JPS5939956B2 - ボタン電話装置における制御方式 - Google Patents

ボタン電話装置における制御方式

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JPS5939956B2
JPS5939956B2 JP9986879A JP9986879A JPS5939956B2 JP S5939956 B2 JPS5939956 B2 JP S5939956B2 JP 9986879 A JP9986879 A JP 9986879A JP 9986879 A JP9986879 A JP 9986879A JP S5939956 B2 JPS5939956 B2 JP S5939956B2
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JP
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central
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JP9986879A
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誠人 荒木
憲郎 実吉
昭穂 土肥
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Iwasaki Tsushinki KK
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Iwasaki Tsushinki KK
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/002Arrangements for interconnection not involving centralised switching with subscriber controlled access to a line, i.e. key telephone systems
    • H04M9/005Arrangements for interconnection not involving centralised switching with subscriber controlled access to a line, i.e. key telephone systems with subscriber controlled access to an exchange line

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、子機をブランチ接続するボタン電話装置にお
いて、接続コードの心線数を減少させたボタン電話装置
に関するものである。
従来この種の装置では、局線通話線、内線通話線、各種
制御線、電源供給線などを独立して接続しているため、
主装置と子機間の接続コードの心線数は、局線2回線用
のボタン電話装置を例にとると、局線通話用に2×2本
、局線制御用に2×2本、内線通話用に2本、内線制御
線に1本、電源供給線に2本と、少なくとも13本の心
線を要し、さらに内線個別呼出線を数本必要とするため
、接続コードが太くなるとともに接続コネクタも大形で
あるという欠点があつた。
このような欠点を解消するために、心線数を減少したボ
タン電話装置も提案されているが、局線通話線と内線通
話線を兼用しているため局線通話と内線通話を独立に行
うことができないという欠点がある。
本発明は、ブランチ接続方式のボタン電話装置において
、局線n回線用の接続コードを2n+2本の心線で構成
することにより、最小限の心線で局線通話と内線通話と
を互いに独立に行うことができるボタン電話装置におけ
る制御方式を提供するものである。
以下図面により本発明を詳細に説明する。
なお、ここにあげた実施例は局線2回線用のボタン電話
装置であるが、局線数が異なる実施例も局線回路の部分
と必線2本の増減により容易に構成し得るものである。
第1図の実施例において、1は主装置、2、2’は局線
回路、3は局着検出回路、4は呼出音発生回路、5は保
