JPH11239839A - クロスローリング用型 - Google Patents

クロスローリング用型

Info

Publication number
JPH11239839A
JPH11239839A JP4337898A JP4337898A JPH11239839A JP H11239839 A JPH11239839 A JP H11239839A JP 4337898 A JP4337898 A JP 4337898A JP 4337898 A JP4337898 A JP 4337898A JP H11239839 A JPH11239839 A JP H11239839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
height
sides
cross
mold
biting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4337898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3177594B2 (ja
Inventor
Masayasu Suematsu
昌泰 末松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAGA TEKKOSHO CO Ltd
Original Assignee
SAGA TEKKOSHO CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAGA TEKKOSHO CO Ltd filed Critical SAGA TEKKOSHO CO Ltd
Priority to JP04337898A priority Critical patent/JP3177594B2/ja
Publication of JPH11239839A publication Critical patent/JPH11239839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3177594B2 publication Critical patent/JP3177594B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロスローリング用型による中細軸成形にお
いて、中細軸部の軸方向の長さに拘らずに中細軸部に径
の差をなくす。また、型製作を容易にする。 【解決手段】 先端部から進行角β2で広がり、所定の
成形角αを有する傾斜面状のかみ込み部21と、かみ込
み部21の高さ方向頂部21Pから後端部に向けて、高
さを漸減されていく平面221とその両側でかみ込み部
21に連続する傾斜面222とからなる押広げ部22と
を備え、全体をほぼ平面で構成し、中細軸成形において
中細軸部の軸方向の長さに応じて、押広げ部22の平面
221をその幅方向両側に対し中央側の高さを低く形成
して、丸棒素材に対する成形圧力を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間または冷間鍛
造分野におけるクロスローリング装置に用いるクロスロ
ーリング用型に関する。
【0002】
【従来の技術】クロスローリングとは、平板またはロー
ルの間に丸棒素材を挿入し、平板またはロールの表面に
設けられた金型により段付きの軸製品を転造する塑性加
工法の一つであり、自動車用ミッションギヤの粗形材や
熱間鍛造の予備成形に多様されている。図4は平板式ク
ロスローリングの概略を示している。固定側平板101
と移動側平板102は、その表面にそれぞれ同じ形状で
向きが逆の型103が備えられ、両者が相対移動される
ようになっている。固定側平板101と移動側平板10
2との間には、丸棒素材であるワーク104が、その両
側を図示されないガイドに案内されて、移動側平板10
2の移動方向と直交する向きに挿入される。
【0003】平板101、102の各型103の基本形
状として、図5に展開して示すように、先端のかみ込み
部105とこれに続く押広げ部106とを備える。かみ
込み部105は進行角βで広がり、所定の成形角αを有
する2つの傾斜面105aからなる。先端まで成形角α
を維持するために、高さがHからゼロに漸減する断面が
三角形になっている。押広げ部106は、かみ込み部1
05の高さ方向頂部105Pと同じ高さで連続する平面
106aとその両側でかみ込み部105の傾斜面105
aに連続する傾斜面106bとからなる。押広げ部10
6の高さHは一定であり、その両側部には成形角αが付
けられているため、断面が台形になっている。
