JPS5933544B2 - 電解二酸化マンガンの製造法 - Google Patents
電解二酸化マンガンの製造法Info
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- JPS5933544B2 JPS5933544B2 JP55098314A JP9831480A JPS5933544B2 JP S5933544 B2 JPS5933544 B2 JP S5933544B2 JP 55098314 A JP55098314 A JP 55098314A JP 9831480 A JP9831480 A JP 9831480A JP S5933544 B2 JPS5933544 B2 JP S5933544B2
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- Japan
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- manganese dioxide
- electrolytic manganese
- electrolytic
- sulfuric acid
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- Expired
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、乾電池特性に優れた電解二酸化マンガンを製
造する方法に関するものであつて、簡単で、しかも優れ
た特性を有する電解二酸化マンガン（以下ＥＭＤと云う
）を提供するにある。
造する方法に関するものであつて、簡単で、しかも優れ
た特性を有する電解二酸化マンガン（以下ＥＭＤと云う
）を提供するにある。
ＥＭＤを製造するには、一般的には電解槽で硫酸マンガ
ン溶液を電解液として電解し、陽極板上にＥＭＤを析出
させて製造する。第１図は上述の普通法を示すフローシ
ートであつて、電極板から剥離されたＥＭＤを温洗滌に
よつてパラフィン等を除去し、中和、水洗、乾燥、粉砕
して製品とする。一般に電解法で得られるＥＭＤであつ
て乾電池用に使用されるものは通常Ｍｎ０２９０〜９２
％のもので、その他のＭｎ分はＭｎ３ｏ４、Ｍｎ２Ｏ３
、Ｍｎ０の如き低級酸化物である。
ン溶液を電解液として電解し、陽極板上にＥＭＤを析出
させて製造する。第１図は上述の普通法を示すフローシ
ートであつて、電極板から剥離されたＥＭＤを温洗滌に
よつてパラフィン等を除去し、中和、水洗、乾燥、粉砕
して製品とする。一般に電解法で得られるＥＭＤであつ
て乾電池用に使用されるものは通常Ｍｎ０２９０〜９２
％のもので、その他のＭｎ分はＭｎ３ｏ４、Ｍｎ２Ｏ３
、Ｍｎ０の如き低級酸化物である。
しかし、上述の低級酸化物は乾電池特性上は好ましくな
く、その為かゝる低級酸化物を除去するため希硫酸の存
在下で湿式粉砕する事が知られている（特公昭５１−２
４９９９号公報）。
く、その為かゝる低級酸化物を除去するため希硫酸の存
在下で湿式粉砕する事が知られている（特公昭５１−２
４９９９号公報）。
しかし、上述の湿式粉砕法は工程が繁雑であるばかりか
、前述の電解法により得られや製品ＥＭＤが緻密な結晶
状のものとして得られるため、粉砕が困難であり、従つ
て低級酸化物の除去は必らずしも充分ではない。本発明
は特許請求の範囲に記載した構成とすることにより、堺
級酸化物を除去した乾電池特性に優れたＥＭＤを簡単に
得ることができた。
、前述の電解法により得られや製品ＥＭＤが緻密な結晶
状のものとして得られるため、粉砕が困難であり、従つ
て低級酸化物の除去は必らずしも充分ではない。本発明
は特許請求の範囲に記載した構成とすることにより、堺
級酸化物を除去した乾電池特性に優れたＥＭＤを簡単に
得ることができた。
さらに本発明を詳細に説明すれば、電解槽内に硫酸マン
ガン溶液ケ入れ、これを電解液とし、さらに該電解液に
おゝむ“゛ｏμ以下好ましくは３０μ以下のマンガン酸
化物を−濤せしめた後、電解処理する。
ガン溶液ケ入れ、これを電解液とし、さらに該電解液に
おゝむ“゛ｏμ以下好ましくは３０μ以下のマンガン酸
化物を−濤せしめた後、電解処理する。
絃に、上述の如くマンガン酸化物のスラリーを電解液に
懸濁せしめて電解する方法（以下スラリー法と云う）と
、該マンガン酸化物のスラリーを懸濁しないで電解する
方法（以下普通法と云う）によつて得られるＥＭＤの物
性を比較すると第１表の通りである。
