JPH0895471A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0895471A
JPH0895471A JP6234725A JP23472594A JPH0895471A JP H0895471 A JPH0895471 A JP H0895471A JP 6234725 A JP6234725 A JP 6234725A JP 23472594 A JP23472594 A JP 23472594A JP H0895471 A JPH0895471 A JP H0895471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
intake port
opening
closing member
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP6234725A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Odagiri
昌之 小田切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、低温、多湿時には、結露が発生しに
くく、高温時には、器具本体の温度上昇を防止する画像
形成装置を提供するものである。 【構成】吸気口11と排気口12を形成した筐体2と、
排気口12側にファン13を有する電動機14を設け、
このファン13の回転により吸気口11と排気口12と
の間に空気流通路を形成し、この空気流通路に発熱体を
覆った発熱体を配置してなる画像形成装置において、吸
気口11側に、筐体2の外部から操作可能な操作部37
を有した開閉部材31を設けて流入空気流量を調整可能
とし、開閉部材31を吸気口11側に移動させた時、吸
気口11からの流入空気が発熱体に直接当たらないよう
に開閉部材31に遮蔽部32aを設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置の冷却装置に係り、特
に、吸気口に設けた開閉部材と発熱体との配置関係に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4に、従来のレーザプリンタの画像形
成装置を示す。レーザプリンタ1は、本体2とこの本体
2の上面開口に設けられているコンタクトガラス20上
に置かれた原稿を押える原稿押え3とからなる。
【0003】本体2は、上面と下面が開口した箱状の上
部ケース4と上面が開口した箱状の下部ケース5とから
なる。上部ケース4の前面上部には、レーザプリンタ1
を操作する操作パネル6と各種の操作釦7が取り付けら
れ、前面には、トナー像が定着された複写用紙を受ける
給紙受け皿(図示せず)を取付ける受け皿取付部8が開
口して形成されている。さらに、上部ケース4の側面
(右)9には、外気を本体2内に吸い込むため長手方向
に複数の孔を形成した吸気口11が形成され、この吸気
口11は、上下方向に吸気口(A)11a、吸気口
(B)11b、吸気口(C)11c、吸気口(D)11
dと4つの群に別けて形成されている。さらに、側面
(左)10には、本体2内の空気を外に排出するための
排気口12が形成されている。
【0004】この排気口12の開口周囲の内側には、吸
気口11から本体2内に外気を吸込むとともに、外部に
排出させるための排出ファン13を有する電動機14が
取付けねじ(図示せず)で排気口12と排出ファン13
とが対向するように取付けられている。上部ケース4の
後面には、給紙カセット(図示せず)が取付けられてい
る。
【0005】上部ケース4の上部室4aの下側には、画
像形成装置の加熱ローラ17aと加圧ローラ17bとか
らなる定着器17を覆う発熱体カバー18が取付けられ
ている。加熱ローラ17aの内部には、発熱源である例
えばハロゲンランプ等の発熱体(図示せず)が取付けら
れている。
【0006】画像形成装置の内部には、高温を発生する
発熱体(加熱ローラ)を内臓しているので、装置内の雰
囲気温度は高くなる。これを防ぐため、排出ファン13
により外気を吸気口11から吸い込み、装置の内部で暖
められた空気を排気口12より排気させて温度上昇を防
いでいた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のレ
ーザプリンタ等の画像形成装置の吸気口は、発熱体を効
率よく冷却するため、発熱体の近くに設けられていると
ともに、発熱体カバー全体に外気が当たるように設けら
れている。一方、レーザプリンタ等の加熱ローラに用い
られるヒータランプは、その出力が例えば約800W以
上と比較的高く、発熱体カバの表面はかなり高温となる
ものであった。
【0008】高温、多湿の場合には、湿気を含んだ空気
が発熱体カバーに当たっても、発熱体カバーの表面が高
温のため、発熱体カバーに結露が発生するという問題は
なかった。
【0009】しかし、外気が低温、多湿の場合には、吸
気口より水分を多く含んだ冷たい空気が、直接高温の発
熱体カバーに当たることから、発熱体カバーに結露が発
生するという問題があった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、低温、多湿時に、結露が発生しにくく、高温時に
は、発熱体カバーの温度上昇を防止する画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、吸気口と排気口を形成し