【0004】このような型103をそれぞれ逆向きに備
えた固定側平板101と移動側平板102との間に丸棒
素材であるワーク104を介在させて、移動側平板10
2を固定側平板101に向けて矢印方向に駆動させる
と、ワーク104は、まず型103のかみ込み部105
により成形角αのV溝を形成され、かみ込み部105の
終了位置では高さHのV溝が形成される。そして次の押
広げ部106によりV溝が軸方向に徐々に広げられ、押
広げ部106の終了位置では、幅Wの台形溝が形成さ
れ、台形溝の両側斜面部がならされて、所定寸法精度に
仕上げられる。
【0005】なお、ワーク104は、通常は加熱されて
熱間加工が行われるが、加熱されない冷間加工を行なう
場合もある。
【0006】また、1対の平板の代わりに、図6に示す
ように1対のロールを使用する場合もある。上側ロール
を101R、下側ロールを102Rとして、他の符号は
図4と同じである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のクロスローリングでは、中細軸成形におい
て、中細軸部を長く形成する場合に、あるいは小径で長
く形成する場合に、中細軸部の中心に型の成形圧力を
(時間的に)長く受けることから、その中心部の径が小
さく、その両側の径が大きくなって、中細軸部の径に寸
法差が生じてしまうという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、クロスローリング用型による中細軸成形
において、中細軸部に径の差をほぼなくすこと、さらに
その型製作を容易にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のクロスローリング用型においては、先端部
から進行角βで広がり、所定の成形角αを有する傾斜面
状のかみ込み部と、かみ込み部の高さ方向頂部から後端
部に向けて、高さを漸減されていく平面とその両側でか
み込み部に連続する傾斜面とからなる押広げ部とを備
え、全体をほぼ平面で構成し、中細軸成形において中細
軸部の軸方向の長さに応じて、押広げ部の平面をその幅
方向両側に対し中央側の高さを低く形成して、丸棒素材
に対する成形圧力を調整している。
【0010】このようにして、クロスローリングによる
中細軸成形において中細軸部に径の差をほぼなくすこと
ができ、またその型製作を容易にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のクロス
ローリング用型は、その展開形状を、先端部から進行角
βで広がり、所定の成形角αを有する傾斜面状のかみ込
み部と、かみ込み部の高さ方向頂部から後端部に向け
て、高さを漸減されていく平面とその両側でかみ込み部
に連続する傾斜面とからなる押広げ部とを備え、全体を
ほぼ平面で構成したものであり、中細軸成形において中
細軸部に径の差をほぼなくし、その型製作を容易にする
ことができる。
【0012】本発明の請求項2に記載のクロスローリン
グ用型は、請求項1の構成において、押広げ部の平面
を、その幅方向両側に対し中央の高さを低く形成して、
丸棒素材に対する成形圧力を調整したものであり、中細
軸成形において、特に中細軸部の軸方向の長さを大きく
形成する場合に、中細軸部に径の差をほぼなくすことが
できる。
【0013】本発明の請求項3に記載のクロスローリン
グ用型は、請求項1の構成において、幅方向の小さい第
1のかみ込み部および押広げ部と、第1の押広げ部に連
続する幅方向の大きい第2のかみ込み部および押広げ部
とを有し、第2の押広げ部の平面をその幅方向両側に対
し中央の高さを低く形成して、丸棒素材に対する成形圧
力を調整したものであり、中細軸成形において、特に中
細軸部の軸方向の長さを大きく、その径を小さく形成す
る場合に、中細軸部に径の差をほぼなくすことができ
る。
【0014】以下、本発明の第1、第2、第3の実施例
について、図1、2、3を用いて説明する。 (実施例1)図1は丸棒素材の中細軸部の軸方向を比較
的短く成形する場合に用いる第1の実施例におけるクロ
スローリング用型の展開形状を示し、(a)はその平面
図であり、(b)はその断面図であり、(c)は(a)
におけるI−I線断面図である。図1において、型1は
全体が比較的幅狭で、先端側のかみ込み部11とこれに
続く押広げ部12とを備える。かみ込み部11は先端部
から進行角β1で広がり、所定の成形角α(ここでは3
0度)を有する2つの傾斜面111からなる。先端まで
成形角αを維持するために、高さがH1+ΔH2からゼ
ロに漸減する断面が三角形になっている。押広げ部12
はかみ込み部11の高さ方向頂部11Pから後端部にか
