JP3062857B2 - 粉末圧延機 - Google Patents

粉末圧延機

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JP3062857B2
JP3062857B2 JP5017064A JP1706493A JP3062857B2 JP 3062857 B2 JP3062857 B2 JP 3062857B2 JP 5017064 A JP5017064 A JP 5017064A JP 1706493 A JP1706493 A JP 1706493A JP 3062857 B2 JP3062857 B2 JP 3062857B2
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JP
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powder
rolling
hopper
rolling rolls
mold hole
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Inventor
智俊 望月
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/16Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using pocketed rollers, e.g. two co-operating pocketed rollers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属粉末をロール間で成
形して型材を製造するために用いる粉末圧延機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の粉末圧延機は、図3に一例を示す
如く、水平且つ平行に一対の圧延ロール1を配置して、
該圧延ロール1間の上部に粉末供給用のホッパ2を配置
し、該ホッパ2内に投入された金属の粉末3を上記各圧
延ロール1の回転で圧延ロール1間に引き込んでロール
ギャップGに噛み込ませ、連続的に成形して板4を製造
するようにしてある(特開昭63−307204号公
報)。
【0003】ところで、通常の板圧延分野において、ロ
ール表面に溝を付けた、いわゆる孔型ロールを用いた孔
型圧延が知られている。したがって、この孔型圧延を上
記粉末圧延に適用することができれば、たとえば、ジェ
ットエンジンの部品等として用いる型材を成形すること
ができるものと考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した如
き粉末圧延機で孔型圧延を行って粉末3から型材を直接
成形しようとすると、圧延ロール1間に形成されるロー
ルギャップGとしての型孔における径の大きいところか
ら粉末3が漏出してしまうので、現時点では実現されて
いない。
【0005】そこで、本発明は、成形する型材の幅方向
の相対密度分布を均一にできるようにして粉末から型材
を直接成形できるようにしようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、水平且つ平行に配した一対の圧延ロール
間の上部にホッパを配置し、該ホッパ内に供給した粉末
を上記圧延ロール間に噛み込ませて連続的に成形するよ
うにしてある粉末圧延機において、上記圧延ロールの少
なくとも一方を孔型ロールとして両圧延ロール間に型孔
を形成し、且つ上記ホッパの底部に、相対向する先端部
を上記型孔に対応させた形状にして粉末に対する圧延ロ
ールの噛込角に最適分布を与えるようにした一対の噛込
角調整板を備えてなる構成とする。
【0007】又、ホッパ内に、粉末を型孔へ押し込むた
めの粉末押込装置を装備させた構成としてもよい。
【0008】
【作用】粉末の圧延を行うと、噛込角調整板の先端部に
よって与えられた最適な噛込角分布に基づいて粉末が型
孔に噛み込まれる。したがって、幅方向で相対密度分布
が均一な型材が成形される。
【0009】又、ホッパ内に粉末押込装置を設けると、
型孔へ粉末を強制的に押し込むことができるようにな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1の(イ)(ロ)は本発明の一実施例を
示すもので、図3に示す粉末圧延機と同様に、水平且つ
平行に配した一対の圧延ロール1間の上部にホッパ2を
配置し、該ホッパ2内に供給した粉末3を上記圧延ロー
ル間に噛み込ませて連続的に成形できるようにしてある
構成において、上記各圧延ロール1を所要の溝1aを設
けた孔型ロールとして両圧延ロール1間に型孔5を形成
し、粉末3を型孔5に噛み込ませて型孔5に倣う断面形
状の型材6が成形されるようにする。
【0012】又、上記ホッパ2の底部に、圧延ロール1
の溝1aと対応する幅寸法を有し且つ圧延ロール1の外