留検知回路、6はマルチバイブレータ、Tは高周波制御
信号発生回路、8は監視回路、9は計数回路、10は個
別選択信号音発生回路、11はタイマー回路、L1、L
2、L1′、L2′は局線、A,R,H,K,K′,X
,YはリレーAl,a2,a3はリレーAの接点、Rl
,r2,r3はリレーRの接点、R2′,R3′はリレ
ーR′(図示せず)の接点、Hl,h2,h3はリレー
Hの接点、H3′はリレーH′(図示せず)の接点、k
1はリレーKの接点、Xl,x2はリレーXの接点、y
1はリレーyの接点、Bl,B2はバツテリ一、+El
,+E2,−El,−E2は子機の電源供給用の電源、
T1はトランス、Trl〜Tr6はトランジスタ、Dl
,D2はダイオード、R1〜R5は抵抗、CHはチヨー
クコイル、CO,Cl〜C3はコンデンサである。
また、20は子機、21は通話回路、22はアンプ制御
回路、23は呼出アンプ回路、24は秘話回路、25は
内線個別呼受信回路、26は信号選択回路、LKl−1
〜LKl−3,LK2−1〜LK2−3は局線ボタンの
接点、HKl,HK2は保留ボタンの接点、1kは連動
電鍵の接点、HSl,HS2はフツクスイツチの接点、
Ds,Diはダイヤル接点、AP,PVはリレー、At
l,at2はリレーAPの接点、Tvl,tv2はリレ
ーPVの接点、SWlは局着停止用スイツチ、SW2は
内線呼停止用スイツチ、RECTは両波整流器、T2,
T2Oはトランス、AMPは増幅器、SPはスピーカ、
Tr2O〜Tr23はトランジスタ、S2O,S2lは
サイリスタ、LDl,LD2は発光ダイオード、ZD2
O,ZD2lはツエナーダイオード、D2O〜D26は
ダイオード、R2O〜R27は抵抗、C2O,C2l,
C22はコンデンサである。
また、30は子機20と並列に接続された他の子機、4
1,41′は局線通話線、42−1,42−2は子機へ
の電源供給を兼ねた内線通話線である。次に本装置の回
路の動作を説明する。
(発信) 局線発信時に、子機20の送受器(図示せず)をあげる
と、フツクスイツチの接点HSlがメークし、さらに局
線ボタンを押すと局線ボタンの接点LKl−1,LK1
−2が切換り、通話回路21を通して主装置1との間の
局線通話線41のループが閉成され、主装置1内のバツ
テリB1から子機20へ通話電流が供給される。
このループ内にはリレーAが挿入されており、通話電流
によりリレーAは動作し、接点alにより回線が捕捉さ
れる。同時に接点A2により凋線通話線41の中性点と
内線42−2の間にバツテリB2から電流が供給され、
この電流は子機20において局線通話線41の中性点と
内線42−2との間に接続されている抵抗R2Oと発光
ダイオードLDlを流れ、表示ランプとしての発光ダイ
オードLDlが点灯し、局線使用中の表示が接続されて
いる全子機で同様の動作が行なわれる。(着信一応答) 次に局線から呼出しを受けたときの動作を説明する。
局線Ll,L2に局からの呼出し信号が到来すると、そ
の信号は局着検出回路3に導かれ、リレーRを動作させ
る。呼出信号は通常1秒間信号あり−2秒間信号なしの
断続周期で送られてきており、リレーRは、呼出信号を
受けている間同じく1秒間オン−2秒間オフの断続動作
を行い、接点r1により、局線通話線41の中性点にバ
ツテリB2から電流が断続して供給される状態となり、
子機20の発光ダイオードLDlは呼出信号に同期して
点滅し、局線着信の可視表示が行なわれる。一方、内線
42−1と42−2の間には、子機20内において、ア
ンプ制御回路22と、両波整流回路RECT、フツクス
イツチの接点HS2およびリレーAPの接点Atlを通
して呼出アンプ回路23が接続されており、アンプ制御
回路22は〔内線通話線42−1がプラス極性のとき電
流を流すダイオードD22→ツエナーダイオードZD2
O→リレーAP→ダイオードD23→局着停止用スイツ
チSWl〕のルートと、〔内線通話線42−2がプラス
極性のとき電流を流す内線呼出停止用スイツチSW2→
ダイオードD24→リレーAP→ツエナダイオードZD
2l→ダイオードD25〕のルートから構成されている
。待機状態では、内線通話線42−1と内線通話線42
一2との間に+E1の電圧が加えられているが、E1〉