けて高さを漸減されていく平面121とその両側でかみ
込み部11の各傾斜面111に連続する傾斜面122と
からなる。押広げ部12の高さはH1+ΔH2から最終
の成形品寸法である高さH1まで漸減するように勾配が
付けられ、その両側傾斜面122には成形角αが付けら
れているため、断面が台形になっている。なお、ワーク
への食い付きの容易化、型離れの際のきずの発生を防止
するため、固定側型の食い付き部4と型離れ部5の一定
(10mm)の区間に1度40分の傾斜を付けてある。
このようにして型1全体を2つの傾斜面111(12
2)と僅かに傾斜した平面121とによりほぼ平面で構
成し、型の製作を容易にしている。
【0015】ここでは、押広げ部12の平面121を、
かみ込み部11の高さ方向頂部11Pから漸減する勾配
を付けた単一面により、単純な形状に形成している。
【0016】この型1を図4に示すような固定側平板と
移動側平板に取り付けて丸棒素材であるワーク104を
冷間加工する場合、ワーク104は、まず型1のかみ込
み部11により成形角αのV溝を形成され、かみ込み部
11の終了位置では高さH1+ΔH2のV溝が形成され
る。そして次の押広げ部12によりV溝が軸方向に広げ
られていき、押広げ部12の終了位置では、幅W1で高
さH1+ΔH2の台形溝が形成される。押広げ部12の
高さが、H1+ΔH2からH1へ漸減されているので、
その距離が実質的に広がることになり、台形溝の両側斜
面部がならされて、所定寸法精度に仕上げられる。この
中細軸成形においては、中細軸部の軸方向が短いため、
型1のような単純な型形状で中細軸部に径の寸法差をほ
ぼなくすことができる。
【0017】(実施例2)図2は丸棒素材の中細軸部の
軸方向を比較的長く成形する場合に用いる第2の実施例
におけるクロスローリング用型の展開形状を示し、
(a)はその平面図であり、(b)はその断面図であ
り、(c−1)は(a)におけるI−I線断面図、(c
−2)は(a)におけるII−II線断面図、(c−3)は
(a)におけるIII −III 線断面図である。図2におい
て、型2は型1よりも幅方向を拡大されたかみ込み部2
1と押広げ部22とを備える。かみ込み部21は先端部
から進行角β2で広がり、所定の成形角α(ここでは3
0度)を有する2つの傾斜面211からなり、先端まで
成形角αを維持するために、高さがH3+ΔH4からゼ
ロに漸減する断面が三角形になっている。押広げ部22
はかみ込み部21の高さ方向頂部21Pから後端部にか
けて高さを漸減されていき、かつ型2の幅方向両側から
中央に向けて徐々に低く形成された平面221と、その
両側でかみ込み部21の各傾斜面211に連続する傾斜
面222とからなり、押広げ部22の高さがH3+ΔH
4から最終の成形品寸法である高さH3まで漸減するよ
うに勾配が付けられ、その両側部には成形角αが付けら
れているため、断面がほぼ台形になっている。このよう
にして型2全体を2つの傾斜面211(222)と僅か
に傾斜された平面221とにより構成し、型の製作を容
易にしている。
【0018】ここでは、押広げ部22の平面221を、
かみ込み部211の頂部211Pから連続してその高さ
を維持された高い平面部と221H、この高い平面部2
21Hにその高さを両側から中央に向けて徐々に低減し
ていく湾曲状の傾斜部221Cを介して連続する低い平
面部221Lとにより形成し、僅かに高低差を付けて、
ワークに対する成形圧力を調整できるようにしている。
【0019】この型2を、第1の実施例と同様に、図4
に示すような固定側平板と移動側平板に取り付けて丸棒
素材であるワーク104を冷間加工する場合、ワーク1
04は、まず型2のかみ込み部21により成形角αのV
溝を形成され、かみ込み部21の終了位置では高さH3
+ΔH4のV溝が形成される。そして次の押広げ部22
の高い平面部221Hとその両側の傾斜面222とによ
り、高い成形圧力でV溝が軸方向に広げられていく。続
いて、押広げ部22の高さがH3+ΔH4からH3へ漸
減されていくとともに、押広げ部22の平面221上の
幅方向両側に対して中央を徐々に低くした高低差によ
り、押広げ部22のワークに対する成形圧力が中央で低
く、その両側に向けて高くされていくことにより、高い
成形圧力を中細軸部の中央部とその両側とでほぼ同等に
調整される。このようにして、押広げ部22の終了位置
では、幅W2で高さH3+ΔH4の台形溝が形成され
る。この中細軸成形においては、中細軸部の軸方向が長
い場合であるが、型2の幅方向中央部の高さを徐々に低
くしていき、中央部とその両側とでその高い成形圧力を
時間的に同等にしてあるので、中細軸部に径の差がほと
んどなく、成形力も小さく済む。
