JPH05115920A - 金属成形物の歪矯正方法と装置 - Google Patents

金属成形物の歪矯正方法と装置

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Publication number
JPH05115920A
JPH05115920A JP3163599A JP16359991A JPH05115920A JP H05115920 A JPH05115920 A JP H05115920A JP 3163599 A JP3163599 A JP 3163599A JP 16359991 A JP16359991 A JP 16359991A JP H05115920 A JPH05115920 A JP H05115920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
taper
drive means
taper roller
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3163599A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Tagawa
一郎 田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Tekko Co Ltd
Original Assignee
Sato Tekko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sato Tekko Co Ltd filed Critical Sato Tekko Co Ltd
Priority to JP3163599A priority Critical patent/JPH05115920A/ja
Publication of JPH05115920A publication Critical patent/JPH05115920A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱によって成形された種々異なった形態の
ワークに対し、加工圧力と加工時間を制御することによ
って、所要の精度に矯正加工できるようにする。 【構成】 昇降駆動手段6によって昇降する可動定盤5
に、回転駆動手段9で回転する支持盤8を設け、その支
持盤8に複数のテーパーローラ12を、その細径部を中
心部に向けて放射状に配設し、しかもテーパーローラ1
2の下側母線aがワークを載置するテーブル2の上面と
平行になるように架設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接によって成形され
た金属製品、鋳物製品、アルミダイカスト製品など、熱
を加えて製造された金属成形物に対する歪矯正方法と装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、熱を加えて製造された金
属成形物には殆どといって良いほど歪が発生しているも
のである。この歪を除去する方法として、従来一般に、
その許容精度によっても異なるが、高精度を要求される
場合には切削加工によられ、また低精度のものは手ハン
マーであるいはハンマープレスなどによって、局部的に
矯正されているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば製品に
所定の高さをもってその表面が水平に仕上げることが要
求されるものに、切削加工によって矯正処理を行う場
合、たまたまその切削代が大きいと、表面を水平に仕上
げられるが、製品の許容高さ寸法以下となるため、成形
時に矯正のための切削代をも見込んで製造することにな
るが、金属材料の材質によっても種々に異なり、この種
の製造に対して多年の熟練を要するものである。また、
ハンマープレスによる矯正を行う場合には、金型をも含
めて多量の設備機械が必要であり、更に手動による矯正
技術の場合においても、材料のスプリングバックによる
経験値要素も加味しなければならず、この場合も前述と
同様に高度の熟練を必要とするものであった。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決することに
あり、簡単な構造を持った装置で種々異なった形態のワ
ークに対し、その加工圧力と加工時間を制御することに
よって、所要の精度をもって矯正することができること
を目的として提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による方法は、ワ
ークにテーパーローラをその細径側をワークの中心側に
向け、テーパー面の成す下側母線が水平に当接する状態
で加圧しつつ自転すると共に、ワーク上面を周回して加
工することを特徴とする。
【0006】また本発明による装置は、テーブルの上方
において昇降駆動手段によって上下動する可動定盤に、
回転駆動手段でテーブルに平行して回転する支持盤を設
け、該支持盤のテーブルとの対向面に、複数のテーパー
ローラをその細径側が中心側に向く状態で放射状に配す
ると共に、その中心部側が低く傾斜して該ローラのテー
パー面の成す下側母線がテーブル面と平行に架設してい
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】以上のようにテーパーローラがワーク上面を周
回すると同時に、テーパーローラがその軸を中心として
回転するが、該ローラの細径部と太径部の周速がワーク
に対してほぼ均等になり周速の差を小さくさせ、ワーク
を安定してしかも全面に亘りほぼ均一な加工圧で矯正加
工するものである。
【0008】
【実施例】本発明を具体的に説明すると、図1に示して
いるように、ベッド1上にテーブル2を設けると共に、
4本のタイロッド3…を直立して設け、タイロッド3…
の上端部にクラウン4を固着し、中間部に可動定盤5を
各タイロット3…に沿って摺動自在に設け、クラウン4
に固着した一対の油圧シリンダーによる昇降駆動手段
6,6を可動定盤5に連結してある。また可動定盤5の
中心部に垂設した起立軸7の下端部に支持盤8を回転自
在に設け、可動定盤5に固着した電動モーターよりなる
回転駆動手段9と支持盤8とをピニオン10と歯車11
とで連結してある。従って、可動定盤5と共に支持盤8
が昇降駆動手段6によって昇降し、また回転駆動手段9
で支持盤8が支軸7を中心にして水平に回転するもので
ある。
【0009】上記支持盤8のテーブル2との対向面に、
図2に示しているように、複数のテーパーローラ12…
をその細径部を中心部に向けて放射状に配設し、その支
軸13を中心部に至に従い低くなるように架設して、テ
ーパーローラ12の下側母線aがテーブル2の表面線b
とが互いに平行を保つように設けたものである。尚、テ
ーパーローラ12は3点支持の原理から3個を等分割に
配して設けることが好ましい。また図示の各テーパーロ
ーラ12…の配置形態は、例えばフランジの歪を取るの
に適しており、図3のように一個のテーパーローラ12
