JP3045803U - インバーター式モータープレス機 - Google Patents

インバーター式モータープレス機

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JP3045803U
JP3045803U JP1997007814U JP781497U JP3045803U JP 3045803 U JP3045803 U JP 3045803U JP 1997007814 U JP1997007814 U JP 1997007814U JP 781497 U JP781497 U JP 781497U JP 3045803 U JP3045803 U JP 3045803U
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JP
Japan
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motor
fixed
stock
air cylinder
inverter
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997007814U
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English (en)
Inventor
久弘 田嶋
宏之 向井
Original Assignee
株式会社タジマ
株式会社向井鉄工所
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インバータを用いることにより、構成部品が
少なく、エネルギー損失も少なく、かつ、小型化低騒音
化が可能で、低コスト高加工生産性のモータープレス機
を提供する。 【解決手段】 インバータ5とモーターの回転子6を接
続し、かつ、駆動軸7とエキセン軸9を歯車とチェンで
連結する。エキセン軸両端に固定したエキセンダルマ1
2、13が支承する直立軸にプレス板16を固定する。
また、枠内に固定される加工基台4に隣接して、エアシ
リンダにより上下動するストック台を2組設け、金型2
4と金型25の交換及びそれぞれの金型の組替えを行え
るようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、インバーター式モータープレス機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
モータープレス機は、従来からモーターによる駆動力を減速機を介してフライ ホィールやクラッチ等に伝導して加工を施すものであり、また、加工作用は同一 の被加工物の同一個所を専用に行なうのが常である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術によるモータープレス機は、モーターの回転や駆動を制御するの に減速機等を用いるのでエネルギーの損失を生じ、また、必要とする構成部品が 多いので大型化し騒音が生じ、かつ、プレス機自体が高価なものになり、被加工 物の加工に際しても非能率的で生産性が劣っていたことは否めない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、インバーターを用いることにより、前記従来の問題点を是正する ことを目的として全く新規に開発したものである。
【0005】 この目的を達成するために、本案の要旨とするところを実施例に対応する図面 の符号を用いて説明する。 すなわち、この考案はモーター1を台車ベッド2に設定し、該台車ベッド2か ら立ち上がる枠体3の上端に加工基台4を固定するとともに、前記枠体3に設け たインバーター5とモーター1の回転子6を接続し、かつ、モーター1の駆動軸 7に軸着した歯車(スプロケット)8と前記枠体3が支承するエキセン軸9に軸 着した歯車(スプロケット)10にチェン11又はタイミングベルトを介して伝 導せしめ、該エキセン軸9の両端に固定したエキセンダルマ12、13が支承す る直立軸14、15にプレス板16を固定し、また、前記加工基台4と同一水平 面で隣接し、かつ、台車ベッド2に設けられた案内軸に従う第一ストック台17 を上下可動エアーシリンダー18に固定するとともに、第一ストック台17に設 定した第一ストック受台19と水平可動エアーシリンダー29を固定し、さらに 、前記加工基台4と同一水平面で隣接する第二ストック台21を枠体3に設ける とともに、該第二ストック受台22と水平可動エアーシリンダー23を固定し、 前記モーター1の回転子6に直流ブレーキを働かせた軸固定機能を有するインバ ーター式モータープレス機である。
【0006】 本案によると、二種類の金型24、25を第一ストック台17及び第二ストッ ク台21のそれぞれのストック受台19、22に設定しておく。そして、被加工 物を加工する所望の金型、例えば第一ストック台17の第一ストック受台19に 乗置した金型24を必要とする場合には、水平可動エアーシリンダーの作用によ り、第一ストック受台19が水平移動し、加工基台4の設定個所で停止する。こ のようにして、加工基台4に設定した金型24の上型26と下型27間に被加工 物を予め挿通設定しておけば、モーター1の駆動によりプレス板16が金型24 の上型26を押圧下降させると同時に被加工物を加工する。
【0007】 すなわち、モーター1の駆動によりチェン11又はタイミングベルトがそれぞ れの歯車(スプロケット)8、10を回転させてエキセン軸9を廻し、エキセン ダルマ12、13の中心が上下に少し遊動する。従って、直立軸14、15もこ の範囲で上下動しプレス板16も上下動する。このようにプレス板16が下降し たときに金型24の上型26を押圧し、下死点に達し金型24の下型27に上型 26が合致して被加工物に加工を施す。また、プレス板16が上昇したとき金型 24の上型26は、該金型24に予め設けられたばねの復元力により定位値に戻 され、開口し加工物を取り出すことができるとともに、プレス板16も上死点に 達して金型24の上型26から離反し、金型24への拘束を解くことになる。
【0008】 また、このようにして上死点に達したプレス板16は直立軸14、15の軸固 定機能によって自重による下降落下を防いでいる。つまり、モーター1の回転子 6に直流ブレーキを働かせて、モーター1の駆動を拘束することにより、かつ、 チェン11やタイミングベルトによる伝導駆動でスリップを防止できるので、プ レス板16の上死点停止精度が確実に保全される。
【0009】 このようにして機能した金型24は、第一ストック受台19とともに水平可動 エアーシリンダー20の作用により、該水平可動エアーシリンダー20を伴って 加工基台4から手前側のもとの位置、つまり、第一ストック台17に乗置され次 ぎに上下可動エアーシリンダー18の作用により、下降し搬送されるので加工基 台4は空白となる。
【0010】 次に、被加工物の加工個所、種類について第二ストック台21に乗置している 金型25を必要とする場合には、第二ストック受台22を水平可動エアーシリン ダー23で水平移動して加工基台4へ乗置させ、モーター1を駆動させることに より、前記同様の機能作用を施すことができる。このとき、前記のように金型2 4は下部に位置しているから、金型25についての作業中であっても、それらの 取り扱いに支障は生じない。
【0011】 金型25についての加工作業が終了した場合には、再び水平可動エアーシリン ダー23の作用により、金型25はもとの位置、つまり、第二ストック台21に 戻される。従って、二組の金型24、25を第一ストック台17及び第二ストッ ク台21に設定しておけば、被加工物の種類並びに加工個所に応じた対応が瞬時 にできる。また、本案品をn個用意しておけば2n個の異種金型を設定できる。
【0012】
【考案の実施の形態】
この考案の実施に際しては、従来のように減速機、フライホィール、クラッチ 等が不必要となり、インバーターを用いるものである。このインバーターは、モ ーターの回転子を従来型の2倍速で廻すことができるので、モーターの回転子を 120Hzで廻すことにより、60Hzの従来型の4倍のエネルギーを保有させ て恰もフライホィール効果を発揮させることができる。
【0013】 また、上死点停止精度を確保するため、直流ブレーキを使用し上死点からプレ ス板がその自重によって落下するのを防ぐために軸固定機能が用いられている。 これは、モーターの回転子に直流ブレーキを働かせてモーターが廻らないように し、チェン又はタイミングベルトのひっかかりによる抵抗により、その伝導にス リップが生じないようにすることによって、プレス板が自重によって落下するの を防止している。
【0014】
【考案の効果】
この考案によると、インバーターによってフライホィール効果をモーターの回 転子に負担させることにより、周波数を120Hzで使用し、従来の60Hz時 の4倍相当の能力を発生させることができる。 また、直流ブレーキを使用するので上死点停止精度が確実に保全できるととも に、軸固定機能を適用することにより上死点からプレス板が自重による落下する のを防止でき、取り扱いが簡便となる。 さらに、インバーターを用いることによりフライホィール、クラッチ等が不要 となり、構成部品も少なくなり、かつ、小形化や省エネに役立ち、騒音並びにコ ストが低減できる。しかも、被加工物の加工に際しては、二種の金型を同一機に 用意できるので、加工生産能率が頗る高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した説明的な正面図であ
る。
【図2】本考案の一実施例を示した説明的な側面図であ
る。
【図3】本考案の一実施例を示した説明的な平面図であ
る。
【符号の説明】
1 モーター 2 台車ベッド 3 枠体 4 加工基台 5 インバーター 6 回転子 7 駆動軸 8 歯車(スプロケット) 9 エキセン軸 10 歯車(スプロケット) 11 チェン(タイミングベルト) 12 エキセンダルマ 13 エキセンダルマ 14 直立軸 15 直立軸 16 プレス板 17 第一ストック台 18 上下可動エアーシリンダー 19 第一ストック受台 20 水平可動エアーシリンダー 21 第二ストック台 22 第二ストック受台 23 水平可動エアーシリンダー 24 金型 25 金型 26 上型 27 下型

