JPH0242788Y2 - - Google Patents

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JPH0242788Y2
JPH0242788Y2 JP5504887U JP5504887U JPH0242788Y2 JP H0242788 Y2 JPH0242788 Y2 JP H0242788Y2 JP 5504887 U JP5504887 U JP 5504887U JP 5504887 U JP5504887 U JP 5504887U JP H0242788 Y2 JPH0242788 Y2 JP H0242788Y2
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basket
container body
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reservoir
float
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JP5504887U
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Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Sewage (AREA)
  • Removal Of Floating Material (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は厨房排水、食品食肉工場、機械部品焼
入工場その他などで使用されるグリーストラツプ
に関する。
(従来の技術) 第1図はグリーストラツプの使用状態に於ける
構成を示すものであつて、床面1に対し容器本体
2の蓋板3を同一水平面となるように埋設するの
であり、このさい4は汚濁水流室A,Bに区画す
るためのガイド板及びその仕切板、7はトラツプ
本体、8は流出管、9は邪魔板である。
このさい、蓋板3は時々持上げてはバスケツト
を取出して該バスケツト内のゴミを除去したり、
また室Bでは液上面に浮遊する油分を適宜柄杓な
どで掬い取るようになすのであり、蓋板3には持
上げを容易ならしめるために逆U字状の把手9
a,9bを垂設状態に取付けてある。
ところで、該蓋板3は一般的に把手取付孔を除
く以外は盲板となされるのが普通であるが、床面
清掃のさいの廃水処理を便ならしめるべくグレー
チング形式の孔あきに構成したものもある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記、孔をあけたグレーチング形式のものは床
面清掃のさいに汚水をその場で直接流入させるこ
とができることから、使用上便利ではあるが、装
置本体2内の悪臭が孔あき部から上方へ拡散し、
厨房内に悪臭が漂うものになつたり、また鼠虫類
などが這い出して来たりする問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決せんとするものであ
つて、その特徴とするところは蓋板3を多数の孔
Sあきに形成すると共にグリーストラツプ容器本
体2と上記蓋板3′裏面部との間に下向きの傾斜
底板10a,10b,10c,10dと溜升11
とからなる漏斗体10を配設し、溜升11は上記
容器本体2のバスケツト5の上方位置で横断面を
ロ字状で、且つ内周壁は一定高さhの立上り壁1
1bを形成し、また該溜升11内には断面逆U字
状で下方周面部に汚水通過用スリツトP,P′……
の穿設された椀体12或はフロート12′などを
取付け、蓋板3′上方からの汚水が上記椀体12
或はフロート12′などを介し立上り壁11bか
らオーバーフローしながらバスケツト5内へ流下
するようになさしめる。
(作用) 床面の清掃で使用された水は蓋板3′の孔部か
ら流下し、下向きの傾斜底板に沿つて漏斗体12
の溜升11へ向う。しかして、該溜升11内で椀
体12のスリツトP,P′,P″……を通過し、或
はフロート12′を押し上げることにより内部立
上り壁上縁からオーバーフローしてバスケツト5
内へ流下し、他の汚水と合流されて処理されるも
のとなる。
実施例 1 容器本体2内の構成は上記従来例のものと変り
がないが、本考案では蓋体3′が次の如き構成と
なされている。
第2図Aは平面図、同Bは断面図である。10
は蓋体3′下面に配設する漏斗体であつて、周辺
から容器本体1のバスケツト5上方に向う如くな
した傾斜底板10a,10b,10c,10dを
バスケツト5の上方位置で溜升11に形成し、具
体的には溜升11は内部が横断面口字状の貯留室
11aと内周壁が一定高さhの立上り壁11bを
有するものとなし、且つ貯留室11aには第3図
に示す如き断面逆U字状の椀体12が嵌入させて
あり、椀体12の下部周面適所には汚水流入用の
スリツトP,P′,P″……が設けてある。
13a,13bは取出し用の把手である。第4
図は使用状態図である。本例では容器本体1を室
A,Bの二室に区切つた構成のものであるが、
A,B,Cの三室に区切り汚水流入室、油分回収
室、清浄液取出室の夫々れに分けられるようにな
しても良い。
上記実施例では溜升11内に椀体12を嵌入し
たものであるが、本例ではフロート12′を使用
し同様に実施する。
(考案の効果) 本考案によれば床面清掃のさいの汚水を直接グ
リーストラツプ箇所で他の汚水同様に容器本体内
のバスケツト内へ導くことができることから、床
面にこれがための廃水用導溝を設けたりしないで
便利な使用を可能ならしめるものである。
なお、本考案によれば容器本体内からの臭気は
溜升部に設けた椀体或はフロートなどで常時閉塞
状態となされていることから、これが蓋板の透孔
を経て室内に散逸したりすることのないものであ
つて、衛生上にも非常に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の従断面図、第2図は本考案
で使用される蓋板を示すものでAは平面図、Bは
断面図、第3図は椀体の斜視図、第4図は本考案
装置の使用状態図、第5図は他の例を示す。 1……床面、2……容器本体、4……汚濁水流
入管、5……バスケツト、6a,6b……バスケ
ツト、7……トラツプ本体、8……流出管、10
……漏斗体、11……溜升、12……椀体、1
2′……フロート、3′……蓋板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体を仕切壁で複数の室に区分し、汚水流
    入管からの挾雑物を除去するためのバスケツト、
    及び清浄液を取出すためのトラツプや同流出管並
    びに該容器本体上面を被蔽する蓋板などからなる
    グリーストラツプに於いて、蓋板裏面部と容器本
    体との間に下向きの傾斜板と溜升とからなる漏斗
    体を配設し、溜升は上記容器本体のバスケツト上
    方位置で横断面がロ字状で、且つ内周壁は一定高
    さの立上り壁を形成し、また該溜升内には断面逆
    U字状の椀体或はフロートなどを嵌入させ、蓋板
    上方からの汚水が椀体或はフロートなどを介し立
    上り壁からオーバーフローしてバスケツト内へ流
    下するように構成したことを特徴とするグリース
    トラツプ。
JP5504887U 1987-04-11 1987-04-11 Expired JPH0242788Y2 (ja)

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JPS63161989U JPS63161989U (ja) 1988-10-21
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JP4587145B2 (ja) * 2009-02-18 2010-11-24 昭一 山下 阻集器
JP6859607B2 (ja) * 2016-05-16 2021-04-14 中国電力株式会社 排水升用の蓋部材

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JPS63161989U (ja) 1988-10-21

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