JPH1184962A - 筐体換気装置およびそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

筐体換気装置およびそれを用いた画像形成装置

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JPH1184962A
JPH1184962A JP9248381A JP24838197A JPH1184962A JP H1184962 A JPH1184962 A JP H1184962A JP 9248381 A JP9248381 A JP 9248381A JP 24838197 A JP24838197 A JP 24838197A JP H1184962 A JPH1184962 A JP H1184962A
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JP
Japan
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housing
opening
air
unit
recess
Prior art date
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Pending
Application number
JP9248381A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Takayama
守 高山
Junji Shirakawa
順司 白川
Takayuki Soan
隆行 宗安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Publication of JPH1184962A publication Critical patent/JPH1184962A/ja
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】外観に影響を及ぼさない位置に吸気用開口部を
設け、十分な空気を取り入れることを可能にした新規な
換気装置を提供する。 【解決手段】筐体(1)表面に対し開閉自在に装着された
開閉部材(2)と、該開閉部材に形成された凹部(2b)を有
する取手部(3)と、該取手部の凹部に連通して形成され
た筐体の開口部(2c)と、筐体の側面に形成された排気口
(1b)と、前記凹部から取り込まれた空気を前記開口部を
経て筐体内を循環させ、前記排気口へ導く空気流形成手
段(5)とを有する筐体換気装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置内に外気を取
り込み、装置内に存在する汚れた空気等を空気流で案内
除去して装置外へ排気する筐体換気装置に関する。な
お、本発明に係る換気装置は特に適用対象となる装置を
限定するものではないが、以下の説明においては画像形
成装置に適用する場合を例示し説明する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置としては、周知の電子写真
プロセスを用いて用紙等の記録材上に画像を記録形成す
るものや、電子写真プロセスを用いない方式で記録材上
に画像を記録形成するものが存在が、以下の説明におい
ては、電子写真プロセスを用いた画像形成装置を例にあ
げて説明する。
【0003】電子写真プロセスを用いる画像形成装置の
印写部には、感光体を帯電させたり、感光体に形成され
たトナー像を用紙へ転写させるためのコロナ放電器が設
けられており、コロナ放電器は高圧電圧の印加によりオ
ゾンを発生する。また、前記トナー像を形成する工程、
即ち現像工程においては、若干の現像剤が飛散してしま
うので、この飛散した現像剤が装置内を浮遊する。ま
た、印写部への用紙搬送過程において、用紙からは紙粉
が発生し、この紙粉が装置内を浮遊する。さらに、モー
タ等の回転体や制御基板においては印刷動作に伴い温度
上昇が生じる。
【0004】上記の様にして発生したオゾン、浮遊現像
剤、浮遊紙粉、発熱部等の温度上昇(以下、便宜上、こ
れらをまとめて「不要物」と称する。)は、装置内の部
品の劣化を招くばかりでなく、印刷品質の低下を招く要
因となる。
【0005】そこで、上記不要物を除去するために従来
の画像形成装置においては、図6に示す様に装置背面ま
たは側面の外装カバー14にスリット状の吸気用風穴8
を設け、吸気用風穴8から取り込まれた空気7が排気装
置5に向かって流れる様に送り込まれ、図示しないフィ
ルタ等を介して装置背面または側面から排出される構成
が採用されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
を採用する場合には、外観上の見栄えが悪くなる等の理
由から、装置正面あるいは上面の外装カバーに吸気用風
穴を設けることを極力避け、また、背面あるいは側面の
外装カバーに関しても外観上の理由から数多くの風穴を
設けることは好ましくないため、必要量の空気を十分に
取り込むことができず、前記不要物を含んだ空気が装置
内を循環してしまい、装置内部品の劣化および印刷品質
の低下を招くという問題があった。
【0007】本発明の目的は、外観に影響を及ぼさない
位置に吸気用開口部を設けるとともに、十分な空気を取
り入れることを可能にした新規な換気装置およびそれを
用いた画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、筐体表面
に対し開閉自在に装着された開閉部材と、該開閉部材に
形成された凹部を有する取手部と、前記取手部の凹部に
連通して形成された筐体の開口部と、前記筐体の側面に
形成された排気口と、前記凹部から取り込まれた空気を
前記開口部を経て筐体内を循環させ、前記排気口へ導く
空気流形成手段とを有することにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例によ
る画像形成装置を示す斜視図、図2はその側面断面図で
ある。
【0010】図において、1は図示しない給紙カセット
等より給紙される用紙上に画像を記録形成する印写ユニ
ットである。印写ユニット1の正面には、矢印A方向へ
開閉自在に支持された外装カバー2が設けられており、
外装カバー2は印写ユニット1内に詰った用紙を除去す
る場合や、消耗部品を交換する場合などに開閉される。
外装カバー2には、外装カバー2の側面2aと、側面2
aに形成された凹部2bによって形成される取手部3が
形成されている。また、外装カバー2の取手部3背後に
は、凹部2bに連通した開口部2cが形成されている。
【0011】さらに、印写ユニット1の背面1aには排
