JPS5925272B2 - 熱電対式の差動分布型火災感知線 - Google Patents
熱電対式の差動分布型火災感知線Info
- Publication number
- JPS5925272B2 JPS5925272B2 JP9235477A JP9235477A JPS5925272B2 JP S5925272 B2 JPS5925272 B2 JP S5925272B2 JP 9235477 A JP9235477 A JP 9235477A JP 9235477 A JP9235477 A JP 9235477A JP S5925272 B2 JPS5925272 B2 JP S5925272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermocouple
- thermocouple wire
- wire
- fire detection
- type differential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従来の熱電対式の差動分布型火災感知線は、第１図の如
く、異なる材質の二種類の熱電対用線ａ、をのそれぞれ
の複数個を交互に溶接し、熱電対用線ａのそれぞれの一
端ａｌと熱電対線をの一端ｂｌとの熱電対部Ｃ１の外周
胴にパイプ片ｄを嵌挿して熱電対部Ｃ１をその部分の熱
容量を大きくして冷接点部とし、熱電対用線ａのそれぞ
れの一端ａ２と熱電対用線をの一端ｂ２との熱電対部Ｃ
２には何も装着せずに熱電対部Ｃ２をその熱容量を小さ
くして温接点部としてなり、火災発生時、周囲温度が所
定以上の割合で温度上昇すると、前記温接点部はその熱
容量が小さいために周囲温度の上昇に追従して温度上昇
して温接点部の起電力は大きく、前記冷接点部はその熱
容量が大きいために周囲温度の上昇にもかかわらず温度
上昇し難くて冷接点部の起電力は小さく、しかして、火
災感知線の起動力は所定以上昇になることにより火災発
生を感知できるものである。
く、異なる材質の二種類の熱電対用線ａ、をのそれぞれ
の複数個を交互に溶接し、熱電対用線ａのそれぞれの一
端ａｌと熱電対線をの一端ｂｌとの熱電対部Ｃ１の外周
胴にパイプ片ｄを嵌挿して熱電対部Ｃ１をその部分の熱
容量を大きくして冷接点部とし、熱電対用線ａのそれぞ
れの一端ａ２と熱電対用線をの一端ｂ２との熱電対部Ｃ
２には何も装着せずに熱電対部Ｃ２をその熱容量を小さ
くして温接点部としてなり、火災発生時、周囲温度が所
定以上の割合で温度上昇すると、前記温接点部はその熱
容量が小さいために周囲温度の上昇に追従して温度上昇
して温接点部の起電力は大きく、前記冷接点部はその熱
容量が大きいために周囲温度の上昇にもかかわらず温度
上昇し難くて冷接点部の起電力は小さく、しかして、火
災感知線の起動力は所定以上昇になることにより火災発
生を感知できるものである。
ところが、異なる材質の熱電対用線ａ、ｂのそれぞれの
複数個を交互に溶接する溶接工程が煩雑であり、かつ、
冷接点部を形成するためのパイプ片ｄが必要のため部品
点数が多く、コスト高となる欠点があつた。
複数個を交互に溶接する溶接工程が煩雑であり、かつ、
冷接点部を形成するためのパイプ片ｄが必要のため部品
点数が多く、コスト高となる欠点があつた。
本発明は上記のような従来の欠点を除去するものであつ
て、以下本発明の実施例を図面について説明すると、１
、２は材質の異なる二種類の熱電対用線で、熱電対用線
１はパイプ線状になされて熱電対用線２はパイプ線状又
は中実線状になされ、熱電対用線１の内径は熱電対用線
２の外径とほぼ同じになるようになされる。
て、以下本発明の実施例を図面について説明すると、１
、２は材質の異なる二種類の熱電対用線で、熱電対用線
１はパイプ線状になされて熱電対用線２はパイプ線状又
は中実線状になされ、熱電対用線１の内径は熱電対用線
２の外径とほぼ同じになるようになされる。
しかして、熱電対用線１の端部内に熱電対用線２の端部
を挿入して熱電対用線１の端部の内周胴と熱電対用線２
の端部の外周胴の一方に形成する係止突部３を他方に形
成した係止凹部４に係止することにより熱電対用線１、
２のそれぞれの複数個は交互に接続され、かつ、熱電対
用線１のそれぞれの一端部１ａと熱電対用線２のそれぞ
れの一端部２ａとの重合長は熱電対用線１のそれぞれの
他端部Ｉｂと熱電対用線２のそれぞれの他端部２ｂとの
重合長より小さくなるようになされ、しかして、熱電対
用線１、２のそれぞれの一端部１ａ、２ａの接続部はそ
の重合長が小さいために熱容量が小さくて温接点となり
、熱電対用線１、２のそれぞれの他端部Ｉｂ、２ｂの接
続部は冷接点となる。尚、熱電対用線１の端部の内周胴
と熱電対用線２の外周胴の一方に係止突部３を形成して
他方に係止突部３を係止する係止凹部４を形成する方法
は、熱電対用線１の端部の内周胴に熱電対用線２の端部
を挿入した状態で、熱電対用線１の熱電用線２との重合
部の外周胴の一部を押圧することにより形成されるもの
である。５は被膜である。
を挿入して熱電対用線１の端部の内周胴と熱電対用線２
の端部の外周胴の一方に形成する係止突部３を他方に形
成した係止凹部４に係止することにより熱電対用線１、
２のそれぞれの複数個は交互に接続され、かつ、熱電対
用線１のそれぞれの一端部１ａと熱電対用線２のそれぞ