た筐体と、前記排気口側にファンを有する電動機を設
け、このファンの回転により前記吸気口と前記排気口と
の間に空気流通路を形成し、この空気流通路に発熱体を
配置してなる画像形成装置において、前記吸気口側に、
前記筐体の外部から操作可能な操作部と通気孔および遮
蔽部を有した開閉部材を設けて流入空気流量を調整可能
とし、前記開閉部材を前記吸気口側に移動させた時、前
記吸気口からの流入空気が前記発熱体に直接当たらない
ように前記吸気口の一部を前記開閉部材の遮蔽部で遮蔽
したことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記の構成において、開閉部材31を吸気口1
1から退避させている時は、吸気口11からの外気が発
熱体カバー18の側面に当るとともに、発熱体カバー1
8の上部を外気が排気口12側に向かって流れることに
より、発熱体カバー18の熱を奪って、器具本体2の温
度上昇を防止する。
【0013】外気が低温、多湿の場合には、開閉部材3
1を吸気口11と対向すると、吸気口より水分を多く含
んだ冷たい空気が吸気口11から流れ込むが、開閉部材
主体32の下部に遮蔽部32aが設けられているので、
発熱体カバー18に冷たい空気が直接当たず結露しにく
くなる。
【0014】
【実施例】以下、図1、図2、図3を参照して本発明の
実施例を説明する。図1は本発明の一実施例に係るレー
ザプリンタの画像形成装置の全体構造を示す斜視図およ
び断面図である。なお、従来技術と同一のものは、同一
番号を付して説明する。
【0015】本体2は、従来技術と同様に、上部室4a
と下部室5aとからなり、上部室4aと下部室5aに
は、図示しないレーザプリンタの複写装置が配置されて
いる。複写装置は、光学系装置、複写処理部、複写紙搬
送部とからなり、光学系装置は、光源等にり、上部室4
aの開口上面部に取付けたコンタクトガラス20の上に
原稿押え3により密着状に固定された原稿を露光するこ
とができるようになっている。
【0016】複写処理部は、一方向に回転する感光体ド
ラムの周囲に、帯電チャージャ、現像装置、転写チャー
ジャ、クリーナ装置等の順に配設した構成であり、帯電
チャージャにより均一に帯電させられた感光体ドラムの
表面に、上記光学系装置から送られてきた原稿像を結像
させることにより静電潜像を形成し、現像装置によりト
ナー像を顯像化し、転写チャージャによりトナー像を複
写紙上に転写し、複写紙搬送部に送られる。
【0017】複写紙搬送部は、給紙ローラ、定着装置、
排出ローラ等から構成され、給紙ローラで送られてきた
複写紙上にトナー像が転写チャージャにより転写され
る。このトナー像は、定着装置により定着され、その後
排出ローラにより受け皿に排出される。
【0018】上記定着装置は、従来技術で説明したよう
に、加熱ローラ17aと加圧ローラ17bとからなる定
着器17を取付けた発熱体カバー18とからなり、加熱
ローラ17aの内部には、発熱源である例えばハロゲン
ランプ等の発熱体(図示せず)が取付けられている。
【0019】上部ケース4には、従来技術と同様に、吸
気口11と排気口12とが形成されている。31は、図
3に示すように、断面略T字状で、吸気口からの外気の
吸込み量を調整する開閉部材で、この開閉部材31は、
断面略I字状の開閉部材主体32とこの主体32の上部
に設けた断面略一字状のスライド部材33とからなる。
開閉部材主体32の上部には、略長方形の通気孔35を
設け、この通気孔35の下部は、後述する吸気口(C)
11c、吸気口(D)11dを塞ぐ遮蔽部32aが設け
られている。
【0020】さらに、遮蔽部32aの一方の面の下端両
端部には、上面が平坦面36aとした断面略三角形をし
た係合突起36を設けられ、スライド部材33の上面部
にはつまみ部37が形成されている。
【0021】上部室4aの吸気口11側の上面部40
に、断面略長方形をした挿入孔38を設けるとともに、
側面(右)9の内側で、吸気口11の下面部に開閉部材
主体32を支持する断面略コ字状をした支持部材39が
設けられている。この支持部材39と側面(右)9の間
は、上部ケース4の上面40に設けた挿入孔38と同一
の形状をした支持部材孔41が形成されている。
【0022】開閉部材31を上部ケース4の挿入孔38
から挿入すると、図2に示すように、上部ケース4の内
側に設けた支持部材39の下面と、開閉部材31の設け
た係合突起36の平坦面36aとが係合するとともに、
スライド部材33の下面と上部ケース4の上面とで当接
し、図1[A]の矢印X、Yに示すようにスライド自在
に取付けられている。
【0023】開閉部材31を閉めている状態(図2
[B])での各構成部材の関連寸法を示す。吸気口
(C)11cの下面までのB寸法と発熱体カバー18の
上面までのA寸法とは、B≦A、開閉部材31の通気孔
35のC寸法と上記B寸法とは、B≧Cである。
【0024】実施例での作用を記載する。図1[B]
は、開閉部材31を開けている状態で、吸気口11から
外気が矢印のように流れ込み、発熱体カバー1
8の側面に外気が当るとともに、発熱体カバー18
の上部を外気が排気口12側に向かって流れること
により、発熱体カバー18の熱を奪って加熱ローラ17
aを冷却することにより、器具本体2の温度上昇を防止
する。
【0025】図2[B]は、開閉部材31を閉けている
状態で、吸気口11から外気が矢印のみに流れ込む
ので、吸気口11側の発熱体カバ18の側面18aには
外気が当たらない。従って、発熱体カバー18の上面側
