JPS5924814B2 - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
- Publication number
- JPS5924814B2 JPS5924814B2 JP11641678A JP11641678A JPS5924814B2 JP S5924814 B2 JPS5924814 B2 JP S5924814B2 JP 11641678 A JP11641678 A JP 11641678A JP 11641678 A JP11641678 A JP 11641678A JP S5924814 B2 JPS5924814 B2 JP S5924814B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- amount
- heating
- rice cooking
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は炊飯器に関し、特に炊飯量に応じた火力調整に
より、常においしいご飯を炊く炊飯器を提供しようとす
るものである。
より、常においしいご飯を炊く炊飯器を提供しようとす
るものである。
一般に、おιルいご飯を炊くためには、炊く量に応じて
火力を調節することは勿論、「はじめちよろちよろ中ば
つば」と言われているように、炊飯の途中で加熱量を増
加させるとよいことが知られている。
火力を調節することは勿論、「はじめちよろちよろ中ば
つば」と言われているように、炊飯の途中で加熱量を増
加させるとよいことが知られている。
この「はじめちよろちよろ」は米に充分水を含ませるこ
とが目的である。
とが目的である。
又、「中パツパ」は強い火力で対流を起こし、米をかく
はんし、炊きむらをなくすと共に、米の内部まで充分に
熱を加え、米のβ澱粉を完全にα化して、芯のないご飯
を作るのに寄与している。この炊飯方式を実現するもの
として、従来、熱応動装置により炊飯温度を検知し、こ
れにより、炊飯の途中から加熱量を増加させる炊飯器が
提案されていた。
はんし、炊きむらをなくすと共に、米の内部まで充分に
熱を加え、米のβ澱粉を完全にα化して、芯のないご飯
を作るのに寄与している。この炊飯方式を実現するもの
として、従来、熱応動装置により炊飯温度を検知し、こ
れにより、炊飯の途中から加熱量を増加させる炊飯器が
提案されていた。
この従来の炊飯器は、炊飯量が一定している場合には効
果があるが、炊飯量が異なると、おいしいご飯を炊くこ
とができなかつた。本発明は上記従来の炊飯器の欠点を
解消するもので、以下に本発明の実施例について添付図
面を参照して説明する。まず、第１図とともに本実施例
の概略を説明すると、１は炊飯容器を加熱する加熱手段
、２は加熱手段１による加熱量を制御する加熱量制御手
段、３は炊飯容器に収納された米と水からなる炊飯量を
検知する炊飯量検知手段、４はタイマーである。
果があるが、炊飯量が異なると、おいしいご飯を炊くこ
とができなかつた。本発明は上記従来の炊飯器の欠点を
解消するもので、以下に本発明の実施例について添付図
面を参照して説明する。まず、第１図とともに本実施例
の概略を説明すると、１は炊飯容器を加熱する加熱手段
、２は加熱手段１による加熱量を制御する加熱量制御手
段、３は炊飯容器に収納された米と水からなる炊飯量を
検知する炊飯量検知手段、４はタイマーである。
以下、簡単に動作を説明する。加熱手段１により炊飯容
器を加熱開始してから一定時間経過後、タイマー４の作
動により加熱量制御手段２を駆動する。
器を加熱開始してから一定時間経過後、タイマー４の作
動により加熱量制御手段２を駆動する。
この加熱量制御手段２の駆動によつて加熱手段１による
加熱量は、炊飯量検知手段３によつて設定された加熱量
に増加する。次に、第２、第３図とともに、本実施例の
具体的な構成について説明する。第２図において、５は
交流電源であり、この交流電源５に炊飯スイツチ６を介
して第１のヒータ７が接続されている。
加熱量は、炊飯量検知手段３によつて設定された加熱量
に増加する。次に、第２、第３図とともに、本実施例の
具体的な構成について説明する。第２図において、５は
交流電源であり、この交流電源５に炊飯スイツチ６を介
して第１のヒータ７が接続されている。
この第１のヒータ７にはタイマー８が並列接続されてい
る。さらにこの第１のヒータ７にはタイマー８の常開接
点９と第２のヒータ１０とサイリスタ１１との直列回路
が並列接続される。このサイリスタ１１にはトリガ素子
１２とコンデンサ１３、可変抵抗器１４よりなるトリガ
回路が付加されている。
る。さらにこの第１のヒータ７にはタイマー８の常開接
点９と第２のヒータ１０とサイリスタ１１との直列回路
が並列接続される。このサイリスタ１１にはトリガ素子
１２とコンデンサ１３、可変抵抗器１４よりなるトリガ
回路が付加されている。
なお、炊飯スイツチ６は常開であり、手動で閉成設定さ
れ、炊飯が完了すると自動的に開放するものである。
