JPS5940001B2 - 木製天板における中央窓孔の木口処理方法 - Google Patents

木製天板における中央窓孔の木口処理方法

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JPS5940001B2
JPS5940001B2 JP54053080A JP5308079A JPS5940001B2 JP S5940001 B2 JPS5940001 B2 JP S5940001B2 JP 54053080 A JP54053080 A JP 54053080A JP 5308079 A JP5308079 A JP 5308079A JP S5940001 B2 JPS5940001 B2 JP S5940001B2
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JP
Japan
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hole
window hole
plate
molded part
substrate
Prior art date
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Expired
Application number
JP54053080A
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English (en)
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JPS55146109A (en
Inventor
勉 崎田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS55146109A publication Critical patent/JPS55146109A/ja
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクツキングテーブルのようにパーティクルボー
ド等からなる基板上面にメラミン化しよう板等の表面板
を貼着してなる木製天板において、その中央窓孔の木口
処理方法に関するものである。
従来のクツキングテーブル等の木製天板の木口処理方法
は第3図に示すように、中央に方形窓孔21を穿設した
表面板22を基板23の上面に貼着したのち、該表面板
22の窓孔21の内周端面24に沿って適宜の切削手段
により基板23に該窓孔21と略同−大きさの透孔25
を穿設して天板26を形成し、しかるのちこの天板26
の透孔25の内周端面にコ字状に屈曲形成した一対のエ
ツジ27.28を嵌合させるようにして密接させ、打着
29することにより透孔25の木口を被覆処理している
しかしながらこのような手段によれば、エツジ27.2
8の両端間を完全に密接させることが困難であってエツ
ジや透孔25の寸法のバラツキ上置エツジ27.28の
両端間に隙間30が生じて家具テーブルとしての品格が
著しく低下し、その上、エツジ27,28の上下端縁に
は第4図に明示されているように、木口25′とこれら
エツジ27.28の対向面間に隙間が生じても外部から
見えなくするためとエツジ27,28の波打ち現象を防
いで強度を高めるためにフランジ部27a。
28aを一体的に設け、これらの上下フランジ部27a
、28aで天板26の透孔25の上下周縁部を被覆して
いるので、該フランジ部27a。
28aが天板26の表面から突出して段差31が生じ、
その結果、天板26の透孔25内に中蓋32を嵌合させ
てもこれらの天板26と中蓋32とを一連の平面に形成
することができなくなり、又、皿等の食器類を中蓋32
の周縁部に載置した場合には食器類が傾斜して天板とし
ての機能を著しく低下させることになる。
さらに、フランジ部27a 、28aの端面に塵埃が付
着して汚れが目立つと共にその塵埃の除去は勿論、天板
表面のゴミの拭き取りにもフランジ部27a、28aが
極めて邪魔になるという欠点がある。
本発明はこのような欠点をなくするために、天板の中央
窓孔の木口をウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂よりなる枠
状の成形部で被覆し、外観が美麗で窓孔の周縁部を平滑
面に形成できる木製天板における中央窓孔の木口処理方
法を提供するものである。
本発明の実施例を第1図及び第2図について説明すると
、パーティクルボード等の木質基板1の中央部に該基板
1と同大のメラミン化しよう板等の表面板2の中央部に
穿設した方形透孔3よりも一回り大きい方形の窓孔4を
切削加工により穿設する。
次に、この基板1の窓孔4の内周面にウレタン樹脂を注
入、成形して基板1と同厚で且つ中央に表面板2の透孔
3よりも一回り小さい中央孔5を設けた枠状の樹脂成形
部6を基板1の窓孔内周端面に一体的に固着、形成し、
中間板7を得る。
この中間板Tの上面に前記表面板2を重ね合わせるよう
にして載置し、表面板2の下面又は中間板γの上面に塗
布した接着剤層15を介して両者を一体的に貼着する。
こうして中量板7の上面1°・こ表面板2を貼着すると
、表面板2の透孔3の内周端面8から前記枠状樹脂成形
部6の中央孔5の周縁部9が透孔3の内側に突出して、
突出代10が設けられる。
次いで、表面板2の透孔3の内周端面8に沿ってウレタ
ン樹脂成形部6の前記突出代10を適宜の切削加工によ
り切除して枠状樹脂成形部6の中央孔内周端面と表面板
2の透孔3の内周端面とを略同−平滑面に形成し、中央
に窓孔12を有する天板11を得るものである。
13はこの窓孔12の木口、14は窓孔12内に嵌め込
む中蓋である。
