JPS5939856Y2 - 歩行型田植機 - Google Patents

歩行型田植機

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JPS5939856Y2
JPS5939856Y2 JP1977138318U JP13831877U JPS5939856Y2 JP S5939856 Y2 JPS5939856 Y2 JP S5939856Y2 JP 1977138318 U JP1977138318 U JP 1977138318U JP 13831877 U JP13831877 U JP 13831877U JP S5939856 Y2 JPS5939856 Y2 JP S5939856Y2
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JP
Japan
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tool
operating
planting clutch
lifting
wheel
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JP1977138318U
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JPS5464716U (ja
Inventor
隆司 木村
弘義 藤木
康也 中尾
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、左右走行車輪を同時に駆動昇降する車輪昇降
装置と、左右走行車輪の一定範囲内での背反的な昇降を
許すローリング装置とを備え、がつ、泥面に接して滑走
するフロートの上下揺動に伴って、そのフロートが機体
に近接するように上方へ揺動すると車輪を下降駆動し、
逆に、機体から遠ざかるように下方へ揺動すると車輪を
上昇駆動するように前記車輪昇降装置を操作する昇降操
作機構を装備し、さらに、前記ローリング装置にはロッ
ク機構を設けた歩行型田植機に関する。
この種の田植機は、苗植付作業中には、車輪昇降装置に
より走行車輪を昇降調節して、泥面に対する機体の高さ
を常に略一定に維持することができるのでミ植付深さの
安定した作業を行なえる点、および、ローリング装置を
装備していることから、植付作業時における機体の左右
姿勢を安定的に保持し、左右方向での植付深さの均一化
を図れる点であり、また、圃場端での機構回行時には、
フロートの泥押しによって泥面を荒らすことのないよう
に機体に対して相対的に走行車輪を下げ、その状態でロ
ーリング装置をロックすることにより、機体の左右傾動
なく安定した状態で機体を旋回させることのできる便利
を有するものであ□るが、その反面、このような圃場端
での同行時に、まず、植付作業を中断するための植付ク
ラッチの切操作を行ない、その後、ローリ・ングロヅク
操作、車輪下げ操作、操向クラッチ操作を順に行なって
機体を次行程箇所にまで移動させ、さらにその後・、操
向クラ・ツチ操作、車輪上げ操作、ローリングロック解
除操作、植付クラッチ入り操作を順に行なって・植付作
業を再開しなければならず、このような各種操作を短時
間のうち素早く、しかも、操作順の間違いや操作忘れな
く行うこと(気操縦作業者に・多大な負担・を与えるも
のである。
そこで、従来では、例えば、実開昭52−109123
号公報に示されているように、一つの操作レバーに、植
付クラッチと、車輪昇降装置、ローリングロック機構の
三者を連繋させ、・機体が圃場端に達すると前記操作レ
バーを操作することで前記三者の操作を一挙に行えるよ
うにしていたものである。
しかしながら、このような従来技術によれば、前述の操
縦作業者の負担を軽減するという点では有効であっても
、一つの圃場での植付作業が総て終了して次の圃場に移
る際、あるいは、植付作業を終えて帰途につく場合等の
路上走行に際して、植付クラッチを切ると必ず車輪が下
降され、機体重心がきわめて高くなるので、走行姿勢が
不安定で操縦操作が行ない難いという欠点を免かれず、
仮りに、路上走行に適した程度だけ車輪を下げるように
予め車輪の下げ量を設定してしまうと、深い圃場で植付
作業を行う場合に、フロートを泥面から充分浮かせるこ
とができなくなるという不都合があって、結局、田植機
としての本来の作業性能である圃場での機体回行時にフ
ロートを泥面から浮かせて泥面の荒れを少なくするとい