のみを矢印のように空気が流れることにより、発熱
体カバー18の上面から熱を奪い、排気口12から排出
して発熱体カバー18全体を冷却する。
【0026】外気が低温、多湿の場合には、吸気口より
水分を多く含んだ冷たい空気が吸気口11から流れ込む
が、開閉部材主体32の下部に遮蔽部32aが設けられ
ているので、発熱体カバー18に水分を多く含んだ冷た
い空気が直接当たらないので結露しにくくなる。
【0027】なお、吸気口11と排気口12は、実施例
では、上部ケース4に設けられているが、下部ケース5
に設けてもよいし、上部ケース4と下部ケース5に跨が
って設けてもよい。
【0028】なお、詳細な説明では、発熱体カバー18
について説明したが、発熱体カバー18を設けない発熱
体である加熱ローラ17aが筐体中に露出したもので
も、同様な効果を奏する。
【0029】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、吸
気口側に、筐体の外部から操作可能な操作部を有した開
閉部材に設けて流入空気流量を調整可能とし、発熱体の
上面、側面に外気が当たるように開閉部材設けたので、
器具本体の温度上昇を防止することができる。
【0030】外気が低温、多湿の場合には、開閉部材を
吸気口側に移動させ、吸気口からの流入空気が発熱体に
直接当たらないように開閉部材に遮蔽部を設けたので、
水分を含んだ低温、多湿の空気が発熱体に直接当たらず
結露しにくくなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】[A]本発明の一実施例に係るレーザプリンタ
の画像形成装置の全体構造(開閉部材を開けた状態)を
示す斜視図。 [B]本発明の一実施例に係る画像形成装置の筐体中の
空気の流れを示し、開閉部材を開けている状態を示す断
面図。
【図2】[A]本発明の一実施例に係るレーザプリンタ
の画像形成装置の全体構造(開閉部材を閉めた状態)を
示す斜視図。 [B]本発明の一実施例に係る画像形成装置の筐体中の
空気の流れを示し、開閉部材を閉めている状態を示す断
面図。
【図3】本発明の開閉部材の全体構造を示す斜視図。
【図4】[A]従来技術に係るレーザプリンタの画像形
成装置の全体構造を示す斜視図。 [B]従来技術に係る画像形成装置の筐体中の空気の流
れを示す断面図。
【符号の説明】
2…本体(筐体), 11…吸気口, 12…排気口, 13…ファン, 14…電動機, 18…発熱カバ体(発熱体), 31…開閉部材, 32a…遮蔽部, 37…つまみ部(操作部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気口と排気口を形成した筐体と、 前記排気口側にファンを有する電動機を設け、このファ
    ンの回転により前記吸気口と前記排気口との間に空気流
    通路を形成し、この空気流通路に発熱体を配置してなる
    画像形成装置において、 前記吸気口側に、前記筐体の外部から操作可能な操作部
    と通気孔および遮蔽部を有した開閉部材を設けて流入空
    気流量を調整可能とし、 前記開閉部材を前記吸気口側に移動させた時、前記吸気
    口からの流入空気が前記発熱体に直接当たらないように
    前記吸気口の一部を前記開閉部材の遮蔽部で遮蔽したこ
    とを特徴とする画像形成装置。
JP6234725A 1994-09-29 1994-09-29 画像形成装置 Pending JPH0895471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6234725A JPH0895471A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 画像形成装置

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JP6234725A JPH0895471A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 画像形成装置

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JPH0895471A true JPH0895471A (ja) 1996-04-12

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ID=16975399

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JP6234725A Pending JPH0895471A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 画像形成装置

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JP (1) JPH0895471A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030067152A (ko) * 2002-02-07 2003-08-14 삼성전자주식회사 전자사진방식 화상형성장치의 냉각장치
JP5225677B2 (ja) * 2006-06-30 2013-07-03 三菱電機株式会社 乗客コンベア

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