れの一端部２ａとの重合長は熱電対用線１のそれぞれの
他端部Ｉｂと熱電対用線２のそれぞれの他端部２ｂとの
重合長より小さくなるようになされ、しかして、熱電対
用線１、２のそれぞれの一端部１ａ、２ａの接続部はそ
の重合長が小さいために熱容量が小さくて温接点となり
、熱電対用線１、２のそれぞれの他端部Ｉｂ、２ｂの接
続部は冷接点となる。尚、熱電対用線１の端部の内周胴
と熱電対用線２の外周胴の一方に係止突部３を形成して
他方に係止突部３を係止する係止凹部４を形成する方法
は、熱電対用線１の端部の内周胴に熱電対用線２の端部
を挿入した状態で、熱電対用線１の熱電用線２との重合
部の外周胴の一部を押圧することにより形成されるもの
である。５は被膜である。
かように本発明は、熱電対用線１の端部の内周胴に熱電
対用線２の端部を挿入して熱電対用線１の端部の内周胴
と熱電対用線２の端部の外周胴の一方に形成する係止突
部３を他方に形成した係止凹部４に係止したから、熱電
対用線１，２の互の接続が頗る容易となり、かつ、熱電
対用線１のそれぞれの一端部１ａと熱電対用線２のそれ
ぞれの一端部２ａとの重合長を熱電対用線１のそれぞれ
の他端部１ｂと熱電対用線２のそれぞれの他端部２ｂと
の重合長より小さくしたから、温接点部と冷接点部を何
ら他の部品を用いることなく交互に形成でき、安価な熱
電対式の差動分布式火災感知線を提供できる効果がある
。
対用線２の端部を挿入して熱電対用線１の端部の内周胴
と熱電対用線２の端部の外周胴の一方に形成する係止突
部３を他方に形成した係止凹部４に係止したから、熱電
対用線１，２の互の接続が頗る容易となり、かつ、熱電
対用線１のそれぞれの一端部１ａと熱電対用線２のそれ
ぞれの一端部２ａとの重合長を熱電対用線１のそれぞれ
の他端部１ｂと熱電対用線２のそれぞれの他端部２ｂと
の重合長より小さくしたから、温接点部と冷接点部を何
ら他の部品を用いることなく交互に形成でき、安価な熱
電対式の差動分布式火災感知線を提供できる効果がある
。
第１図は従来の熱電対式の差動分布式火災感知線の断面
図、第２図は本発明の実施例の断面図である。 １，２は熱電対用線、３は係止突部、４は係止凹部であ
る。
図、第２図は本発明の実施例の断面図である。 １，２は熱電対用線、３は係止突部、４は係止凹部であ
る。
Claims (1)
- １ 材質の異なる二種類の熱電対用線１、２の一方を熱
電対用線１をパイプ線状にしてその内径を他方の熱電対
用線２の外径とほぼ同じにし、熱電対用線１の端部内に
熱電対用線２の端部を挿入して熱電対用線１の端部の内
周胴と熱電対用線２の外周胴の一方に形成する係止突部
３を他方に形成する係止凹部４に係止することにより熱
電対用線１、２のそれぞれの複数個を交互に接続し、か
つ、熱電対用線１のそれぞれの一端部１ａと熱電対用線
２のそれぞれの一端部２ａとの重合長を熱電対用線１の
それぞれの他端部１ａと熱電対用線２のそれぞれの他端
部２ｂの重合長より小さくしてなる熱電対式の差動分布
型火災感知線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9235477A JPS5925272B2 (ja) | 1977-07-31 | 1977-07-31 | 熱電対式の差動分布型火災感知線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9235477A JPS5925272B2 (ja) | 1977-07-31 | 1977-07-31 | 熱電対式の差動分布型火災感知線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5426695A JPS5426695A (en) | 1979-02-28 |
| JPS5925272B2 true JPS5925272B2 (ja) | 1984-06-15 |
Family
ID=14052056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9235477A Expired JPS5925272B2 (ja) | 1977-07-31 | 1977-07-31 | 熱電対式の差動分布型火災感知線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5925272B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017204501A (ja) * | 2016-05-09 | 2017-11-16 | 日本ドライケミカル株式会社 | 熱電変換素子、分布型温度センサーおよび熱電変換素子の製造方法 |
| JP7014885B2 (ja) * | 2020-12-25 | 2022-02-01 | 日本ドライケミカル株式会社 | 熱電変換素子、分布型温度センサーおよび熱電変換素子の製造方法 |
-
1977
- 1977-07-31 JP JP9235477A patent/JPS5925272B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5426695A (en) | 1979-02-28 |
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