懸濁せしめて電解する方法（以下スラリー法と云う）と
、該マンガン酸化物のスラリーを懸濁しないで電解する
方法（以下普通法と云う）によつて得られるＥＭＤの物
性を比較すると第１表の通りである。
第１表
第１表中の嵩比重は大なる程一定容積中の量が多くなり
、それに比例して性能は向上する。
、それに比例して性能は向上する。
また、ＢＥＴ法による比表面積は、嵩比重との相関はみ
られず、寧ろＥＭＤの内部空孔を表示するものであつて
、ＢＥＴ法による比表面積が大きいことは内部空孔が多
いことを意味する。このことは電池特性にとつてプラス
であると云われているが、第１表に示される程度の差で
は特に電池特性に直ちに影響を及ぼすものでなく、従つ
てスラリー法によるＥＭＤは乾電池用として使用するこ
とが実証される。処で、スラリー法によつて得られるＥ
ＭＤは、前述普通法によつて得られるＥＭＤと同様γ一
ＭｎＯ２であるが、普通法のＥＭＤが緻密な結晶状であ
るのに対し、その結晶はやＸ粗状のもので崩れ易い。
られず、寧ろＥＭＤの内部空孔を表示するものであつて
、ＢＥＴ法による比表面積が大きいことは内部空孔が多
いことを意味する。このことは電池特性にとつてプラス
であると云われているが、第１表に示される程度の差で
は特に電池特性に直ちに影響を及ぼすものでなく、従つ
てスラリー法によるＥＭＤは乾電池用として使用するこ
とが実証される。処で、スラリー法によつて得られるＥ
ＭＤは、前述普通法によつて得られるＥＭＤと同様γ一
ＭｎＯ２であるが、普通法のＥＭＤが緻密な結晶状であ
るのに対し、その結晶はやＸ粗状のもので崩れ易い。
その為本発明では上述スラリー法によつて得られたＥＭ
Ｄを電極板から剥離し、荒砕きされたそのままのものを
硫酸処理する。
Ｄを電極板から剥離し、荒砕きされたそのままのものを
硫酸処理する。
即ち、スラリー法によるＥＭＤは粗い結晶状のものであ
るから、硫酸はＥＭＤ内部まで充分に侵入し、ＥＭＤ中
の低級酸化物を溶解して除去することができる。上述の
低級酸化物の除去は１〜７０％好ましくは５〜４０％の
硫酸溶液に３０〜６０分浸漬処理することにより達成で
きる。この場合、当然の事ながら電極板から剥離され荒
砕きされたものを、さらに１０１１１１以下に粉砕する
ことによつて、低級酸化物の除去は一層促進される。以
上の如き硫酸処理を施した後、Ｎａ２ｃＯ３溶液等のア
ルカリ溶液で硫酸を中和した後、常法に従つて水洗、乾
燥、粉砕して製造ＥＭＤを得る。
るから、硫酸はＥＭＤ内部まで充分に侵入し、ＥＭＤ中
の低級酸化物を溶解して除去することができる。上述の
低級酸化物の除去は１〜７０％好ましくは５〜４０％の
硫酸溶液に３０〜６０分浸漬処理することにより達成で
きる。この場合、当然の事ながら電極板から剥離され荒
砕きされたものを、さらに１０１１１１以下に粉砕する
ことによつて、低級酸化物の除去は一層促進される。以
上の如き硫酸処理を施した後、Ｎａ２ｃＯ３溶液等のア
ルカリ溶液で硫酸を中和した後、常法に従つて水洗、乾
燥、粉砕して製造ＥＭＤを得る。
第２図は本発明のフローシートを示したものであるが、
硫酸マンガン溶液にマンガン酸化物のスラリーを懸濁せ
しめて電解した後、電極板から剥離され、荒砕きされた
ものを稀硫酸溶液に浸漬せしめた後、中和、水洗、乾燥
、粉砕して製品とする。尚本発明の方法では、稀硫酸浸
漬処理されているから普通法における温洗滌は必要ない
。以上の如く本発明は製品ＥＭＤ中の低級酸化物を簡単
に除去することができ、従つて高性能の乾電池特性を有
する電解二酸化マンガンを簡単に得ることができる。実
施例 ２００１の内容積の電解槽に陰極として黒鉛板、陽極に
Ｔｉ板を懸吊せしめ、１モル／ｌ濃度の硫酸マンガン溶
液を電解液とし、さらに該電解液に３０μ以下に粉砕し
た二酸化マンガンを１ｔ／ｌとして電解液中に懸濁せし
め、１．６Ａ／Ｄｗｌで５日間電解した。
硫酸マンガン溶液にマンガン酸化物のスラリーを懸濁せ
しめて電解した後、電極板から剥離され、荒砕きされた
ものを稀硫酸溶液に浸漬せしめた後、中和、水洗、乾燥
、粉砕して製品とする。尚本発明の方法では、稀硫酸浸
漬処理されているから普通法における温洗滌は必要ない
。以上の如く本発明は製品ＥＭＤ中の低級酸化物を簡単
に除去することができ、従つて高性能の乾電池特性を有
する電解二酸化マンガンを簡単に得ることができる。実
施例 ２００１の内容積の電解槽に陰極として黒鉛板、陽極に
Ｔｉ板を懸吊せしめ、１モル／ｌ濃度の硫酸マンガン溶
液を電解液とし、さらに該電解液に３０μ以下に粉砕し
