JPS5936035A - カセツト収納用紙の乾燥装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真複写機等の用紙乾燥装置、更に具体的
にはカセットに収納した用紙の乾燥装置に関する。

月間複写枚数の比較的少ない中、小型の複写機に於いて
は使用する用紙サイズが多種類にわたることによる操作
性の観点から用紙カセットを所定種類用意し、これらを
差し換え℃給紙する方式が一般的である。

このようなカセット給紙方式の複写機にあっては、機械
に装着したカセット以外のものは機械周辺の棚等に放置
されることが多いので、その環境が劣悪な場合にはこれ
らカセットに収納した用紙は吸湿し、複写作業の原種々
のトラブル、例えば転写不良・或はヒート・ロール・タ
イプの定着器を使用する機械の場合傾は紙シワの発生等
の問題をひきおこすことが少なくなかった。

上述の問題を解決する為、従来からカセットの開口に防
湿蓋を設けたりしているが、収納した用紙を外気から完
全に遮断することは不可能であって充分な効果が得られ
なかった。

本発明は上述の問題を解決する為になされたものであっ
て、前記カセットの防湿蓋に開閉自在の熱風導入口を設
け、このカセットを複写機に装着した際、カセット装着
部近傍圧設けた熱風送出部材を前記熱風導入口に係合さ
せると同時に該熱風導入口を開口させ、適当な熱風供給
源から導びいた熱風を前記熱風送出部材を介してカセッ
ト内に導入するよ５Ｋしたカセット収納用紙の乾燥装置
を提供することを目的とする。

以下、本発明を一実施例を示す図面によって詳細忙説明
する。１ 第１図及び第２図は夫々本発明に係るカセット収納用紙
の乾燥装置の一実施例を示す側面図及び平面図である。

即ち、複写機本体１０カセット装着部ｗ−ｈ　セットの
着脱ガイド・レール２を固定し、該レール２上にこれに
沿ってスライド自在の熱風送出部材３を係合すると共に
前記レール２の後端とスプリング４傾よって結合してお
く。

又、前記熱風送出部材３の頂部には前記複写機本体１内
部の図示を省略した源風供給源から延長したダクト５を
接続する。

尚、前記熱風送出部材３は後述するよう忙トンネル状の
断面形状を有するものでこれと前記レール２の底板の間
忙用紙カセット６を挿入することができるようになって
いる。更に前記レール２０両側圧設けた板状突起７．７
は前記カセット６先端の開閉蓋８のヒンジ９に固定した
フォロワ１゜と係合するカムであって、前記レール２に
沿って挿入したカセットの前端を開放して核部に堆積し
た用紙の最上層がカセット装着部に配置した図示を省略
するフィード・ロールと圧接し得るようにするものであ
る。

第３図は本発明の乾燥装置に適用するカセットの構造を
示す側面断面図であって、その先端部には前述したとお
りヒツジ９を介して開閉自在の蓋８を取り付ける。

一方、その後方には半固定蓋１１を設（するが、これは
力・セットが複写機本体から取りはずされている間その
内部に収納した用紙の防湿に一定の効果を有するもので
あることはいうまでもない。

又、カセット６の底部には用紙載置板１２を配置するが
その後縁は少くし下方に屈曲し前記カセット６の後縁底
部に穿設したスリット１３と係合するようＫなっている
。

前記用紙載置板には前記カセット６が複写機に装着され
た時、その後縁底部の係合部を回転中心として前記カセ
ット６底部の前端近傍の貫通孔１４からカセット内に突
出する押し上げ部材によって図上時計方向傾回転し堆積
用紙の最上層をフィード・ロールに押圧するものである
。

さて、このような構造のカセット内に前記熱風送出部材
３を介して熱風を導入する為、前記半固定蓋１１の後端
近傍忙所要のサイズの熱風導入口１５を設けると共にそ
の内面に前記熱風導入口１５を完全に閉鎖し５る面積の
閉鎖扉１６をトーションバ１７をヒンジとして開閉自在
に取り付ける。

前記トーションバ１７は前記扉１６を通常は前記孔゛１
５が閉鎖する方向に付勢しておくものである。

次に前記熱風導入口１５と係合する前記熱風送出部材３
の構造罠ついて説明する。第４図は前記熱風導入口１５
との保合状態を示す側面断面図であって、前記カセット
６０半固定蓋１１表面と摺接する前記熱風送出部材３の
天井部１８内縁にはその前後端に夫々適当なテーバ１９
．２０を与え前記カセット６の挿入を容易ならしむると
共忙中央部に熱風噴出口２１を設ける。

前記熱風噴出口２１の上方には前記ダクト５の接続部２
２を固定し、更忙その内部から前記半固定蓋１１に設け
た閉鎖扉１６を開放するスプリング部材２３を突出せし
める。

尚、前記カセット６防湿用の半固定蓋１１の後端に設け
た突条２４は前記熱風送出部材３とカセット６との保合
位置合わせ部材である。

最後に本発明の乾燥装置の熱気送風の制御について簡単
に説明する。

第５図は送風系とセンサの配置を説明する図であり、第
６図はその制御回路を示す図である。

即ち、前記カセット６中の適所に湿度センサ２５を設け
その電気的接点は図示を省略するが前記ガイド・レール
２との間でとるようにする。

一方、前記熱風送出部材３から延びるダクト５の内部に
はポジスタを使用する発熱体２６を配置し、これによっ
て発生した熱気をプロワ２７で前記カセツ）６中に送り
込む。更に、前配プｐワ２７のエフ・インテーク側は複
写機の熱源、即ち、光学系及び熱定着器を通った空気を
集めるタクト２８に接続し、フィルタ２９を介してその
熱気をブロワ２７に送り込む。又、前記フィルタ２９と
前記ブロワ２７との間に温度センサ３ｏを設ける。