う機能を満足させるために、路上走行時の走行姿勢が不
安定になるという不都合を招くことを余儀なくされる問
題があった。
本考案が解決しようとする技術的課題は、植付クラッチ
操作具の操作によって車輪の昇降、および、ローリング
ロック機構の操作を一挙に行えるようにするととも、に
、この・ように槽底されたものにおいて、路上走行時に
は機体に対すす車輪の高さを適度に調節できるように工
夫することである。
上記課題を解決するために講じた本発明の技術手段は、
上述の歩行型田植機において、植付クラッチ操作具に、
その一定操作範囲内で、植付クラッチの入り位置と、単
独切り・位置と、補助切り位置とを順に設定し、前記単
独切り位置では前記昇降操作機構やロック機構に関わり
なく植付クラッチのみを単独で切・り操作し、かつ、前
記補助切り位置で、植付クラッチの切り操作と同時に前
記昇降操作機構の車輪下げ側への作動と、前記ロック機
構のローリングロック側への作動とを行なえるように、
前記植付クラッチ操作具と前記両機構とを連動具を介し
て連動連結し、また、前記昇降操作機構には、連動具を
介して車輪昇降用操作具を連動連結して、その車輪昇降
用操作・具の操作により、昇降操作機構が前記フロート
の上下揺動に伴って自動的に操作される自動制御状態と
、フロートの下動による自動制御を規制する自動制御解
除状態とに切換自在に構成し、さらに、前記植付クラッ
チ操作具の前記昇降操作機構に対する連動具と前記昇降
操作機構との連結箇所には、前記植付クラッチ操作具を
入り位置およびこれに引続く単独切り位置に操作したと
きに、前記植付クラッチ操作具の操作力が前記昇降操作
機構に伝達されず、前記単独切、り位置に引続く補助切
り位置に操作したときに、前記植付クラッチ操作具の操
作力が前記昇降操作機構に伝達されるように張力を設定
したスプリングを設けるとともに、前記車輪昇降用操作
具の連動具と前記昇降操作機構との連結箇所には、前記
植付クラッチ操作具を単独切り位置に操作した状態で、
その植付クラッチ操作具が単独切り位置にある状態を保
ったままでの、前記車輪昇降用操作具による昇降操作機
構の自動制御状態と自動制御解除状態との切換え操作を
許すように、その位置および範囲を設定した長孔を設け
たことである。
上記技術手段による作用は次の通りである。
□圃場での植付作業中には、植付クラッチ操作具。
を入り位置にし、車輪昇降用操作具を自動制御状態に姿
勢させておく。
この゛状態では、ローリング装置はロック解除状態にあ
って自由にローリングを許し、また、車輪昇降装置はフ
ロートの揺動に伴って車輪を自動昇降調節する。
機体が圃場端に達して旋回を行うときには、植付クラヅ
チ操作具を補助切り位置に操作する。
すると、植付クラッチ操作具に連繋された一方の連動具
を介して昇降操作機構が操作され、車輪が下げ側に駆動
されるとともに、他方の連動具を介してロック機構がロ
ーリング装置をロック状態とする。
ごのとき、車輪昇降用操作具に連繋さ□れた連動具と昇
降操作機構との連結箇所には前記如く位置および範囲を
設定した長孔が設けてあり、また、植付クラッチ操作具
に連繋された前記一方の連動具と昇降操作機構との連結
箇所には前記の如く張力を設定したスプリングを設けで
あるので、車輪昇降用操作具が自動制御状態にあるまま
で植付クラッチ操作具による昇降操作機構の゛前記操作
が可能である。
従って、機体を旋回させた後に次行程箇所で植付作業を
再開するときには、植付クラッチ操作具を再び入り位置
に操作するだけで、ローリングロックが解除されるとと
もに車輪昇降装置による自動制御が再開されることとな
り、車輪昇降用操作具は機体回行中全く操作する必要が
ない。
圃場から出て路上を走行する際°には、車輪昇降用操作
具を植付作業時の自動制御状態に姿勢させたまま、とり
あえず、機体回行の場合と同様に植付クラッチ操作具を
補助切り位置に゛操作し、車輪を下げて泥面を荒すこと
なく圃場から路上へ機体を脱出させ、その後、植付クラ
ッチを単独切り位置に操作する。
この単独切り位置では、植付クラッチ操作具に連繋され
た前記一方の連動具と昇降操作機構との連結箇所に設け
られたスプリングが、単独切り位置での昇降操作機構に
対する強制操作を行なわないように張力を設定されてい
るので、その昇降操作機構は自動制御状態にある車輪昇
降用操作具の制御に従うことになる。
つまり、機体を圃場から脱出させた時点でフロートは自
重により垂れ下がり状態となり、そのフロートの機体か
ら遠ざかる下方への揺動に伴って昇降操作機構が自動的
