JPS5937237B2 - 熱転写記録媒体 - Google Patents
熱転写記録媒体Info
- Publication number
- JPS5937237B2 JPS5937237B2 JP55182668A JP18266880A JPS5937237B2 JP S5937237 B2 JPS5937237 B2 JP S5937237B2 JP 55182668 A JP55182668 A JP 55182668A JP 18266880 A JP18266880 A JP 18266880A JP S5937237 B2 JPS5937237 B2 JP S5937237B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- transfer layer
- recording medium
- resin
- wax
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/392—Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
- B41M5/395—Macromolecular additives, e.g. binders
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な熱転写記録媒体に関する。
さらに詳しくは、本発明は固着強度が高く、耐汚染性に
すぐれ、しかもシャープで鮮明な印字像を提供しうる熱
転写記録媒体に関する。近時、サーマルファクシミリや
サーマルプリンターの発達はめざましいものがあり、各
方面において広く使用されている。
すぐれ、しかもシャープで鮮明な印字像を提供しうる熱
転写記録媒体に関する。近時、サーマルファクシミリや
サーマルプリンターの発達はめざましいものがあり、各
方面において広く使用されている。
かかるサーマルファクシミリやサーマルプリンターにお
いて用いられる記録材としては、通常基材上に熱溶融性
ワックスおよび着色剤を主体とする熱転写層をホットメ
ルトコーティングなどにより形成した熱転写型記路媒体
が多く用いられている。
いて用いられる記録材としては、通常基材上に熱溶融性
ワックスおよび着色剤を主体とする熱転写層をホットメ
ルトコーティングなどにより形成した熱転写型記路媒体
が多く用いられている。
かかる記録媒体はサーマルヘッドなどの加熱体による印
字により熱転写層が印字像の形態でコピーシート上に溶
融転写し、コピーシート上に所定の印字像を形成させる
ものである。しかしながら、このようなワックスを構成
成分とする熱転写層にあつては、サーマルヘッドの印字
に対する感度にすぐれ、速やかに溶融転写せられるとい
う利点を有する反面、えられる印字像が鮮明さに欠け、
溶融転写時に字くずれを起し、さらにサーマルヘッドに
よる汚れが生じしかもコピーシートに対する固着強度が
弱く、そのため転写むらを起したり、あるいはこすられ
たりしたばあいコピーシートを汚すといつた欠点を有す
る。
字により熱転写層が印字像の形態でコピーシート上に溶
融転写し、コピーシート上に所定の印字像を形成させる
ものである。しかしながら、このようなワックスを構成
成分とする熱転写層にあつては、サーマルヘッドの印字
に対する感度にすぐれ、速やかに溶融転写せられるとい
う利点を有する反面、えられる印字像が鮮明さに欠け、
溶融転写時に字くずれを起し、さらにサーマルヘッドに
よる汚れが生じしかもコピーシートに対する固着強度が
弱く、そのため転写むらを起したり、あるいはこすられ
たりしたばあいコピーシートを汚すといつた欠点を有す
る。
本発明は叙上の欠点を排除し、鮮明でコピーシートに対
する固着強度にすぐれた熱転写記録媒体を提供すべく完
成されたものである。しかして本発明の熱転写記録媒体
は、軟化点または融点が50〜130℃、ガラス転移点
が45℃以上、破断伸度が10%以下、150℃におけ
る溶融粘度が102〜105cPである樹脂んと、軟化
点または融点が80℃以上、ガラス転移点が20℃以下
、破断伸度が50%以上である樹月電B)と、着色剤と
を主体とし、樹脂(社)、樹月電B)および着色剤が熱
転写層総量に対してそれぞれ10〜80重量%、5〜5
0重量%および2〜40重量%配合されてなり、かつワ
ックスは配合されていないか、配合されていても10重
量%以下とされてなる熱転写層を耐熱性基材上に設けて
なることを要旨とするものである。
する固着強度にすぐれた熱転写記録媒体を提供すべく完
成されたものである。しかして本発明の熱転写記録媒体
は、軟化点または融点が50〜130℃、ガラス転移点
が45℃以上、破断伸度が10%以下、150℃におけ
る溶融粘度が102〜105cPである樹脂んと、軟化
点または融点が80℃以上、ガラス転移点が20℃以下
、破断伸度が50%以上である樹月電B)と、着色剤と
を主体とし、樹脂(社)、樹月電B)および着色剤が熱
転写層総量に対してそれぞれ10〜80重量%、5〜5
0重量%および2〜40重量%配合されてなり、かつワ
ックスは配合されていないか、配合されていても10重
量%以下とされてなる熱転写層を耐熱性基材上に設けて
