JPH0352859Y2 - - Google Patents

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JPH0352859Y2
JPH0352859Y2 JP1986064689U JP6468986U JPH0352859Y2 JP H0352859 Y2 JPH0352859 Y2 JP H0352859Y2 JP 1986064689 U JP1986064689 U JP 1986064689U JP 6468986 U JP6468986 U JP 6468986U JP H0352859 Y2 JPH0352859 Y2 JP H0352859Y2
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drainage
shaped member
cylinder wall
inverted bowl
annular
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として風呂場や土間等の床に設け
られる排水トラツプに係り、より詳細には、排水
トラツプの環状封水部に付着する垢や流しきれな
いゴミ等を容易に取り除けるようにした排水トラ
ツプに関する。
〔従来の技術〕 逆椀型排水トラツプとしては、種々の構成のも
のが知られているが、一般的には、第5図に示す
ように、円形の排水目皿12を上端に有し、排水
枡11の底面中央部に排水突出管16を設けて、
排水突出管16の周囲に環状封水部17を形成
し、かつ、排水突出管16の開口部上側に逆椀型
部材13を被せ、逆椀型部材13の下端縁が環状
封水部17の底面に接触し、更に、環状封水部1
7に溜まる水に浸かるようにした構造である。
そして、この逆椀型排水トラツプは、封水によ
りゴミ等の排水管内への直接の流出が防止でき、
また、排水管内の悪臭が封止されるようになつて
いる。
しかし、この排水トラツプには排水目皿12が
あるものの、排水目皿12を通過した各種くずそ
の他のゴミ等が環状封水部17に沈殿し、掃除を
怠つていると該沈澱物が堆積して環状封水部17
の封水量が減り、悪臭が漂うようになるという問
題がある。
また、逆椀型部材13の下端部に穿設されてい
る通水用孔にゴミが溜まり、環状封水部17内の
水が腐敗し易くなり、また逆椀型部材13が使用
時に傾いたりしてゴミが配管に流れてしまうとい
うこともある。
そこで、近年では、排水トラツプ内の環状封水
部にゴミ受け皿を着脱自在に配設した構成のもに
が使用されている(実公昭35−28880号公報、同
46−5020号公報参照)。
そして、この構成によれば、ゴミ受け皿によつ
て、排水目皿を通過した各種くずその他のゴミ等
を捕捉でき、前述した問題の解消ができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上述したゴミ受け皿を有する排水トラ
ツプの場合、ゴミ受け皿あるいは周壁のみ濾過孔
を有するの構成であるため,該ゴミ受け皿内に水
も同時に溜まつた状態となり、排水トラツプの掃
除を行うため逆椀型部材と一緒に取り出す時、水
も一緒に上げられるので、衛生面で問題がある。
また、ゴミ受け皿を取り出す際に、該皿が傾い
たりして溜まつているゴミ等がこぼれおちるおそ
れがある。
本考案は、以上のような点に対処して創案しと
ものであつて、その目的とする処は、容易に垢、
ゴミ等を回収し得て掃除が行い易く、封水量が著
しく減少することのないような排水トラツプを提
供することにある。
(課題を解決するための手段) そして、上記課題を解決するための手段として
の本考案の排水トラツプは、排水目皿を上端に有
する排水枡の底面中央部に排水突出管を設け、該
排水突出管の周囲に環状封水部を形成し、該排水
突出管の開口部上側に逆椀型部材を被せ、該逆椀
型部材の下端縁が環状封水部に溜まる水に浸かる
ようにした排水トラツプにおいて、上記逆椀型部
材の下端部に網体で形成された内筒壁と外筒壁と
を下端で網体連結底面で接続して形成した環状濾
過皿を、該下端部が環状濾過皿の底面中央に位置
するように着脱自在に固定し、該環状濾過皿は内
筒壁を外筒壁よりたかく形成すると共に、該内筒
壁の上端部を上記逆椀型部材の内面に当接させて
上記排水突出管の開口部周囲を覆うように形成さ
れていて、また上記排水突出管と該逆椀型部材と
を着脱自在に形成し、更に該環状封水部に着脱自
在に嵌合できるようにした構成よりなる。
〔作用〕
そして、上記構成に基づく、本考案の排水トラ
ツプは、逆椀型部材に着脱自在に固定されている
ゴミ受け皿全体が網体によりなる環状濾過皿によ
つて構成されているので、水とゴミとの分離が容
易であり、また、上記環状濾過皿を形成する内筒
壁が外筒壁より高く、且つ該内筒壁の上端が上記
逆椀型部材と当接するように形成されているの
で、該皿を取り出す際、ゴミのこぼれるおそれを
解消できるように作用する。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、本考案を具体化し
た実施例について説明する。
ここに、第1〜4図は本考案の実施例を示し、
第1図は縦断面図、第2図は逆椀型部材および環
状濾過皿の斜視図、第3図はアンカー用鍔を除い
た状態における第1図の平面図、第4図は排水目
皿の平面図である。
本実施例の排水トラツプは、大略構造は前述し
た第5図に示す従来例の排水トラツプと同様であ
つて、排水枡11、排水目皿12、逆椀型部材1
3および環状濾過皿14とを有する構成となつて
いる。
排水枡11は、平面視が四角形状で、外周面に
アンカー用鍔15を備えた枡形状であつて、底部