に操作され、車輪を上昇駆動するように車輪昇降装置が
働らくので、車輪はより機体に近接する上昇作動状態と
なり、相対的に機体は沈み込む状態となる。
機体が適当な高さまで沈み込んだ時点で車輪昇降用操作
具を自動制御解除状態に切換えると車輪の上昇が停止さ
れ、比較的機体重心を低くした安定姿勢で機体を路上走
行させることができる。
上記作用を得られる技術手段を講じたことにより本考案
は次の効果を奏する。
圃場での植付作業中には、フロートの上下揺動に基いて
車輪高さを自動制御すると共に、耕盤面の傾斜等に応じ
才機体の傾斜を許すように、車輪昇降装置とローリング
装置とを備え、また、機体回行時には、一つの操作具の
操作で車輪を強制下げにして、かつ、ローリングをロッ
クし得るように、植母クラッチ操作具に、車輪昇降装置
に対する昇降操作機構ならびにローリング装置に対する
ロック機構を連繋させたものでありながら、昇降操作機
構に対する植付クラッチ操作具と車輪昇降用操作具との
連結構造を前記技術手段の如く槽底するごどにより、路
上走行時に車輪高さを調節することが可能となり、゛従
って、圃場内での機体回行時における車輪強制下げの状
態よりもある程度車輪を上昇させた、比較的機体重心を
低くした安定姿勢で路上走行を行なわせられる歩行型田
植機を得られたものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
硬盤に接地して走行する左右一対の走行車輪la、’l
bと、圃場面に沿って滑動する中央部の主フロート2a
並びにこの主フロート2aの両横側に配備される補助フ
ロート2b、2bからなるフロート群との協働で、前部
エンジン3、後部苗植付装置及びこの苗植付装置近くか
ら後方上方に向って延出される操縦ハンドル4等からな
る機体を、圃場面一定高さに支持しながら走行し、前記
苗植付装置において、横方向に一定ストロークで往復移
動する苗のせ台5上に装填される苗群より横方向一定間
隔おきに並置された4つの植付爪6・・・・・・にて、
−株分づつの苗を取出し、前記フロー)2a・・・・・
・にて均平された圃場面に4条の苗を植付けるべく構成
された歩行型田植機を示す。
尚、前記各フロー)2a・・・・・・は、泥面に対して
追従できるように後端部の枢支点Xを中心に先端側が上
下揺動自在に構成されている。
次に、前記車輪1a、lbの装着構造について、第2図
乃至第3図に基づいて説明する。
すなわち、前記エンジン3と直結された主ミツシヨンケ
ース7の横側部に、左右一対の車輪伝動ケース8a、8
bが上下揺動自在に枢支されるとともに、この伝動ケー
ス8a、8bの先端に前記車輪1a、lbが枢支されて
いる。
前記主ミツシヨンケース7と前記植付装置における植付
ミッションケース9との間に伝動ケースを兼ねて架設さ
れた左右一対の筒状フレーム10゜10の間には、車輪
1a、lb昇降装置としての油圧シリンダ11が配備さ
れている。
この油圧シリンダ11は、一端側を前記両フレーム10
.10に横軸芯周りに回動自在に枢支連結されるととも
に、他端側を左右一対のL字状リンク12.12の一端
に枢支連結されている。
前記一対のL字状リンク12.12は、前記両フレーム
10.10から上方に立設された一対の支持ブラケツ)
13.13の間に軸架された横軸14に枢支され、且つ
、他端部には、筒軸12aが水平支架され、この筒軸1
2aにクランク軸によって構成されるローリング装置が
回動自在に支承されている。
前記クランク軸は、支軸15の一端に前方に向けて付設
されたアーム16bと、支軸15の他端に後方に向けて
付設されたアーム16aとによって構成されている。
そして前記アーム16 a 、 i6 bの先端に、下
端を前記車輪伝動ケース8a、8bに枢支連結したロッ
ド17a、 17bの上端が枢支連結されている。
そして、油圧シリンダ11の伸縮作動によりL字状リン
ク12.12を揺動調節することにより、車輪la、l
bを駆動昇降すべく構成され、又、支軸15が回動する
作用にて背反的、(二車輪1a、lbを上下動させるい
わゆるローリングできるように構成されている。
次に、前記油圧シリンダ11の操作構造について説明す
る。
すなわち、前記主ミツシヨンケース7の上部には、ケー
ス内潤滑油を吸引吐出するポンプ18が連結されるとと
もに、このポンプ18からの吐出油が制御バルブ19の
操作で前記油圧シリンダ11に供給されるように構成さ
れている。
前記制御バルブ19は、そのスプール19aが引出され
