JPS63132727A

JPS63132727A - プレス用回転加工装置

Info

Publication number: JPS63132727A
Application number: JP27948786A
Authority: JP
Inventors: Mamoru Tanaka; 守田中; Michio Konishi; 小西　理夫
Original assignee: ZENIYA ALUM SEISAKUSHO KK
Current assignee: ZENIYA ALUM SEISAKUSHO KK
Priority date: 1986-11-22
Filing date: 1986-11-22
Publication date: 1988-06-04
Also published as: JPH0120930B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ビ）　産業上の利用分野この発明は、プレス加工ライン中において、トランスフ
ァプレス等のプレス機のボルスタ上に設置する被加工物
の回転加工装置に関する。

（ロ）゛従来の技術従来トランスファプレス等におけるボルスタ上に設置す
る金型は、ラムと関連して回動するような機構のものは
なかった。

（ハ）発明が解決しようとする問題点このため、例えば車両用ホイールのように、プレス加工
工程の途中で、切断した縁の丸め加工を行う必要のある
物品については、トランスファプレスラインの途中で、
一旦トランスフアブレスから取り出し、別に設備された
旋盤等で丸め加工またはパリ取りなどを施し、改めてト
ランスファプレスラインに戻して、後工程を行うという
場合があって、−加工工程ラインの流れを中断する形で
加工を行うため、生産性向上のネックともなり、全自動
化工程に乗せられないことから生ずる品質上の問題、更
には、旋盤を使用することにより非能率で危険性を伴う
等の欠点があった。

この発明は、プレスボルスタ上に設置する金型の位置に
、金型状の被加工物支持具を回転自在に構成するととも
に、この回動をプレスラムの上下動と同調させることに
よって、従来、トランスファプレスライン工程中では加
工のできなかったプにできるようにしたものである。

に）問題点を解決するための手段この発明の具体的な内容を図面に示す実施例にもとづい
て説明する。

図面は、本発明を車輌用ホイールの縁切り部の丸め加工
に適用した場合の例を示すもので、第１図は正面図、第
２図は平面図、第３図３は支持具回転機構部の要部切断
面図、第３図すは加工用ローラ支持部の側面図である。

図中、（１）はプレスボルスタで、この上面に支持具（
２）の駆動装置である電動機（３）、該電動機に駆動さ
れるブレーキ付きクラッチ（４）、該クラッチに駆動さ
れる減速機（５）、該減速機に駆動される支持具（２）
を取付けた回転台（６）が装着される。回転台（６）に
は上下動自在にガイドされ、スプリングで上方に付勢さ
れ、上端で上面が被加工物のパスラインと一致するよう
にガイドされた受板（５）が支持具（２）のまわりに設
けられる。

（７）はプレスラム、（８）はクランプシリンダ（ノッ
クアウト）で、先端部は回転自在番こ構成され、このク
ランプシリンダを挾みその両側に、加工用シリンダ（９
）がプレスラム（７）の下面に取付けられる。

ａＯはシリンダ（９）の先端に設けられた加工用ローラ
で、本例の場合、加工するホイール（鎖線表示）の切縁
を丸めるための加工に適するよう切縁とのローラの接触
部を断面凹円弧状としている。（第３図す参照）また、上記において、プレスラム（７）の上下動と支持
具（２）の回転とは同期関係にあるように、それぞれの
駆動装置は、制御装置を介して電源に接続される。（第
４図参照）（ホ）　作用以上の構成において、クランクシャフト（図示せず）の
１回転によって、支持具（２）、プレスラム（７）、ク
ランプシリンダ（８）、加工用ローラー０１付きシリン
ダ（９）は、第５図のタイムチャートに示すように連動
する。

即ち、プレスラム（７）はクランクシャフトの回転角が
０度のとき上死点にあって、クランクシャフトの回転角
が進むにつれて下降し、クランクシャフトの回転角が１
８０度のとき下死点に達し、以後上昇しクランクシャフ
トの回転角が３６０度に達すると元の上死点に戻る。こ
の間、クランプシ開始、本例の場合、被加工物であるホ
イール（鎖線図示）を受板（５）に押圧し始め、受板（
５）はスプリングの付勢力に抗して下降し、クランクシ
ャフト回転角１１０度時点て受板（５）が回転台（６）
に当接し、支持具（２）がホイール内に挿入嵌合し、完
全にクランプする。また、この時点で、電動機（３）に
駆動されているクラッチ（４）を稼動させて回転台（６
）従って支持具（２）を回転させる。