リレーAPの感動電圧〉E1− ツエナ亀圧V2O2O
・・・・・・・・・・・・(1)の関係をみたす電圧値
に設定されており、リレーAPは動作していない。局線
からの呼出し信号によりリレーRがオンとなつている期
間、接点R2によりトランジスタTrlがオンになつて
リレーXを動作させ、接点xlにより内線通話線42−
1の電圧は+E1から+E2に切換えられ、この+E2
の電圧値はE2−ツエナ電圧VZD2O>lル一APの
盛動電圧・・・(2)の関係を持つものであり、これに
より接続されている各子機のリレーAPが動作し、接点
Atlがメークし、呼出しアンプ回路23が動作状態と
なる。
また、リレーRの接点R3により、呼出音発生回路4か
らの呼出音がトランスT1を通じて内線通話線42−1
に重畳されて各子機へ伝えられ、各子機の呼出しアンプ
回路23のトランスT2Oから呼出しアンプAMPへ加
えられ、増幅されたのちスピーカSPから拡声される。
被呼者が呼出に応答すると、前述の局線発信の動作と同
様にして局線を捕捉し、局線使用中の表示がなされる。
また、呼出信号が停止するので、リレーR、リレーX、
リレーAPは復旧し、呼出アンプ回路23も待期状態に
戻る。また、送受話器をあげて応答した子機では、フツ
クスイツチHS2により呼出アンプ回路23は完全に切
離される。(秘話) 次に秘話制御の動作について説明する。
子機内の秘話回路24は、両波整流器RECTとフツク
スイツチHS2のメーク接点を通して内線通話線42−
1,42−2に接続され、また制御入力として局線ボタ
ンのメーク接点LKl−3を通して局線通話線41の中
性点に接続されている。秘話リレーPVのブレーク接点
Tvl,tv2は、通話回路21に直列に入つており、
秘話リレーPVがオンとなつたとき、通話回路21が切
離なされ秘話となるように構成されている。まず、使用
されていない局線を捕捉するときは、局線は使用中では
ないので局線通話線41の中性点には電流が供給されて
おらず、子機20の局線ボタンが押されていても秘話回
路24のトランジスタTr2Oはオフの状態にある。発
呼者が送受話器をあげると、フツクスイツチHS2のメ
ーク側の接点がメークし、秘話回路24に内線通話線4
2−1,42一2から電源が供給されるが、トランジス
タTr2Oがオフであるので、抵抗R22とダイオード
D2lを通してサイリスタS2Oのゲートにトリガ電圧
が加わり、サイリスタS2Oはオンとなる。
このため、トランジスタTr2lはオフであり、秘話リ
レーPは動作せず、局線ボタンが押されるとその接点L
Kl−1,LK1−2が切換り、通話回路21の通話ル
ープが閉じ、局線が捕捉される。通話ループが閉成され
ると、リレーAが動作し、局線通話線41の中性点に電
流が供給され、秘話回路24のトランジスタTr2Oは
オンとなるが、サイリスタS2Oはすでにオンの状態に
あるため、そのまま局線を捕捉し続ける。次に、既に他
の子機で使用している局線を捕捉しようとするときの秘
話の動作について説明する。局線は使用中であるので局
線通話線41の中性点には電圧が加わつている。局線ボ
タンを押してから送受話器をあげる場合について、まず
説明する。
局線ボタンが押されると、局線ボタンの接点LKl−3
がメークし、局線通話線41の中性点に供給される電流
がダイオードD2Oと抵抗R2lを通してトランジスタ
Tr2Oのベースに流れ、トランジスタTr2Oはオン
の状態にあり、次に送受話器をあげるとフツクスイツチ
HS2のメーク接点がメークし、秘話回路24に電源が
供給された際にサイリスタS2Oのゲートには電圧が加
わらず、サイリスタS2Oはオフであり、抵抗R23,
R24を通してトランジスタTr2lにベース電圧が加
わり、トランジスタTr2lはオンとなり秘話リレーP
が動作し、ブレーク接点Tl,tv2がブレークし、通
話回路21は局線通話線41から切離され、使用中の局
線への割り込みは禁止される。また、送受器をあげてか
ら局線ボタンを押す場合につき次に説明する。
この場合には、送受話器をあげると、前述のように秘話
回路24に電源が供給されるが、トランジスタTr2O
がオフであるため、サイリスタS2Oのオンとトランジ
スタTr2lのオフにより秘話リレーPVは動作しない
