JPS5928653Y2 - ドライクリ−ナ−の溶剤濾過装置 - Google Patents
ドライクリ−ナ−の溶剤濾過装置Info
- Publication number
- JPS5928653Y2 JPS5928653Y2 JP11977380U JP11977380U JPS5928653Y2 JP S5928653 Y2 JPS5928653 Y2 JP S5928653Y2 JP 11977380 U JP11977380 U JP 11977380U JP 11977380 U JP11977380 U JP 11977380U JP S5928653 Y2 JPS5928653 Y2 JP S5928653Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter element
- solvent
- diatomaceous earth
- bottom plate
- dry cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本案は目詰りを回復し易くしたドライクリーナの溶剤濾
過装置に関する。
過装置に関する。
以下図に基いて説明すると、１は底部近傍に溶剤流入管
２を有すると共に上部に溶剤流出口３を備えたフィルタ
ケースで、その内部に仕切板４を介して複数本の円筒状
フィルタエレメント５・・・を吊下げている。
２を有すると共に上部に溶剤流出口３を備えたフィルタ
ケースで、その内部に仕切板４を介して複数本の円筒状
フィルタエレメント５・・・を吊下げている。
而してこのフィルタエレメント５は、ステンレス線を円
筒状に編み、その底面開口部に円形状の底板６を溶接し
ている。
筒状に編み、その底面開口部に円形状の底板６を溶接し
ている。
７はフィルタの外表面にグリコートされた珪藻土層で、
この珪藻土層によって、溶剤中に混入している糸屑等の
ごみを濾過している。
この珪藻土層によって、溶剤中に混入している糸屑等の
ごみを濾過している。
即ち溶剤流入管２よりフィルタケース１内に流入した溶
剤は、珪藻土層７を通ってフィルタエレメント５の内側
に入り、前記仕切板４に穿設した透孔８を通って溶剤流
出口３より流出していくが、前記珪藻土層γを通過する
際に、溶剤中に含芽れているごみが濾過される。
剤は、珪藻土層７を通ってフィルタエレメント５の内側
に入り、前記仕切板４に穿設した透孔８を通って溶剤流
出口３より流出していくが、前記珪藻土層γを通過する
際に、溶剤中に含芽れているごみが濾過される。
珪藻土層γの表向に多量のゴミが付着すると溶剤の流れ
が悪くなるので、この時は、前記仕切板４の中央よりフ
ィルタケース１外に突出した振動伝達杆９をモータ等で
上下動して前記フィルタエレメント５・・・に振動を与
え、珪藻土７をフィルタエレメントから剥離してフィル
タケース１内に落とす。
が悪くなるので、この時は、前記仕切板４の中央よりフ
ィルタケース１外に突出した振動伝達杆９をモータ等で
上下動して前記フィルタエレメント５・・・に振動を与
え、珪藻土７をフィルタエレメントから剥離してフィル
タケース１内に落とす。
その後溶剤流入管２から溶剤を流入すると、一旦フィル
タケース１内に落ちた珪藻土が溶剤の流れに乗って再度
フィルタエレメント５の外表面にプリコートされる。
タケース１内に落ちた珪藻土が溶剤の流れに乗って再度
フィルタエレメント５の外表面にプリコートされる。
この時糸屑等のごみも珪藻土と共にフィルタエレメント
５に付着するが、これ等のごみは珪藻土の中に取入れら
れてし寸うので、プリコートされた珪藻土層７の表面は
プリコート前よりもきれいになり、この表面で再度糸屑
等を濾過することができる。
５に付着するが、これ等のごみは珪藻土の中に取入れら
れてし寸うので、プリコートされた珪藻土層７の表面は
プリコート前よりもきれいになり、この表面で再度糸屑
等を濾過することができる。
珪藻土の中に増込芽れたごみが多くなった場合は、フィ
ルタケース１の下端に設けたバルブ１０を開いてこの珪
藻土を排棄し、新たな珪藻土を入れる。
ルタケース１の下端に設けたバルブ１０を開いてこの珪
藻土を排棄し、新たな珪藻土を入れる。
しかるに糸屑等のごみは全部が珪藻土層γで濾過されて
しまうのではなく、小さなごみは円筒状フィルタエレメ
ント５内に入りこむ。
しまうのではなく、小さなごみは円筒状フィルタエレメ
ント５内に入りこむ。
入り込んだごみのほとんどは溶剤の流れに乗ヅ流出口３
から流れ去ってし１つが、長期間使用していると、フィ
ルタエレメント５の底部に少しづつごみが溜ってくる。
から流れ去ってし１つが、長期間使用していると、フィ
ルタエレメント５の底部に少しづつごみが溜ってくる。
ここに於て従来は第１図の左半部に示すように、円筒状
フィルタエレメント５の底部に装着されている底板６が
通液性のない金属板でてきているため、この底板の直上
には溶剤の流れが生じず、その結果一旦底板６上にごみ
が溜ってし寸つとそれがなかなか除去できない。
フィルタエレメント５の底部に装着されている底板６が
通液性のない金属板でてきているため、この底板の直上
には溶剤の流れが生じず、その結果一旦底板６上にごみ
が溜ってし寸つとそれがなかなか除去できない。
そのため第３図に示す如くごみＡがイ９９ロ、ハ順でだ
んだん蓄積していき、珪藻土をプリコートしても珪藻土
層７が小さくなってドライクリーナの機能を減すること
になる。
んだん蓄積していき、珪藻土をプリコートしても珪藻土
