JPS6223902Y2 - - Google Patents

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JPS6223902Y2
JPS6223902Y2 JP1982154848U JP15484882U JPS6223902Y2 JP S6223902 Y2 JPS6223902 Y2 JP S6223902Y2 JP 1982154848 U JP1982154848 U JP 1982154848U JP 15484882 U JP15484882 U JP 15484882U JP S6223902 Y2 JPS6223902 Y2 JP S6223902Y2
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JP
Japan
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trap
basin
drainage
drain pipe
trap body
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JP1982154848U
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JPS5961388U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は排水桝用トラツプ装置に係り、例えば
台所や浴室から流出する排水が溜め桝またはイン
バート桝に合流する個所に用いられるトラツプ装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来、台所や浴室等からの排水は第1図に示す
ように排水管1の途中に掃除口2やU字状トラツ
プまたはP字状トラツプ3などを介して汚水桝4
などに合流するように配管されている。しかし、
台所や浴室等からの排水設備は概して敷地の狭い
場所に設けられることが多く、このため、配管ス
ペースが少なく配管作業が非常に困難である。
そこで、実公昭56−17589号公報に記載されて
いるように桝にトラツプ機能を持たせた装置が提
案されている。この装置は第2図に示すように1
つの桝6にポケツト部7とU字状溝部8とを設
け、インバート機能とトラツプ機能とを合わせ持
たせているため、配管スペースもそれほど大きく
なくてよく、配管部品も少なく、配管作業も簡単
である利点を有している。しかしながら第2図に
示す構造の装置における桝6は専用桝であるた
め、既存の桝を使用している場合この桝6を利用
できない問題を有している。
また汚水桝本体にトラツプ機能をもたせる代り
に別個のポケツトを桝本体に設けたものとして実
開昭56−55089号公報に記載されているように、
ポケツトを支持した枠体を汚水桝本体に嵌着して
汚水桝本体にこれと別個のポケツトを支持させト
ラツプ機能をもたせた汚水桝が提案されている。
この汚水桝の構成によるときは汚水桝本体の形
状や排水管の挿入位置によつて異なつた形状の枠
体を必要とし既設の桝本体にそのまま適用でき
ず、また枠体の分だけ汚水桝が大型化するという
問題がある。
また、実開昭54−27564号公報に記載されてい
るように、汚水桝本体の内壁面に形成した係止部
にポケツト部の取付孔を係合させてトラツプ機能
をもたせた汚水桝が提案されている。この汚水桝
によるときは汚水桝本体に係止部を形成する手数
を要し、また取付部の位置によつて排水管の接続
位置が規制されるから既設の桝本体にそのまま適
用できないという問題がある。
さらに、実開昭53−68563号公報に記載されて
いるように、トラツプの開口部より出した数本の
腕によつてトラツプの中心に環体を支持させ、こ
の環体に排水管を挿入して排水管にトラツプを支
持させた排水管の端末装置が提案されている。
この排水管の端末装置はトラツプを排水管に支
持させているため、排水桝の形状、構造にかかわ
りなくトラツプを装着できるから既設の桝本体に
そのまま使用できるという利点はあるが、排水管
が挿入される環体をトラツプの流出口から出した
数本の支腕で支持しているため排水中のごみなど
が支腕に絡まり流出口を詰まらせ易いという問題
がある。
(考案が解決しようとする問題点) 以上述べたように支枠でポケツトを桝本体に支
持させた排水桝や桝本体にポケツトを係合させた
汚水桝は既設の桝本体をそのまま用いてトラツプ
機能をさせることができず、また、トラツプ体か
ら支腕を出して排水管を支持させた汚水桝は支腕
にごみ等が絡まり易いという問題がある。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、台
所や浴室等からの配管途中にトラツプを配置する
必要がなく、直接桝内に配置でき、しかも新規工
事はもちろんのこと既存の桝にも取付けが容易に
できまた排水管との接続部にごみ等が絡まらない
ようにした排水桝用トラツプ装置を提供するもの
である。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の排水桝用トラツプ装置は、上面を開口
し一側の内壁に排水管挿入部が形成され他側の上
面開口部を流出路としたトラツプ体と、このトラ
ツプ体の上面より前記挿入部に挿入され前記トラ
ツプ体の開口部よりも下方で開口し、トラツプ体
を排水桝内で支持した排水管とよりなることを特
徴とするものである。
(作 用) 本考案の排水桝用トラツプ装置は、排水管の先
端部が排水桝の上面開口部より下方に配置されて
いるため、排水管からの排水の流入が途絶えて
も、トラツプ内の上面まで排水が溜つているので
桝内の臭気が排水管に侵入するのを確実に防止で
きるものである。
(実施例) 次に本考案の一実施例の構成を第3図ないし第
5図に基づいて説明する。
11は溜め桝や汚水桝などの排水桝で、支持脚
部12にて支持され中央部には複数のソケツト孔
13aに連通された溝部13を設けた桝本体14
と、この桝本体14の上部に嵌合された挿通孔2
1を有する円筒状の中間体15と、この中間体1
5の上面開口部を閉塞する蓋体16とにて形成さ
れている。
17は桝用トラツプ体で、このトラツプ体17
は、トラツプ本体18と、カバー部19とにて形
成され、このトラツプ本体18は、長円形の上面
開口部20を有する椀状に形成されており、深さ
方向略中央の内周面には係止段部22が形成され
ている。また前記カバー部19は、下縁をトラツ
プ本体18の係止段部22に係止しかつ上縁に設
けられた係止鍔部23をトラツプ本体18の開口
縁に係止した長円形の周側部24と、排水管挿入
部となる円形の嵌合孔25と流出路となる略扇状
の流出孔26とを仕切る封水壁27とからなつて
いる。そして周側部24および封水壁27にて形
成される嵌合孔25の周面下縁には係止段部28
が設けられている。
29は排水管で、中間体15の挿通孔21に挿
通して先端を排水桝11内に配置した枝管30