状態にあり、次に局線ボタンを押すと、接点LKl−3
がメークし、局線通話線41の中性点に現われる電圧に
よりトランジスタTr2Oがオンになると同時に局線ボ
タンを押した瞬間のみブレークする接点1kがブレーク
するため、サイリスタS2Oはオフの状態に復旧し、以
後トランジスタTr2OがオンであるためサイリスタS
2Oはオフの状態を続け、トランジスタTr2lのオン
により秘話リレーPVが動作し、同じく通話回路21は
切離され、秘話となる。(保留) 次に局線を保留する時の動作について説明する。
使用中の局線では、リレーAが動作し、接点A2により
局線通話線41の中性点に電流が供給されて全ての子機
の局線表示ランプLDlにバツテリB2から抵抗R2を
通してランプ電流が流れており、また、使用中の子機に
おいては、秘話回路24のサイリスタS2Oがオンの状
態になつている。ここで保留ボタンが押されると、接点
HKlがメークし、〔局線ボタンのブレーク接点LKl
3→ダイオードD2O→保留ボタンの接点HKl→抵抗
R25→ナイリスタS2O−→ブレーク接点2k→両波
整流器RECT〕を通して、保留ボタンが押されている
間バツテリB2から抵抗R2を通じて保留電流が流れ、
抵抗R2の両端の電位差が増加する。
保留倹知回路5は、抵抗R2に保留電流が流れたことを
検知するように構成されており、保留電流が流れるとト
ランジスタTr2がオンとなり保留リレーHが動作し、
接点h1がメークし抵抗R1により局線の直流ループが
形成される。次に保留ボタンを離すと、保留ボタンが復
旧すると同時に局線ボタンも復旧するように構成されて
おり、子機の通話回路21が局線ボタンの接点LKl−
1,LK1−2により切離され、リレーAが復旧する。
また、保留リレーHはコンデンサC1により遅緩復旧す
るようなされているので、接点A3と接点H2により、
保留リレーHは自己保持する。接点H3によりリレーK
がトランジスタTr3に接続され、約1/2Hzで発振
しているマルチバイブレータ6によつてリレーKはオン
・オフの断続動作を行い、接点k1により局線通話線4
1の中性点にバツテリB2から断続して電流が供給され
、各子機の局線表示ランプLDlは点滅し、保留状態を
表示する。次に、保留を解除し再応答するときは、子機
の送受話器をあげて局線ボタンを押すことにより、局線
が捕捉される。なお、表示ランプが点灯中は局線通話線
41の中性点に電流が供給されており、前述の秘話状態
となるが、保留時はこの中性点には約1/2Hzの周期
で断続して供給される状態であるので、この電流の供給
が断たれる期間秘話回路24のトランジスタTr2Oは
オフとなり、サイリスタS2Oをオンにさせるため、秘
話リレーPは復旧し、通話ループが閉成され、リレーA
が動作し、局線が再捕捉される。リレーAが動作すると
接点A3によりリレーHの自己保持がとかれて復旧し、
接点h1がブレータし、抵抗R1による保留ループがと
かれ、局線通話状態となる。(内線)次に内線通話時の
動作について説明する。
局線ボタンに押していない状態で送受話器をあげると、
通話回路21は局線ボタンのブレーク接点LKl−1,
LK2−1及びLKl−2,LK2−2を通じて内線通
話線42−1,42−2に接続され、通話回路21に通
話電流が供給される。また、保留ボタンのブレーク接点
HK2と直列に接続されているコンデンサC2Oが同じ
く内線通話線42−1,42−2に接続される。コンデ
ンサC2Oは音声周波数帯域の信号に対しては十分高い
インピーダンスをもち、また後述する高周波制御信号に
対しては低インピーダンスとなる容量値をもつものであ
る。一方、内線通話線42−1,42−2には、マルチ
バイブレータ等により構成される高周波制御信号発生回
路7から高周波制御信号が常時重畳されており、またこ
の制御信号は監視回路8により信号の大きさが監視され
ている。どの子機も内線を使用していない状態では、高
周波制御信号の負荷は軽く、監視回路8に加わる高周波
制御信号の大きさは、監視回路8の検出レベルより犬き
く、監視回路8の出力には、高周波制御信号でスイツチ
ングされた交流信号が出ており、その出力信号はダイオ
ードD1とコンデンサC2で整流平滑され、トランジス