層７が小さくなってドライクリーナの機能を減すること
になる。
そこで本案は、円筒状フィルタエレメント５の底面開口
部に溶接する底板６を、多数の小さな孔があいたパンチ
ングメタルによって形成している。
部に溶接する底板６を、多数の小さな孔があいたパンチ
ングメタルによって形成している。
その結果この底板６からも円筒状フィルタエレメント５
内に溶剤が流入するので、底板６上に溜ったごみも溶剤
の流れに乗って流出してしまう。
内に溶剤が流入するので、底板６上に溜ったごみも溶剤
の流れに乗って流出してしまう。
ここでごみの流出効果をよくするために、底板６に穿設
した孔は円筒状フィルタエレメント５の網目よりも大き
くして、この底板６を通しての溶剤の流れをよくしてい
る。
した孔は円筒状フィルタエレメント５の網目よりも大き
くして、この底板６を通しての溶剤の流れをよくしてい
る。
斗た底板６は必ず巳もパンチングメタルである必要はな
く、ステンレス線を編んだものであってもよい。
く、ステンレス線を編んだものであってもよい。
以上の如く本案は、フィルタケース１内に吊下げて取付
けられる円筒状フィルタエレメント５の底板６に通液性
をもたせているので、この底板上に溜ったごみもこの底
板を通って流れる溶剤によって運び去られてし斗い、従
来の如く円筒状フィルタエレメント５内にごみが溜って
濾過面が減少するようなことがないので目詰りが回復し
易く、長期間にわたって良好な濾過機能を保つことがで
きる。
けられる円筒状フィルタエレメント５の底板６に通液性
をもたせているので、この底板上に溜ったごみもこの底
板を通って流れる溶剤によって運び去られてし斗い、従
来の如く円筒状フィルタエレメント５内にごみが溜って
濾過面が減少するようなことがないので目詰りが回復し
易く、長期間にわたって良好な濾過機能を保つことがで
きる。
そして底板６の通液性がフィルタエレメントの周面の通
液性に比べよくなっているので、底板より侵入する溶剤
の流れが活発になってごみの流出効果が良好になると共
に、濾過機能の良し悪しに強く影ｔｔ−るフィルタエレ
メントの周面は、従来通りの通液性に保たれるので、濾
過機能が低下しないものである。
液性に比べよくなっているので、底板より侵入する溶剤
の流れが活発になってごみの流出効果が良好になると共
に、濾過機能の良し悪しに強く影ｔｔ−るフィルタエレ
メントの周面は、従来通りの通液性に保たれるので、濾
過機能が低下しないものである。
第１図の右半分は本案の、左半分は従来例の縦断測面図
、第２図はフィルタエレメントの一部断面した側面図、
第３図イ９口、ハは夫々従来のフィルタエレメントのプ
リコート状態を示す図である。 ５°゛°゛°フイルタエレメント、１・・・・・・フィ
ルタケース γ・・・・・・珪藻土層、６・・・・・・
底板。
、第２図はフィルタエレメントの一部断面した側面図、
第３図イ９口、ハは夫々従来のフィルタエレメントのプ
リコート状態を示す図である。 ５°゛°゛°フイルタエレメント、１・・・・・・フィ
ルタケース γ・・・・・・珪藻土層、６・・・・・・
底板。
Claims (1)
- ステンレス線を円筒状に編んで形成したフィルタエレメ
ントをフィルタケース内に吊下げ、その外表面に珪藻土
等をプリコートして使用するものに於て、前記円筒状、
フィルタエレメントの下端部に、フィルタエレメントの
周面の通液性より犬なる通液性を有する円形状底板を装
着してなるドライクリーナの溶剤濾過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11977380U JPS5928653Y2 (ja) | 1980-08-22 | 1980-08-22 | ドライクリ−ナ−の溶剤濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11977380U JPS5928653Y2 (ja) | 1980-08-22 | 1980-08-22 | ドライクリ−ナ−の溶剤濾過装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5743806U JPS5743806U (ja) | 1982-03-10 |
| JPS5928653Y2 true JPS5928653Y2 (ja) | 1984-08-18 |
Family
ID=29480430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11977380U Expired JPS5928653Y2 (ja) | 1980-08-22 | 1980-08-22 | ドライクリ−ナ−の溶剤濾過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928653Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009241041A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 膜濾過装置 |
-
1980
- 1980-08-22 JP JP11977380U patent/JPS5928653Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5743806U (ja) | 1982-03-10 |
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