なることを要旨とするものである。
以下、図面を用いて本発明の熱転写記録媒体を説明する
。
。
第1図は本発明の熱転写記録媒体の一実施例を示す概略
断面図、第2図は第1図に示される熱転写記録媒体を用
いた印字方法を示す概略説明図である。
断面図、第2図は第1図に示される熱転写記録媒体を用
いた印字方法を示す概略説明図である。
第1図において、1は耐熱性基材であり、2は熱転写層
である。
である。
本発明における熱転写層2は前述のごとく、樹脂(A)
および(B)と着色剤とを主体とするものであつて、熱
転写層2が基材から剥落したりすることが .なく、ま
た第2図に示されるように加熱体3の印字によつて熱転
写層2と重ね合わされたコピーシート4上に速やかに溶
融転写せられ、鮮明で固着強度にすぐれ、こすり汚れな
どを惹起させることのない印字像5を形成させることが
できる。
および(B)と着色剤とを主体とするものであつて、熱
転写層2が基材から剥落したりすることが .なく、ま
た第2図に示されるように加熱体3の印字によつて熱転
写層2と重ね合わされたコピーシート4上に速やかに溶
融転写せられ、鮮明で固着強度にすぐれ、こすり汚れな
どを惹起させることのない印字像5を形成させることが
できる。
前記樹月鼠〜としては、たとえば石油樹脂、キシレン樹
脂、ロジンもしくはその誘導体、クマロンインデン樹脂
、低分子量スチレン樹脂(たとえばΞ洋化成工業(株)
製のハイマー、大日本インキ化学工業(株)製のエラス
チレン、ピコ(PICCO)社製のピコラステイツクな
ど)、環化ゴムなどがあげられる。かかる樹卿A)は軟
化点または融点が50〜130℃でガラス転移点が45
℃以上、なかんづく70〜100℃で、しかも破断伸度
が10%以下、なかんづく2〜6%であり、かつ150
℃における溶融粘度が102〜105cPであるのが好
ましい。しかして樹側淘は比較的硬くかつもろい皮膜を
形成し、その溶融転写性にすぐれ、かつ転写むらが生じ
ないため印字のコントラストが高く、こすり汚れなどに
対しても高い耐性を有する反面、えられる印字像5が鮮
明度に欠け、かつ基材への固着強度が低く字くずれを起
したり、基材1から剥落する惧れがある。一方、前記樹
月電B)としては、たとえばスチレン−ブタジエンゴム
、天然ゴム、クロロプレンゴム、エチレンー酢酸ビニル
共重合体、塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体、エチルセ
ルロース、酢酸セルロース、ポリビニルブチラール、ポ
リエステルなどがあげられる。
脂、ロジンもしくはその誘導体、クマロンインデン樹脂
、低分子量スチレン樹脂(たとえばΞ洋化成工業(株)
製のハイマー、大日本インキ化学工業(株)製のエラス
チレン、ピコ(PICCO)社製のピコラステイツクな
ど)、環化ゴムなどがあげられる。かかる樹卿A)は軟
化点または融点が50〜130℃でガラス転移点が45
℃以上、なかんづく70〜100℃で、しかも破断伸度
が10%以下、なかんづく2〜6%であり、かつ150
℃における溶融粘度が102〜105cPであるのが好
ましい。しかして樹側淘は比較的硬くかつもろい皮膜を
形成し、その溶融転写性にすぐれ、かつ転写むらが生じ
ないため印字のコントラストが高く、こすり汚れなどに
対しても高い耐性を有する反面、えられる印字像5が鮮
明度に欠け、かつ基材への固着強度が低く字くずれを起
したり、基材1から剥落する惧れがある。一方、前記樹
月電B)としては、たとえばスチレン−ブタジエンゴム
、天然ゴム、クロロプレンゴム、エチレンー酢酸ビニル
共重合体、塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体、エチルセ
ルロース、酢酸セルロース、ポリビニルブチラール、ポ
リエステルなどがあげられる。
かかる樹月電B)は軟化点または融点が80℃以上、な
かんづく80〜150℃でガラス転移点が20℃以下で
、破断伸度が50%以上、なかんづく200−1000
%であるのが好ましい。しかして樹膣B)は比較的柔ら
かく弾力性を有する皮膜を形成し、固着強度が高く、か
つ基材1からの剥落を防止するという利点を有する反面
、溶融転写性に劣り、コピーシート4へ転写しないとい
う欠点を有する。本発明における熱転写層2はこれら樹
月電A)および樹廁B)の有するそれぞれの欠点を補な
い、それぞれの樹瞭淘および(B)の有する利点を最大
限に発揮させて熱転写記録媒体に要求される諸特性をす
べて満足させるべく完成されたものであつて、硬くもろ
い樹月量A)に樹月電B)を加えることにより、えられ
る熱転写層2に柔軟性を与え、かつ高い固着強度を有す
る鮮明な印字像5を形成させることができる。
かんづく80〜150℃でガラス転移点が20℃以下で
、破断伸度が50%以上、なかんづく200−1000
%であるのが好ましい。しかして樹膣B)は比較的柔ら
かく弾力性を有する皮膜を形成し、固着強度が高く、か
つ基材1からの剥落を防止するという利点を有する反面
、溶融転写性に劣り、コピーシート4へ転写しないとい
う欠点を有する。本発明における熱転写層2はこれら樹
月電A)および樹廁B)の有するそれぞれの欠点を補な
い、それぞれの樹瞭淘および(B)の有する利点を最大
