JPH09356A - 四方向ポストフォ−ム加工天板 - Google Patents

四方向ポストフォ−ム加工天板

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JPH09356A
JPH09356A JP17672795A JP17672795A JPH09356A JP H09356 A JPH09356 A JP H09356A JP 17672795 A JP17672795 A JP 17672795A JP 17672795 A JP17672795 A JP 17672795A JP H09356 A JPH09356 A JP H09356A
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JP
Japan
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top plate
plate
post
corners
veneer
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Pending
Application number
JP17672795A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Okubo
久 保 純 一 大
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITOUKI OORUSUCHIILE KK
Original Assignee
ITOUKI OORUSUCHIILE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッジ材を全く使用しないで天板の四周を四
方向ポストフォ−ム加工により形成した天板を提供する
こと。 【構成】 平面略矩形のスチ−ル等の金属板1の外周辺
を下面側へ曲げ隅部を除く四周に略半円弧状の断面形状
の弯曲部1aを形成した前記金属板1の外面全面にポスト
フォ−ム加工により突板又はメラミン樹脂等の合成樹脂
材による外面材2を貼着した天板上面材と、該天板上面
材の下面側を塞ぐ金属板等の裏面材3とにより中空の天
板外皮を形成すると共に、該中空天板外皮の内部に発泡
体5又はハニカムコア材を充填し、かつ、当該天板外皮
の四隅にコ−ナキャップ材8を装着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、四方向をポストフォ−
ム加工により曲げ加工したエッジ部を有するテ−ブル等
の天板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スチ−ル製家具、例えば、テ−ブル,デ
スク,カウンタ−の天板は、その四周にエッジ材を巻着
して形成したものが多い。エッジ材を不可欠とする理由
は、スチ−ル製の天板下地に突板や合成樹脂シ−トを化
粧材として貼着したとき、天板下地の端面に現われる前
記突板や合成樹脂シ−トの木口面(端面)をカバ−する
ためである。
【0003】しかし、エッジ材を天板の四周に巻着する
ことは、エッジ材の製造に要する手間やコスト、或は、
それを天板四周に巻着する手間などによる加工コスト等
が無視できないため、最近ではエッジ材を天板の四周に
巻着しない天板もデスクやカウンタ−等で使用されるよ
うになった。
【0004】エッジ材を四周に巻着しない天板は、スチ
−ル製天板下地の前,後辺を半円形断面に曲げるとき、
この曲げと同時に、或は、曲げのあとに合成樹脂板をい
わゆるポストフォ−ム加工により天板上面に貼着した構
造のものであるが、この天板でも、その左,右には天板
下地の外面にポストフォ−ムにより貼着形成された合成
樹脂板の端面が現われるため、この部分に対しては依然
としてエッジ材が使用されており、従って、上記難点の
改善も十分とはいえない。また、エッジ材が使用される
と、天板とエッジ材の境界にゴミ等が詰まって、見掛上
は勿論、衛生面でも好ましくないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
点に鑑み、エッジ材を全く使用しないで天板の四周を四
方向ポストフォ−ム加工により形成した天板を提供する
ことを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明天板の一の構成は、平面略
矩形のスチ−ル等の金属板の外周辺を下面側へ曲げ隅部
を除く四周に略半円弧状の断面形状の弯曲部を形成した
前記金属板の外面全面にポストフォ−ム加工により突板
又はメラミン樹脂等の合成樹脂材による外面材を貼着し