周面に沿う形状とした一対の噛込角調整板7を配置し、
且つ該各噛込角調整板7の対向する先端部7aを、粉末
3に対する圧延ロール1の噛込角αに最適分布が与えら
れるような形状とする。すなわち、噛込角調整板7は、
型孔5の径(厚み)が大きいところに多くの粉末3を供
給できるように、本実施例では、先端部7aを、型孔5
の形状に合わせて両端部よりも中央部を大きく凹ませた
(噛込角α′で示す位置まで)形状とし、圧延ロール1
の粉末3に対する接触領域を中央部で増大させるように
して、成形される型材6の幅方向の相対密度を均一にさ
せられるようにしてある。
【0013】型材6の成形を行う場合、予め、圧延ロー
ル1間の型孔5にダミーバーを挿入して、粉末3が型孔
5から漏れないようにしておく。かかる状態において、
一対の圧延ロール1を矢印の方向へ回転駆動すると、ホ
ッパ2内の粉末3は圧延ロール1間の型孔5へ向けて流
動し、圧延されることにより型材6が成形される。この
とき、圧延ロール1の粉末3に対する噛込角αの幅方向
の分布は、上記各噛込角調整板7の先端部7aによって
最適分布が与えられるように設定されているため、幅方
向に均一な相対密度を有した型材6が成形される。すな
わち、噛込角調整板7の先端部7aは、型孔5の形状に
対応させて中央部を大きく凹ませた形状としてあって、
噛込角αに最適分布を与えるようにしてあるため、型孔
5の径の大きい中央部に粉末3が多量に流れ込んで噛み
込まれることになり、これにより型孔5から粉末3が漏
れることなく型材6を成形することができる。
【0014】なお、上記において、型孔5の形状を変更
する場合には、それに応じた形状の噛込角調整板7を用
いるようにすればよい。
【0015】次に、図2は本発明の他の実施例を示すも
ので、図1の(イ)(ロ)に示す実施例と同様な構成に
おいて、ホッパ2内の中央部に、粉末押込装置として、
モータ8によって駆動されるようにしたスクリュー9を
挿入配置し、該スクリュー9の回転で粉末3を型孔5へ
強制的に押し込めるようにしたものである。
【0016】図2の実施例の場合には、型孔5への粉末
3の供給をスクリュー9の回転によって強制的に行わせ
ることができるので、型孔5へ向かう粉末3の流動性を
上記実施例の場合よりも更に促進させることができる。
したがって、成形速度を上げたり、より径の大きな型孔
5を採用することができるようになる。
【0017】なお、上記実施例では、両方の圧延ロール
1に溝1aを付けて型孔5を形成するようにした場合を
示したが、いずれか一方の圧延ロール1にのみ溝1aを
付けて型孔5を形成させるようにしてもよく、その他本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の粉末圧延機に
よれば、圧延ロール間に形成した型孔の形状に対応させ
て、噛込角調整板により、粉末に対する圧延ロールの噛
込角に最適分布が与えられるようにしたので、型孔から
粉末の漏れを起すことなく、幅方向で均一な相対密度を
有する型材を形成することができ、又、ホッパ内に粉末
押込装置を設けることにより、型孔へ粉末を強制的に供
給することができるので、径の大きい型孔や成形速度を
上げる場合に対処することができる、等の優れた効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉末圧延機の一実施例を示すもので、
(イ)は一部切断側面図、(ロ)は平面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す一部切断側面図であ
る。
【図3】従来の粉末圧延機の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 圧延ロール 2 ホッパ 3 粉末 5 型孔 7 噛込角調整板 9 スクリュー(粉末押込装置) α 噛込角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B30B 11/16 B22F 3/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平且つ平行に配した一対の圧延ロール
    間の上部にホッパを配置し、該ホッパ内に供給した粉末
    を上記圧延ロール間に噛み込ませて連続的に成形するよ
    うにしてある粉末圧延機において、上記圧延ロールの少
    なくとも一方を孔型ロールとして両圧延ロール間に型孔
    を形成し、且つ上記ホッパの底部に、相対向する先端部
    を上記型孔に対応させた形状にして粉末に対する圧延ロ
    ールの噛込角に最適分布を与えるようにした一対の噛込
    角調整板を備えてなることを特徴とする粉末圧延機。
  2. 【請求項2】 ホッパ内に、粉末を型孔へ押し込むため
    の粉末押込装置を装備させた請求項1記載の粉末圧延
    機。
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