限に発揮させて熱転写記録媒体に要求される諸特性をす
べて満足させるべく完成されたものであつて、硬くもろ
い樹月量A)に樹月電B)を加えることにより、えられ
る熱転写層2に柔軟性を与え、かつ高い固着強度を有す
る鮮明な印字像5を形成させることができる。
すなわち本発明における熱転写層2は、その総量に対し
て樹呻淘を10〜80%(重量%、以下同様)、樹月電
B)を5〜50%、さらに着色剤を2〜40%の割合で
配合されることにより、ワックスを用いた通常の熱転写
層2における欠点である固着強度を改善し、字くずれや
こすり汚れなどが生じるのを防止すると共に、溶融転写
性およびコントラストが高く、基材1からの剥落を防止
しえたものである。
て樹呻淘を10〜80%(重量%、以下同様)、樹月電
B)を5〜50%、さらに着色剤を2〜40%の割合で
配合されることにより、ワックスを用いた通常の熱転写
層2における欠点である固着強度を改善し、字くずれや
こすり汚れなどが生じるのを防止すると共に、溶融転写
性およびコントラストが高く、基材1からの剥落を防止
しえたものである。
本発明における前記樹聯A)、(B)および着色剤はそ
れぞれトルエン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン
、酢酸ブチル、ジオキサンなどの有機溶剤中に加えられ
、均一に分散されたのち、基材1上に塗布、乾燥される
。
れぞれトルエン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン
、酢酸ブチル、ジオキサンなどの有機溶剤中に加えられ
、均一に分散されたのち、基材1上に塗布、乾燥される
。
かくしてえられる熱転写層2はホットメルトタイプのワ
ックスを用いた通常の熱転写層に比して多量の着色剤を
含有させることができ、それゆえ熱転写層2の厚さを薄
くすることができ(通常2〜6μ程度)、またえられる
印字像5もきわめて鮮明度にすぐれたものとなる。前記
着色剤としては、従来より熱転写記録媒体に使用されて
いる染料や顔料がいずれも好適に採,用される。
ックスを用いた通常の熱転写層に比して多量の着色剤を
含有させることができ、それゆえ熱転写層2の厚さを薄
くすることができ(通常2〜6μ程度)、またえられる
印字像5もきわめて鮮明度にすぐれたものとなる。前記
着色剤としては、従来より熱転写記録媒体に使用されて
いる染料や顔料がいずれも好適に採,用される。
なお本発明においては、前記熱転写組成物である樹膓N
)(B)および着色剤に加えて、要すれば可塑剤または
ワックス、さらには体質顔料を添加してもよい。
)(B)および着色剤に加えて、要すれば可塑剤または
ワックス、さらには体質顔料を添加してもよい。
ワックスとしてはたとえばカルナバワツクス、モンタン
ワツクス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリン
ワックスなどがあげられ、また可塑剤としてはたとえば
ジオクチルフタレート、トリクレジルホスフエート、ジ
ブチルフタレートなどがあげられ、これらは熱転写層総
量に対して10%以下の割合で配合される。かかる可塑
剤またはワックスは熱感度を向上させ、塗布層がフィル
ム状になるのを防止するものである。また前記体質顔料
としては、たとえばケイ酸粉末、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、珪藻土、カオリン、ホワイトカーボンな
どがあげられ、これらの体質顔料は熱転写層総量に対し
て30%以下の割合で配合される。かかる体質顔料は溶
融転写性を向上させ、印字の鮮明度を向上させるもので
ある。本発明における前記耐熱性基材1としては、たと
えば厚さ3〜20μ程度のポリエステルフィルム、ポリ
プロピレンフィルム、ナイロンフィルム、ポリカーボナ
ートフイルム、セルローストリアセテートフィルム、ポ
リイミドフィルム、グラシン紙、コンデンサー紙などが
あげられる。
ワツクス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリン
ワックスなどがあげられ、また可塑剤としてはたとえば
ジオクチルフタレート、トリクレジルホスフエート、ジ
ブチルフタレートなどがあげられ、これらは熱転写層総
量に対して10%以下の割合で配合される。かかる可塑
剤またはワックスは熱感度を向上させ、塗布層がフィル
ム状になるのを防止するものである。また前記体質顔料
としては、たとえばケイ酸粉末、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、珪藻土、カオリン、ホワイトカーボンな
どがあげられ、これらの体質顔料は熱転写層総量に対し
て30%以下の割合で配合される。かかる体質顔料は溶
融転写性を向上させ、印字の鮮明度を向上させるもので
ある。本発明における前記耐熱性基材1としては、たと
えば厚さ3〜20μ程度のポリエステルフィルム、ポリ
プロピレンフィルム、ナイロンフィルム、ポリカーボナ
ートフイルム、セルローストリアセテートフィルム、ポ
リイミドフィルム、グラシン紙、コンデンサー紙などが
あげられる。
