JPS5929769Y2 - 折曲機における板厚調節装置 - Google Patents
折曲機における板厚調節装置Info
- Publication number
- JPS5929769Y2 JPS5929769Y2 JP10653081U JP10653081U JPS5929769Y2 JP S5929769 Y2 JPS5929769 Y2 JP S5929769Y2 JP 10653081 U JP10653081 U JP 10653081U JP 10653081 U JP10653081 U JP 10653081U JP S5929769 Y2 JPS5929769 Y2 JP S5929769Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wing
- mold
- wedge member
- bending
- plate thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は折曲機における板厚調節装置に関するもので、
素材ワークの板厚に応じ上下型の間隙およびウィング型
エツジの曲げ軸に関する外半径をアジャストしてワーク
内外面にしわをつけずに正確な曲げ角で折曲げることが
できるようにした調整装置を提供するものである。
素材ワークの板厚に応じ上下型の間隙およびウィング型
エツジの曲げ軸に関する外半径をアジャストしてワーク
内外面にしわをつけずに正確な曲げ角で折曲げることが
できるようにした調整装置を提供するものである。
上下の型でワーク板材を押えウィングビームを回動させ
て板材の折たたみ曲げを行なう普通のウィング力式の折
曲機(フォルディングマシンまたは折りたたみ機ともい
う)では、上下の型間隙およびウィングビームの回動中
心とウィング型エツジとの間隙をワーク板厚の最大公差
より小さく押えただけであって、板厚が変更されても、
これらの間隙は未調整のままであり、そのため充分な曲
げ精度が得られず、また無理に曲げ加工するとワーク板
材の外面にしわを生じ品質をそこなうなどの欠点があっ
た。
て板材の折たたみ曲げを行なう普通のウィング力式の折
曲機(フォルディングマシンまたは折りたたみ機ともい
う)では、上下の型間隙およびウィングビームの回動中
心とウィング型エツジとの間隙をワーク板厚の最大公差
より小さく押えただけであって、板厚が変更されても、
これらの間隙は未調整のままであり、そのため充分な曲
げ精度が得られず、また無理に曲げ加工するとワーク板
材の外面にしわを生じ品質をそこなうなどの欠点があっ
た。
本考案は、上記のごときウイング力式の折曲機において
、下型の下部長手方向に下型レベルを変更して上下型間
隙を調節しうるクサビ部材または凹凸部材を介装し、ク
サビ部材または凹凸部材の端部にアジャストスクリュー
を取付けるとともにベッドの下側から下型に向けてボル
トを締付ける一力、前記ウィングビーム上端に取付けた
ウィング型の下部長手方向にはウィング型エツジの回動
半径を調節しうるクサビ部材または凹凸部材を介装し、
クサビ部材または凹凸部材の端部にアジャストスクリュ
ーを取付けるとともにウィングビームの外面からウィン
グ型に向けてボルトを締付けてなるもので、ワーク板厚
に応じて上下型間隙およびウィング型エツジの回動半径
をアジャストでるようにして従来の欠点を除去したもの
である。
、下型の下部長手方向に下型レベルを変更して上下型間
隙を調節しうるクサビ部材または凹凸部材を介装し、ク
サビ部材または凹凸部材の端部にアジャストスクリュー
を取付けるとともにベッドの下側から下型に向けてボル
トを締付ける一力、前記ウィングビーム上端に取付けた
ウィング型の下部長手方向にはウィング型エツジの回動
半径を調節しうるクサビ部材または凹凸部材を介装し、
クサビ部材または凹凸部材の端部にアジャストスクリュ
ーを取付けるとともにウィングビームの外面からウィン
グ型に向けてボルトを締付けてなるもので、ワーク板厚
に応じて上下型間隙およびウィング型エツジの回動半径
をアジャストでるようにして従来の欠点を除去したもの
である。
次に図面について本考案の実施態様を説明する。
第1図および第2図において両サイドのフレーム1にベ
ッド2を横架し、その上刃のフレームにガイド3を設け
て油圧シリンダ4により昇降するラム5を支持し、ベッ
ド上端には下型6を取付ける一力、前記ラム下端にワー
ク押えとなる上型7を取付ける。
ッド2を横架し、その上刃のフレームにガイド3を設け
て油圧シリンダ4により昇降するラム5を支持し、ベッ
ド上端には下型6を取付ける一力、前記ラム下端にワー
ク押えとなる上型7を取付ける。
またフレーム1にはウィングビーム8の回転中心となる
軸9を支承している。
軸9を支承している。
ウィングビーム8の上端にはウィング型10が設けられ
、下端にはウィング用油圧シリンダ11のピストンロッ
ド12先端をピンジヨイントしている。
、下端にはウィング用油圧シリンダ11のピストンロッ
ド12先端をピンジヨイントしている。
上記下型6と、ウィング型10とには間隙をアジャスト
できる第1、第2の調節手段13,23を付設している
。
できる第1、第2の調節手段13,23を付設している
。
