JPS5931975B2 - 反転マスクの製造方法 - Google Patents

反転マスクの製造方法

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JPS5931975B2
JPS5931975B2 JP52128280A JP12828077A JPS5931975B2 JP S5931975 B2 JPS5931975 B2 JP S5931975B2 JP 52128280 A JP52128280 A JP 52128280A JP 12828077 A JP12828077 A JP 12828077A JP S5931975 B2 JPS5931975 B2 JP S5931975B2
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JP
Japan
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mask
chromium
oxide film
film
etching
Prior art date
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Expired
Application number
JP52128280A
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English (en)
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JPS5461478A (en
Inventor
久作 西岡
行道 金滝
充 山田
純 宇野
春幸 星加
照彦 山崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、半導体装置などの製造工程において用いら
れる反転マスクの製造方法に関するものである。
半導体装置、特に微細なパターンを有する半導体装置な
どの製造に際し、写真製版工程において使用されるマス
クは、一般にガラス等の透明基板上にクロムを被着した
もの、またはこのクロム膜上にさらに酸化クロム膜を形
成したものである。
第1図は従来のマスクの一例を示す断面図であり、図中
1はガラスなどの透明基板、2は透明基板1上に第1層
として形成されたクロム膜、3はこのクロム膜2上に第
2層として形成された酸化クロム膜である。ところで、
このマスクにパターンを形成するためのクロム膜2及び
酸化クロム膜3のエッチングには、硝酸第2セリウムア
ンモニウム〔Ce(NH4)3(NO3)6〕と過塩素
酸〔HCI04〕 との混合溶液などの薬品によるウニ
ツトケミカルエツチングが適要されている。ところが、
このウェットケミカルエッチングによりパターン形成を
行つた場合、エッチングされたパターンの画質が非常に
悪く、しかも微細なパターンの形成が困難であるため、
最近ではこれらの欠点を除去したガスプラズマまたは反
応性スパッタを利用したドライエッチング法が開発され
実用化されている。しカルて、これらのドライエッチン
グ法は、主に塩素などのハロゲン元素と酸素または空気
とを含んだ混合ガスをグロー放電させることにより、C
r+20+2CI→cro2cI2と考えられる反応に
よつてクロムをエッチング除去するものである。
この様にドライエッチング法によりマスクにパターンを
形成した状態を第2図番ど示す。
これは、先ず第1図に示した様な、透明基板1上にクロ
ム膜2及び酸化クロム膜3の二層を形成したマスクを用
意する。次に、このマスク上にフォトレジストを塗布し
、これに所望のパターンを設けクロム蝕刻用のマスク4
を形成する。その後、蝕刻用マスク4に覆われていない
部分のクロム膜2及び酸化クロム膜3をドライエツチン
グ法によりエツチング除去し、パターンが形成される。
ところが、従来のマスクではエツチングの段階において
、フオトマスクのパターンのネガとポジとを反転するこ
とはできなかつた。
具体的には、このマスクではフオトレジストにより形成
された蝕刻用マスク4直下の部分のクロム膜2及び酸化
クロム膜3をエツチング除去し、蝕刻用マスク4直下以
外のクロム膜2及び酸化クロム膜3を残存させることは
できなかつた。
すなわち、従来のマスクは、透明基板1上に第1層とし
てクロム膜2、第2層として酸化クロム膜3を形成した
ものであるため、このクロムプレート上にフオトレジス
ト、例えばAZl35O(米国のシツプレ一社商品名)
により蝕刻用マスク4を形成し、これを高周波出力16
0W(13.56MHz)、ガス圧0.3T0rr(ガ
ス組成:CCI4:空気=1:9)の条件によりガスプ
ラズマエツチングした場合、第2図に示した如く、蝕刻
用マスク4に覆われていない部分のクロム膜2及び酸化
クロム膜3がエツチング除去されることになる。
この発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、ドラ
イエツチングを行なう段階においてフオトマスクのパタ
ーンのネガとポジとが反転された反転マスクの製造方法