ると車輪1a。
1bを上昇させ、スプール19aが押込められると車輪
1a、1bを下降させるように油圧シリンダ11に対す
る圧油の供給切換えを行なうべく構成され、更に、スプ
ール19aが押引中立位置に操作されると油圧シリンダ
11を油圧ロックすべく構成されている。
前記バルブ19のスプール19aが、主ミツシヨンケー
ス7の上部に枢支されたL型アーム20の一端と連結さ
れるとともに、このアーム20の他端と前記主フロート
2aの前端部とがロッド21を介して連動連結されてい
る。
前記、L型アーム20の枢支部には、別の操作アーム2
2と牽制アーム23とが一体的に回動可能に枢着されて
おり、且つ、前記牽制アーム23にはL型アーム20の
上辺20aに機体後方側より接当自在な屈折部24が形
成され、これらロッド21、L型アーム20、バルブ1
9並びに操作アーム22、牽制アーム3によって昇降操
作機構が構成されている。
前記操作アーム22は、連動具であるところのリンク機
構25を介して前記操縦ハンドル4の近くの操作ボック
ス26に設けた車輪昇降用操作具であるところの操作レ
バー27と連繋されており、且つ、アーム22に形成し
た長孔22aによりレバー27に対する連繋融通が与え
られている。
前記レバー27は前後方向に揺動操作されるものであっ
て、揺、動中立位置Nにてボックス26に対してロック
されるべく構成され、且つ、ノブ28の押込み操作によ
り前記ロックが解除されるべく構成されている。
そして、前記レバー27を、第2図実線に示す如く後方
に操作することによって、リンク機構25が支点Pを中
心に前方に揺動して、リンク機構25の先端が長孔22
aの中央部に位置し、前記長孔22.aによる融通作用
にてL型アーム20を自由状態として、自重下降する主
フロート2aにてワンド2′LL型アーム20を介して
スプール19aを引出して車輪1a、lbを上昇させ、
又、レバー27を中立位置Nをこえて前方に操作するこ
とによって、操作アーム22、牽制アーム23、L型ア
ーム20を介してスプール19aを押込んで車輪1a、
lbを下降させ、更に、中立位置Nにてレバー27をロ
ックすることによって、前記屈折部24にてL型アーム
20をバルブ19の中立状態(スプール19aの中立位
置)に対応する位置に接当規制して、車輪1a、lbを
所望の位置で固定すべく構成されている。
圃場における植付作業中において、前記レバー27を後
方揺動位置にすれば、主フロート2aの上下揺動に伴い
自動的に車輪1a、lbが昇降調節される。
すなわち、主フロート2aの下面が略全面的に泥面に接
する適正状態では、スプール19aが中立位置に維持さ
れ、硬盤が浅くなって主フロート2aが機体に対して自
重下降揺動するとロッド21.L型アーム20を介して
スプール19aが引出されて主フロー)2aが前記適正
状態になるまで車輪1a。
1bが上昇され、逆に、硬盤が深くなって機体が沈下し
主フロニ)2aが機体に対して相対的に上方へ揺動する
と、ロッド21.L型アーム20を介してスプール19
aが押込まれて主ブロー)”’ 2 aが前記適正状態
になるまで車輪1a、lbが下降されることになり、も
って、この自動昇降により、泥面に対する機体の高さが
自動的に設定高さに保持される。
又、前記制御バルブ19は、前記操作ボックス26に設
けた前記苗植付装置への動力伝達を断続する植付クラッ
チ(図示せず)の操作具29にても操作されるべく構成
されている。
すなわち、前記操作具29は、第4図に示す如く前後方
向に揺動操作されるものであって、a位置にて植付クラ
ッチを入り操作し、b位置にて植付クラッチのみを切り
操作すべく構成され、且つ、切り位置すに引続く旋回用
の補助クラッチ切り位置Cにも操作自在に構成されると
ともに、各位置a、 b、 cにて位置決め保持さ
れるべく構成されている。
そして、この操作具29と前記操作アーム22とが、C
字状リンク30、連動具であるところのレリースワイヤ
31及びスプリング32を介して連動連結されており、
操作具29を補助クラッチ切り位置Cに操作するに伴い
、前記スプール19aを押込み操作して、車輪1a、l
bを下降作動させるように構成されている。
すなわち、前記操作具29と操作アーム22とは、C字
状リンク30.レリースワイヤ31.スプリング32に
よって連結され、前記操作具29が補助クラッチ切り位
置Cにある時引き伸ばされて付勢力が与えられ、゛操作
具2りが切り位置すにある時付勢力が零となり、操作具
29が入り位置aにある時、ワイヤ31がたるむ状態で