れ、炊飯が完了すると自動的に開放するものである。
また、可変抵抗器１４は炊飯量に応じてその抵抗値が変
わるもので、この場合は炊飯量が多いときは抵抗値が小
さくなるように設定されている。この可変抵抗器１４は
例えば、第３図に示すように、筐体１７に対し、上下に
摺動自在に設けた炊飯容器１６の底面と、この底面を上
方に押し上げるように付勢したバネ１９との間に介在さ
せた上下に摺動自在のレバー１８によつてその摺動子が
駆動される可変抵抗器２０のように実現されるものであ
る。説明する迄もなく、炊飯量に応じてレバー１８は上
下に摺動し、可変抵抗器２０はその抵抗値が変化する。
ここで加熱手段は図示しないが炊飯容器１６の底面に対
向して設けられている。以上の構成で炊飯スイツチ６を
投入すると、当初は第１のヒータ７によつて炊飯容器が
加熱され、炊飯容器内の水が米の糊化温度より低い例え
ば、４０℃程度に暖めらへ冷水に較べて数倍の早さで米
は吸水を始める。
わるもので、この場合は炊飯量が多いときは抵抗値が小
さくなるように設定されている。この可変抵抗器１４は
例えば、第３図に示すように、筐体１７に対し、上下に
摺動自在に設けた炊飯容器１６の底面と、この底面を上
方に押し上げるように付勢したバネ１９との間に介在さ
せた上下に摺動自在のレバー１８によつてその摺動子が
駆動される可変抵抗器２０のように実現されるものであ
る。説明する迄もなく、炊飯量に応じてレバー１８は上
下に摺動し、可変抵抗器２０はその抵抗値が変化する。
ここで加熱手段は図示しないが炊飯容器１６の底面に対
向して設けられている。以上の構成で炊飯スイツチ６を
投入すると、当初は第１のヒータ７によつて炊飯容器が
加熱され、炊飯容器内の水が米の糊化温度より低い例え
ば、４０℃程度に暖めらへ冷水に較べて数倍の早さで米
は吸水を始める。
そして、一般には６〜２０分で米は充分に水を含むので
その範囲内での一定時間後にタイマー８が動作してその
接点９が閉成し、第２のヒータ１０により加熱量が増加
される。この第２のヒータ１０の加熱量はサイリスタ１
１の導通角でその値が決まり、この導通角は、可変抵抗
器１４によつて左右される。すなわち、炊飯量に応じた
加熱量は、炊飯器の最大炊飯量の時は定格の１０％であ
り、最少炊飯量の時はおよそ５０％であるが、この熱量
を第２のヒータ１０と第１のヒータ７によつて与えられ
る。第１のヒータｒは第２のヒータ１０よりは低い電力
量に選ばれており、このため第２のヒータ１０の変化の
みで、第１のヒータ７との合計の電力値が概略、炊飯量
に応じた値となる。次に他の実施例を第４図とともに説
明する。この実施例は第２図の実施例とは、ヒーターを
１個にした点が異る。したがつて炊飯スイツチ６ζ タ
イマー８′とその接点９（ トライアツク１１′、トリ
カー素子１２′、コンデンサ１３′、可変抵抗器１４′
は、それぞれ第２図での実施したものと、同一の働きを
なすもので、新たに抵抗器１５が追加され、また、ヒー
タ７′は第２図の第１のヒータ７と第２のヒータ１０の
それぞれの電力値の和の電力値のものが接続されている
。上記構成において炊飯スイツチ６′を閉接すると、サ
イリスタ１１′は抵抗器１５の抵抗値とコンデンサ１３
′の容量値で決まる時定数に応じた点弧角で点弧され、
ヒータ７′はこれにより通電され、低電力での加熱を行
い、いわゆる「はじめちよろちよろ」が始まる。一定時
間後にタイマー８′がその接点ｑを閉成する。
その範囲内での一定時間後にタイマー８が動作してその
接点９が閉成し、第２のヒータ１０により加熱量が増加
される。この第２のヒータ１０の加熱量はサイリスタ１
１の導通角でその値が決まり、この導通角は、可変抵抗
器１４によつて左右される。すなわち、炊飯量に応じた
加熱量は、炊飯器の最大炊飯量の時は定格の１０％であ
り、最少炊飯量の時はおよそ５０％であるが、この熱量
を第２のヒータ１０と第１のヒータ７によつて与えられ
る。第１のヒータｒは第２のヒータ１０よりは低い電力
量に選ばれており、このため第２のヒータ１０の変化の
みで、第１のヒータ７との合計の電力値が概略、炊飯量
に応じた値となる。次に他の実施例を第４図とともに説
明する。この実施例は第２図の実施例とは、ヒーターを
１個にした点が異る。したがつて炊飯スイツチ６ζ タ
イマー８′とその接点９（ トライアツク１１′、トリ
カー素子１２′、コンデンサ１３′、可変抵抗器１４′
は、それぞれ第２図での実施したものと、同一の働きを
なすもので、新たに抵抗器１５が追加され、また、ヒー
タ７′は第２図の第１のヒータ７と第２のヒータ１０の
それぞれの電力値の和の電力値のものが接続されている
。上記構成において炊飯スイツチ６′を閉接すると、サ
イリスタ１１′は抵抗器１５の抵抗値とコンデンサ１３
′の容量値で決まる時定数に応じた点弧角で点弧され、
ヒータ７′はこれにより通電され、低電力での加熱を行
い、いわゆる「はじめちよろちよろ」が始まる。一定時
間後にタイマー８′がその接点ｑを閉成する。
ごれにより、前述の時定数回路は、抵抗器１５と可変抵
抗器１４′の合成抵抗に修正されるため、時定数が小さ
