JPS5941262A - 電気用積層板の製法 - Google Patents
電気用積層板の製法Info
- Publication number
- JPS5941262A JPS5941262A JP57152260A JP15226082A JPS5941262A JP S5941262 A JPS5941262 A JP S5941262A JP 57152260 A JP57152260 A JP 57152260A JP 15226082 A JP15226082 A JP 15226082A JP S5941262 A JPS5941262 A JP S5941262A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminate
- pressure
- manufacturing
- temperature
- epoxy resin
- Prior art date
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- Granted
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、電子計算機、:11信機器、工業計測器等
に用いられる銅張積層板等績層板の製法に関するもので
、その目的とすると仁ろは、加工時の寸法安定性に優れ
た積層板を提供することにある。
に用いられる銅張積層板等績層板の製法に関するもので
、その目的とすると仁ろは、加工時の寸法安定性に優れ
た積層板を提供することにある。
竹近、部品の自動挿入が一般化してきておシ、加工後の
寸法変化率の小さい積層板に対する要求が強くなってき
ている。しかし、現状は、■へ層板の収縮量を加味して
加工設備を改良したり、積層板を加工前に加熱して予め
収縮させておいたりして、寸法変化率の大きい積層板を
加工工程でカバーする方法がとられているにすぎず、不
イIt足な結果しか得られていない。
寸法変化率の小さい積層板に対する要求が強くなってき
ている。しかし、現状は、■へ層板の収縮量を加味して
加工設備を改良したり、積層板を加工前に加熱して予め
収縮させておいたりして、寸法変化率の大きい積層板を
加工工程でカバーする方法がとられているにすぎず、不
イIt足な結果しか得られていない。
このような問題を解決するべく、発明者らは種々検討を
重ねた。その結果、寸法変化の起きるもつとも大きな原
因はつぎのようなところにあることが分かった。すなわ
ち、従来は、積層板の成形において、加熱終了後加圧下
で水冷を行ない、内部温度が80〜100℃になった時
点で成形を完了していたため、成形品の内部にストレス
が残り、成形品の寸法変化率が大きくなっていたのであ
る。
重ねた。その結果、寸法変化の起きるもつとも大きな原
因はつぎのようなところにあることが分かった。すなわ
ち、従来は、積層板の成形において、加熱終了後加圧下
で水冷を行ない、内部温度が80〜100℃になった時
点で成形を完了していたため、成形品の内部にストレス
が残り、成形品の寸法変化率が大きくなっていたのであ
る。
発明者らの見出したところによると、成形品の冷却を無
圧下で放冷することとすれば、上記のような現象が起き
ないようにすることができる。ところが、さらに検討を
進めてみると、このように加熱終了後直ちに無圧下の放
冷に入る方法によった場合、製品の表面粗度に不満足な
結果を生じることがあることが分かり、その点の改善が
求められた。そして、加熱終了後直ちに放冷に入るので
なく、まず水冷して成形機の内部1.清廉を少し下げ、
そののち無圧下で放冷するようにするとよいことが分か
った。この発明は、このようにして完成された。
圧下で放冷することとすれば、上記のような現象が起き
ないようにすることができる。ところが、さらに検討を
進めてみると、このように加熱終了後直ちに無圧下の放
冷に入る方法によった場合、製品の表面粗度に不満足な
結果を生じることがあることが分かり、その点の改善が
求められた。そして、加熱終了後直ちに放冷に入るので
なく、まず水冷して成形機の内部1.清廉を少し下げ、
そののち無圧下で放冷するようにするとよいことが分か
った。この発明は、このようにして完成された。
したがって、この発明は、加熱加圧下で成形し積層板を
得るにあたり、加熱終了後水冷によって内部温度を少し
下げ、その後無圧下で放冷することを特徴とする積層板
の製法を要旨とする。以下にこれを詳しく述べる。
得るにあたり、加熱終了後水冷によって内部温度を少し
下げ、その後無圧下で放冷することを特徴とする積層板
の製法を要旨とする。以下にこれを詳しく述べる。
この発明にかかる積層板の製法は、従来と同様、基材に
合成樹脂を含浸させ乾燥してなるプリプレグ1枚もしく
は複数板の1?!層物を基板材料とし、これに銅箔を重
ね合わせて加熱等により硬化させ、絹張積層板を得る。
合成樹脂を含浸させ乾燥してなるプリプレグ1枚もしく
は複数板の1?!層物を基板材料とし、これに銅箔を重
ね合わせて加熱等により硬化させ、絹張積層板を得る。
この発明に用いる基材は、ポリアミド、ポリエステル等
の合成繊維、ガラス、アスベスト等の無機(哉維や紙等
の天然繊維の単独もしくは混紡による布や不織布または
紙であり、繊維を合成樹脂バインダーで結合させたもの
もしくはバインダーを用いず繊維の絡みを利用したもの
等が用いられる。
の合成繊維、ガラス、アスベスト等の無機(哉維や紙等
の天然繊維の単独もしくは混紡による布や不織布または
紙であり、繊維を合成樹脂バインダーで結合させたもの
