JPS5929435B2 - 壁面材の発泡体充填成形方法とその装置 - Google Patents

壁面材の発泡体充填成形方法とその装置

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JPS5929435B2
JPS5929435B2 JP52111739A JP11173977A JPS5929435B2 JP S5929435 B2 JPS5929435 B2 JP S5929435B2 JP 52111739 A JP52111739 A JP 52111739A JP 11173977 A JP11173977 A JP 11173977A JP S5929435 B2 JPS5929435 B2 JP S5929435B2
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JP
Japan
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release belt
opening
female
back surface
outer material
Prior art date
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Expired
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JP52111739A
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JPS5443976A (en
Inventor
尋史 松田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は片側に雄実1、他側に雌実2が形成された背面
開口の溝形の外面材3に発泡性樹脂5を注入し、しかる
のち外面材3の開口部4を雌型ベルト6で閉塞し、この
離型ベルト6の片側を雄実1の背面に全長に亘つて密着
させると共に他側を雌実2背面に部分的に密着させなが
ら発泡性樹脂5を発泡させて外面材3内に充填すること
を特徴とする壁面材の発泡体充填成形方法を特定発明と
し、併せて背面開口の溝形の外面材3を開口部4を上に
して搬送する下コンベア7と、外面材3の開口部4から
発泡性樹脂5を注入する注入機8と、発泡性樹脂5注入
後の外面材3の開口部4を閉塞しつつ進行する離型ベル
ト6とを備え、上記離型ベルト6はその片側を外面材3
の雄実1背面全長に密着するようにフラットにし、他側
には適宜間隔で下方へ突出する突出部9を隔設してこの
突出部9が外面材3の雌実2背面に密着すると共に突出
部9両側で雌実2背面との間に間隔14を形成するよう
にして成ることを特徴とする壁面材の発泡体充填成形装
置を併合発明とし、その目的とするところはエアボード
がなく、しかも雄実と雌実との嵌合による壁面材の接合
に支障を来たすことのないように樹脂発泡体を充填成形
できる壁面材の発泡体充填成形方法とその装置を提供す
るにある。
従来、外面材に樹脂発泡体を充填し成形して壁面材を形
成する装置として、第8図に示すように離型ベルト6と
して進行方向に対して直角な巾方向の全長に凸条と凹条
とが凹凸面10が形成されたものを用いて発泡性樹脂充
填後の外面材3の開口部4を閉塞して樹脂を発泡させ、
充填成形するようにしたものがあるが、この場合には樹
脂発泡時に外面材3内の空気は凹条を通つて放出される
ために樹脂発泡体11にエアボードが生じない特長があ
るが、反面離型ベルト6の凹凸面10に樹脂発泡体11
の一部が入り込んで離型ベルト6の寿命を縮め、また外
面材3の雄実1背面に凹凸面10の凹条部を通つて樹脂
発泡体11がはみ出して付着してバリを形成し、雌実2
との嵌合に支障が出てくるようになる問題があつた。
また第9図のように離型ベルト6として表面がフラツト
にものを用いて外面材3の雄実1背面と雌実2背面とに
共にその全長に亘つて密着させて樹脂発泡体を充填成形
するようにしたものがあるが、この場合にはバリが生じ
ないかわりに外面材3内の空気が放出できないために樹
脂発泡体11の背面にエアボードが発生する問題があつ
た。本発明はかかる従来の問題を解決したものである。
本発明を以下図示実施例に基いて説明する。第1図は本
特定発明に用いる装置を示し、7はキヤタピラ式の下コ
ンベア、8は発泡性ウレタン樹脂のような発泡性樹脂5
を注入する注入機、12はキヤタピラ式の上コンベアで
あり、テフロンその他の離型性の良い材質の離型ベルト
6がこの上コンベア12外周に装着してある。上コンベ
ア12は第4図に示すようにその表面片側に例えば1〜
2m1高さの半球状の突起13が全周に亘つて20〜5
0CTILの等間隔で突設されており、この突起13に
より第2図及び第3図のように離型ベルト6も突出変形
して等間隔の突出部9を形成している。第6図及び第7
図に示す壁面材Aは雄実1を雌実2内に嵌合して接合す
ることにより天井壁面などの壁面を構成するのに使用す
るものであつて、第5図に示すような硬質塩化ビニル樹
脂のような硬質プラスチツクの溝形の外面材3にウレタ
ン発泡体のような樹脂発泡体11を充填して形成される
ものであるが、樹脂発泡体11の充填成形に当つては、
下コンベア7上に外面材3を開口部4を上側にして供給
して搬送し、注入機8で発泡性樹脂5を注入し、次に離
型ベルト6下に外面材3を送り込んで離型ベルト6で開