た天板上面材と、該天板上面材の下面側を塞ぐ金属板等
の裏面材とにより中空の天板外皮を形成すると共に、該
中空天板外皮の内部に発泡体又はハニカムコア材を充填
し、かつ、当該天板外皮の四隅にコ−ナキャップ材を装
着したことを特徴とするものである。
【0007】また、上記課題を解決することができる本
発明天板の他の構成は、四周に略半円弧状の弯曲部を形
成した天板下地材の前記弯曲部を含み四隅を除く上面全
面にポストフォ−ム加工により突板又はメラミン樹脂等
の合成樹脂材による外面材を貼着し、前記四隅にコ−ナ
キャップ材を装着したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】天板下地材の上面を、ポストフォ−ム加工によ
り天板の四周の略全域に形成した弯曲部を含んで合成樹
脂シ−ト等の外面材を貼着して形成したので、天板の四
隅部にコ−ナキャップ材を装着するだけで、エッジ材を
全く使用しないで外面を突板や合成樹脂シ−トで化粧し
た天板が得られる。
【0009】
【実施例】次に本発明天板の実施例について、図に拠り
説明する。図は本発明天板の一例を示すもので、図1は
平面図、図2は図1のA−A矢視拡大図、図3は図1の
B−B矢視拡大図、図4は図1の天板の隅部の裏面図で
ある。
【0010】これらの図において、1は平面からみて横
長矩形のスチ−ル板を一例としてプレス加工等により形
成した天板外皮の上面下地材である。この下地材1は、
矩形のスチ−ル板の四隅を予め略L字状をなすようにプ
レス截断して除去したあと、周囲の四辺をベンダ−等に
より断面略半円弧状をなす弯曲部1aに、末端を逆L字状
をなす段部1bに曲げ加工して形成したものである。
【0011】本発明は、前記曲げ加工の前に下地材1の
上面全面に外面材2を貼着した下地材1、或は、下地材
1の曲げ加工のあと、該下地材1の外面に貼着できるよ
うに当てがわれる外面材2を、ポストフォ−ム加工によ
り前記下地材1の四周に形成された弯曲部1aまで含んで
当該下地材1の全外表面に外面材2を貼着することによ
り、本発明天板に使用する天板外皮の上面板を形成す
る。ここで、外面材2は、例えば、メラミン樹脂等の合
成樹脂製の外面材2、又は、厚さ0.3〜0.4mm程度の天然
木質系の突板であって裏面に厚さ1mm弱の中質繊維板
(MDF)を積層した外面材2を使用する。
【0012】上記上面板における各弯曲部1aの末端は、
ここでは階段状の段部1bに形成し、天板外皮の下面下地
材3の取付部に形成されている。従って、上記上面下地
材1の段部1bに、天板の裏面となる下面下地材3をスポ
ット溶接等により取付けることにより、天板裏面に前記
段部1bによる平面矩形状をなす凹部を有する中空の天板
外皮の一例が形成される。下面下地材3がカラ−鋼板の
場合、塗装は不要である。
【0013】上記の中空天板外皮の内部には、チャンネ
ル材等による補強材4を上面材の内側に取付けて設け、
或は、必要がない場合には設けない状態で、ここではウ
レタン材を注入して発泡させた充填材5が充填されてい
る。なお、この充填においては、中空の天板外皮の四隅
に穴が形成されているので、予めその穴を適宜手段によ
り塞いでウレタン材の注入発泡を行う。また、ウレタン
材の注入発泡に代え、充填材5としてハニカムコア材
(図示せず)を、上,下の下地材1,3の間に装填挟持
させてもよい。また、上記充填材5が充填される天板外
皮の内部四隅近くには、ここでは脚を支持するための木
質系の脚部芯材6が、両下地材1,3の内面に接した状
態で予め内装されているものとする。
【0014】上記のように形成されて内部全域が充填材
5により充填された天板外皮は、その四隅にある各穴7
を塞ぐコ−ナキャップ8を、各穴7に取付けることによ
り、本発明天板の一例に形成される。この天板は、その
四隅下面に脚部材9を直接取付けることにより、天板の
四方向にポストフォ−ム加工により外面材2を貼着した
弯曲部1aを具備した天板によるテ−ブルの一例に形成さ
れる。なお、脚部材9は、脚部芯材6が内装された天板
下面の凹部の四隅に脚9cを有する取付座9aをビス止め9b
等により止めることにより、取付けられている。
【0015】上記実施例は、天板外皮を金属板による上
面下地材1と下面下地材3により四周に弯曲部1aを有す
る中空外皮に形成し、その内部に補強材4や脚部芯材6
を配置しておいて充填材5を充填することにより、本発
明天板の一例に形成したものであるが、本発明天板の下
地材1,3は金属板のみを使用せず、例えば、木質積層
板やチップボ−ド、或は、木質単板のような木質系材
料、又は、木質系材料と金属板とを加工することによ
り、上記実施例の充填材5が充填されたあとの断面形状
