JPH0737544Y2 - 家具類の脚受け具 - Google Patents

家具類の脚受け具

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JPH0737544Y2
JPH0737544Y2 JP6957692U JP6957692U JPH0737544Y2 JP H0737544 Y2 JPH0737544 Y2 JP H0737544Y2 JP 6957692 U JP6957692 U JP 6957692U JP 6957692 U JP6957692 U JP 6957692U JP H0737544 Y2 JPH0737544 Y2 JP H0737544Y2
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JP
Japan
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mounting member
leg
furniture
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diameter
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JP6957692U
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JPH0631546U (ja
Inventor
弘二 北川
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Kitagawa Industries Co Ltd
Original Assignee
Kitagawa Industries Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、家具類の脚受け具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば図6に示すように、家
具類の脚を保護したり、家具類を載置する床面を保護す
るために家具類の脚50の先端部に装着する家具類の脚
受け具60が用いられている。これらの家具類の脚受け
具60としては、脚の先端部に外嵌(図6(a)参照)
あるいは内嵌(図6(b)参照)する形状のものが知ら
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来知られ
ている家具類の脚受け具は、例えば円柱状、角柱状など
に形状が固定されているために、様々な寸法や形状の脚
に対応することは困難で、汎用性に乏しかった。
【0004】そこで、本考案は従来の家具類の脚受け具
に存する汎用性の乏しさを解消してさまざまな寸法や形
状の脚に装着可能な家具類の脚受け具を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めの手段として、本考案の家具類の脚受け具は、弾性材
料で形成され、軸方向に沿った切り欠きを有する中空柱
状の装着部材と、該装着部材の径を縮小する方向に前記
装着部材を締付ける締付け部材と、前記装着部材の端部
に着脱可能な荷重受け部材とを設けている。
【0006】
【作用】家具類の脚の先端部に装着部材を外装する。装
着部材は弾性材料で形成されており、しかも切り欠きを
有する中空柱状であるので、脚の外径に応じて自身の径
を変化できる。このため、さまざまな脚の外径に対応で
きる。装着部材を外装した後、締付け部材にて装着部材
の径を縮小する方向に、装着部材を締付ける。これによ
り装着部材は脚に密接される。装着部材の径を縮小する
ので、例えば円柱状の脚、角柱状の脚など、さまざまな
形状の脚に装着できる。
【0007】上記のように装着部材を締付けた後に荷重
受け部材を装着部材の端部に取り付けるか、または荷重
受け部材を装着部材に装着した後に装着部材を脚に外装
する。この荷重受け部材により家具類の荷重が直接に床
面などに架からない。これにより家具類の脚の先端部を
保護し、また床面などを保護する。
【0008】
【実施例】以下に好適な一実施例をあげて本考案を詳細
に説明する。図1に示すように、本実施例の家具類の脚
受け具10は、テーブル等の家具類の脚20の先端部お
よび床面等を保護したり、床面との摩擦を調節するため
に脚20の先端部に装着される。
【0009】図1および図2(a)に示すように、この
家具類の脚受け具10の脚20に外嵌する部分は、軸方
向に沿って切り欠き22を設けた円柱状の部材である装
着部材24になっている。この装着部材24は弾性の合
成樹脂製で径を拡大および縮小する方向に変形可能であ
る。この装着部材24の外周を取り巻いて面状ファスナ
の締付け部材26が備えられている。さらに、装着部材
24の、脚20とは反対側の端部には、硬質ゴム製の弾
性盤28を備えた荷重受け部材30が着脱可能に連結さ
れている。
【0010】この装着部材24と荷重受け部材30との
連結構造について、図2および図3を参照して説明す
る。装着部材24の先端部外周に沿って、断面が三角形
状の外周突条32が設けられており、荷重受け部材30
に形成されている弾性筒状部34に内嵌している。この
弾性筒状部34は合成樹脂製で、径を拡大および縮小す
る方向に弾性変形可能である。弾性筒状部34の端部内
周には、装着部材24の外周突条32に対向して、断面
が三角形状の内周突条36が形成されている。
【0011】また荷重受け部材30には、弾性筒状部3
4との間に、装着部材24の外周突条32付近の肉厚に
応じた間隙を形成する柱状部38が形成されている。こ
の柱状部38は弾性筒状部34と同軸で、弾性筒状部3
4と同材質で一体に成形されている。
【0012】荷重受け部材30を装着部材24に取り付
けるには、両者を図4に示す相対位置に配置して、装着