タTr4をオンの状態にトランジスタTr5をオフの状
態にしている。いま、前述のように内線を使用するため
一台の子機が接続されると、コンデンサC2Oが高周波
制御信号発生回路rの負荷として接続され、負荷が低イ
ンピーダンスであるため、監視回路8へ加わる信号の大
きさは、抵抗B3と負荷であるコンデンサC2Oにより
分圧されて小さくなり、監視回路8の検出レベル以下に
なり、監視回路8の出力には交流信号は発生せず、トラ
ンジスタTr4はオフの状態にトランジスタTr5はオ
ンの状態となり、リレーYが動作する。リレーYの接点
ylにより、内線通話線42−1には−E1の電圧が加
わるようになり、子機内の抵抗R26発光ダイオードL
D2に電流が流れて内線表示ランプが点灯し、またダイ
オードD26を通して内線個別呼受信回路25に電源が
供給され、また〔抵抗R27→局線ボタンのブレーク接
点LK2−3,LK1−3→ダイオードD2O→抵抗R
2l〕を通してトランジスタTr2Oにベース電流が流
れ、トランジスタTr2Oはオンとなり、発呼した以外
の子機は内線を捕捉できない秘話の状態となる。次に内
線の個別呼出を行うため、内線発呼者が内線個別番号を
ダイヤルすると、ダイヤル時はダイヤルのシヤント接点
Dsがメークし、コンデンサC2Oの代りに負荷となり
、ダイヤル接点Dlによりダイヤル数に対応してこの負
荷を断続する。
負荷の断続により監視回路8に加わる高周波制御信号の
レベルが変化し、監視回路8の出力には交流信号の断続
によるダイヤルパルスが生じ、抵抗R6,ダイオードD
2,コンデンサC3及び抵抗R7による整流および時定
数回路により完全なダイヤルパルスに修正され、計数回
路9により計数が行なわれる。一方、内線状態を検出し
ているトランジスタTr4,Tr5は、抵抗R4、ダイ
オードD1、コンデンサC2及び抵抗R5の回路の時定
数により、ダイヤルによる交流信号の断続では動作せず
、内線状態を維持している。計数回路9の出力により、
ダイヤル数に対応した周波数をもつ信号音が、個別選択
信号音発生回路10から発生し、トランスT1を通して
内線通話線42−1に重畳され、子機へ送出される。各
子機では、内線個別呼受信回路25内に信号選択回路2
6が設けられており、受信した信号音と設定してある周
波数が一致すると信号選択回路26から出力が発生し、
サイリスタS2lがオン、トランジスタTr22がオフ
、トランジスタTr23がオンとなり、ツエナーダイオ
ードZD2lが短絡され、E1は(1)式の条件に設定
されているので、ツエナーダイオードZD2lが短絡さ
れるとリレーAPが動作し、接点Aplにより呼出アン
プ回路23が動作状態となり、発呼者の音声は発呼した
子機の通話回路21から内線通話線42−1,42−2
に送り出され、同じく内線通話線42−1,42−2に
接続されている前述の呼出アンプ回路23で増幅され、
スピーカSPから拡声される。また呼出しを受けた子機
は、リレーAPが動作しており、接点Ap2により秘話
回路24のトランジスタTr2Oに流れていたベース電
流は側路されるので、秘話解除となり、呼出しに応答可
能となる。従つて、被呼者が送受話器をあげると、通話
回路21が発呼した子機の通話回路21と並列に内線通
話線42−1,42−2に接続され、内線通話が行なえ
る。また、呼び出された子機の呼出アンプ回路23はフ
ツクスイツチの接点HS2により切離され、動作を停止
する。次に内線で一斉呼出を行う場合について説明する
一斉呼出は前述の個別呼出と内線捕捉までの動作は同じ
であり、内線通話線が捕捉されると、トランジスタTr
4はオン、トランジスタTr5はオフとなつている。次
に保留ボタンと兼用の一斉呼ボタンを押すと、ブレーク
接点HK2がブレークし、負荷のコンデンサC2Oが切
離され、監視回路8の出力は子機が接続されていないと
きと同じ状態になり、トランジスタTr4がオンにトラ
ンジスタTr5がオフに戻る。このトランジスタTr4
がオフからオンに変るときコレクタ電圧が高レベルから
低レベルへ変化することにより、動作時間が約5秒程度
に設定された単安定マルチ回路などによるタイマー回路
18が動作してトランジスタTr6がオンとなり、その
間リレーXおよびリレーYが動作し、内線通話線42−