口部4を閉塞しながら発泡性樹脂5を発泡させ、樹脂発
泡体11で外面材3内を充填させるようにする。ここで
離型ベルト6が外面材3の開口部4を閉塞する場合、第
2図に示すように離型ベルト6の片側のフラツトな部分
が外面材3の雄実1背面に全長に亘つて密着し、また第
2図、第3図に示すように離型ベルト6の他側の突出部
9が外面材3の雌実2背面に部分的に密着して離型ベル
ト6の各前後の突出部9,9間の部分と雌実2背面との
間に空気放出用の間隙14が形成された状態になり、発
泡性樹脂5の発泡で押出される外面材3内の余剰空気が
間隙14を通して外部に放出さ瓢エアボードの形成を防
止するようになる。間隙14があるために第7図に示す
ように樹脂発泡体11の一部が外面材3からはみ出して
間隙14の所で雌実2背面にバリ15を形成するが、形
成された壁面材A,A同士を接合するときには雌実2内
に雄実1を嵌合するためにバ1川5が嵌合の邪魔になる
ことはない。本願特定発明は叙上のように外面材の背面
開口部から発泡性樹脂を注入し、しかるのち開口部を離
型ベルトで閉塞してこの離型ベルトの片側を外面材の片
側の雄実の背面に全長に亘つて密着させると共に離型ベ
ルトの他側を外面材の他側の雌実の背面に部分的に密着
させながら発泡性樹脂を発泡させて外面材内に充填する
ので、離型ベルトの密着していない所を通して外面材内
の余剰空気を外部へ放出することができて、樹脂発泡体
の背面にエアボードを生じさせることなく樹脂発泡体の
充填成形が可能であり、しかも上記の離型ベルトが密着
してうない所から樹脂発泡体がはみ出してバリを形成し
たとしても、このバリは雌実の背面に形成されることと
なるので、得られた壁面材同士を雄実を雌実内に嵌入し
て接合する場合にバリが支障にならない特長がある。
また本願併合発明にあつては離型ベルトの片側をフラツ
トにして外面材の雄実背面に密着し、雌型ベルトの他側
に適宜間隔で突出部を隔設してこの突出部が外面材の雌
実背部に密着するようにしているので、離型ベルトで外
面材の開口部を閉塞して発泡性樹脂を発泡充填するとき
には離型ベルトの片側が外面材の雄実の背面に全長に亘
つて密着し、離型ベルトの他側が突出部によつて外面材
の雌実の背面に部分的に密着するようになり得て、上記
特定発明のようにエアボードを生じさせることがなく、
しかも接合に支障のないように樹脂発泡本を外面材内に
充填成形することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明壁面材の発泡体充填成形装置の一実施例
の概略図、第2図は第1図のI−1線拡大断面図、第3
図は第1図の部の進行方向に沿つた拡大縦断面図、第4
図は同上の上コンベアの一部拡大斜視図、第5図は外面
材の巾方向縦断面図、第6図は外面材に樹脂発泡体を充
填成形して形成した壁面材の巾方向縦断面図、第7図は
同上壁面材の背面側からの斜視図、第8図及び第9図は
それぞれ従来例図である。 図中、1は雄実、2は雌実、3は外面材、4は開口部、
5は発泡性樹脂、6は離型ベルト、7は下コンベア、8
は注入機、 9は突出部、 14は間 隙である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 片側に雄実、他側に雌実が形成された背面開口の溝
    形の外面材に発泡性樹脂を注入し、しかるのち外面材の
    開口部を離型ベルトで閉塞し、この離型ベルトの片側を
    雄実の背面に全長に亘つて密着させると共に他側を雌実
    背面に部分的に密着させながら発泡性樹脂を発泡させて
    外面材内に充填することを特徴とする壁面材の発泡体充
    填成形方法。 2 背面開口の溝形の外面材を開口部を上にして搬送す
    る下コンベアと、外面材の開口部から発泡性樹脂を注入
    する注入機と、発泡性樹脂注入後の外面材の開口部を閉
    塞しつつ進行する離型ベルトを備え、上記離型ベルトは
    その片側を外面材の雄実背面全長に密着するようにフラ
    ットにし、他側には適宜間隔で下方へ突出する突出部を
    隔設してこの突出部が外面材の雌実背面に密着すると共
    に突出部両側で雌実背面との間に間隙を形成するように
    うにして成ることを特徴とする壁面材の発泡体充填成形
    装置。
JP52111739A 1977-09-14 1977-09-14 壁面材の発泡体充填成形方法とその装置 Expired JPS5929435B2 (ja)

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JP52111739A JPS5929435B2 (ja) 1977-09-14 1977-09-14 壁面材の発泡体充填成形方法とその装置

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Publication Number Publication Date
JPS5443976A JPS5443976A (en) 1979-04-06
JPS5929435B2 true JPS5929435B2 (ja) 1984-07-20

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JPS63112614U (ja) * 1987-01-14 1988-07-20

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