と、この枝管30の先端に基端を嵌合したエルボ
継手31とからなつており、このエルボ継手31
の先端は、桝用トラツプ体17の嵌合孔25に嵌
合接続され、端縁を係止突部28にて係止され、
このエルボ継手31の先端開口部はトラツプ体1
7の内側下方に開口されている。
次にこの実施例の作用を説明する。
枝管30からの排水はエルボ継手31を経てト
ラツプ体17内に流入し、このトラツプ体17の
底部を通つて流出孔26より排水桝11内に流下
する。
そして、枝管30からの排水の流入が途絶えて
もトラツプ体17内には流出孔26の高さまで排
水が溜つているので、エルボ継手31の先端は排
水内に位置することとなり、このため排水桝11
と排水管29とは排水にて遮断されることになり
排水桝11内の臭気が枝管30に侵入することは
ない。
また、トラツプ体17を掃除する場合は、流出
孔26から行なうことができる。
なお前記枝管30とエルボ継手31とを着脱自
在に接続した構造ではエルボ継手31を枝管30
から外してトラツプ本体18を排水桝11から取
出して掃除することができる。
また前記実施例では枝管30とトラツプ体17
とをエルボ継手31にて接続したが、第6図に示
すように上部開口部を蓋体33にて覆つたチーズ
継手34にて接続する構造とすることもでき、こ
のチーズ継手34を使用した構造では、蓋体33
を開放することによりトラツプ体17の掃除を容
易に行なうことができるものである。
また、第7図に示すように排水桝11が箱状に
形成されており大きく枝管30の挿通位置とトラ
ツプ体17を配置すべき位置が離れている場合
は、チーズ継手34にさらに短管35を介して枝
管30とトラツプ体17とを接続すればよい。
次に他の実施例の構成を第8図および第9図に
て説明する。
トラツプ体18cは、上面開口部20cを略長
円形とした椀状に形成されせており、長手方向一
側外側面には係止段部28cが設けられており、
また、長手方向中央には弧状の封水壁27cが設
けられ、長手方向一側にこの封水壁27cと一側
側面にて囲まれた円形の嵌合孔25cが、また、
他端には流出孔26cが形成されている。前記封
水壁27cには係止段部28cに連続し、この係
止段部28cとともに円形の嵌合部38を形成す
る係合凹部39が形成されている。そして、嵌合
部38には基端を枝管30に接続したエルボ継手
31の先端が嵌合接続されている。
この構成でも、流出孔26cより排水の流入孔
が下方に位置することになるため、排水桝11か
らの臭気は遮断される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、排水管の先端部がトラツプ体
の上面開口部より下方に配置されているため、排
水管からの排水の流入が途絶えても、トラツプ体
内の上面まで排水が溜つており、排水桝内の臭気
が排水管に侵入することはなく、また、トラツプ
体は排水管に支持されて排水桝内に挿入されてい
るからすでに配設されている排水桝をそのまま利
用でき、経済性を向上できる。さらに、排水管は
トラツプ体の内壁一側に形成された挿入部に挿入
されてトラツプ体を支持しているからトラツプ体
の流出路にはごみ等が絡まる支持腕などがなく流
出路がごみ等によつてつまるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来のトラツプ
の一実施例を示す断面図、第3図は本考案の桝用
トラツプの配設状態を示す断面図、第4図は同上
桝用トラツプと排水管を示す断面図、第5図は同
上桝用トラツプの平面図、第6図および第7図は
本考案の桝用トラツプをチーズ継手を用いて配設
した場合のそれぞれの実施例を示す断面図、第8
図は本考案の他の実施例を示す桝用トラツプと排
水管の断面図、第9図は同上桝用トラツプの平面
図である。 11……排水桝、17……桝用トラツプ体、2
0……上面開口部、25,25c……排水管挿入
部としての嵌合孔、26,26c……流出路とし
ての流出孔、29……排水管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面を開口し一側の内壁に排水管挿入部が形成
    され他側の上面開口部を流出路としたトラツプ体
    と、このトラツプ体の上面より前記挿入部に挿入
    され前記トラツプ体の開口部よりも下方で開口
    し、トラツプ体を排水桝内で支持した排水管とよ
    りなることを特徴とする排水桝用トラツプ装置。
JP15484882U 1982-10-13 1982-10-13 排水桝用トラツプ装置 Granted JPS5961388U (ja)

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JP15484882U JPS5961388U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 排水桝用トラツプ装置

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JP15484882U JPS5961388U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 排水桝用トラツプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5961388U JPS5961388U (ja) 1984-04-21
JPS6223902Y2 true JPS6223902Y2 (ja) 1987-06-18

Family

ID=30342164

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JP15484882U Granted JPS5961388U (ja) 1982-10-13 1982-10-13 排水桝用トラツプ装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427564B2 (ja) * 1974-11-25 1979-09-11

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712071Y2 (ja) * 1977-07-27 1982-03-10
JPS5828076Y2 (ja) * 1979-10-03 1983-06-18 タキロン株式会社 汚水桝

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427564B2 (ja) * 1974-11-25 1979-09-11

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JPS5961388U (ja) 1984-04-21

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