中の成分の比は重要であるが、フレーバ
油の実質量マトリックス内に取りこませ、粒子表面には
微量のフレーバ油が残るにすぎない状態で変動すること
ができ、これは本発明の範囲内に包含される。
更に詳述すると、本発明の好ましい態様では、これらの
成分の全重量に基づいて、約40〜約70重敗%の乳糖
と約60〜約30重ft%の澱粉加水分解物をある計の
フレーバ油と共に水性混合物中に分散させることができ
る。
フレーバ油は、全マトリックスおよび油成分に対し、少
な(とも約30から約60容敗%の割合で加える。
この水性混合物は、熱の影響下たとえば加温空気下に。
通常のノズル噴霧乾燥装置を用い、乾燥温度は一般に約
1800Fから約450CIFとして、噴霧乾燥するこ
とができる。
たとえば、乳糖−澱粉加水分解物中に、少なくとも一約
30から約60V/W%のフレーバ油が固定される。
このように多量のフレーバ油を固定させても、噴霧乾燥
粒子表面の油分は約4%未満にすぎない。
驚くべきことには、乳糖約50電歇%を水解澱粉約50
軍歌%と配合した場合には、少なくとも30容鼠%のフ
レーバ油が固定され、粒子表面の油分は約2%未満にす
ぎない。
このような優れた取りこみが達成され、しかも表面に残
った油成分を欠くことの正確な機構は不明であるが、経
験的にこのような結果が得られたものである。
上記のように、乳糖と氷解液栓の比を、有利な結果が得
られるような範囲にする点が重要であることは明らかに
されている。
たとえば乳糖を澱粉加水分解物とともに用いても、澱粉
加水分解物の含液が50%以上になると、粒子中の初期
全油赦を30%以上とすれば、表面油が4%以上となっ
て、これは好ましくない。
表面油量が約4%以上になると、フレーバ組成物は化学
変化に対いして不安定となり、フレーバ組成物およびま
たそれを含有する食品製品に求められる味覚と変ってし
まう。
このような変化は全7レ一バ組成物に影響する。
多(の場合、組成物は酸敗し捨てざるを得なくなる。
損傷高によっては、かなりの経済的損失を招くことにな
る。
一方、本発明の組成物においては、実質量のフレーバを
取りこむことができ、長強間保存しても必須の7レ一バ
成分の損失、変性を示すことがない。
また、実質量のフレーバ剤が微粒子マトリックス内に固
定されているので、この種のフレーバ組成物の製造貯蔵
、運送は容易になる。
同様に、乳糖が約70%を越えると、油含量は有意に3
0%未満に満ち、表面油は約7%増加する。
乳糖が約40%未満に下がると、表面油は4%以上に増
大する。
したがって、上記成分比が所期の結果を得るのに重要で
あることが分った。
本発明の利点および目的は、各種の7レーバ油によって
発明できる。
したがって、本明細書における「フレーバ油」は、多数
のフレーバ油あるいは合成フレバランドや7レーバ促進
斉]との混合物全意味する。
たとえば、ブドウ、オレンジ、クランベリー、レモンお
よびライム油またはエキス、たとえば、合成のイチゴ、
キイチゴ、サクランボ、モモなどのフレーバ油がある。
したがって、以上挙げたフレーバ油は、使用できる種類
を例示したものであって、本発明の範囲を限定するもの
ではない。
フレーバ油の取りこみ又は表面に残った割合は全微粒子
重量にたいする容t%で表わす。
本発明における利点および目的を達成するためには特定
比の乳糖と氷解澱粉を用いなければならない。
本発明において有用な氷解澱粉すなわち澱粉加水分解物
としては、上記の特許、すなわち米国特許第35547
68号および第3736149号明細書記載の種類のも
のがある。
これらの特許に記載される澱粉は通常澱粉”&DE約1
から約20に部分的加水分解により得られる。
市販の部分氷解澱粉は通常とのDE範囲内であシ、使用
に適するものである。
しかし、本発明はこの加水分解度に限定することを意図
していない。
そのような加水分解度が臨界的であることは現在知られ
ていないからである。
しかし、反対に、これらの特許やその他の特許の開示に
よれば、乳糖は望ましくないフレーバベースであシ、他
のベースと併用に少厳使うべきである旨示口変している
この比を用いない限り、水性混合物は噴霧乾燥で粒子化
し得ないか、もしくは少なくとも約30%の7レーバ油
の固定、表面残部を約4%未満とすることができないか
、あるいは操作中に25%以上のフレーバ油が失われて
しまう。
例えば、乳糖を親水性コロイドアラビアガムと60〜4
0%ガムの比で混合使用すると、フレーバの固定は20
%以下に低下してしまい、表面残部は増加し、揮発フレ
ーバは失われる。
また、乳糖単独、又は氷解澱粉単独をマトリックス原料
として用いても、通常の条件下にフレーバ油とともに噴
霧乾燥できる水性混合物は得られないし、あるいは噴霧
乾燥できても本発明で達成可能なレベルの油分の固定、
