JPS5936726Y2 - 緊締具 - Google Patents

緊締具

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Publication number
JPS5936726Y2
JPS5936726Y2 JP12098679U JP12098679U JPS5936726Y2 JP S5936726 Y2 JPS5936726 Y2 JP S5936726Y2 JP 12098679 U JP12098679 U JP 12098679U JP 12098679 U JP12098679 U JP 12098679U JP S5936726 Y2 JPS5936726 Y2 JP S5936726Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
flange
elastic hollow
nut
tightening
tightened
Prior art date
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Expired
Application number
JP12098679U
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English (en)
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JPS5637712U (ja
Inventor
和夫 山形
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP12098679U priority Critical patent/JPS5936726Y2/ja
Publication of JPS5637712U publication Critical patent/JPS5637712U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、二つの物体特にエンジン等の振動物体に、取
付部品を固定するための緊締具に関する。
従来この種緊締具としては、第1図に示すような管状の
ゴム等の弾性部材から形成された弾性中空筒体1の一端
にフランジ2が形成され、その他端側の中空内周面にプ
ラスチックあるいは金属等の部材からなるナツト3が一
体成形されたものがあるが、これを大振動をする物体に
取付けた場合に緊締力が不十分であり、長期間内使用す
ると緩みが生じると言う欠点があった。
そこで、第2図に示すような一端にフランジ4を有する
弾性中空筒体5のフランジ4とは反対側の中空内周面に
沿って、弾性中空筒体よりも硬い材質からなるねじ部6
aを一体成形し、このねじ部6aから、弾性中空筒体の
フランジ側の端面近傍までその内周面と小隙を保って緊
締力補強部6bを伸延させ、締付時には、第3図に示す
ように弾性中空筒体5を、たとえばエンジン本体の取付
板等の第1被緊締部材7を貫通せしめて、フランジ4を
それに当接せしめ、さらに取付部品の取付板等の第2被
緊締部材8をフランジ端面に当接させ、この第2被緊締
部材8を通して締付ボルト9をねじ部6aに螺合させ、
第2緊締部材8の表面と緊締力補強部6bの端面間に押
圧力が作用するように締付け、これにより弾性中空筒体
5のフランジとは反対側に筒内が盛り上った拡大部10
を形成するようにして、二つの被緊締部材を固定するも
のが考えられる。
しかしながら、このようにねじ部6aおよび緊締力補強
部6bを弾性中空筒体5と一体成形すると、前記第1緊
締部材7の肉厚はフランジ面4aとねじ部6a端間の距
離Xよりも小さくなければならない。
これはねじ部6aは弾性中空筒体の内周面に一体的に付
着されており、しかもねじ部6aは硬い材質から形成さ
れているので、第1被緊締部材7の肉厚が大になると、
筒内が盛り上った拡大部10が形成されないからである
また締付時には緊締力補強部6bの端面6Cフランジ側
の端面4b間の締付距離yだけ弾性中空筒体の長さを縮
めることになるので第1被緊締部材の厚さを、フランジ
端面4aから弾性中空筒体の端面5aまでの距離2から
締付距離yを引いた距離よりも大きくすると、緊締力補
強部の先端が作用しなくなるのでその厚さに制限をうけ
、しかも弾性中空筒体ごとに締付距離yおよび拡大部1
0の大きさが定まってしまい、第1被緊締部材の緊締力
も定まり、汎用性に乏しいという問題点もある。
本考案は、かかる点に鑑み、弾性中空筒体が挿入される
第1被緊締部材の肉厚が十分大きくても使用でき、しか
も、その緊締力も弾性中空筒体を取換えることなく変化
させることができる緊締具を提供することを目的とする
以下、第4図及び第5図を参照して本考案の実施例につ
いて説明する。
第4図において、ゴム等の弾性部材からなる弾性中空筒
体40の一端にはフランジ41が形成され、その他端側
からは、弾性中空筒体40よりも硬い材質、たとえばプ
ラスチックあるいは金属等から形成された弾性中空筒体
とは別部材であるナツト42が弾性中空筒体40の平滑
な内周面内に挿入嵌着されている。
ナツト42も弾性中空筒体40と同様に管状の中空筒体