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーター(1)を台車ベッド(2)に設
    定し、該台車ベッド(2)から立ち上がる枠体(3)の
    上端に加工基台(4)を固定するとともに、前記枠体
    (3)に設けたインバーター(5)とモーター(1)の
    回転子(6)を接続し、かつ、モーター(1)の駆動軸
    (7)に軸着した歯車(8)或いはスプロケットと前記
    枠体(3)が支承するエキセン軸(9)に軸着した歯車
    (10)或いはスプロケットにチェン(11)又はタイ
    ミングベルトを介して伝導せしめ、該エキセン軸(9)
    の両端に固定したエキセンダルマ(12)、(13)が
    支承する直立軸(14)、(15)にプレス板(16)
    を固定し、また、前記加工基台(4)と同一水平面で隣
    接し、かつ、台車ベッド(2)に設けられた案内軸に従
    う第一ストック台(17)を上下可動エアーシリンダー
    (18)に固定するとともに、第一ストック台(17)
    に設定した第一ストック受台(19)と水平可動エアー
    シリンダーを固定し、さらに、前記加工基台(4)と同
    一水平面で隣接する第二ストック台(21)を枠体
    (3)に設けるとともに、該第二ストック台(21)に
    設定した第二ストック受台(22)と水平可動エアーシ
    リンダー(23)を固定し、前記モーター(1)の回転
    子(6)に直流ブレーキを働かせた軸固定機能を有する
    インバーター式モータープレス機。
JP1997007814U 1997-07-30 1997-07-30 インバーター式モータープレス機 Expired - Lifetime JP3045803U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012024792A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Solutech Kogyo Kk 2柱式プレス装置
CN110280629A (zh) * 2019-07-22 2019-09-27 南京邮电大学 多自由度复合驱动的机械式全电伺服数控同步折弯机

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012024792A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Solutech Kogyo Kk 2柱式プレス装置
CN110280629A (zh) * 2019-07-22 2019-09-27 南京邮电大学 多自由度复合驱动的机械式全电伺服数控同步折弯机
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