【0020】(実施例3)図3は丸棒素材の中細軸部の
軸方向を比較的長く、さらに径を小さく成形する場合に
用いる第3の実施例におけるクロスローリング用型の展
開形状を示し、(a)はその平面図であり、(b)はそ
の断面図であり、(c−1)は(a)におけるI−I線
断面図、(c−2)は(a)におけるII−II線断面図、
(c−3)は(a)におけるIII −III 線断面図であ
る。図3において、型3は一つの型で2段階に分けて成
形するために、幅方向の小さい第1のかみ込み部311
および押広げ部312と、これに続く幅方向の大きい第
2のかみ込み部321および押広げ部322とを備え、
第1、第2の実施例の型1、2を組み合わせた複合構造
になっている。
【0021】すなわち、第1のかみ込み部311は先端
部から進行角β1で広がり、所定の成形角α(ここでは
30度)を有する2つの傾斜面313からなり、先端ま
で成形角αを維持するために、高さがH1+ΔH2から
ゼロに漸減する断面が三角形になっている。第1の押広
げ部312は第1のかみ込み部311の高さ方向頂部3
11Pから後端部方向に向けて高さを漸減されていく平
面314と、その両側で第1のかみ込み部311の各傾
斜面313に連続する傾斜面315からなり、この押広
げ部312の高さがH1+ΔH2からH1まで漸減する
ように勾配が付けられ、その両側部には成形角αが付け
られているため、断面が台形になっている。
【0022】また、第2のかみ込み部321は先端部か
ら進行角β2で広がり、所定の成形角α(ここでは30
度)を有する2つの傾斜面323からなり、先端まで成
形角αを維持するために、高さがH3+ΔH4からH1
に漸減する断面が三角形になっている。第2の押広げ部
322は第2のかみ込み部321の高さ方向頂部321
Pから後端部にかけて高さを漸減されていき、かつ型3
の幅方向両側から中央に向けて徐々に低く形成された平
面324と、その両側で第2のかみ込み部321の各傾
斜面323に連続する傾斜面325とからなり、第2の
押広げ部322の高さがH3+ΔH4から最終の成形品
寸法である高さH3まで漸減するように勾配が付けら
れ、その両側部には成形角αが付けられているため、断
面がほぼ台形になっている。
【0023】ここでは、第2の押広げ部の平面324
に、上記第2の実施例と同様な高低差を付けて、ワーク
に対する成形圧力を調整している。
【0024】この型3を、第1、第2の実施例と同様
に、図4に示すような固定側平板と移動側平板に取り付
けて丸棒素材であるワーク104を冷間加工する場合、
ワーク104は、第1段階として第1の実施例と同様
に、型3の第1のかみ込み部311により成形角αのV
溝を形成され、第1のかみ込み部311の終了位置では
高さH1+ΔH2のV溝が形成される。そして次の第1
の押広げ部312によりV溝が軸方向に広げられ、第1
の押広げ部312の終了位置では、幅W1で高さH1+
ΔH2の台形溝が形成される。
【0025】続いて、第2段階として第2の実施例と同
様に、ワーク104は、型3の第2のかみ込み部321
により成形角αのV溝を形成され、第2のかみ込み部3
21の終了位置では高さH3+ΔH4のV溝が形成され
る。そして次の第2の押広げ部322の高い平面部とそ
の両側の傾斜面とにより、高い成形圧力でV溝が軸方向
に広げられていく。続いて、第2の押広げ部322の高
さがH3+ΔH4からH3へ漸減されていくとともに、
押広げ部322の平面324上の幅方向両側に対して中
央を徐々に低くした高低差により、押広げ部322のワ
ーク104に対する成形圧力を中央で低く、その両側に
向けて高くされていることにより、高い成形圧力が中細
軸部の中央部とその両側とでほぼ同等に調整される。こ
のようにして、第2の押広げ部322の終了位置では、
幅W2で高さH3+ΔH4の台形溝が形成される。この
中細軸成形においては、中細軸部の軸方向が長く、径が
小さい場合であるが、一回では成形できないので、第1
のかみ込み部311および押広げ部312により第1段
階の成形を行い、第2のかみ込み部321および押広げ
部322により第2段階の成形を行い、中細軸部に径の
差をほとんどなくしている。
【0026】なお、上記した説明は、本発明における型
を用いて、冷間加工を行なった場合であるが、熱間加工
においても勿論有効である。また、平板方式のクロスロ
ーリングについて説明したが、ロール方式のクロスロー
リングについても同様に適用することができる。また、
上記の説明は、成形品として単純な中細軸を例にしてい
るが、型形状を変えることによって、種々の形状の段付
き軸を成形することができ、その場合においても、押広
げ部については、本発明のように高さを変化させること