第1の調節手段13は、下型6の下部に介装したクサビ
部材14と、クサビ部材14の端部に取付けたアジャス
トスクリュー15とから成っている。
部材14と、クサビ部材14の端部に取付けたアジャス
トスクリュー15とから成っている。
下型6とクサビ部材14とが互いに接する部分は図示の
ように鋸刃状の斜面16が形成されており、ベッド2の
下側から下型6に向けてボルト17を植込み、スプリン
グ18の弾力により下型2を常時クサビ部材14に押付
けておく。
ように鋸刃状の斜面16が形成されており、ベッド2の
下側から下型6に向けてボルト17を植込み、スプリン
グ18の弾力により下型2を常時クサビ部材14に押付
けておく。
クサビ部材14におけるボルト17の挿通部分は第2図
に示すようにクサビ部材の長手方向と同力向に延びる長
孔19を形成しておく。
に示すようにクサビ部材の長手方向と同力向に延びる長
孔19を形成しておく。
アジャストスクリュー15を正又は逆方向に回転すると
、抜は止め用のツバ20とスクリューの作用により第2
図におけるクサビ部材4を左又は省力向にスライドさせ
るため、下型6を上下刃向に移動させて上型7との間隙
を調節することができる。
、抜は止め用のツバ20とスクリューの作用により第2
図におけるクサビ部材4を左又は省力向にスライドさせ
るため、下型6を上下刃向に移動させて上型7との間隙
を調節することができる。
なお21はアジャストヌクリューのツバ20を保持する
ためフレーム1に形成した凹所である第2の調節手段2
3は、第3図に示すようにウィング型10の下部に介装
したクサビ部材24と。
ためフレーム1に形成した凹所である第2の調節手段2
3は、第3図に示すようにウィング型10の下部に介装
したクサビ部材24と。
クサビ部材24の端部に取付けたアジャストスクリュー
25とからなっている。
25とからなっている。
ウィング型10とクサビ部材24とが互いに接する部分
は、図示のように鋸刃状の斜面16が形成されており、
ウィングビーム8の長穴26の部分にウィング型10に
向はボルト27を通して締付ける。
は、図示のように鋸刃状の斜面16が形成されており、
ウィングビーム8の長穴26の部分にウィング型10に
向はボルト27を通して締付ける。
アジャストスクリュー25はツバ28がウィングビーム
8の端面に形成した凹所29に挿合されて抜は止めとさ
れており、−カフレーム1の内壁にはアジャストスクリ
ューのヘッド30との干渉を避けるため切欠31を形成
している。
8の端面に形成した凹所29に挿合されて抜は止めとさ
れており、−カフレーム1の内壁にはアジャストスクリ
ューのヘッド30との干渉を避けるため切欠31を形成
している。
上記装置においてワーク板材35を下型6の上に載せ、
突出長さを決めたのち油圧シリンダ4を作動しラム3を
下降させて上下の型7,6の間でワーク縁部を押える。
突出長さを決めたのち油圧シリンダ4を作動しラム3を
下降させて上下の型7,6の間でワーク縁部を押える。
次いで油圧ピストン11を作動して第1図の矢印で示す
ようにウィングビーム8を回動させることにより縁部を
所定の角度に折曲げる。
ようにウィングビーム8を回動させることにより縁部を
所定の角度に折曲げる。
上下の型間隙は板厚の最大公差より小さく保持されてい
るので、第5図に示すようにワーク板厚がtlよりt2
に変更されたときには、前述のアジャストスクリュー1
5を操作しクサビ部材14をスライドさせて下型6を下
げると共に、他力のアジャストスクリュー25を操作し
クサビ部材24をスライドして、軸9の中心からウィン
グ型10を下げる。
るので、第5図に示すようにワーク板厚がtlよりt2
に変更されたときには、前述のアジャストスクリュー1
5を操作しクサビ部材14をスライドさせて下型6を下
げると共に、他力のアジャストスクリュー25を操作し
クサビ部材24をスライドして、軸9の中心からウィン
グ型10を下げる。
このように上下型間隙およびウィング型エツジの回動半
径を調節したうえで、ウィングビーム8を回動すること
により正確に縁曲げを行なうことができる。
径を調節したうえで、ウィングビーム8を回動すること
により正確に縁曲げを行なうことができる。
第4図は、クサビ部材に代え凹凸部材を用いた変形例を
示す。
示す。
すなわちウィング型10の下側に多段的に深さを増す凹
凸部32を形成し、これに対応して突起34を有する凹
凸部材33を介装し、その端部に前同様のアジャストス
クリュー25を取付ける。
凸部32を形成し、これに対応して突起34を有する凹
凸部材33を介装し、その端部に前同様のアジャストス
クリュー25を取付ける。
この場合には、アジャストスクリュー25の操作により
突起34が高さの異なる凹凸部32に接し、段階的に間
隙を変更させることができる。
突起34が高さの異なる凹凸部32に接し、段階的に間
隙を変更させることができる。
なお、第4図はウィング型の調節手段を示したが、この
ような凹凸部材による調節手段を下型部分に介装するこ
ともできる。
ような凹凸部材による調節手段を下型部分に介装するこ
ともできる。
上述のように本考案によれば、上下型の間隙およびウィ
ング型エツジの回動半径をそれぞれ調節可能としたもの
であるから、ワーク板厚に応じて正確にウィング曲げ(
