JPS5935193B2 - 発光素子 - Google Patents

発光素子

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JPS5935193B2
JPS5935193B2 JP51064868A JP6486876A JPS5935193B2 JP S5935193 B2 JPS5935193 B2 JP S5935193B2 JP 51064868 A JP51064868 A JP 51064868A JP 6486876 A JP6486876 A JP 6486876A JP S5935193 B2 JPS5935193 B2 JP S5935193B2
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JP
Japan
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gap
light emitting
type gap
type
layer
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Expired
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JP51064868A
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JPS52147088A (en
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進 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、リン化ガリウム(以下、GaPと記す。
)発光素子の製造方法に係り、特に発光効率の高いGa
P発光素子に関する。一般にGaP発光素子はPN接合
を有するGaP結晶に亜鉛と酸素とを適当量添加(ドー
プ)することにより赤色発光が得られ、また、窒素をド
ープすると緑色発光が得られることが知れている。
いま、GaP緑色発光素子を例にとつて従来のGaP発
光 ヱを説明する。第1図は従来の緑色発光素子の要部
の模式断面図である。第1図において、1はN形GaP
基板、2はN形GaP基板1上に液相エピタキシャル成
長で設けられイオウ、テルルなどのN形不純物と緑色発
光するための窒素とをドープされた第1のエピタキシャ
ル成長N形GaP層(以下、「第1のN形GaP成長層
」と略記する。)、3は第1のN形GaP成長層2上に
形成された亜鉛などのP形不純物がドープされたP形G
aP層、4は第1(7)N形GaP成長層2とP形Ga
P層3とにより形成されるPN接合である。次に、上記
の緑色発光素子の製造方法を説明する。
液体封じ込め高圧引上げ法(LiquidEnca−p
sulutionC2ochralshiMethod
)によつて得られたN形GaP基板1とN形不純物とし
てイオウあるいはテルルをドープしたGaP結晶成長用
融液とを温度1000〜1100℃で対接し、しかる後
、所定の冷却速度で上記GaP結晶成長用融液を冷却す
る。
この結果、上記N形GaP基板1上に第1のN形成長G
aP層2(以下、「第1())GaP成長層」と略記す
る。)が成長する。次に、この第1のN形GaP成長層
2とP形の不純物、例えば亜鉛をドープした結晶成長用
融液とを、やはり1000〜1100℃で対接させP形
GaP層3を成長させる。このようにして、PN接合4
を形成する。GaP緑色発光素子の場合、発光に寄与す
る緑色発光中心濃度を上げるために窒素のドーピングを
上記第1のN形GaP成長層2を得る際に行う。しかし
、このような方法では、十分に発光効率の高いGaP発
光素子を得ることができない欠点があつた。N形GaP
基板1は、液相エピタキシャル成長法によつて、得られ
た結晶とくらべて、ケイ素、酸素等の不純物が多く、ま
た多くの欠陥を含んでいることが知れてι)る。
このため、N形GaP基板1中の不純物、欠陥等がPN
接合面4に導入されるのをできるだけ少くするために、
第1のN形GaP成長層2の厚みを十分にする方法がと
られているが、第1のN形GaP成長層2が厚くなると
第10)N形GaP成長層2内の不純物濃度分布が不均
一になり、最適の不純物濃度を再現性よく制御すること
が難しくなる。また緑色発光素子を得る場合には、第1
0)N形GaP成長層2に窒素のドーピングを行なつて
いるが、第1(7)N形GaP成長層2内の窒素濃度の
制御が難しく窒素濃度に大きなばらつきが生じ、やはり
最適の窒素濃度をもつ第10)N形GaP成長層2を再
現性よく得られない欠点があつた。この発明は、上記の
点に鑑みなされたもので、第10)N形GaP成長層へ
のN形GaP基板に含れる不純物、欠陥等の導入を防止
した高効率GaP発光素子を提供することを目的とした
ものである。
以下、実施例によりこの発明を説明する。
第2図は、この発明の一実施例である緑色発光素子の要
部の模式断面図である。
第2図において、5はN形GaP基板1上に不純物を添
加しない融液よりの液相エピタキ成長により設けられた
N形の第2のエピタキシヤル成長N形GaP層(以下、
「第2のN形GaP成長層」と略記する。)である。以
下、上記の実確例の緑色発光素子の製造方法を説明する
N形GaP基板1に不純物濃度1X1016(177!
−3以下の不純物を添加しない(UndOped:アン
ドープ)の第2のN形GaP成長層5を成長開始温度9
50℃から成長させる。
すなわち成長開始温度950℃とし水素ガス雰囲気中で
、冷却速度、例えば0.5℃τで不純物濃度が1X10