中央に上方向に突出する排水突出管16を備え、
その周囲に環状封水部17を備えている。排水突
出管16は、その上端開口部18にブリツジ19
を有し、また、該ブリツジ19には雌ネジが切ら
れている。ここで、排水枡11は、上端部が方形
角型(四角形状)で、下方向に狭まり、または段
差を有し下端部が円型をした構成とされている。
排水目皿12は、四角形状をした目皿で、排水
枡11の上端部20に嵌合し、上端部20と面一
となるように形成されている。ここで、排水目皿
12は、その寸法が床面におけるタイル等の寸法
に適合する大きさのものを選んでいる。
逆椀型部材13は、塩化ビニール等の合成樹
脂、もしくは金属で形成されていて、その側部に
は切欠21,21……が所定間隔おきに設けら
れ、又、その表面中央部22には、固定用蝶ネジ
23が設けられ、該蝶ネジ23により排水突出管
16のブリツジ19と着脱自在に固定できるよう
に構成してある。切欠21,21……は、ある程
度小さいゴミ等について排水により排水管になが
せるようにしたものである。
環状濾過皿14は、環状封水部17に嵌合する
形状の網皿として形成され、その底面中央部で逆
椀型部材13の下端縁と着脱自在に固着されて一
体物とびて形成されている。すなわち、環状濾過
皿14は、網体で形成された内筒壁14aと外筒
壁14bとを、その下端で網体で形成された網体
連結底面14cで連結した皿として形成されてい
る。また、内筒壁14aと外筒壁14bとは、内
筒壁14aの高さを外筒壁14bの高さより高く
すると共に、内筒壁14aの上端を逆椀型部材1
3の内面に当接するように形成されている。ここ
で、網目はできるだけ小さい目のものが用いら
れ、また、該網皿は環状封水部17の底部に当接
することなく若干の間隙ができるように嵌合する
ように形成してある。
そして、上記構成に基づく本実施例の排水トラ
ツプは、排水中の垢やゴミ等雑多な塵芥が排水目
皿12の目を透過して排水枡11に流入し、排水
枡11中の環状濾過皿14内に溜め、掃除の際に
は排水目皿12を取り外し、蝶ネジ23を排水突
出管16のブリツジ19より外して逆椀型部材1
3を取り上げることにより一体的に形成された環
状濾過皿14も付いて取り出せ、該取出した環状
濾過皿14内のゴミ等の塵芥が簡単に回収できる
ように作用する。
更に、逆椀型部材13に着脱自在に固定されて
いるゴミ受け皿全体が網体によりなる環状濾過皿
14によつて形成されているので、水とゴミとの
分離が容易であり、また、環状濾過皿14を形成
する内筒壁14aが外筒壁14bより高く、かつ
内筒壁14aの上端が逆椀型部材13の内面と当
接するように形成されているので、該皿14を取
り出す際、ゴミのこぼれるおそれを解消できるよ
うに作用する。
なお、本考案は、上述した実施例に限定される
ものでなく、本考案の要旨を変更しない範囲内に
おいて変形実施できるものを含む。
〔考案の効果〕
以上の説明より明らかなように、本考案の排水
トラツプによれば、逆椀型部材に着脱自在に固定
されいるゴミ受け皿全体が網体によりなる環状濾
過皿によつて形成されているので、水とゴミとの
分離が容易であり、また、上記環状濾過皿を形成
する内筒壁が外筒壁より高く、かつ該内筒壁の上
端が上記逆椀型部材と当接するように形成されて
いるので、該皿を取り出す際、ゴミのこぼれるお
それを解消できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の実施例を示し、第1図は
縦断面図、第2図は逆椀型部材および環状濾過皿
の斜視図、第3図はアンカー用鍔を除いた状態に
おける第1図の平面図、第4図は排水目皿の平面
図、第5図は従来例の縦断面図である。 11……排水枡、12……排水目皿、13……
逆椀型部材、14……環状濾過皿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排水目皿を上端に有する排水枡の底面中央部に
    排水突出管を設け、該排水突出管の周囲に環状封
    水部を形成し、該排水突出管の開口部上側に逆椀
    型部材を被せ、該逆椀型部材の下端縁が環状封水
    部に溜まる水に浸かるようにした排水トラツプに
    おいて、上記逆椀型部材の下端部に網体で形成さ
    れた内筒壁と外筒壁とを下端で網体連結底面で接
    続して形成した環状濾過皿を、該下端部が環状濾
    過皿の底面中央に位置するように着脱自在に固定
    し、該環状濾過皿は内筒壁を外筒壁より高く形成
    すると共に、該内筒壁の上端部を上記逆椀型部材
    の内面に当接させて上記排水突出管の開口部周囲
    を覆うように形成されていて、また上記排水突出
    管と該逆椀型部材とを着脱自在に形成し、更に該
    環状濾過皿を上記環状封水部に着脱自在に嵌合で
    きるようにしたことを特徴とする排水トラツプ。
JP1986064689U 1986-04-28 1986-04-28 Expired JPH0352859Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986064689U JPH0352859Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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Publication Number Publication Date
JPS62176266U JPS62176266U (ja) 1987-11-09
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