を提供することを目的とする。
以下第3図から第4図に基づいてこの発明を詳述する。
図中、第1図と同一または相当部分には同一符号を付し
た。
第3図において、1はガラスなどの透明基板、2は透明
基板1上に第1層として形成したクロム膜、5は高融点
金属、例えばタングステンを含む酸化クロム膜であり、
クロム膜2上に形成されている。
この第3図に示した実施例のマスクは、タングステンを
含む酸化クロム膜5を有しているため、従来のマスクと
ほぼ同様に、フオトレジストにより蝕刻用マスク4を形
成し、これを高周波出力300W(13.56MHz)
、ガス圧0.35T0rr(ガス組成:CCI4:空気
=1:9)の条件によりガスプラズマエツチングした場
合先ず第4図aに示す様に、蝕刻用マスク4の輪郭がエ
ツチングされる中間段階を経て、最終的には第4図bに
示す様に、従来のマスクとは逆にネガとポジとが反転し
て、蝕刻用マスク4直下のクロム膜2及びタングステン
を含む酸化クロム膜5がエツチング除去され、蝕刻用マ
スク4に覆われていない表面の露出した部分のクロム膜
2及びタングステンを含む酸化クロム膜5が残存するこ
とになる。
この理由としては、フオトレジストにより蝕刻用マスク
4が形成された部分では、ガスプラズマエツチングを行
なつた際には、フオトレジストが分解し、この分解生成
物中の還元性物質、例えば(H,CO)などが触媒作用
を示し、WOCI4のような揮発性物質(沸点228℃
)などを生成するため、酸化タロム膜5及びクロム膜2
のエツチングが進行するものと考えられる。
一方、蝕刻用マスク4に覆われていない部分では、タン
グステンを含んだ酸化クロム膜5において、のような反
応が起り、酸化クロム膜5の表面に不揮発性化合物が生
成されるため、この物質がガスプラズマエツチングを阻
害しているため、このような効果が得られる。
なお、この実施例では酸化クロム膜中にタングステンを
含んだものを示したが、この発明はこれに限られず、モ
リブデンなどの高融点金属を含んだ酸化クロム膜5を有
するマスクであれば同様の効果が得られる。
また、酸化クロム膜を有せず、クロム膜2のみによるマ
スクにおいても、このクロム膜2中に高融点金属を含有
させてあれば同様の効果がある。
以上の様に、この発明によれば、マスクとして透明な基
板表面にタングステンなどの高融点金属を含んだクロム
膜または酸化クロム膜を被着形成したものを使用してい
るから、ドライエツチングを行なう段階においてフオト
マスクのパターンのネガとポジとを容易に、しかも確実
に反転できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例において使用されるマスクの一例を示す
断面図、第2図はそのマスクをプラズマエツチングし、
パターンを形成した状態を示す断面図、第3図はこの発
明において使用されるマスク一例を示す断面図、第4図
A,bはそのマスクをプラズマエツチングし、パターン
を形成する工程を説明するための断面図を示す。 なお、図中同一符号は同一部分または相当部分を示す。
1・・・・・・ガラス基板、2・・・・・・クロム膜、
3・・・・・・酸化クロム膜、4・・・・・・フオトレ
ジスト、5・・・・・・高融点金属を含む酸化クロム膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 タングステンまたはモリブデンを含有させたクロム
    膜又は酸化クロム膜を透明基板上に成形した後、フォト
    レジストを選択的に塗布し、ガスプラズマあるいは反応
    性スパッタによりフォトレジストでおおわれたクロム膜
    又は酸化クロム膜をドライエッチングすることを特徴と
    する反転マスクの製造方法。
JP52128280A 1977-10-25 1977-10-25 反転マスクの製造方法 Expired JPS5931975B2 (ja)

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JPS5461478A JPS5461478A (en) 1979-05-17
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57186337A (en) * 1981-05-11 1982-11-16 Mitsubishi Electric Corp Forming method for fine pattern
JPS5950528A (ja) * 1982-09-14 1984-03-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 微細パタ−ン形成法
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JPH0695502B2 (ja) * 1984-05-10 1994-11-24 三菱電機株式会社 ドライエッチングによるパターンの形成方法

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