JP3103600U - 排水口栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大きな物体の通過を阻止し、小さな物体の通過を許容する排水口栓において、毛髪等の紐状体によって目詰まりが生じてしまうのを防止できるようにする。
【解決手段】 外周10a方向から中心方向に向けて複数の一方の排水導入片11,他方の排水導入片12を形成するとともに、上記排水導入片11,12の先端を先細り状に形成して、上記先細り状に形成した各排水導入片11,12の先端にゴミの捕捉部13を形成することにより、上記各排水導入片11,12の間の段差部14から排水するとともに、上記補足すべきゴミを上記ゴミの捕捉部13に導き、上記ゴミの捕捉部13においてゴミを集中的に捕捉できるようにする。
【選択図】 図1


Description

本考案は排水口栓に関し、特に、浴室等に用いられる排水トラップに用いて、小さなものは通過させるが、大きなものは通過を阻止する排水口栓に用いて好適な排水口栓に関するものである。
従来、この種の排水トラップとして、特許文献1、または特許文献2に記載の技術が開示されている。これ等の技術は、何れも浴室の洗い場床面に設けられる排水トラップで、床面に排水管を設け、排水管の上面に目皿を設け、この下にバスケット状のストレーナを配設している。
これ等の公報に開示されている技術は、何れも浴室の洗い場床面に設けられる排水トラップで、床面に排水管を設け、排水管の上面に排水口栓を設け、この下にバスケット状のストレーナを配設している。
図5に、従来の排水口栓の一例を示す。
図5に示した従来の排水口栓50は、例えば、硬質の剛性樹脂により構成されていて、その面上には多数の孔51・・・が設けられており、大きな物体の通過を阻止し、小さな物体の通過を許容するために用いられる。
上記のように、大きな物体の通過を阻止し、小さな物体の通過を許容する理由は、後述するように、排水口栓の下方には、排水と共に導かれた毛髪や垢などのゴミを確実に除去するための小さな網目のゴミ除去ネット、及び上記ゴミ除去ネットの保持体が取り付けられており、毛髪や垢などの小さなゴミ等は上記ゴミ除去ネットで捕捉するので、排水口栓50においては大きなゴミの通過を阻止すればよいからである。なお、大きなゴミを捕捉するのは、上記ゴミ除去ネット内が大きなゴミで直ぐに満杯になってしまうのを防止するためである。
実開昭51−162534号公報 実公昭55−2132号公報
上記従来の排水口栓50においても、主たる目的である小さなゴミを捕捉する目的を達成することができる。しかしながら、上記従来の排水口栓50の場合には、図6の部分拡大断面図に示すように、毛髪60を捕捉してしまう不都合があった。
これは、毛髪60は小さいので上記孔51を通過させるものの、その先端部60aが通過した孔51と、後端部60bが通過する孔51とが異なることが多く、結果として多数の毛髪60が排水口栓50に捕捉されることとなり、直ぐに目詰まりを起こしてしまう問題点があった。
本考案は上述の問題点にかんがみ、大きな物体の通過を阻止し、小さな物体の通過を許容する排水口栓において、毛髪等の紐状態によって目詰まりが生じてしまうのを防止できるようにすることを目的とする。
本考案の排水口栓は、外周方向から中心方向に向けて複数の排水導入片が形成されており、上記排水導入片の先端は先細り状に形成されているとともに、上記先細り状に形成された各排水導入片の自由端は下方に湾曲されて中心部にゴミの捕捉部が形成されていて、上記各排水導入片の間から排水するとともに、上記補足すべきゴミを上記各排水導入片の自由端に形成されているゴミの捕捉部に導き、上記ゴミの捕捉部においてゴミを集中的に捕捉するようにしたことを特徴としている。
また、本考案の他の特徴とするところは、上記排水導入片は、外周方向から中心方向にむけて先細り状になる放射状に形成されていて、隣接する排水導入片は相互に段差を設けて形成されていることを特徴としている。
また、本考案のその他の特徴とするところは、上記排水口栓は、金属または硬質の剛性樹脂によって形成されていることを特徴としている。