くなり、その分だけ、サイリスタ１１の点弧角が進み、
導通角が大きくなり、導電量は増加する。この通電量は
可変抵抗器の抵抗値によつて決まり、この抵抗値は前述
のように炊飯量に対応しているので炊飯量に応じた高電
力での加熱を行い、いわゆる「中ばつば」が始まる。
抗器１４′の合成抵抗に修正されるため、時定数が小さ
くなり、その分だけ、サイリスタ１１の点弧角が進み、
導通角が大きくなり、導電量は増加する。この通電量は
可変抵抗器の抵抗値によつて決まり、この抵抗値は前述
のように炊飯量に対応しているので炊飯量に応じた高電
力での加熱を行い、いわゆる「中ばつば」が始まる。
以上の説明から明らかなように、本発明の炊飯器は従来
の方式のものに、炊飯量を検知する手段と、この炊飯量
検知手段の信号に応じ加熱量を制御する手段を付加し、
タイマーの動作で炊飯量に応じた加熱量で加熱手段を動
作させるものであるから従来の加熱量が大きすぎるため
や少なすぎるための炊飯不出来きの欠点を除去するだけ
でなく従来は困難であつた極く少量の炊飯も可能となり
使用者にとつて使い勝手のよい極めて工業的価値の大な
るものである。
の方式のものに、炊飯量を検知する手段と、この炊飯量
検知手段の信号に応じ加熱量を制御する手段を付加し、
タイマーの動作で炊飯量に応じた加熱量で加熱手段を動
作させるものであるから従来の加熱量が大きすぎるため
や少なすぎるための炊飯不出来きの欠点を除去するだけ
でなく従来は困難であつた極く少量の炊飯も可能となり
使用者にとつて使い勝手のよい極めて工業的価値の大な
るものである。
第１図は本発明の一実施例を示す炊飯器のシステムプロ
ツク，図、第２図は同炊飯器の電気回路図、第３図は同
炊飯器の要部断面図、第４図は本発明の他の実施例を示
す炊飯器の電気回路図である。 １・・・・・加熱手段、２・・・・・・加熱量制御手段
、３・・・・・・炊飯量検知手段、４・・・・・タイマ
ー。
ツク，図、第２図は同炊飯器の電気回路図、第３図は同
炊飯器の要部断面図、第４図は本発明の他の実施例を示
す炊飯器の電気回路図である。 １・・・・・加熱手段、２・・・・・・加熱量制御手段
、３・・・・・・炊飯量検知手段、４・・・・・タイマ
ー。
Claims (1)
- １ 炊飯容器と、この炊飯容器を加熱する加熱手段と、
タイマーと、前記炊飯容器に収納された米と水からなる
炊飯量を検知する炊飯量検知手段と、前記加熱手段によ
る加熱量を制御する加熱量制御手段とを備え、前記タイ
マーにより前記加熱手段による加熱が開始されてから一
定時間後に前記加熱量制御手段を駆動し、前記加熱手段
の加熱量を前記炊飯量検知手段により設定された値に増
加する炊飯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11641678A JPS5924814B2 (ja) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11641678A JPS5924814B2 (ja) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | 炊飯器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5542647A JPS5542647A (en) | 1980-03-26 |
| JPS5924814B2 true JPS5924814B2 (ja) | 1984-06-12 |
Family
ID=14686523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11641678A Expired JPS5924814B2 (ja) | 1978-09-20 | 1978-09-20 | 炊飯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924814B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59191983U (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-20 | 株式会社 袋井内山商会 | 温室等のカ−テン材 |
-
1978
- 1978-09-20 JP JP11641678A patent/JPS5924814B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59191983U (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-20 | 株式会社 袋井内山商会 | 温室等のカ−テン材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5542647A (en) | 1980-03-26 |
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