により、本発明の効果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、押広げ部を、かみ込み部の高さ方向頂部から後端部
に向けて、高さ寸法をH+ΔHからHに漸減されていく
平面とその両側でかみ込み部に連続する傾斜面とより構
成し、中細軸成形において中細軸部の軸方向の長さに応
じて、押広げ部の平面を型の幅方向から中央に向けて高
さを低く形成し、ワークに対する成形圧力を調整するよ
うにしているので、丸棒素材に対して型の高い成形圧力
を型の中央とその両側とでほぼ均等に調整し、クロスロ
ーリングによる中細軸成形において中細軸部に径の差を
ほぼなくすことができる。また、型形状をほぼ平面で構
成できるので、型製作を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例におけるクロスロ
ーリング用型の展開平面図。 (b)同型の展開断面図。 (c)(a)におけるI−I線断面図
【図2】(a)本発明の第2の実施例におけるクロスロ
ーリング用型の展開平面図。 (b)同型の展開断面図。 (c−1)(a)におけるI−I線断面図。 (c−2)(a)におけるII−II線断面図。 (c−3)(a)におけるIII −III 線断面図。
【図3】(a)本発明の第3の実施例におけるクロスロ
ーリング用型の展開平面図。 (b)同型の展開断面図。 (c−1)(a)におけるI−I線断面図。 (c−2)(a)におけるII−II線断面図。 (c−3)(a)におけるIII −III 線断面図。
【図4】従来の平板式クロスローリング装置の概略を示
す斜視図。
【図5】(a)同装置における型の展開平面図。 (b)同装置における型の展開断面図。 (c)同装置による成形品の正面図。
【図6】従来のロール式クロスローリング装置の概略を
示す斜視図。
【符号の説明】
1 型 11 かみ込み部 111 傾斜面 11P 頂部 12 押広げ部 121 平面 122 傾斜面 2 型 21 かみ込み部 211 傾斜面 21P 頂部 22 押広げ部 221 平面 221H 高い平面部 221C 傾斜部 221L 低い平面部 222 傾斜面 3 型 311 第1のかみ込み部 311P 頂部 313 傾斜面 312 第1の押広げ部 314 平面 315 傾斜面 321 第2のかみ込み部 321P 頂部 323 傾斜面 322 第2の押広げ部 324 平面 325 傾斜面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸棒素材を挟んで相対移動し、段付き軸
    製品を転造するクロスローリング用型において、 型の展開形状を、 先端部から進行角βで広がり、所定の成形角αを有する
    傾斜面状のかみ込み部と、 かみ込み部の高さ方向頂部から後端部に向けて、高さを
    漸減されていく平面とその両側でかみ込み部に連続する
    傾斜面とからなる押広げ部とを備え、 全体をほぼ平面で構成していることを特徴とするクロス
    ローリング用型。
  2. 【請求項2】 押広げ部の平面を、その幅方向両側に対
    し中央の高さを低く形成して、丸棒素材に対する成形圧
    力を調整している請求項1記載のクロスローリング用
    型。
  3. 【請求項3】 幅方向の小さい第1のかみ込み部および
    押広げ部と、第1の押広げ部に連続する幅方向の大きい
    第2のかみ込み部および押広げ部とを有し、第2の押広
    げ部の平面をその幅方向両側に対し中央の高さを低く形
    成して、丸棒素材に対する成形圧力を調整している請求
    項1記載のクロスローリング用型。
JP04337898A 1998-02-25 1998-02-25 クロスローリング用型 Expired - Fee Related JP3177594B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04337898A JP3177594B2 (ja) 1998-02-25 1998-02-25 クロスローリング用型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04337898A JP3177594B2 (ja) 1998-02-25 1998-02-25 クロスローリング用型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11239839A true JPH11239839A (ja) 1999-09-07
JP3177594B2 JP3177594B2 (ja) 2001-06-18