を有する内部が充実した天板下地材(図示せず)に形成
し、この下地材の四周の弯曲部を含む上面に、突板等に
よる外面材をポストフォ−ム加工により貼着して本発明
天板の別例に形成してもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明天板は以上の通りであって、平面
矩形状の天板の四周を半円形断面の弯曲部に形成し、ポ
ストフォ−ム加工により、天板上面から前記弯曲部まで
一体に外面材を貼着して形成するので、天板四隅にコ−
ナキャップを設ける以外にいわゆるエッジ材を全く使用
する必要がなく、従って、天板の全周、又は、左右両側
に必ずエッジ材を設けていた従来天板に比べ、加工の機
械化,自動化が進め易いという利点がある。因に、エッ
ジ材を使用する場合、その取付けは人手によっているの
が実情である。
【0017】また、本発明天板は四周のほぼ全域にエッ
ジ材を全く使用しないので、エッジ材を使用した従来天
板において問題であった天板上面とエッジ材の取付境界
や隙間にゴミ等が詰り易いといった問題もなくなる。従
って、この天板を使用したテ−ブル等は、衛生面で厳し
い基準が適用される病院や食堂等で使用されるテ−ブ
ル,デスク,カウンタ−等の天板としてきわめて有用で
ある。
【0018】更に、外面材に中質繊維板を裏打ちした突
板を使用することにより、木質系の外面材であってもポ
ストフォ−ム加工による曲げを無理なく行うことがで
き、また、出来上った天板の手触り感も、木質系天板に
遜色ないものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明天板の一例の平面図。
【図2】図1のA−A矢視拡大図。
【図3】図1のB−B矢視拡大図。
【図4】図1の天板の隅部の裏面図。
【符号の説明】
1 上面下地材 1a 弯曲部 2 外面材 3 下面下地材 4 補強材 5 充填材 6 脚部芯材 7 穴 8 コ−ナキャップ 9 脚部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面略矩形のスチ−ル等の金属板の外周
    辺を下面側へ曲げ隅部を除く四周に略半円弧状の断面形
    状の弯曲部を形成した前記金属板の外面全面にポストフ
    ォ−ム加工により突板又はメラミン樹脂等の合成樹脂材
    による外面材を貼着した天板上面材と、該天板上面材の
    下面側を塞ぐ金属板等の裏面材とにより中空の天板外皮
    を形成すると共に、該中空天板外皮の内部に発泡体又は
    ハニカムコア材を充填し、かつ、当該天板外皮の四隅に
    コ−ナキャップ材を装着したことを特徴とする四方向ポ
    ストフォ−ム加工天板。
  2. 【請求項2】 外面材は、天然木突板の裏面に中質繊維
    板を積層したものを使用した請求項1の四方向ポストフ
    ォ−ム加工天板。
  3. 【請求項3】 四周に略半円弧状の弯曲部を形成した天
    板下地材の前記弯曲部を含み四隅を除く上面全面にポス
    トフォ−ム加工により突板又はメラミン樹脂等の合成樹
    脂材による外面材を貼着し、前記四隅にコ−ナキャップ
    材を装着したことを特徴とする四方向ポストフォ−ム加
    工天板。
  4. 【請求項4】 天板下地材は、木質単板,積層合板,チ
    ップボ−ド等の木質系材料、又は、木質系材料と金属板
    との併用により形成した請求項3の四方向ポストフォ−
    ム加工天板。
JP17672795A 1995-06-20 1995-06-20 四方向ポストフォ−ム加工天板 Pending JPH09356A (ja)

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JP (1) JPH09356A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6837171B1 (en) * 2002-04-29 2005-01-04 Palmer/Snyder Furniture Company Lightweight table with unitized table top
JP2005137714A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Ito All Steel Co Ltd 家具用天板
JP2019063223A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 コクヨ株式会社 家具用パネル材及びデスク

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