本考案によれば、外周方向から中心方向に向けて複数の排水導入片を形成するとともに、上記排水導入片の先端は先細り状に形成し、上記先細り状に形成した各排水導入片の自由端を下方に湾曲させて中心部にゴミの捕捉部を形成して、上記各排水導入片の間から排水するとともに、上記補足すべきゴミを上記各排水導入片の自由端に形成したゴミの捕捉部に導き、上記ゴミの捕捉部においてゴミを集中的に捕捉するようにしたので、大きな物体の通過を阻止し、小さな物体の通過を許容する排水口栓において、それ自体は小さいが長い紐状の毛髪等を捕捉してしまうことで目詰まりが生じてしまうのを可及的に減らすことができる。これにより、排水口栓を清掃する手間を大幅に軽減することができる。
次に、添付図面を参照しながら本考案の排水口栓の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態の排水口栓の全体構成を示す平面図である。図1に示したように、本実施の形態の排水口栓10は、金属板をプレス加工して形成されている。本実施の形態においては、全体形状を円形に形成した例を示しているが、上記全体形状は任意の形状であってよい。
上記排水口栓10には、外周10a方向から中心方向に向けて複数の排水導入片11、12が形成されており、上記各排水導入片11、12の先端は先細り状に形成されていて、上記先細り状に形成された各排水導入片11、12の自由端は下方に湾曲されて中心部にゴミの捕捉部13が形成されている。本実施の形態では、16個の排水導入片11、12を形成した例を示している。
上記排水導入片11及び12は、外周10a方向から中心方向にむけて先細り状になる放射状に形成されていて、隣接する排水導入片11、12は相互に段差を設けて形成されている。図1に示した例では、一方の排水導入片11を基板と同じレベルに形成し、他方の排水導入片12をその基端において、上記一方の排水導入片11に対して下方に折り曲げた後で水平方向に曲げて、一方の排水導入片11と他方の排水導入片12との間に段差部14が形成されている。
これにより、上記一方の排水導入片11と他方の排水導入片12とは、全体としてそのほとんどの部分においては所定の長さにわたって段差が形成される。上記一方の排水導入片11及び他方の排水導入片12の間の段差部14から排水するとともに、補足すべきゴミは、これらの段差部14からは抜け落ちないようになされている。
上記段差部14から排水されない水分及びゴミは、上記一方の排水導入片11及び他方の排水導入片12の面上を伝わって上記ゴミの捕捉部13に至り、上記ゴミの捕捉部13から下方に排水される。この際に、上記ゴミの捕捉部13よりも大きなゴミは通過できずに捕捉される。
図1におけるA−A線に沿う断面図を図2に示し、図1のB−B線に沿う断面図を図3に示す。図2及び図3に示したように、他方の排水導入片12は一方の排水導入片11よりも下方に位置するようにプレス加工によって形成されており、一方の排水導入片11と他方の排水導入片12の間に段差部14が形成されている。
したがって、本実施の形態の排水口栓10によれば、各排水導入片11、12間に形成されている段差部14から水分のみを積極的に排水するとともに、排水導入片11、12に跨ってしまった毛髪等は、放射状に形成した各排水導入片11、12によりガイドして、各排水導入片11、12の先端部に形成されているゴミの捕捉部13まで運ばれ、上記ゴミの捕捉部13から下方に落下される。
これにより、毛髪等の細長い紐状体が上記排水口栓10に絡まってしまい、目詰まりを起こすような不都合を確実に防止することができるので、排水口栓10を清掃する作業を大幅に軽減することができる。
以下、本実施の形態による排水口栓10の使用例を説明する。
図4において、枠体41及び筒体42と、金属で製作された網カゴ43を有する排水口に、ストレーナとしての排水口栓10を取り付けている。
上記枠体41は、横断面がほぼ円形状枠体で形成されていて、上記枠体41の内側に筒体42が螺合している。上記筒体42は、円筒形の上部は係合段部44を介して外側に広げた形状に形成されている。