つぎに実施例および比較例をあげて本発明の熱転写記録
媒体を説明する。
媒体を説明する。
実施例1
樹月譲〜として、軟化点100℃、ガラス転移点80℃
、破断伸度(25℃)2%、溶融粘度(150℃)6×
103cpである石油樹脂(荒川化学工業(株)製のア
ルゴンM−100)を用いた。
、破断伸度(25℃)2%、溶融粘度(150℃)6×
103cpである石油樹脂(荒川化学工業(株)製のア
ルゴンM−100)を用いた。
樹廊B)として、軟化点95℃、ガラス転移点−18℃
、破断伸度(25℃)800%であるスチレン−ブタジ
エン共重合体(旭化成工業(株)製のソルブレンT−4
11)を用いた。これら樹腟A)および(B)を用いて
熱転写組成物を調製した。
、破断伸度(25℃)800%であるスチレン−ブタジ
エン共重合体(旭化成工業(株)製のソルブレンT−4
11)を用いた。これら樹腟A)および(B)を用いて
熱転写組成物を調製した。
各配合割合はつぎのとおりである。各成分を充分に混練
し、均一に分散せしめたあと、ポリエステルフィルム(
厚さ9μ)上に乾燥後の厚さが4μとなるように塗布乾
燥して熱転写層をえた。えられた熱転写層は指で強くこ
すつても指を汚すことがなく、かつ強く折り曲げても剥
落が生じなかつた。
し、均一に分散せしめたあと、ポリエステルフィルム(
厚さ9μ)上に乾燥後の厚さが4μとなるように塗布乾
燥して熱転写層をえた。えられた熱転写層は指で強くこ
すつても指を汚すことがなく、かつ強く折り曲げても剥
落が生じなかつた。
また熱転写層を上質紙と重ね合わせ、サーマルプリンタ
ー(テキサスインスツルメンツ社製のPC−100C型
)に装着して印字速度60字/秒で印字したところ、え
られた印字像はいずれも鮮明で字くずれなどが生じなか
つた。比較例1樹月電B)を加えなかつたほかは実施例
1と同様にしてポリエステルフィルム上に熱転写層をえ
た。
ー(テキサスインスツルメンツ社製のPC−100C型
)に装着して印字速度60字/秒で印字したところ、え
られた印字像はいずれも鮮明で字くずれなどが生じなか
つた。比較例1樹月電B)を加えなかつたほかは実施例
1と同様にしてポリエステルフィルム上に熱転写層をえ
た。
このものは軽く折り曲げたところ熱転写層が剥落し、ま
た実施例1と同様にしてえた印字像は不鮮明でこすり汚
れが生じた。実施例2 樹月鼠〜として軟化点75℃、ガラス転移点50℃、破
断伸度(25℃)8%、溶融粘度(150℃)7×10
2cPである低分子量ポリスチレン(三洋化成工業(株
)製のハイマーST−75)を用いた。
た実施例1と同様にしてえた印字像は不鮮明でこすり汚
れが生じた。実施例2 樹月鼠〜として軟化点75℃、ガラス転移点50℃、破
断伸度(25℃)8%、溶融粘度(150℃)7×10
2cPである低分子量ポリスチレン(三洋化成工業(株
)製のハイマーST−75)を用いた。
樹聯B)として軟化点114℃、ガラス転移点4℃、破
断伸度(25℃)1400%であるバイロン500(東
洋紡績(株)製のポリエステル)を用いた。
断伸度(25℃)1400%であるバイロン500(東
洋紡績(株)製のポリエステル)を用いた。
樹膣A)20部(重量部、以下同様)、樹月電B)2部
および着色剤であるカーボンブラック(デグツサ社製の
プリンテックス200)5部を、トルエン40部および
キシレン20部からなる溶剤に加え、混練して均一に分
散させたのち、ポリプロピレンフィルム(厚さ10μ)
上に厚さ4μとなるように塗布乾燥して熱転写層をえた
。
および着色剤であるカーボンブラック(デグツサ社製の
プリンテックス200)5部を、トルエン40部および
キシレン20部からなる溶剤に加え、混練して均一に分
散させたのち、ポリプロピレンフィルム(厚さ10μ)
上に厚さ4μとなるように塗布乾燥して熱転写層をえた
。
えられた熱転写層は実施例1でえた熱転写層と同様に耐
汚染性にすぐれ、剥落を生じさせることがなく、またえ
られた印字像も鮮明で堅牢であつた。
汚染性にすぐれ、剥落を生じさせることがなく、またえ
られた印字像も鮮明で堅牢であつた。
第1図は本発明の熱転写記録媒体の一実施例を示す概略
断面図、第2図は第1図に示される熱転写記録媒体を用
いた印字方法を示す概略説明図である。 (図面の主要符号)、1:耐熱性基材、2:熱転写層。
断面図、第2図は第1図に示される熱転写記録媒体を用
いた印字方法を示す概略説明図である。 (図面の主要符号)、1:耐熱性基材、2:熱転写層。
Claims (1)
- 1 軟化点または融点が50〜130℃、ガラス転移点
が45℃以上、破断伸度が10%以下、150℃におけ
る溶融粘度が10^2〜10^5cPである樹脂(A)
と、軟化点または融点が80℃以上、ガラス転移点が2
0℃以下、破断伸度が50%以上である樹脂(B)と、
着色剤とを主体とし、樹脂(A)、樹脂(B)および着
色剤が熱転写層総量に対してそれぞれ10〜80重量%
、5〜50重量%および2〜40重量%配合されてなり
、かつワックスは配合されていないか、配合されていて
も10重量%以下とされてなる熱転写層を耐熱性基材上