折りたたみ曲げ)加工をすることができる。
ング型エツジの回動半径をそれぞれ調節可能としたもの
であるから、ワーク板厚に応じて正確にウィング曲げ(
折りたたみ曲げ)加工をすることができる。
しかも調節手段は下型およびウィング型の各下部に介装
したクサビ部材又は凹凸部材と、クサビ部材又は凹凸部
材の端部に設けたアジャストヌクリューと、下型または
ウィング型を締付けるボルトとから成っているため、構
造が簡単で板厚の変更に際し、容易に各型の間隙を調節
することができて、この種折曲機の性能を向上しうる効
果がある。
したクサビ部材又は凹凸部材と、クサビ部材又は凹凸部
材の端部に設けたアジャストヌクリューと、下型または
ウィング型を締付けるボルトとから成っているため、構
造が簡単で板厚の変更に際し、容易に各型の間隙を調節
することができて、この種折曲機の性能を向上しうる効
果がある。
第1図は本考案調節装置を備える折曲機の断面図、第2
図は第1図の■−■線における断面図、第3図は第1図
の1−1線における断面図、第4図はウィングビーム部
分に凹凸部材による調節手段を用いた場合の一部破裁断
面図、第5図は型間隙調節時の側面図である。 1:フレーム、2:ベッド、5:ラム、6:下型、7:
上型、8:ウィングビーム、9:軸、10:ウィング型
、13,23:調節手段、14゜24:クサビ部材、1
5,25ニアジヤストスクリユー 16:斜面、17,
27:ボルト、19゜26:長子L 20,28ニツ
パ、32凹凸部、33:凹凸部材、34:突起。
図は第1図の■−■線における断面図、第3図は第1図
の1−1線における断面図、第4図はウィングビーム部
分に凹凸部材による調節手段を用いた場合の一部破裁断
面図、第5図は型間隙調節時の側面図である。 1:フレーム、2:ベッド、5:ラム、6:下型、7:
上型、8:ウィングビーム、9:軸、10:ウィング型
、13,23:調節手段、14゜24:クサビ部材、1
5,25ニアジヤストスクリユー 16:斜面、17,
27:ボルト、19゜26:長子L 20,28ニツ
パ、32凹凸部、33:凹凸部材、34:突起。
Claims (1)
- ベッド上面の下型6とラム下端の上型7とでワーク板材
の端部近くを押え、左右のフレーム1の軸9,9に支持
されたウィングビーム8を回動してワーク板材の縁部を
折りたたみ曲げる折曲機において;下型6の下部長手方
向に下型レベルを変更して上下型間隙を調節しうるクサ
ビ部材14または凹凸部材33を介装し、クサビ部材ま
たは凹凸部材の端部にアジャストスクリュー15を取付
けるとともにベッド2の下側から下型6に向けてボルト
17を締付け;前記ウィングビーム上端に取付けたウィ
ング型10の下部長手方向にはウィング型エツジの回動
半径を調節しうるクサビ部材24または凹凸部材を介装
し、クサビ部材または凹凸部材の端部にアジャストスク
リュー25を取付けるとともにウィングビーム8の外面
からウィング型10に向けてボルト27を締付けたこと
を特徴とする折曲機における板厚調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10653081U JPS5929769Y2 (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 折曲機における板厚調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10653081U JPS5929769Y2 (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 折曲機における板厚調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5813817U JPS5813817U (ja) | 1983-01-28 |
JPS5929769Y2 true JPS5929769Y2 (ja) | 1984-08-27 |
Family
ID=29900999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10653081U Expired JPS5929769Y2 (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 折曲機における板厚調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929769Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60136817U (ja) * | 1984-02-18 | 1985-09-11 | 株式会社 アマダ | 板材折曲げ加工装置 |
-
1981
- 1981-07-20 JP JP10653081U patent/JPS5929769Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5813817U (ja) | 1983-01-28 |
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