このように構成する送風系の制御は第６図に示すように
前記湿度センサ２５、温度センサ３ｏの出力を夫々フン
パレータ３１及び３２によって所定の基準値と比較する
と共に、前記コンパレータ３１の出力によって前記ブロ
ワ２７のモータＭをコントルールする。又、前記両コン
パレータ３１及び３２の出力の論理積によって前記ポジ
スタ２６をコントルールするようにしたものである。

上述の如く構成する本発明の用紙乾燥装置について以下
にその動作を説明する。

今、オペレータが所望のサイズの用紙を収納したカセッ
トを前記ガイド・ノール２上に載せ、前記熱風送出部材
３を通して複写機に装着すべくカセット後端を押してこ
れを前進させるものとする。

前記カセット６の前端に設けた開閉蓋８はそのヒンジ９
に設けたカム・フォロワ１ｏが前記レール２に固定した
カム７と衝突すること忙よって開き、カセットは装着可
能な状態となって複写機のカセット装着口に進入する。

一方、前記カセットの半固定蓋後端の突条２４は前記熱
風送山部材３の天井板１８後縁に当接した状態で前記ス
プリング４に抗して前方に押し出されるが、このとき前
記天井板１８の熱風噴出口２１を通して突出している前
記スプリング部材２３によって、前記半固定蓋１１に設
ける開閉扉１６が押し開けられ、カセット内に堆積した
用紙への乾燥空気流路を形成するものである。

上述のよう忙形成したカセット内への熱風送風路を流れ
る熱風の制御は以下に述べるように行う。

即ち、カセット内圧固定した前記湿度センサ２５の出力
が適正な値より高湿であるならば前記コンパレータ３１
の出力はＨ（Ｈｌｇｈ、即ち１）となり前記ブロワ２７
のモータＭが回転する。同時に前記温度センサ３０が所
定の温度より低いことを示している場合前記フンパレー
タ３２の出力はＬ（Ｌｏｗ　、即ち０）となるのでその
反転信号と前記コンパレータ３１の信号との論理積出力
がＨとなり前記ヒータ２６は発熱する。

斯して、用紙が高湿状態にあり、かつ、機械が未だ冷え
ている場合には前記ヒータ２６１Ｃよってカセット内の
用紙をその最上層のものから加熱乾燥せしめるものであ
る。

尚、機械が充分圧暖まれば前記コンパレータ３２の出力
はＨとなりその結果前記論理積出力はＬとなるので前記
ヒータ２６への通電は断たれ電力を浪費することがない
。又、用紙が充分低湿の場合は前記ブロワ２７は回転し
ないから、更に用紙の乾燥が進み、その結果転写時のト
ナー・イクスプロージゴン等を生ずるということもない
。

本発明は以上説明した通りＫＩＩＩ成し、かつ、動作す
るので送風系はや匁複雑となるがカセット内圧収納した
用紙の浸度を使用直前に適切な値に収めることが可能と
なるので複写機等の用紙吸湿によるトラブルを防止し高
品質のコピー或は印刷を得る上で極めて効果的である。

尚、本発明は必ずしも上述の実施例に示す機構に限定さ
れるものではなく、例えば前記ガイド・レール２を除去
し代りに前記熱風送出部材３の一縁を機械のカセット装
着部に回動自在に取り付け、カセットの着脱に応じて前
記防湿蓋１１に設けた開閉自在の熱風導入口１５と保合
、離脱するよ５忙構成することも可能である。これはカ
セットの着脱レバの回転に連動する適当なリンク機構を
用いれば容易に実現可能であることは自明であろう。

【図面の簡単な説明】

坑１図及び第２図は夫々本発明に係る用紙乾燥装置の一
実施例の外観を示す側面及び平面図、第３図は本発明の
用紙乾燥装置に適用するカセットの構成を示す側面断面
図、第４図は熱風送出部材と前記カセ゛ソトとの係合状
態を示す側面断面図、第５図は熱風流路及びその内部に
設ける熱源、センサ等の配置の一実施例を示す熱風流路
の構成図、第６はそのフントロール回路を示すブロック
図である。 １・・・複写機等、　３・・・熱風送出部材、５・・・
ダクト、　　６・・・カセット、　　１１・・・防湿差
、１５・・・熱風導入口 出願人　富士ゼｐツクス株式会社 第１図 第２図 第３図 手続補正書（方式） （ ％式％ ２発明の名称 カセット収納用紙の乾燥装置 ３補正をする者 事件との関係　特許出願人 ４代理人 ６補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複写機等の用紙カセット装着部近傍に所定の熱源からダ
   クトによって導びいた熱風を流出させる熱風送出部材を
   配置し、これと前記複写機等に装着すべきカセットの防
   湿蓋に設けた開閉自在の熱風導入口とを係合せしめると
   同時に前記熱風導入口を開くことによって前記カセット
   内に熱風を流入させその中に堆積した用紙を乾燥するよ
   うにしたことを特徴とするカセット収納用紙の乾燥装置
   。