に設けてなる熱転写記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55182668A JPS5937237B2 (ja) | 1980-12-22 | 1980-12-22 | 熱転写記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55182668A JPS5937237B2 (ja) | 1980-12-22 | 1980-12-22 | 熱転写記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57105395A JPS57105395A (en) | 1982-06-30 |
JPS5937237B2 true JPS5937237B2 (ja) | 1984-09-08 |
Family
ID=16122340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55182668A Expired JPS5937237B2 (ja) | 1980-12-22 | 1980-12-22 | 熱転写記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937237B2 (ja) |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1203667B (it) * | 1983-03-30 | 1989-02-15 | Olivetti & Co Spa | Elemento inchiostrato termosensibile per stampanti termiche ad alta velocita |
JPS6010506A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-19 | 藤倉ゴム工業株式会社 | ポリエチレン被覆線用熱転写箔 |
JPS6023096A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-05 | Sony Corp | カラ−ハ−ドコピ−印画紙用カバ−フィルム |
JPS6094386A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
JPS60104393A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-08 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
JPS60127193A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-06 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
JPS60135290A (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-18 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
JPS6137472A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-22 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
JPH0729500B2 (ja) * | 1984-08-23 | 1995-04-05 | 松下電器産業株式会社 | 熱転写記録用転写体 |
US4767663A (en) * | 1985-02-15 | 1988-08-30 | Fuji Kagakushi Kogyo Co., Ltd. | Heat-meltable transfer recording medium |
JPS61228993A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-13 | Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd | 熱溶融転写記録媒体 |
JPS61170565U (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-22 | ||
JPS61244592A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-10-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 感熱記録材料 |
JPS61244591A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-10-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 感熱記録材料 |
JPS61261092A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 熱転写記録媒体 |
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