連結されている。
又、前記り型アーム20の上辺20aの先端部には、ロ
ッド33がその長さ方向に移動自在に挿通支持されてい
る。
このロッド33は、前記り字状リンク12゜12と連結
された揺動アーム34に枢支連結されており、前述の如
く車輪1a、lbが下降させるに伴い移動し、車輪1a
、lbが設定位置まで下降した時点でロッド33に取付
けた接当カラー35にて前記上辺20aを押圧してスプ
ール19aを中立位置へ復帰させるように構成されてい
る。
尚、前記接当カラー35の取付位置は、ロッド33に貫
通止着されるピン36の位置変更によって調節されるも
゛のであって、この調節によってスプール19aを中立
復帰させるタイミング、つまり、車輪la、lbの下降
作動限度が変更されるべく構成されている。
又、前述のローリング作動は、前記操作具29が補助ク
ラッチ切り位置Cに操作されると、係入孔38と係合ピ
ン39とからなるロック機構によって自動的に停止され
るべく構成されている。
すなわち、前記tJ軸12aに固着される支持枠37に
、前記両アーム16a、゛16bの内の一方のアーム1
6aに形成した係入孔38に係入自在な係合ピン39が
支承されてい名。
このピン39は、係合側に弾性付勢されるとともに、C
字状リンク40、連動具であるところのレリースワイヤ
41を介して、前記操作具29ど連繋されている。
そして、前記操作具29を補助クラッチ切り位置Cに操
作すると、ピン39を係入孔38に係合させて、ローリ
ング作動を停止すべく構成されている。
次に、上記実施例による作動状態について説明する。
田圃で植付作業を行なう場合には、車輪昇降用の操作レ
バー27を第2図実線に示す後方位置に操作し、植付ク
ラッチ操作具29をクラッチ入り位置aに操作して作業
を行なう。
斯かる場合、植付クラッチ操作具29と操作アーム22
とを連結するワイヤ31はたるんだ状態にあり、また、
リンク機構25の先端は長孔22aの中間部に位置する
この状態で機体を走行させて苗植付は作業を行なって行
くのであるが、耕盤の凸部に車輪1a。
1bが乗り上がると、フロート2aが下降して、ロッド
21.L型アーム20を介してバルブ19のスプール1
9aを引き出して車輪1a、lbを上昇させると共に、
耕盤の凹部に車輪1a、lbがはまり込むとフロー)2
aが上昇して、ロッド21.L型アーム20を介してバ
ルブ19のスプール19aを押し込んで車i1$ j、
a、 1 bを下降させ、このような作動をくり返し
て、フロート2aの上下動による車輪1a、lbの自動
高さ調節により植付は深さ一定の状態で作業が行なわれ
る。
そして、田圃の端部に機体が至ると、植付クラッチ操作
具29を補助切り位置Cに操作する。
斯かる場合、操作アーム22は長孔22aによる融通作
用とスプリング32の付勢力によってバルブ19のスプ
ール19aを押し込む方向に操作され、車輪La、lb
が強制的に下降される。
また、植付クラッチ操作具29とロック機構の係合ピン
39とを連結するワイヤ41がたるんで、弾性付勢され
た係合ピン39が係合孔38に嵌入されて、車輪のロー
リングロックが行なわれる。
そして、この状態で機体を旋回させた後、再び植付クラ
ッチ操作具29をクラッチ入り位置aに操作しで植付は
作業を行なう。
この操作を順次くり返して植付は作業を行なって行く。
そして、、・田植えを終えて路上に出るときには、まず
、植付り2ランチ操作具29を補助切り位置et7゜操
作し・て、車、輪1a、1b、を強制下げ状態として圃
場から路上へ機体を脱出させ、その後、植付クラッチ操
作具29を単独の切り位置すに操作す・る。
斯かる場合、植付クラッチ操作具29に連結の操作アー
ム22は、ワイヤ31の、たるみが取られる状態に操作
されるだけのものであるから、作動されることがない。
そして、この状態では、車輪昇降用の操作レバー27が
自動IO御状態の牢まであるので、フロート2aの下降
によって、ロッド21.L型アーム20を介してバルブ
19のスプール19 a fr’引き出され、車輪が上
昇される1゜ 斯かや、場合、操作アーム22はL型アーム2oによっ
て牽制アーム23を介して時計回転方向と同方向に回動
される。
そ、して、車輪が適当な高さ、に上昇され、機体重心が
充分低い状態となれば、車輪昇降用の操作レバー27、
を自動制御解除状態としての中立位置Nに操作すると、
リン?機構25の先端が操作アーム22ρ長jL;22
aの一端側に接当して、前記操作アーム22を峙、引