に形成され、その中空の内周面にはねじ部42 aが形
成され、その一端にはフランジ42 bが設けられ、こ
のフランジ42 bは弾性中空筒体の端面41 aに当
接係止されている。
又、ナツト42の挿入先端面42 Cと弾性中空筒体の
フランジ側の端面41 bとの間には、締付距離y1が
形成されている。
この様な緊締具を使用する時には、第5図に示すように
、第1緊締部材7に形成された取付孔7aから弾性中空
筒体40を挿し込んでフランジ面41 Cをそれに当接
せしめると共に、フランジ端面41 bに第2緊締部材
8を当接し第2緊締部材8の外側(図上左側)から弾性
座金Wを備えた締付ボルト43をナツトのねじ部42a
に螺合させて締付け、ナツトの挿入先端面42 Cを第
2緊締部材の表面に当接させて両者の間に押圧力を作用
させ、ナツト42のフランジ42 bが弾性中空用筒体
40を圧縮することにより弾性中空筒体を締付距離y1
だけ圧縮してナツト挿入側に弾性の筒内が盛り上った拡
大部44を形成する。
したがって、締付ボルト43のヘッド43 aとフラン
ジ端面41 b及びナツトの挿入先端面42 Cの間に
第2緊締部材8が固定され、フランジ端面41 Cと拡
大部44間に第1緊締部材7が固定される。
この際、ナツトのフランジ42 bで弾性中空筒体の端
面41 aを圧縮するので、その長さ全体を有効に活用
して拡大部44を形成でき、第2,3図に示した緊締具
と異なり、第1緊締部材7の肉厚がより大きい場合にも
使用できる。
又、ナツト42を別の長さの異なるものと交換し、締付
距離y1を変化させれば、緊締力を任意に変化させるこ
とができ汎用性が大となる。
本考案は弾性中空筒体とは別部材であるナツト42を使
用するようにしたので、被緊締部材の厚さが大になって
もそれに応じてナツトの長さを選択すれば非常に広範囲
の被緊締部材の固定に使用でき、しかも、異なる長さの
ナツトに取換えると緊締力も変化させることが出来ると
言う効果を秦する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の弾性中空筒体の縦断面図、第3
図は第2図の弾性中空筒体の使用状態を示す縦断面図、
第4図は本考案に係る弾性中空筒体の縦断面図及び第5
図は本考案の緊締具の締付状態を示す縦断面図である。 1.5,40・・・・・・弾性中空筒体、41,42b
・・・・・・フランジ、42・・・・・・ナツト、43
・・・・・・締付ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端にフランジを備えた弾性中空筒体を有し、この弾性
    中空筒体のフランジの反対側端から一端にフランジを備
    えた中空筒状をなし、その中空内周面にねじ部が設けら
    れたナツトを、その挿入端が弾性中空筒体のフランジ側
    端面と所定の間隔を配するように挿入嵌着し、弾性中空
    筒体のフランジを挾んで2つの被緊締部材を対向せしめ
    、締付ボルトを弾性中空筒体のフランジ側の端面に接す
    る一方の被緊締部材の外側から前記ナツトのねじ部に螺
    合せしめ、ナツトの挿入端が前記一方の被緊締部材に当
    接するまで締付け、これによりナツトのフランジが弾性
    中空筒体をその軸方向に押圧して弾性中空筒体のフラン
    ジの反対側に筒内が盛り上った拡大部を形成するように
    して、二つの被緊締部材を固定することを特徴とする緊
    締具。
JP12098679U 1979-08-31 1979-08-31 緊締具 Expired JPS5936726Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12098679U JPS5936726Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 緊締具

Applications Claiming Priority (1)

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JP12098679U JPS5936726Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 緊締具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5637712U JPS5637712U (ja) 1981-04-10
JPS5936726Y2 true JPS5936726Y2 (ja) 1984-10-11

Family

ID=29353152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12098679U Expired JPS5936726Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31 緊締具

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JPS5637712U (ja) 1981-04-10

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