また表面油分の抑制が実現されず、フレーバ油は処理過
程で失われる。
また、単糖類に、それを単独に用い、あるいは本発明の
三糖類を用いたと類似の濃度で他の炭水化物と併用して
も、本発明の利点および目的を達成するのに適当なもの
は、これまでない。
したがって、本発明においては、乳糖と氷解澱粉の配合
、およびその比が、フレーバの十分な取りこみが達成さ
れ、表面のフレーバ油残留がない微粒子フレーバ組成物
を得るのに必須である。
この微粒子組成物および本発明の方法、さらにその利点
および目的をさらに明確にするため、以下の実施例によ
り本発明を説明する。
例1 乳糖3.9th’Y水1gatに混合して、乳糖水容液
を調製した。
この混合物に、タピオカ澱粉から、酸化、加水分解によ
って得られた澱粉加水分解物、 Kadex 123−
100 (D−E、約1〜2S tein Hall
Company製〕2.6tl:l加えて、よく混合し
た。
25重量%安息香酸ナトリウム溶液1液体オンスを、上
記の乳糖−処理澱粉溶液に加えた。
この安息香酸ナトリウムは防腐剤として単に加えた。
得られた混合物に、オレンジ油64液体オンス(密度約
0.859/ c−c−)を加え、成分40%V/Wの
容液とし、全体を十分混合して乳化液を得た。
次に、この乳化液をノズル型噴霧乾媚器2500psi
に供給した。
噴霧粒子は、入口温度約300CF、出口温度rl18
0’Fの加熱空気を供給した縦型乾燥室に供給した。
転機室の底部に微粒子を集めた。
噴霧乾燥で製造した微粒子フン−3組成物は1分析の結
果、オレンジ油約34容V重量%(微粒子組成物100
.9に対するc、c、:を含有した。
オレンジ油の定量は、得られた微粒子から油状物を蒸留
することにより実施できる。
さらにご定量の噴霧乾燥粒子をパークロルエチレン溶媒
に加え、約0.5から1分間振盪し、ついで、抽出表面
油から溶媒を分離することによって、表面油分を分析し
た。
表面油分は約3.2V/W%であった。
例2−8 例1と同じ操作を使って、乳糖対氷解澱粉比をいろいろ
変え、一連の実験を行った。
しかし、この例では、使用した澱粉加水分解物はコーン
から誘導したNational 4 b p食品用加工
澱粉、DE約1−5(ナショナル スターチ社製)であ
った。
本例では澱粉加水分解物と乳糖の量のみを、この2種の
マトリックス成分の縮重滑部に対して、澱粉加水分解物
を約60から30重最楚、乳糖を40から70重針条に
変化させた。
各場合とも、オレンジ油の最は一定とし、上の場合と同
様、約40V/W%を、噴霧乾燥前に水性混合物に加え
た。
同じ噴霧乾燥繰作を行ったのち、例1と同様にして微粒
子フレーバ組成物を得た。
結果は表■に示す。
これらの結果は図面で示す。図面と表■は本発明の予期
せざる結果7示す。
図面は例2〜8の例示である。
微粒子フレーバマトリックスとして、30〜60重敏%
の澱粉加水分解物と40〜70重量%の乳糖を組み合わ
せた場合、少なくとも30%のフレーバ油が取りこまれ
、4%未満の油が表面に残部、取りこまれなかったこと
を示す。
例2から6に示したように、水性混合物中に乳糖約40
から約70重量%、氷解澱粉約60から約30条が存在
した場合、微粒子組成物の総連発性フレーバ油分惜は3
0%以上、すなわち縮機粒子重量に対し32〜38容緻
%であり、取りこまれた油分は約30V/W%以上であ
°つた。
微粒子7レーバ組成物の表面油分含量は約3容量%未満
であった。
したがって、とくに高率のフレーバ油分取りこみ、すな
わち30−60%の取りこみが望まれる本発明の特に好
ましい態様においては、乳糖−水解澱粉比はそれぞれ約
40〜70%および60〜30%である。
一方、氷解澱粉/乳糖比が23/77x噴霧乾燥すると
、高い表面油分含量(6,95%)と低い取シこみ油含
量(22%)が得られる。
また逆に、70〜80水解澱粉/20〜30乳糖比では
、高い総フレーバ油と4%以上の高表面油が得られた。
また、本例は°、水性混合物中のほとんどすべてのフレ
ーバ油分が微粒子マトリックスに固定されることを示し
ている。
たとえば、総重址に対して約35から40%、あるいは
約80容計楚以上であった。
上記例に従って、フレーバ油と微粒子組成物を調製して
、約35%の取りこみ油含量と約3%以下の表面油のも
のを得た場合、この生成物を113°F′/16週間保
存しても官能的安定性を示した。
以上の例において得られた結果と比較するため単糖類、
たとえばフラクトースまたはデキストロース’!1rK
adex−123−100と併用し、同一噴霧乾燥条件
で処理した。
しかしながら、この種の単糖類と水解澱粉ン同−比(す
なわち60%/40φ)で水性混合物としても1例1の
ように噴霧乾燥することはできなかった。