更にラム（７）は下死点まで下降するが、クランプシリ
ンダはラムが下降しただけラム内に押し込まれ、被加工
物を一定圧でクランプする。

加工用ローラＱｌ）は、ラム（７）と共に下降し、クラ
ンクシャフトの回転角１２０度時点から被加工物に圧接
する。

クランクシャフトの回転角が２４０度までの間は、ラム
（７）が下降上昇しただけ加工用シリンダ（９）は縮伸
し、一定圧で加工し、切縁の丸め加工を行い、クランク
シャフトの回転角が２４０度を超えた時点でシリンダ（
９）はラムと共に上昇し、ロールＱ□は被加工物から離
れ上昇する。

支持具（２）は、クランクシャフトの回転角が２５０度
に達した時点でクラッチ（４）に対する電源が遮断され
てクラッチが切れ、ブレーキが働いて回転を停止し、同
時にクランプシリンダ（８）もラムと共に上昇し始め、
それにつれて受板（５）も上昇し、クランクシャフトの
回転角２７０度で受板（５）はパスラインに達し上昇は
止り、被加工物のクランプを終了し、以後クランプシリ
ンダ（８）はラム（７）につれて上昇し、クランクシャ
フトの回転角３６０度でラム（７）は上死点に戻る。

この間に被加工物は移動装置により搬出され、次の被加
工物が送り込まれる。

以上のように、プレス工程の基準であるクランクシャフ
トの１回転で切縁の丸め加工を終了する。

尚、クランクシャフトの回転角に対するクランプシリン
ダ、受板、加工用シリンダ等の夫々の動作時点について
は、上記は１例であって、被加工物に応じて適宜選定す
ればよい。

本装置は、従来のプレスボルスタ、プレスラムＩとそれ
ぞれ装着できる構成であるため、容易にトランスファプ
レスライン内に組み込むことができる。

また、上記説明で省略した被加工物の移送機構とそのタ
イミングについては、従来一般に用いられているものを
援用すればよい。

（へ）実施例本例はホイールの加工縁が、軸心と平行方向の円周縁で
あるため、加工用ローラをラムと同方向の上下動させる
構成としたが、加工用ローラの取付角度は、支持具の軸
心と直角方向にも、また、ある角度を持たせることもで
きるので、被加工物の放射状外周縁あるいは傾斜角度を
持つ周縁などの加工も可能である。

また、加工用ローラの加工面の形状を傾斜面とすれば、
面取り加工用とすることができる。

（ト）発明の効果この発明によれば、トランスフ１プレスの１ステージで
切縁部の丸め加工ができるので、従来のように、トラン
スフ１プレスラインから外したり、戻したりする必要が
なくなり、−貫した作業を自動的に行わせられ、完全な
省力化が達成できる。

このため、品質の安定化、生産性の向上が一段と高めら
れるほか、従来のような旋盤加工が必要でないことによ
る作業の能率化や安全性確保が図られる等の効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかるプレス用回転加工装置の正面図
、第２図は平面図、第り図ａ支持具回転機構部の要部切
断面図、第３図すは加工用ローラ支持部、第４図は制御
関係を示すブロック図、第５図はタイミングチャートで
ある。（１）・・・プレスボルスタ、（２）・・・支持具、Ｑ
）・・・電動機、（４）・・・ブレーキ付きクラッチ、
（５）・・・減速機、（５）・・・受板、（６）・・・
回転台、（７）・・・プレスラム、（８）・・・クラン
プシリンダ、（９）・・・加工用シリンダ、αＱ・・・
加工用ローフ０第３図ａ鶴　３　図　る第４図孕５図２ラシ２シヤフトとネ乙円

Claims

【特許請求の範囲】

プレスボルスタ上に設置し、中心軸回りに回動自在に支
持した被加工物支持具と、クラッチを介して支持具を回
転駆動する駆動装置と、クラッチの入り切りをプレスラ
ムの上下動と同調さす同調装置とを有し、プレスラムの
下降所定時間中に支持具を回転し、支持具上に載置した
被加工物を加工することを特徴とするプレス用回転加工
装置。