Family

ID=12662169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04337898A Expired - Fee Related JP3177594B2 (ja) 1998-02-25 1998-02-25 クロスローリング用型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3177594B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100408223C (zh) * 2006-03-03 2008-08-06 北京科技大学 偏心阶梯轴的辊式楔横轧成形方法
CN102284490A (zh) * 2011-06-17 2011-12-21 重庆大学 一种楔横轧模具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100408223C (zh) * 2006-03-03 2008-08-06 北京科技大学 偏心阶梯轴的辊式楔横轧成形方法
CN102284490A (zh) * 2011-06-17 2011-12-21 重庆大学 一种楔横轧模具

Also Published As

Publication number Publication date
JP3177594B2 (ja) 2001-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3177594B2 (ja) クロスローリング用型
JP3968165B2 (ja) 異形断面条材とその製造方法並びに異形断面条の製造方法
JP3719928B2 (ja) バルジ加工方法
JP4771048B2 (ja) ロール型
JP3053919B2 (ja) 鋼片の幅拡げ鍛造型および鋼片の鍛造方法
JPS5853301A (ja) 板材の幅圧延におけるプレス予成形方法
KR20010081343A (ko) 이형재 스트립의 제조방법
JPH06315701A (ja) 突起付鋼板およびその製造法
CN110961528B (zh) 无刮痕框架用折弯冲压模具
JPH11147152A (ja) クロスローリング装置
JPH059170B2 (ja)
JPS6156702A (ja) H形鋼の粗圧延方法
JPH09164435A (ja) コイニング加工方法
JP2993374B2 (ja) 山形鋼の製造方法
KR950013811B1 (ko) 이형 띠부재의 제조방법
JPH08155576A (ja) 異形断面帯材の製造方法及び突条付きロール
JP2973809B2 (ja) 山形鋼の製造方法
JPH1190505A (ja) 異形棒鋼の圧延方法
JPS6056582B2 (ja) 連続鋳造鋳片の製造装置
JPH10113707A (ja) ボックス孔型ロールと形鋼の圧延方法
KR101192579B1 (ko) 압연 가공에 의한 티바의 곡면 성형 방법
KR810000225B1 (ko) 굽힘 성형법
KR100978529B1 (ko) 롱볼트나 길이가 긴 타이로드 제품의 홈성형용 전조기 다이스
JPH0130562B2 (ja)
JP2000334534A (ja) 両面異形長尺金属条材の製造方法及び製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080406

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090406

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090406

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100406

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110406

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120406

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees