JPH0312478Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312478Y2 JPH0312478Y2 JP7605188U JP7605188U JPH0312478Y2 JP H0312478 Y2 JPH0312478 Y2 JP H0312478Y2 JP 7605188 U JP7605188 U JP 7605188U JP 7605188 U JP7605188 U JP 7605188U JP H0312478 Y2 JPH0312478 Y2 JP H0312478Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrel
- powder
- hopper
- raw material
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 35
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 17
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 14
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007634 remodeling Methods 0.000 description 1
- 230000009291 secondary effect Effects 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/30—Feeding material to presses
- B30B15/302—Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses
- B30B15/308—Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses in a continuous manner, e.g. for roller presses, screw extrusion presses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B11/00—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
- B30B11/16—Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using pocketed rollers, e.g. two co-operating pocketed rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は粉体をホツパから互いに反対方向に
回転する一対の成形用ロール間に供給し、板状に
圧縮成型する粉体成形機に関する。
回転する一対の成形用ロール間に供給し、板状に
圧縮成型する粉体成形機に関する。
第４図はこの種の粉体成形機に関する従来技術
を示す。その粉体成形機は互いに平行な回転軸で
軸支され所要の開度Caを隔てて反対の方向に同
一速度で回転する左右一対の成形用ロール１ａ，
２ａの上部にホツパ３ａを配置し、ホツパ３ａ下
端部に設けたバレル４ａの中心線上で回転する送
りスクリユー５ａで原料粉体をバレル４ａの下部
出口から成形用ロール１ａ，２ａ間に送り、該ロ
ール１ａ，２ａ間で圧縮成形してロール間の開度
Caに等しい板状の成形品Saを得ている。
を示す。その粉体成形機は互いに平行な回転軸で
軸支され所要の開度Caを隔てて反対の方向に同
一速度で回転する左右一対の成形用ロール１ａ，
２ａの上部にホツパ３ａを配置し、ホツパ３ａ下
端部に設けたバレル４ａの中心線上で回転する送
りスクリユー５ａで原料粉体をバレル４ａの下部
出口から成形用ロール１ａ，２ａ間に送り、該ロ
ール１ａ，２ａ間で圧縮成形してロール間の開度
Caに等しい板状の成形品Saを得ている。
本来このような粉体成形機は比較的成形し難い
摩擦係数の小さい粉体原料を処理する上に有効で
あるとされているが、摩擦係数の小さい粉体原料
例えば（タルク粉）炭酸カルシウム粉等は、バレ
ル４ａの内周面との摩擦がきわめて小さくスクリ
ユ５ａの羽根表面との間の摩擦力の方が優るた
め、辷りを生じて粉体は羽根と共回りを起して逃
げバレル内部を連行する送り作用を減勢させる。
その結果バレル４ａから両成形ローラ１ａ，２ａ
間に形成される圧密室１２ａ内へ粉体Paを強制
的に搾出することができず、目的の成形体Saは
途切れたり圧密度にばらつきが生じたりして品質
が大きく変動する。
摩擦係数の小さい粉体原料を処理する上に有効で
あるとされているが、摩擦係数の小さい粉体原料
例えば（タルク粉）炭酸カルシウム粉等は、バレ
ル４ａの内周面との摩擦がきわめて小さくスクリ
ユ５ａの羽根表面との間の摩擦力の方が優るた
め、辷りを生じて粉体は羽根と共回りを起して逃
げバレル内部を連行する送り作用を減勢させる。
その結果バレル４ａから両成形ローラ１ａ，２ａ
間に形成される圧密室１２ａ内へ粉体Paを強制
的に搾出することができず、目的の成形体Saは
途切れたり圧密度にばらつきが生じたりして品質
が大きく変動する。
本願考案は以上に述べた課題を解決するために
比較的摩擦係数の小さい粉体原料を処理する場合
でも、一定均質な圧密成形体を得る粉体成形機の
提供を目的とする。
比較的摩擦係数の小さい粉体原料を処理する場合
でも、一定均質な圧密成形体を得る粉体成形機の
提供を目的とする。
本願考案に係る粉体成形機はバレル内周面上に
バレル始端で最も深くはじまり次第に浅く傾斜し
てバレルの終端から少くともスクリユーの１ピツ
チ分以上残した中間点で消滅する複数の勾配溝を
刻設したことにより前に揚げた課題を解決した。
バレル始端で最も深くはじまり次第に浅く傾斜し
てバレルの終端から少くともスクリユーの１ピツ
チ分以上残した中間点で消滅する複数の勾配溝を
刻設したことにより前に揚げた課題を解決した。
本願考案の作用を実施例を示す第１図に基いて
説明する。
説明する。
互いに平行な回転軸で軸支され所望の開度Ｃを
隔てて反対方向へ回転する一対の成形ロール１，
２の上にホツパ３が設けられており、ホツパ３へ
供給された粉体原料Ｐはホツパの下底部からここ
へ始端９を連接する円筒状のバレル４の内部へ進
入してくる。
隔てて反対方向へ回転する一対の成形ロール１，
２の上にホツパ３が設けられており、ホツパ３へ
供給された粉体原料Ｐはホツパの下底部からここ
へ始端９を連接する円筒状のバレル４の内部へ進
入してくる。
ここで原料粉体Ｐは送りスクリユ５の谷部とバ
レル４の内周面上に刻設された勾配溝６に充填さ
れるので、従来は送りスクリユ５の回転によつて
スクリユの谷部に充填した原料粉体が共回りして
粉体間に辷りを起し送り作用を減勢しようとして
いた傾向を是正し、勾配溝６に充填した原料物体
との間に剪断抵抗と摩擦抵抗が生じて原料粉体の
回転を抑止し送りスクリユ５の送り作用を高める
ようになる。
レル４の内周面上に刻設された勾配溝６に充填さ
れるので、従来は送りスクリユ５の回転によつて
スクリユの谷部に充填した原料粉体が共回りして
粉体間に辷りを起し送り作用を減勢しようとして
いた傾向を是正し、勾配溝６に充填した原料物体
との間に剪断抵抗と摩擦抵抗が生じて原料粉体の
回転を抑止し送りスクリユ５の送り作用を高める
ようになる。
すなわちスクリユ５の羽根角度および原料粉体
個有の摩擦抵抗によつて相当な変動範囲はある
が、一般的に言えば勾配溝５に充填した粉体はそ
の凹側面に捉えられて係止拘束をうけ、共回りし
ようとする羽根周辺の粉体との間に剪断作用が働
くため、粉体の送り作用が増勢し、バレルの終端
１０へ向けて間断なく押し込まれて行く。しかも
複数の勾配溝６はバレル４の終端１０までは及ば
ず一定勾配でより浅い溝底へ変りつつ、バレルの
終端から測つて少くともスクリユ５の１ピツチ以
上残した中間点１１において消滅する。この結
果、バレル４の中間点１１以降はバレルとスクリ
ユ５の間には微小な空隙のみ形成して原料粉体へ
の加圧力を増強しつつ通過量を増加し、バレルの
終端１０と両成形ローラ外周の三面で形成される
圧密室１２における粉体圧力のため原料粉体が逆
流しようとする反力を抑圧する作用を務める。
個有の摩擦抵抗によつて相当な変動範囲はある
が、一般的に言えば勾配溝５に充填した粉体はそ
の凹側面に捉えられて係止拘束をうけ、共回りし
ようとする羽根周辺の粉体との間に剪断作用が働
くため、粉体の送り作用が増勢し、バレルの終端
１０へ向けて間断なく押し込まれて行く。しかも
複数の勾配溝６はバレル４の終端１０までは及ば
ず一定勾配でより浅い溝底へ変りつつ、バレルの
終端から測つて少くともスクリユ５の１ピツチ以
上残した中間点１１において消滅する。この結
果、バレル４の中間点１１以降はバレルとスクリ
ユ５の間には微小な空隙のみ形成して原料粉体へ
の加圧力を増強しつつ通過量を増加し、バレルの
終端１０と両成形ローラ外周の三面で形成される
圧密室１２における粉体圧力のため原料粉体が逆
流しようとする反力を抑圧する作用を務める。
以上の説明に引用した第１図の実施例では垂直
の送りスクリユ５の上部は回転の駆動源（図示せ
ず）に連結する垂直な回転軸７となり、ホツパ３
よりバレル直下の圧密室を経て成形ローラ間の空
隙に至りその開度Ｃに均しい幅の圧密成形体Ｓを
搾出する。これに対し第２図は別の実施例を示し
ホツパ３に供給された原料粉体Ｐは垂直の回転ね
じ８によつてＴ字管１３へ供給され、ここから直
角に変針してスクリユ５によつてバレル４内を水
平方向に圧送され、上下に並ぶ一対の成形ローラ
１，２の間から圧密成形体Ｓとなつて搾出され
る。
の送りスクリユ５の上部は回転の駆動源（図示せ
ず）に連結する垂直な回転軸７となり、ホツパ３
よりバレル直下の圧密室を経て成形ローラ間の空
隙に至りその開度Ｃに均しい幅の圧密成形体Ｓを
搾出する。これに対し第２図は別の実施例を示し
ホツパ３に供給された原料粉体Ｐは垂直の回転ね
じ８によつてＴ字管１３へ供給され、ここから直
角に変針してスクリユ５によつてバレル４内を水
平方向に圧送され、上下に並ぶ一対の成形ローラ
１，２の間から圧密成形体Ｓとなつて搾出され
る。
第３図イ，ロ，ハはバレル４の始端９近く（第
１図のＤ−Ｄ）で截つた断面を示す３種類の実施
例であり、勾配溝６がそれぞれ角形、三角形、半
円形の断面を形成するものである。
１図のＤ−Ｄ）で截つた断面を示す３種類の実施
例であり、勾配溝６がそれぞれ角形、三角形、半
円形の断面を形成するものである。
本願考案に係る粉体成形機は以上に述べたよう
な作用を発現するので一般の原料粉体の成形化に
は勿論のこと、比較的摩擦係数が小さく相互に辷
り易い難成形性の原料粉体に対しても、辷りや逃
げを抑えてその成形性を大幅に向上し品質の安定
化と作業のスピードアツプを果す効果が得られ
る。しかも実施に当つては特に大がかりな改造工
事や高価な部材の取替えを必要とせず、簡単な加
工を施すだけで従来品の流用が可能である。また
原料粉体の品質・性状が変更となつたとき、それ
に適合した勾配溝を刻設したバレルに置換できる
ように数種の予備バレルを準備しておけば装置の
汎用性も一挙に高まるという副次的効果も期待で
きる。
な作用を発現するので一般の原料粉体の成形化に
は勿論のこと、比較的摩擦係数が小さく相互に辷
り易い難成形性の原料粉体に対しても、辷りや逃
げを抑えてその成形性を大幅に向上し品質の安定
化と作業のスピードアツプを果す効果が得られ
る。しかも実施に当つては特に大がかりな改造工
事や高価な部材の取替えを必要とせず、簡単な加
工を施すだけで従来品の流用が可能である。また
原料粉体の品質・性状が変更となつたとき、それ
に適合した勾配溝を刻設したバレルに置換できる
ように数種の予備バレルを準備しておけば装置の
汎用性も一挙に高まるという副次的効果も期待で
きる。
第１図は本願実施例の正面断面図、第２図は別
の実施例を示す正面断面図、第３図イ，ロ，ハは
バレル内周の勾配溝の各種実施例を示す断面図、
第４図は従来の技術を示す正面断面図。 １，２……成形ロール、３……ホツパ、４……
バレル、５……スクリユ、６……勾配溝、９……
バレルの始端、１０……同終端、１１……中間
点、Ｐ……原料粉体、Ｓ……成形体、Ｃ……成形
ロールの開度。
の実施例を示す正面断面図、第３図イ，ロ，ハは
バレル内周の勾配溝の各種実施例を示す断面図、
第４図は従来の技術を示す正面断面図。 １，２……成形ロール、３……ホツパ、４……
バレル、５……スクリユ、６……勾配溝、９……
バレルの始端、１０……同終端、１１……中間
点、Ｐ……原料粉体、Ｓ……成形体、Ｃ……成形
ロールの開度。
Claims (1)
- 互いに平行な回転軸で軸支され所望の開度を隔
てて反対方向に回転する一対の成形ロール１，２
と、該成形ロール間に原料粉体Ｐを供給するホツ
パ３と、ホツパの下底部に連接した円筒状のバレ
ル４と、バレルの中心軸上で回転するスクリユ５
とを具えた粉体成形機において、バレル内周面上
にバレル始端で最も深くはじまり次第に浅く傾斜
してバレルの終端から少くともスクリユの１ピツ
チ分以上残した中間点で消滅する複数の勾配溝６
を刻設したことを特徴とする粉体成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7605188U JPH0312478Y2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7605188U JPH0312478Y2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH021595U JPH021595U (ja) | 1990-01-08 |
| JPH0312478Y2 true JPH0312478Y2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=31301097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7605188U Expired JPH0312478Y2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0312478Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017177137A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 株式会社菊水製作所 | 粉体混合度測定装置、粉体混合供給システム及びこれを用いた粉体圧縮成形機 |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP7605188U patent/JPH0312478Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017177137A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 株式会社菊水製作所 | 粉体混合度測定装置、粉体混合供給システム及びこれを用いた粉体圧縮成形機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH021595U (ja) | 1990-01-08 |
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