部材24を図4の矢印X方向に沿って相対移動させる。
すると、外周突条32が内周突条36と柱状部38との
間に進入する。この際、装着部材24の先端部は、柱状
部38によって径を縮小する方向への変形を妨げられ、
弾性筒状部34によって径を拡大する方向への変形を妨
げられるので、柱状部38の外径におよび弾性筒状部3
4の内径に応じた径を保つことになる。
【0013】このため、さらに装着部材24を矢印X方
向に進めると、弾性筒状部34には、外周突条32およ
び内周突条36を介して、弾性筒状部34の外径を拡大
させる方向の押圧力が及ぼされる。これによって弾性筒
状部34は、外径を拡大する方向(図示矢印Y方向)に
変形する。外周突条32の頂部が内周突条36の頂部を
通過すると、弾性筒状部34に作用していた矢印Y方向
の押圧力は解除される。これにより、弾性筒状部34お
よび内周突条36は元の位置に復元するので、外周突条
32と内周突条36とが互いに係合し合い、図3の状態
となる。
【0014】次に、上記構成の家具類の脚受け具10を
テーブル等の家具類の脚20の先端部に装着する場合に
ついて説明する。まず、締付け部材26を解放した状態
で装着部材24を脚20に外装する。次に締付け部材2
6にて装着部材24を締め付け、装着部材24の径を縮
小させる方向に変形させて、装着部材24の内面と脚2
0の外面とを密着させる。この状態で締付け部材26の
端部内面とこれに対向する面とを接合する。こうして装
着部材24が脚20に固定された後、上述のように荷重
受け部材30を装着部材24に取り付ける。あるいは、
装着部材24に荷重受け部材30を連結した後に、上記
手順と同様に装着部材24を脚20に固定することも可
能である。
【0015】なお、装着部材24は弾性の合成樹脂製で
あるので、脚20に外嵌する部分の径と荷重受け部材3
0が嵌装される部分の径とを整合するように全体を変形
可能である。このため、脚20に外嵌する部分の径と荷
重受け部材30が嵌装される部分との径が一致しなくと
も、家具類の脚受け具10の脚20への装着および荷重
受け部材30の装着部材24への取付けに問題はない。
【0016】装着部材24は切り欠き22を有する中空
柱状であるので、径を任意に変化できる。このため、さ
まざまな外径の脚20に装着可能となる。しかも、装着
部材24を締付け部材26にて締め付けるので、脚20
の形状によらず装着部材24を脚20に密接、固定可能
となる。このように、本実施例の家具類の脚受け具10
は、様々な形状および外径の脚に装着できる。
【0017】なお、本考案はかかる実施例に限定される
ものではなく、例えば本実施例では締付け部材として面
状ファスナを使用しているが、ロックバンド等の締め付
け具を使用してもよい。また、図5に例示するように装
着部材24と脚20との間に径調節用のスペーサ40を
間装してもよい。
【0018】
【考案の効果】以上述べたところから明らかなように、
本考案の家具類の脚受け具はさまざまな寸法や形状の脚
に装着可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の家具類の脚受け具の使用状態を示す
斜視図である。
【図2】 実施例の家具類の脚受け具の分解斜視図であ
り、(a)は締付け部材を解放した状態の装着部材部分
の、(b)は荷重受け部材の斜視図である。
【図3】 実施例の家具類の脚受け具の端部の構造を示
す一部断面図である。
【図4】 実施例の家具類の脚受け具の端部の組み付け
方法の説明図である。
【図5】 実施例の家具類の脚受け具にスペーサを用い
る場合の例示図である。
【図6】 従来の家具類の脚受け具を例示する一部断面
図である。
【符号の説明】
10・・・脚受け具、20・・・脚、22・・・切り欠
き、24・・・装着部材、26・・・締付け部材、28
・・・弾性盤、30・・・荷重受け部材、32・・・外
周突条、34・・・弾性筒状部、36・・・内周突条、
38・・・柱状部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料で形成され、軸方向に沿った切
    り欠きを有する中空柱状の装着部材と、 該装着部材の径を縮小する方向に前記装着部材を締付け
    る締付け部材と、 前記装着部材の端部に着脱可能な荷重受け部材とを設け
    たことを特徴とする家具類の脚受け具。
  2. 【請求項2】 前記装着部材の端部外周に周方向にそっ
    て外周突条を設けるとともに、 前記荷重受け部材に、 端部内周に周方向に沿った内周突条を有し該内周突条側
    の端部が開口する弾性筒状部と、 該弾性筒状部との間に前記装着部材の前記外周突条側端
    部の肉厚に応じた間隙を形成する前記弾性筒状部と同軸
    の柱状部とを設けたことにより、 前記装着部の前記外周突条側端部に前記荷重受け部材を
    嵌合可能としたことを特徴とする請求項1記載の家具類
    の脚受け具。
JP6957692U 1992-10-06 1992-10-06 家具類の脚受け具 Expired - Lifetime JPH0737544Y2 (ja)

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JP6957692U JPH0737544Y2 (ja) 1992-10-06 1992-10-06 家具類の脚受け具

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Publication Number Publication Date
JPH0631546U JPH0631546U (ja) 1994-04-26
JPH0737544Y2 true JPH0737544Y2 (ja) 1995-08-30

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