JPS5938274Y2 - 通気性シ−ト - Google Patents

通気性シ−ト

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Publication number
JPS5938274Y2
JPS5938274Y2 JP17107978U JP17107978U JPS5938274Y2 JP S5938274 Y2 JPS5938274 Y2 JP S5938274Y2 JP 17107978 U JP17107978 U JP 17107978U JP 17107978 U JP17107978 U JP 17107978U JP S5938274 Y2 JPS5938274 Y2 JP S5938274Y2
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JP
Japan
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sheet
breathable sheet
mixed paper
polyethylene
breathable
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Expired
Application number
JP17107978U
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JPS5585831U (ja
Inventor
一男 白石
Original Assignee
凸版印刷株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一定量の透気度を有する通気性シートに関す
るもので、特に空気により発熱する発熱体の包装に適し
た通気性シートに関するものである。
現在市場に出廻っている発熱体は、孔のあいたポリエチ
レンフィルムと穴のおいてないプラスチックフィルムと
を貼り合せ、使用時にプラスチックフィルムを剥すこと
により発熱するものや、不織布のように透気性のある材
料で包装後、透気度が小さいプラスチックフィルムでさ
らに包装し、使用時に開封し、発熱させるものが殆んど
であった。
このように包装された発熱体は、包装する包装材料が好
ましい一定の透気度を有しないため、発熱体の発熱量が
犬すぎたり、小さすぎたりして、好適な温度に保つこと
ができない場合があった。
本考案は、これらの欠点を改良したもので、透気度が一
定量で発熱体の温度を好適に保つことのできる通気性シ
ートである。
以下図面に従い本考案を詳細に説明する。
まず第1図に示すように本考案は、ヒートシール可能な
孔のあいた50μ以上の厚さのプラスチックシート1の
下面に低温で貼り合せ可能な接着剤層2を介して、ポリ
エチレン混抄紙3を貼り合せ、さらに該ポリエチレン混
抄紙3の下面に部分的にエマルジョン接着剤層4を設げ
、通気性材料からなる外層5を貼り合せてなる通気性シ
ートである。
ここで本考案の通気性シートに用いるプラスチックシー
トは、内側になるためヒートシール性を有するポリエチ
レン、ポリプロピレン等のヒートシール性を有し、厚さ
が50μ以上である。
厚さが50μ以下であると孔あけ適性が不良で、剛性が
小さいため好ましくない。
このプラスチックシートとポリエチレン混抄紙とを貼り
合せる接着剤は、エチレン−酢酸ビニル共重合体系接着
剤が好ましい。
これは、プラスチックシートとポリエチレン混抄紙の貼
り合せ温度が120℃以上になるとポリエチレン混抄紙
の透気度が熱により影響を受けるため好ましくないため
、100〜120℃の温度で貼り合せ可能とするためで
ある。
普たこの接着剤の塗布量は、全体の透気度を考慮して4
〜5g1rdであるのが好適である。
またポリエチレン混抄紙は、坪量が50〜60g/ポで
ポリエチレン含有量が30%に対してレーヨン、パルプ
の含有量が70多である。
この混抄紙は、透気度が十分であるばかりでなく、粉体
が外部に洩れるのを防ぐことができる。
このポリエチレン混抄紙と外層とを貼り合せるエマルジ
ョン接着剤層は、塩化ビニル/酢酸ビニルエマルジョン
接着剤が好ましく、グラスチックシートの孔の部分を塗
布しないようにするため部公的に設け、全体の透気度を
変化させない。
外層に用いる通気性材料は、スフ、不織布のような丈夫
で通気性を有する材料からなる。
本考案の通気性シートは、このような構成からなるので
、透気度が5〜30秒、/100ccに保たれ、発熱体
を包装した場合、適性な温度に保つことができる。
透気度が30秒/ 100 CC以上になると発熱体の
温度が低くなってし筐い、温湿布としての役目を果さな
くなってしまう。
次に本考案の通気性シートの使用を実施例に基づいて説
明する。
〈実施例〉 第2図に示すように本考案の通気性シート上に発熱体を
載せ、被覆フィルムで覆った。
通気性シートおよび被覆フィルムの材料は以下のものか
らなっている。
〔通気性シート〕
プラスチックシート(1)・・・厚さ70μ、直径4.
8肋の孔のあいた未延伸 ポリプロピレン(東し 製Φ3701) 接 着 剤 鳳2)・・・エチレン酢酸ビニル共重合
体系接着剤(東洋 インキ製造型 33R8136) 塗布量 4〜5gm ポリエチレン混抄紙(3)・・・ポリエチレン含有量3
0饅、レーヨン、パ ルプ含有量70多、坪 量55gノー エマルジョン接着剤層(4)・・・塩化ビニル/酢酸ビ
ニルエマルジョン接着剤 (−rイデン化学製RC 1O02) 外 層 (5)・・・不織 布 〔被覆フィルム〕 内 層 (6)・・・未延伸ポリプロピレン
(厚さ70μ)(東し 製4l−3701) 粘 着 剤 層 (7)・・・東洋インキ製造型BP
S3982/BH3−8515 = 100./2.5の混合物 離 型 紙 (8) 通気性シートの透気度をカーレ一式デソンメーターによ
り測定したところ7〜26秒/100CCあり、発熱体
9は48〜51’Cの温度を保ち、温湿布としての効果
が得られるものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の通気性シートの断面図、第2図は本考
案の通気性の使用例を示した説明図である。 1・・・プラスチックシート、2・・・接着剤層、3・
・・ポリエチレン混抄紙、4・・・エマルジョン接着剤
層、5・・・外層。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ヒートシール可能な孔のあいた50μ以上の厚さ
    のプラスチックシートの下面に低温で貼り合せ可能な接
    着剤層を介して、ポリエチレン混抄紙を貼り合せ、さら
    に該ポリエチレン混抄紙の下面に部分的にエマルジョン
    接着剤層を設け、通気性材料からなる外層を貼り合ぜて
    なる通気性シート。
  2. (2)透気度が5〜30秒/100CCである実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の通気性シート3
JP17107978U 1978-12-12 1978-12-12 通気性シ−ト Expired JPS5938274Y2 (ja)

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JP17107978U JPS5938274Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12 通気性シ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS5585831U JPS5585831U (ja) 1980-06-13
JPS5938274Y2 true JPS5938274Y2 (ja) 1984-10-24

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ID=29174649

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JP17107978U Expired JPS5938274Y2 (ja) 1978-12-12 1978-12-12 通気性シ−ト

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