上記網カゴ43は、上端面の内側に段部を有する中空円板形状のつば体45と、このつば体45の下側取り付け部に取り付けられたカゴ本体46とを具備してなり、このカゴ本体46は所定網目の金網で有底円筒形状に形成されている。
上記網カゴ43の内部には、ペーパーフィルタ47が配設されている。上記ペーパーフィルタ47は水切りの良い紙を袋形状に形成してなり、上記網カゴ43のカゴ本体46の内側に着脱可能に装着されるとともに、その開口部は上記つば体45の裏側まで折り返されて、つば体45と上記筒体42の係合段部44との間に挟持されている。
上述のように構成された排水口において、洗い場で使用された排水は、排水口栓10に入る。この排水口栓10に入った排水は、一方の排水導入片11及び他方の排水導入片12に案内されながら、上記一方の排水導入片11と他方の排水導入片12との間に形成された段差部14から排水されるとともに、排水されなかった水分及びゴミが中央部に形成されているゴミの捕捉部13に向かう。上記ゴミの捕捉部13は、上述したように小さく形成されているので、小さなゴミの通過は許容するものの、大きなゴミが通過するのを阻止する。
特に、本実施の形態の排水口栓10においては、排水が流れ落ちる空間が閉じていないので、図6で示した毛髪60のような細長い紐状体が排水中に含まれていても、上記毛髪60状の細長い紐状体は上記一方の排水導入片11または他方の排水導入片12上を滑らせて上記ゴミの捕捉部13から下方に落下させることができる。
これにより、毛髪60等が排水口栓10に引っ掛かって詰まってしまうような不都合を確実に回避することができる。そして、下方に落下した排水中の小さなゴミは、上記カゴ本体46中に配設されたペーパーフィルタ47によって捕捉されるので、排水口栓10を通過した小さなゴミが配水管中に流れ出てしまう不都合はない。
なお、上記実施の形態では、本体、枠体及び筒体をABS樹脂で製作し、網カゴを金属で製作したが、本実施の形態はこれに限るものではない。例えば、本体、枠体及び筒体をABS樹脂で以外の合成樹脂で製作するようにしてもよく、または金属(例えば鋳鉄)で製作するようにしてもよい。また、網カゴを合成樹脂で製作するようにしてもよい。
また、上記カゴ本体46内に装着するフィルターをペーパーフィルタ47で形成して、使い捨て可能としたが、本実施の形態はこれに限るものでなく、紙以外の材料(例えば合成繊維や天然繊維)で製作したもの(例えば布製のフィルター)であってもよい。この場合、ペーパーフィルタ47と同様に使い捨てであってもよく、多数回使えるようにしてもよい。
本考案の実施の形態を示し、排水口栓の平面図である。 図1中のA―A線に沿う断面図である。 図1中のB―B線に沿う断面図である。 実施の形態の排水口栓の使用例を説明する断面図である。 従来の排水口栓の一例を示す図である。 従来の排水口栓における問題点を説明する図である。
符号の説明
10 排水口栓
10a 外周
11 一方の排水導入片
12 他方の排水導入片
13 ゴミの捕捉部
14 段差部

Claims (3)

  1. 外周方向から中心方向に向けて複数の排水導入片が形成されており、上記各排水導入片の先端は先細り状に形成されているとともに、上記先細り状に形成された各排水導入片の自由端は下方に湾曲されて中心部にゴミの捕捉部が形成されていて、
    上記各排水導入片の間から排水するとともに、上記補足すべきゴミを上記各排水導入片の自由端に形成されているゴミの捕捉部に導き、上記ゴミの捕捉部においてゴミを集中的に捕捉するようにしたことを特徴とする排水口栓。
  2. 上記排水導入片は、外周方向から中心方向にむけて先細り状になる放射状に形成されていて、隣接する排水導入片は相互に段差を設けて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の排水口栓。
  3. 上記排水口栓は、金属または硬質の剛性樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の排水口栓。

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