た二酸化マンガンを１ｔ／ｌとして電解液中に懸濁せし
め、１．６Ａ／Ｄｗｌで５日間電解した。
つぎに上述によつて得たＥＭＤを電極板より剥離し荒砕
きされたものを濃度１０％の稀硫酸に１時間浸漬し、そ
の後第２図に従つて中和、水洗、乾燥、粉砕して製品と
する。
きされたものを濃度１０％の稀硫酸に１時間浸漬し、そ
の後第２図に従つて中和、水洗、乾燥、粉砕して製品と
する。
尚比較のため普通法によつてＥＭＤを得、両者を比較し
た結果第２表の通りである。
た結果第２表の通りである。
第１図は普通法のフローシート、第２図は本発明の一例
のフローシートを示す。
のフローシートを示す。
Claims (1)
- １ マンガン酸化物のスラリーを懸濁せしめた硫酸マン
ガン溶液を電解液として電解せしめた後、電極板に析出
した電解二酸化マンガンを剥離し荒砕きしたものを稀硫
酸溶液に浸漬せしめた後、中和せしめることを特徴とす
る電解二酸化マンガンの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55098314A JPS5933544B2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | 電解二酸化マンガンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55098314A JPS5933544B2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | 電解二酸化マンガンの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5727929A JPS5727929A (en) | 1982-02-15 |
| JPS5933544B2 true JPS5933544B2 (ja) | 1984-08-16 |
Family
ID=14216452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55098314A Expired JPS5933544B2 (ja) | 1980-07-18 | 1980-07-18 | 電解二酸化マンガンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933544B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011140711A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-07-21 | Tosoh Corp | 電解二酸化マンガン及びその製造方法並びにその用途 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6321225A (ja) * | 1986-07-15 | 1988-01-28 | Japan Metals & Chem Co Ltd | 電解二酸化マンガンの製造方法 |
| DE69411838T2 (de) * | 1993-09-30 | 1999-04-22 | Mitsui Mining & Smelting Co | Verfahren zur Herstellung einer aktivem Kathodenmaterial-Formmasse für trockene Zellen. |
| CN112501635B (zh) * | 2020-10-29 | 2023-09-15 | 广西汇元锰业有限责任公司 | 一种可扩展串联式二氧化锰剥离装置 |
-
1980
- 1980-07-18 JP JP55098314A patent/JPS5933544B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011140711A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-07-21 | Tosoh Corp | 電解二酸化マンガン及びその製造方法並びにその用途 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5727929A (en) | 1982-02-15 |
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