気口1bが設けられている。印写ユニット1内には、電
子写真プロセスの実行に関与する周知の構成要素を含む
プロセスエンジン4が搭載されており、プロセスエンジ
ン4の配置条件等を考慮した上、適切とされる位置にブ
ロアーやファン等の空気流形成装置5が設けられてい
る。なお、図において6はフィルタを示す。
【0012】上記構成により、凹部2bから取り込まれ
た新鮮な空気7は、開口部2cを経て装置内に送り込ま
れ、空気流形成装置5によって形成される空気の流れに
沿って排気口1bへ導かれる。印写ユニット1内の不要
物を含んだ空気はフィルタ6を介して装置外部へ排出さ
れ、また、発熱部等の冷却に用いられた空気は空気流形
成装置5から送り出される。
【0013】なお、本発明は、新鮮な空気7の取り込み
を上述の凹部2bおよび開口部2cのみで行ってもよい
が、これに限定されるものではなく、図1に示す様に印
写ユニット1の側面1cに設けた空気取込み用の風穴8
との共同により空気を取り込んでもよい。そして、この
様に構成することにより、外観上、露出する部位におけ
る風穴の数を最少限に抑えることが可能になる。また、
装置内を浄化するための新鮮な空気を充分に取り込むこ
とが可能になる。
【0014】次に、本発明の第2の実施例を図3および
図4を参照しながら説明する。図3は本発明による画像
形成装置の一実施例を示す斜視図、図4はその側面断面
図である。
【0015】図において、1は用紙に画像を記録形成す
る印写ユニットである。印写ユニット1の下部には、印
写ユニット1へ用紙9を給送する給紙ユニット10が配
置されている。給紙ユニット10は、給紙ユニット10
に対し引き出し自在に支持された用紙収容ユニット11
と、用紙収容ユニット11の側面11aおよびこの側面
11aに形成された凹部11bによって形成される取手
部11cと、凹部11bに連通するとともに用紙収容ユ
ニット11の引き出し方向Bに対しほぼ直角に形成され
た縦孔部11dとを有する。
【0016】一方、印写ユニット1は、縦孔部11dに
連通する開口部1dと、印写ユニット1の背面1aに形
成される排気口1bと、上述の凹部11bから取り込ま
れた空気7を縦孔部11dおよび開口部1dを経て排気
口1bへ導く空気流形成装置5とを有する。
【0017】空気流形成装置5はブロアーやファン等に
よって構成され、装置外部の新鮮な空気を、凹部11
b、縦孔部11dおよび開口部1dを経て印写ユニット
1内部へ導く。印写ユニット1内部にて不要物を含んだ
空気はフィルタ6を介して装置外部へ排出され、また、
発熱部等の冷却に用いられた空気は空気流形成装置5か
ら送り出される。
【0018】図5は本発明の画像形成装置の第3の実施
例を示す側面断面図である。図4の構成と異なる点は、
主として用紙収容ユニットを印写ユニット1の下部に複
数積み重ね配置させた点である。この様にして用いる場
合、最下部の用紙収容ユニット12と印写ユニット1と
の間に配置される用紙収容ユニット13においては、縦
孔部13aを用紙収容ユニット下面13bを貫通させて
設けることが好ましい。これによって、給紙ユニットに
設けられた給紙ローラ等の給紙機構(図示せず)の冷却
をも効率よく行うことが可能になる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外観に影
響を及ぼさない開閉部材の取手部に吸気用開口部を設
け、十分な空気を取り入れることを可能にした新規な換
気装置を提供することができる。また、吸気用開口部の
設置位置のレイアウトに規制されることがなく、外観に
おける効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図。
【図2】図1の側面断面図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す斜視図。
【図4】図3の側面断面図。
【図5】本発明の第3の実施例を示す側面断面図。
【図6】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…印写ユニット、2…外装カバー、2a…外装カバー
側面、2b…凹部、3…取手部、2c…開口部、1a…
印写ユニット背面、1b…排気口、4…プロセスエンジ
ン、5…空気流形成装置、6…フィルタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体表面に対し開閉自在に装着された開閉
    部材と、 該開閉部材に形成された凹部を有する取手部と、 前記取手部の凹部に連通して形成された筐体の開口部
    と、 前記筐体の側面に形成された排気口と、 前記凹部から取り込まれた空気を前記開口部を経て筐体
    内を循環させ、前記排気口へ導く空気流形成手段とを有
    することを特徴とする筐体換気装置。
  2. 【請求項2】筐体表面に開閉自在に装着された外装カバ
    ーと、 該外装カバーに形成された凹部を有する取手部と、 前記取手部の凹部に連通して形成された筐体の開口部
    と、 前記筐体の側面に形成された排気口と、 前記凹部から取り込まれた空気を前記開口部を経て筐体
    内を循環させ、前記排気口へ導く空気流形成手段とを有
    することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】用紙に画像を記録形成する印写ユニット
    と、該印写ユニットの下部に配置され、前記印写ユニッ
    トへ用紙を給送する給紙ユニットとを有する画像形成装
    置において、 前記給紙ユニットは、該給紙ユニットに対し引き出し自
    在に支持された用紙収容ユニットと、該用紙収容ユニッ
    トの側面に形成された凹部によって形成される取手部
    と、前記凹部に連通して形成された孔部とを有し、 前記印写ユニットは、前記前記給紙ユニットの孔部に連
    通する開口部と、前記印写ユニットの側面に形成される
    排気口と、前記凹部から取り込まれた空気を前記孔部お
    よび開口部を経て筐体内を循環させ、前記排気口へ導く
    空気流形成手段とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】前記給紙ユニットの前記孔部が給紙ユニッ
    ト下面を貫通して形成されていることを特徴とする請求
    項3記載の画像形成装置。
JP9248381A 1997-09-12 1997-09-12 筐体換気装置およびそれを用いた画像形成装置 Pending JPH1184962A (ja)

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