この実施例)こおいてはウレタン樹脂注入の際に不良品
が生じた場合に中間板の形成段階で損失を留めることが
でき、又、ウレタン樹脂を削除して基板1の再使用が可
能であるという利点を有する。
なお枠状樹脂成形部6の形成後基板1の上面から該成形
部6の上面に亘って表面板2を貼着するために樹脂成形
部6の上面を基板上面に面一に加工する必要がある。
なお、以上の実施例において、中間板7の内周面に形成
する枠状樹脂成形部をウレタン樹脂より形成したが本発
明はこれに限定されることなくその他の熱硬化性樹脂を
使用してもよい。
以上のように本発明は、基板の窓孔内周端面側にウレタ
ン樹脂等の熱硬化性樹脂を注入成形して前記基板と略同
厚の枠状樹脂成形部を有する中間板を形成したのち、該
中間板の上面に前記窓孔よりも小で枠状樹脂成形部の中
央孔よりも犬なる透孔を中央部に有するメラミン等の表
面板を貼着し、次いで前記表面板の透孔よりも内方に突
出した枠状樹脂成形部の内周樹脂部分を切除することを
特徴とする木製木口にぢける中央窓孔の木口処理方法に
係るものであるから、表面板の透孔の内周端面に沿って
切削される枠状樹脂成形部の切削端面によって木口が樹
脂特有の平滑面に形成されて美麗となり、従来のように
基板の木肌を金物によって隠蔽する必要をなくして外観
を著しく向上させることができる。
また樹脂成形部と基板との接合部が表面板で覆われてい
るので美麗であり、さらに樹脂成形部の切除加工は表面
板の透孔内周端面に沿って行えるので、加工が容易であ
る。
さらに、天板の全表面が同一平面に形成されてこの天板
の窓孔に中蓋を嵌合させることによりテーブルとして使
用する際にも従来のような天板の窓孔内周端に嵌着した
金物による突条部が全く生じないのでテーブル上面を広
く有効に使用できると共に皿等の食器類を載置しても傾
いて不安定になる虞れもなく、しかも天板上に付着する
塵埃等を簡単且つ確実に拭き取ることができるものであ
り、このように塵埃の溜りを完全になくして常に清潔に
使用できると共に外観上、シンプルにして美麗であるか
ら、天板の品格が著しく向上し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例を示すもので、第1
図は右側に各工程における板材の断面図を示した木口処
理工程の説明図、第2図は得られた天板に中蓋を嵌合さ
せた状態の一部拡大断面図、第3図及び第4図は従来例
を示し、第3図は木口処理工程の説明図、第4図は得ら
れた天板に中蓋を嵌合させた状態の一部拡大断面図であ
る。 1は基板、2は表面板、3は透孔、4は窓孔、5は中央
孔、6は枠状樹脂成形部、7は中間板、10は突出代、
11は天板、12はその窓孔、13は木口、15は接着
剤層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板の窓孔内周端面側にウレタン樹脂等の熱硬化性
    樹脂を注入成形して前記基板と略同厚の枠状樹脂成形部
    を有する中間板を形成したのち、該中間板の上面に前記
    窓孔よりも小で枠状樹脂成形部の中央孔よりも犬なる透
    孔を中央部に有するメラミン板等の表面板を貼着し、次
    いで前記表面板の透孔よりも内方に突出した枠状樹脂成
    形部の内周樹脂部分を切除することを特徴とする木製天
    板における中央窓孔の木口処理方法。
JP54053080A 1979-04-28 1979-04-28 木製天板における中央窓孔の木口処理方法 Expired JPS5940001B2 (ja)

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JP54053080A JPS5940001B2 (ja) 1979-04-28 1979-04-28 木製天板における中央窓孔の木口処理方法

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JPS55146109A JPS55146109A (en) 1980-11-14
JPS5940001B2 true JPS5940001B2 (ja) 1984-09-27

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63117401U (ja) * 1987-01-22 1988-07-29
JPH0513301U (ja) * 1991-08-02 1993-02-23 株式会社貝印刃物開発センター まつ毛カーラーにおけるまつ毛挾持構造
WO2020075770A1 (ja) * 2018-10-11 2020-04-16 株式会社デンソー バルブタイミング調整装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55133902A (en) * 1979-04-06 1980-10-18 Aika Kogyo Kk Preparation of top board to which smoothly planed board is pasted

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55133902A (en) * 1979-04-06 1980-10-18 Aika Kogyo Kk Preparation of top board to which smoothly planed board is pasted

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JPS55146109A (en) 1980-11-14

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