1に−E2の電圧が加えられる。このE2の電圧値は、
局線からの呼出の動作について述べたように式(2)の
条件に設定されており、全ての子機のアンプ制御回路2
2においてダイオードD24、リレーAPlツエナーダ
イオードZD2l、ダイオードD25を通して電流がリ
レーAPに流れ、リレーAPが動作し、すべての子機の
呼出アンプ回路23が動作し、一斉呼出が行なわれる。
第1図の実施例において、トランスT2は局線Ll,L
2と局線通話線41に対してそれぞれ直流ループを形成
するとともに相互には直流的に分離しさらに交流的1に
相互に結合する結合回路として用いられているが、この
ような機能を有すればこの結合回路として使用できるの
で、第2図aに示すこの結合回路を第2図bのように変
更することもできる。
この例では、局線Ll,L2に対してはチヨークコイル
CHによりまた局線通話線41に対してはリレーAとバ
ツテリ一B1によりそれぞれ直流ループが形成され、ま
た、コンデンサCll,Cl2により相互の直流分離と
交流的結合が行なわれている。以上のように、本発明は
ボタン電話装置において、局線Ll,L2とボタン電話
装置内の局線通話線41とを前記局線と前記局線通話線
に対してそれぞれ直流ループを形成するとともに相互に
は直流的に分離しさらに交流的に相互に結合する結合回
路〔第2図A,b〕を介して接続するとともに前記局線
通話線41に各子機20,30をブランチ接続し、さら
に、主装置に、前記局線通話線41の一つの中性点に直
流電流を供給する電流供給手段B2,CHlO,ClO
を備えるとともに、各子機に、該局線通話線41の他の
中性点から前記直流電流をとり出す電流取り出し手段C
H2l,C2lと、該電流取り出し手段から取り出され
た電流により必要な制御を行う制御手段22,23,2
4,25とを備えたことを特徴とするボタン電話装置に
おける制御方式である。
ここで前記中性点は、前記局線通話線に挿入されたコン
デンサClO,C2l,C22とコイルCHlO,CH
2l,CH22の直列接続回路の中性点に形成されてい
る。以上の説明は、装置全体の説明であるが、本発明の
特徴とするところは各局線の局線通話路の中性点に電流
を供給し、この電流によつて各子機の局線表示ランプの
制御を行い局線の状態を表示させまた同時に秘話の制御
を行い、さらにはこの電流値によつて、保留の制御を行
うことができるようになしたものであり、これにより従
来各局線に対応してランプ制御線、秘話制御線、保留制
御線を必要としていたものが不要となり、ボタン電話装
置の接続コードの心線数を大幅に削減することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図は第1図
の実施例の1部変形例を示す回路図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ボタン電話装置において、局線とボタン電話装置内
    の局線通話線とを前記局線と前記局線通話線に対してそ
    れぞれ直流ループを形成するとともに相互には直流的に
    分離しさらに交流的に相互に結合する結合回路を介して
    接続するとともに前記局線通話線に各子機をブランチ接
    続し、さらに、主装置に、前記局線通話線の一つの中性
    点に直流電流を供給する電流供給手段を備えるとともに
    、各子機に該局線通話線の他の中性点から前記直流電流
    をとり出す電流取り出し手段と、該電流取り出し手段か
    ら取り出された電流により必要な制御を行う制御手段と
    を備えたことを特徴とするボタン電話装置における制御
    方式。 2 前記中性点は、前記局線通話線に挿入されたコンデ
    ンサとコイルの直列接続回路の中性点に形成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のボタン電
    話装置における制御方式。
JP9986879A 1979-08-07 1979-08-07 ボタン電話装置における制御方式 Expired JPS5939956B2 (ja)

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