のみを中心部までの長さを有するものを取り付ければ、
ワークの表面全面に亘って加工することができる。
【0010】上記装置は、センサ群14によって図4に
示しているように制御して加工するものである。まず可
動定盤5が下降してテーパーローラ12がワークに近接
する高さにまで至った位置で、回転駆動手段9を始動し
て支持盤8を回転するが、その回転する速度を制御して
おく。そして更に下降しテーパーローラ12がワークに
接触する直前より、可動定盤5を遅降状態に切り替え、
その遅降中に旋回している各テーパーローラ12がワー
クに接触し始めると摩擦によって自転し、更に遅降する
に従って加圧力が増大し、その加圧力によって順次歪を
矯正する。また加圧加工する時間、即ち遅降する時間を
タイマーによって設定し、タイムアップと同時に上昇工
程に切り替え、元の定位置に戻すものである。従って矯
正加工を施す際にはワークの歪の大小、材質などによっ
て、加圧力、加工速度、加工時間をそれぞれ変更して行
うものである。
【0011】また、ワークの仕上り厚さの精度確保のた
め、図5のようにテーブル2の4箇所に連動して昇降す
るストッパー15を設け、可動定盤5の下面にストッパ
ー15と相対する位置にストップブロック16を垂設す
る。尚、各ストッパー15の昇降は、モーター17で作
動するスクリュージャッキ18による。従って、ワーク
の厚さによったストッパー15を昇降調節しておけば、
加工終了時には、ストップブロック16の下面がストッ
パー15の上面に当接して可動定盤5の下降が停止され
るため、テーパーローラ12の下面とテーブル2との間
の間隙が一定に保たれ、ワークを一定の厚さをもって加
工することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明による金属成形物の歪矯正方法に
よれば、テーパーローラをその細径部をワークの中心部
に向け、且つその下側母線を水平にしてワークに圧接し
つつ、旋回及び自転して加工するもので、テーパーロー
ラが旋回し自転する際、テーパーローラの細径部と大径
部のワークに対する周速差が小さくなることから、加工
中にワークがずれ動くことがなく安定して加工され、し
かもテーパーローラの全長に亘って殆ど均一の加圧力で
加工され、水平度の高い製品として仕上げることができ
る。
【0013】本発明による金属成形物の歪矯正装置によ
れば、回転する支持盤に複数のテーパーローラを備え、
且つ支持盤をテーブルに向かって上下動可能に設けたも
のであって、歪を矯正すべきワークの大きさが、支持盤
に取り付けたテーパーローラの長さ範囲内のものであれ
ば、何れの大きさのもであっても加工するすることがで
き、ワークに応じた型などが不要となるものである。ま
た、テーパーローラを下降して加工するものであるか
ら、ワークの歪の度合いに応じて下降するのみで所要の
精度に仕上げることができ、従来の如き熟練を要せずし
て歪矯正を施すことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による金属成形物の歪矯正装置を示す正
面図である。
【図2】各テーパーローラの配設状態を示す説明図であ
る。
【図3】同じく他の各テーパーローラの配設状態を示す
説明図である。
【図4】本発明による歪矯正加工の工程を示す説明図で
ある。
【図5】本発明による他の実施例の要部を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 ベッド 2 テーブル 5 可動定盤 6 昇降駆動手段 8 支持盤 9 回転駆動手段 12 テーパーローラ 14 センサ群 a テーパーローラの下側母線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歪のある矯正すべきワークに、テーパー
    ローラをその細径側をワークの中心側に向け、テーパー
    面の成す下側母線が水平に当接する状態で加圧しつつ自
    転すると共に、ワーク上面を周回して加工することを特
    徴とする金属成形物の歪矯正方法。
  2. 【請求項2】 テーブル(2)の上方において昇降駆動
    手段(6)によって上下動する可動定盤(5)に、回転
    駆動手段(9)でテーブル(2)に平行して回転する支
    持盤(8)を設け、該支持盤(8)のテーブル(2)と
    の対向面に、複数のテーパーローラ(12)をその細径
    側が中心側に向く状態で放射状に配すると共に、その中
    心部側が低く傾斜して該ローラ(12)のテーパー面の
    成す下側母線(a)がテーブル(2)面と平行に架設し
    ていることを特徴とする金属成形物の歪矯正装置。
JP3163599A 1991-06-07 1991-06-07 金属成形物の歪矯正方法と装置 Pending JPH05115920A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3163599A JPH05115920A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 金属成形物の歪矯正方法と装置

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JP3163599A JPH05115920A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 金属成形物の歪矯正方法と装置

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JPH05115920A true JPH05115920A (ja) 1993-05-14

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ID=15776988

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3163599A Pending JPH05115920A (ja) 1991-06-07 1991-06-07 金属成形物の歪矯正方法と装置

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JP (1) JPH05115920A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6211221B1 (ja) * 2017-03-29 2017-10-11 有限会社原プレスエンジニアリング プレス成形装置
CN111659764A (zh) * 2020-06-19 2020-09-15 重庆利德工业制造有限公司 一种自动校平工装及其自动校平方法

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JP6211221B1 (ja) * 2017-03-29 2017-10-11 有限会社原プレスエンジニアリング プレス成形装置
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