もしくはバインダーを用いず繊維の絡みを利用したもの
等が用いられる。
樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂。
不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられる
。ガラス織布とガラス不織布等種類の異なる基材を複合
して用いるコンポジットfR層板の場合は、これらの樹
脂にガラス、アスベスト、水酸化アルミニウム、ケイ酸
カルシウム、酸化チタン等の無機粉末充填剤を混合させ
ておくとよい。銅箔は、特Vこ限定するものでなく、通
常の銅箔を用い、基材の両表面もしくは片面のどちらに
配置しても良い。
。ガラス織布とガラス不織布等種類の異なる基材を複合
して用いるコンポジットfR層板の場合は、これらの樹
脂にガラス、アスベスト、水酸化アルミニウム、ケイ酸
カルシウム、酸化チタン等の無機粉末充填剤を混合させ
ておくとよい。銅箔は、特Vこ限定するものでなく、通
常の銅箔を用い、基材の両表面もしくは片面のどちらに
配置しても良い。
これらの基材、樹脂お−よび銅箔を用いて加熱加圧下で
成形する。加熱加圧時間は樹脂の硬化に必要な役低時間
あれば良い。この発明は、加熱加圧完了後、加圧下で5
〜10分水冷し、成形機の内部温度を少し下げ、好まし
くは150℃以下130℃以上の範囲内に達した時点で
圧力を零にし、かつ水冷を止めて放冷に入る。このよう
にして成形品を得る。150℃近辺にも下がっていない
のに放冷に入ると、表面粗度が悪くなる傾向があり、1
30℃を少し下廻るまで水冷を行なうと、寸法変化率の
向上があまりみとめられなくなる。放冷tま別のプレス
に移して行ってもよく、積層板の温度が室温もしくは5
0℃程度になるまでするのである。
成形する。加熱加圧時間は樹脂の硬化に必要な役低時間
あれば良い。この発明は、加熱加圧完了後、加圧下で5
〜10分水冷し、成形機の内部温度を少し下げ、好まし
くは150℃以下130℃以上の範囲内に達した時点で
圧力を零にし、かつ水冷を止めて放冷に入る。このよう
にして成形品を得る。150℃近辺にも下がっていない
のに放冷に入ると、表面粗度が悪くなる傾向があり、1
30℃を少し下廻るまで水冷を行なうと、寸法変化率の
向上があまりみとめられなくなる。放冷tま別のプレス
に移して行ってもよく、積層板の温度が室温もしくは5
0℃程度になるまでするのである。
この発明にかかる積層板の製法は、このように、加熱終
了稜一旦水冷して内部温度を少し下げたのち無圧下で放
冷するようにしているため、これによれば積層板内部の
ストレスが開放され、積層板tよ成形終了時に収縮する
。したがって、yt/M板加工時の寸法変化率が小さく
なる。そして、表面粗度の悪化も起きない。
了稜一旦水冷して内部温度を少し下げたのち無圧下で放
冷するようにしているため、これによれば積層板内部の
ストレスが開放され、積層板tよ成形終了時に収縮する
。したがって、yt/M板加工時の寸法変化率が小さく
なる。そして、表面粗度の悪化も起きない。
以下、実施例について比較例および従来例と併せて説明
する。
する。
〔実施例1〕
厚み0.2 manのガラス織布に硬化剤含有エポキシ
樹脂を含19−乾イ・Lして、ガラス織布成分が60重
間−のプリプレグ(以下「プリプレグA」と称す)を百
た。このプリプレグAを8枚重ねた両面に厚み0.03
5 mmO銅笛を配置し、これを全日プレート間に挿入
し7、rlkl原形40 kg/〜、成形温度170°
Cで100分間積層成形し、その後、5分間、圧力4
(1kg /c−の寸オ水冷し、ft層板の温度が15
0℃になった時点で圧力を抜き、プレスから取り出して
室温になるまでjib冷し、厚み1.6mmの銅張積層
板を得た。
樹脂を含19−乾イ・Lして、ガラス織布成分が60重
間−のプリプレグ(以下「プリプレグA」と称す)を百
た。このプリプレグAを8枚重ねた両面に厚み0.03
5 mmO銅笛を配置し、これを全日プレート間に挿入
し7、rlkl原形40 kg/〜、成形温度170°
Cで100分間積層成形し、その後、5分間、圧力4
(1kg /c−の寸オ水冷し、ft層板の温度が15
0℃になった時点で圧力を抜き、プレスから取り出して
室温になるまでjib冷し、厚み1.6mmの銅張積層
板を得た。
〔実l、イ+i fll 2 )
実/@例IKおいで、加熱加圧成形後10分間水冷し、
積層板のT見度が130℃になった時点で圧力を抜いて
、プレスから11”<り出した。
積層板のT見度が130℃になった時点で圧力を抜いて
、プレスから11”<り出した。
加圧水冷せず、加トへ加圧成形終了後直ちにプレスから
敗り出し、放冷L7た。
敗り出し、放冷L7た。
〔実施例3〕
厚み0.0fimmのガラス繊維不織布に、硬化剤含有
エボギシ樹脂100¥に置部に対し乾燥水i’Jl化ア
ル化工ルミニウム30重量部した積層板用樹脂を含浸・
乾燥して、ガラス繊維成分が15重量%のプリプレグ(
以下「プリプレグB」と1(トす)を得た。
エボギシ樹脂100¥に置部に対し乾燥水i’Jl化ア
ル化工ルミニウム30重量部した積層板用樹脂を含浸・
乾燥して、ガラス繊維成分が15重量%のプリプレグ(
以下「プリプレグB」と1(トす)を得た。
このプリプレグを3枚重ねた両面に、実施例1のプリプ
レグA=i各々1枚ずつ介して、厚み0.035mm0
銅箔を配置し、これら合金V4プレート(15に挿入し
て、実施例1と同様の成形方法で厚み1.6mmのコン
ポジット型鋼張積層板を得た。
レグA=i各々1枚ずつ介して、厚み0.035mm0