単;糖類と氷解澱粉の比を30%/70%に低下させる
と、噴霧乾燥することはできたが、初期の固定油含最は
30v/W%未満に低下し、表面に残った油分は4容量
%以上、たとえば5−6容量%となった。
乳糖とアラビアガムを60%740 %の比で用いた場
合には、微粒子組成物の表面油分は約5%、初期固定油
分は約24V/W%で、約40%のフレーバ油分が噴霧
乾燥中に消失したことを示している。
乳糖を、Kadex−23−10020%、アラビアガ
ム20%、乳糖60%の配合率で用いても、類似の結果
が得られた。
さらに、氷解、澱粉(Morrex 1918 または
Kadex 123−100)を単独でマトリックス原
料として用いた場合も。
フレーバ油分の消失または表面油分の増加が認められた
噴霧乾燥に用いられる温度および条件は、使用する乾燥
器および噴霧器の種類、所望の粒度などによって変化す
る。
乾燥器の入口温度は、約250から450°F、出口温
度は約180から300CFが通常である。
上記噴霧器は、単流高圧ノズルであるが、遠心盤、ある
いは複流ノズルを用いてもよいし、また空気、水蒸気も
しくは不活性ガスを噴霧剤として使用することができる
乾燥型自体は縦型でも横型でもよい。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明技術分野にお
いては本発明の範囲から逸脱することなく、多くの改変
が可能であり、多(の態様をとれるものであることは明
白であろう。
それらは、いずれも本発明に包含されることは当然であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の結果を図示するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フレーバ油を微粒子マトリックス中に固定させた微
    粒子フレーバ物質において、微粒子マトリックスは乳糖
    とI)E約1〜200部分加水分解澱粉から本質的にな
    り、乳糖対澱粉加水分解物比は乳糖約40〜70重量φ
    対澱粉加水分解物約60〜30重量係であり、全微粒子
    物質当り少なくとも約30%のフレーバ油がマトリック
    ス中に取りこまれ、微粒子マトリックスの表面には取p
    こまれていないフレーバ油は全微粒子材料当り約4容量
    %未満であることを特徴とする、上記フレーバ物質。 2 取りこまれていない表面のフレーバ油は全微粒子材
    料当り約3容量係未満のフレーバ油である、特許請求の
    範囲第1項記載のフレーバ物質。 3 フレーバ油の取りこまれ量Q工全微粒子フレーバ材
    料当シ約60%までである、特許請求の範囲第1項記載
    のフレーバ物a。 4 フレーバ油の取りこまれ量は全微粒子フレーバ材料
    重量当り約60容量%までのフレーバ油である、特許請
    求の範囲第2項記載のフレーバ物質。 5 乳糖対澱粉加水分解物比は約50−50であり、表
    面油は約2条未満である、特許請求の範囲第1項記載の
    フレーバ物質。 6 微粒子フレーバ物質の製造において、フレーバ油
    、乳糖およびDE約1〜200部分加水分解澱粉から本
    質的になる水性混合’fl&つくシ、この水性混合物暑
    熱の影響下噴霧乾燥して、微粒子フレーバ組成物を得、
    この水性混合物中の乳糖対澱粉加水分解物比は約60〜
    30重量楚から約60〜30重量%であシ、この混合物
    は噴霧乾燥して、全微粒子材料当シ少なくとも30%の
    フレーバ油をマトリックスに取りこみかつ全微粒子物質
    当ジ約4%未満のフレーバ油ヲ微粒子マトリックスの表
    面に取りこまれていないことを特徴とする、上記製造法
    。 7 取りこまれていない表面油は全微粒子物質重量当り
    約3容敏%未満である。 特許請求の範囲第6項記載の方法。 8 水性混合物中のフレーバ油の量は全乳糖、澱粉加水
    分解物およびフレーバ油重量当り約60%までのフレー
    バ油である、特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 噴霧乾燥は約1800〜約4500F−の温度の熱
    影響下で行なう、特許請求の範囲第6項記載の方法。 10水性混合物中の少なくとも約80%のフレーバ油は
    微粒子マトリックス中に取りこまれている、特許請求の
    範囲第6項記載の方法。
JP51149648A 1975-12-12 1976-12-13 微粒子フレ−バ物質およびその製造方法 Expired JPS5941383B2 (ja)

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