16cfrL−3以下のアンドープの第2のN形GaP
成長層5を十分の厚さに形成さす。このとき、雰囲気ガ
ス中に微量のアンモニアを含んでもよい。このアンドー
プの第2のN形GaP成長層5上にN形不純物としてテ
ルルまたはイオウをドープした不純物濃度が2X101
7C!RL−3の第のN形GaP成長層2を成長開始温
度950℃から成長させる。この時、緑色発光中心とな
る窒素をドープするために雰囲気ガスとしてアンモニア
を微量含む水素ガスを用いる。窒素をドープした第10
N形GaP成長層2上に亜鉛をドープした不純物濃度1
X10儂−3のP形GaP層3を成長開始温度900℃
から成長させる。このようにして得られたウエハから緑
色発光素子をつくると、従来の方法により得られた緑色
発光素子の発光効率が0.02〜0.05%程度であつ
たものが0.1−0.2%と4倍から10倍の高い発光
効率の緑色発光素子が再現性よく得られるようになつた
上記の方法は、アンドープの第2のN形GaP成長層5
と、N形不純物をドープした第10)N形GaP成長層
2を別個の融液から液相エピタキシヤル成長を行う方法
についてのべたが、アントフb第2のN形GaP成長層
5とドーブした第1のN形GaP成長層2とを、同じ結
晶成長用融液で連続的に行なつてもよい。
つまり、気相ドーピングの方法を用いることにより、最
初の一定時間、ドーピングガスを流すのを停止しアンド
ープの第2のN形GaP成長層5が十分の厚みに達した
後、ドーピングガスを流すことによつて第10)N形G
aP成長層2を成長させ、アンドープの結晶第2のN形
GaP成長層5とドープした第10)N形GaP成長層
2を得るようにしても効果のあることはもちろんである
。また、上記の方法は、アンドープの第2のN形GaP
成長層5上に緑色発光素子を2重液相エピタキシヤル成
長法によつて得る方法についてのべたが、P形GaP層
3を拡散により形成しても効果のあることもちろんであ
る。
以上の説明は、この発明を緑色発光素子に適用した場合
について述べたが、この発明は、赤色発光素子にも同様
に適用できるものである。
以上詳述したように、この発明による発光素子において
は、N8GaP基板と第1のエピタキシヤル成長N形G
aP層との間に、不純物が添加されないでN形の伝導形
を有する第2のエピタキシヤル成長N形GaP層を設け
たので、N形GaP基板に含まれるケイ素、酸素などの
不純物および欠陥が発光領域を形成する第1のエピタキ
シヤル成長GaP層へ導入されるのを防ぐので、従来の
発光素子に比べ、発光領域に非発光結合中心の原因とな
る不純物、欠陥などが少なく、その結果、尚い発光効率
が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のGaP発光素子の要部の模式断面図、第
2図はこの発明の実施例のGaP発光素子の要部の模式
断面図である。 図において、1はN形GaP基板、2は第1のエピタキ
シヤル成長N形GaP層、3はP形GaP層、4はPN
接合、5は第2のエピタキシヤル成長N形GaP層であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 GaP基板、このGaP基板上に設けられた第1導
    電型の第1GaP成長層、この第1GaP成長層上に隣
    接して設けられた第2導電型のGaP成長層、上記Ga
    P基板と上記第1GaP成長層との間に設けられ、上記
    第1GaP成長層の不純物濃度よりも低い不純物濃度を
    有する第1導電型の第2GaP成長層を備えた発光素子
JP51064868A 1976-06-01 1976-06-01 発光素子 Expired JPS5935193B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP51064868A JPS5935193B2 (ja) 1976-06-01 1976-06-01 発光素子

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JP51064868A JPS5935193B2 (ja) 1976-06-01 1976-06-01 発光素子

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JPS52147088A JPS52147088A (en) 1977-12-07
JPS5935193B2 true JPS5935193B2 (ja) 1984-08-27

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ID=13270549

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6194887A (ja) * 1984-10-15 1986-05-13 Nippon Kokan Kk <Nkk> 係船索自動繰り出し装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923578A (ja) * 1982-07-29 1984-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発光半導体装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940492A (ja) * 1972-08-19 1974-04-16

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