銅箔を配置し、これら合金V4プレート(15に挿入し
て、実施例1と同様の成形方法で厚み1.6mmのコン
ポジット型鋼張積層板を得た。
〔実施例4〕
実施例3のコンポジット積層板に於いて、実施例2と同
様の成形方法で、厚み1.6mmの別張績層板を得た。
様の成形方法で、厚み1.6mmの別張績層板を得た。
〔比較例2〕
コンポジット積層板に於いて、比較例1と同様の成形方
法を行った。
法を行った。
コンポジット積層板において、室温になるまで40kg
/cIIの加圧下で水冷した。
/cIIの加圧下で水冷した。
実施例ど比較例および従来列で得た各積層板につき、そ
れぞれの寸法変化率と表面粗度を測定した。結!iは第
1表のとおりであり、実施例は比較例および従来例に比
しすぐれていた。
れぞれの寸法変化率と表面粗度を測定した。結!iは第
1表のとおりであり、実施例は比較例および従来例に比
しすぐれていた。
寸法変化率の(fIll定は、缶、^を全面エツチング
したのち、130℃で1時間加熱したときの平面におけ
るx−y方向の収縮率を寸法変化率とする方法によった
。
したのち、130℃で1時間加熱したときの平面におけ
るx−y方向の収縮率を寸法変化率とする方法によった
。
第1表
Claims (4)
- (1)加熱加圧下で成形し積層板を得るにあたり、加熱
終了後水冷によって内部温度を少し下げ、その後無圧下
で放冷するこ1とを特徴とする積層板の製法。 - (2)水冷によって内部温度をtlは130〜150°
Cに下げたのち、無圧下で放冷する特許請求の範囲第1
項記載の積層板の製法。 - (3)積層板が、ガラス織布にエポキシ樹脂を含浸させ
てなるプリプレグを用いた銅張積層板である!1ゲ許請
求の範囲第1項または第2項記載の積層板の製法。 - (4)積層板が、ガラス織布にエポキシ樹脂を含浸させ
てなるプリプレグと、ガラス不織布にエポキシ樹脂を含
浸させてなるプリプレグとを用いたコンポジット型の銅
張積層板である特許請求の範囲第1項または第2項記載
の積層板の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57152260A JPS5941262A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 電気用積層板の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57152260A JPS5941262A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 電気用積層板の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5941262A true JPS5941262A (ja) | 1984-03-07 |
JPS621827B2 JPS621827B2 (ja) | 1987-01-16 |
Family
ID=15536590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57152260A Granted JPS5941262A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 電気用積層板の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941262A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62259822A (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 電気用積層板の製造方法 |
JPS63151436A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-24 | Matsushita Electric Works Ltd | ガラス基材エポキシ樹脂積層板の処理法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03117533U (ja) * | 1990-03-09 | 1991-12-04 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP57152260A patent/JPS5941262A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62259822A (ja) * | 1986-05-07 | 1987-11-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 電気用積層板の製造方法 |
JPH046527B2 (ja) * | 1986-05-07 | 1992-02-06 | Matsushita Electric Works Ltd | |
JPS63151436A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-24 | Matsushita Electric Works Ltd | ガラス基材エポキシ樹脂積層板の処理法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS621827B2 (ja) | 1987-01-16 |
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