回転方向と反対1方向に回動操作して、バルブ19のス
1プール19a、を:押q込んで中立位置に操作し1、
車輪の上昇が停止される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考寒に係る歩行型田植機の実施例を示し、第1
図(よ、側面、図、第2図はサスペンション構造を示す
側、面図、第3図は同下部切欠き平面図、第4図は植付
クラッチ操作具と、制御バルブ並びに係合ピンとの連係
図である。 la、lb・・・・・・・・走行車輪、2a・・・・・
・フロート、22a・・・・・・・長孔・、25.31
.41・・・・・・連動具、27・・・・・・車輪昇降
用操作具、29・・・・・・植付クラッチ操作具、32
・・・・・・スプリング、a・・・・・・入り位置、b
・・・・・・単独切り位置、C・・・・・・補助切り位
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右走行車輪1a、lbを同時に駆動昇降する車輪昇降
    装置と、左右走行車輪1a、lbの一定範囲内での背反
    的な昇降を許すローリング装置とを備え、かつ、泥面に
    接して滑走するフロート2aの上下揺動に伴って、その
    フロート2aが機体に近接するように上方へ揺動すると
    車輪1a、lbを下降駆動し、逆に、機体から遠ざかる
    ように下方へ揺動すると車輪1a、lbを上昇駆動する
    ように前記車輪昇降装置を操作する昇降操作機構を装備
    し、さらに、前記ローリング装置にはロック機構を設け
    た歩行型田植機において、植付クラッチ操作具に、その
    −足操作範囲内で、植付クラッチの入り位置aと、単独
    切り位置すと、補助切り位置Cとを順に設定し、前記単
    独切り位置すでは前記昇降操作機構やロック機構に関わ
    りなく植付クラッチのみを単独で切り操作し、かつ、前
    記補助切り位置Cで、植付クラッチの切り操作と同時に
    前記昇降操作機構の車輪下げ側への作動と、前記ロック
    機構のローリングロック側への作動とを行なえるように
    、前記植付クラッチ操作具29と前記両機構とを連動具
    31.41を介して連動連結し、また、前記昇降操作機
    構には、連動具25を介して車輪昇降用操作具27を連
    動連結して、その車輪昇降用操作具27の操作により、
    昇降操作機構が前記フロート2aの上下揺動に伴って自
    動的に操作される自動制御状態と、フロート2aの下動
    による自動制御を規制する自動制御解除状態とに切換自
    在に構威し、さらに、前記植付クラッチ操作具29の前
    記昇降操作機構に対する連動具31と前記昇降操作機構
    との連結箇所には、前記植付クラッチ操作具29を入り
    位置aおよびこれに引続く単独切り位置すに操作したと
    きに、前記植付クラッチ操作具29の操作力が前記昇降
    操作機構に伝達されず、前記単独切り位置すに引続く補
    助切り位置Cに操作したときに、前記植付クラッチ操作
    具29の操作力が前記昇降操作機構に伝達されるように
    張力を設定したスプリング32を設けるとともに、前記
    車輪昇降用操作具27の連動具25と前記昇降操作機構
    との連結箇所には、前記植付クラッチ操作具29を単独
    切り位置すに操作した状態で、その植付クラッチ操作具
    29が単独切り位置すにある状態を保ったままでの、前
    記車輪昇降用操作具27による昇降操作機構の自動制御
    状態と自動制御解除状態との切換え操作を許すように、
    その位置および範囲を設定した長孔22a”を設けであ
    ることを特徴とする歩行型田植機。
JP1977138318U 1977-10-14 1977-10-14 歩行型田植機 Expired JPS5939856Y2 (ja)

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JPS5122B2 (ja) * 1971-07-28 1976-01-05

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JPS5811130Y2 (ja) * 1976-02-14 1983-03-02 井関農機株式会社 田植機における走行装置

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