JPS5923897Y2 - ガス器具せん - Google Patents

ガス器具せん

Info

Publication number
JPS5923897Y2
JPS5923897Y2 JP7130778U JP7130778U JPS5923897Y2 JP S5923897 Y2 JPS5923897 Y2 JP S5923897Y2 JP 7130778 U JP7130778 U JP 7130778U JP 7130778 U JP7130778 U JP 7130778U JP S5923897 Y2 JPS5923897 Y2 JP S5923897Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
hole
closure
passage
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7130778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54172332U (ja
Inventor
浩 古田
Original Assignee
シャープ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シャープ株式会社 filed Critical シャープ株式会社
Priority to JP7130778U priority Critical patent/JPS5923897Y2/ja
Publication of JPS54172332U publication Critical patent/JPS54172332U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5923897Y2 publication Critical patent/JPS5923897Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Taps Or Cocks (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発熱量の異なるガスを使用する場合においても
同一の発熱量特性を得ることができるガス器具せんに関
するものである。
従来、発熱量の異なるガス、例えば高発熱量ガス13A
と低発熱量ガス6Bとを切換えて使用するようにしたも
のがあるが、此の種のものでは閉子と器具せん本体との
すり合わせ面に形成される閉子孔を三角形状等の特殊な
形状にする必要があり、加工面において複雑になるばが
っでなくこの種のガス器具せんのコストダウンの支障を
来す原因ともなっていた。
ここで一つの従来例を第4図及び第5図に基づいて説明
する。
このものはガス通路21.22を形成したコック本体2
3内に大、中、小の通路面積を有する閉子孔24.25
.26を90度づつずらせて形成したコック閉子27を
回動自在に設け、低発熱量ガスを使用する場合には第4
図に示す如く、又高発熱量ガスを使用する場合には第5
図に示す如くコック閉子27の閉子孔をコック本体23
のガス通路に対向させて使用するものであるが、此の種
のものではコック閉子27への閉子孔24.25.26
の形成がむづかしいのみならず、第5図状態ではガス通
路22に対して閉子孔26が小さ過ぎるため、ガス量を
調整するためのコック閉子27の回動時に全開状態が長
過ぎて閉子孔の閉塞動作時にはガス量が急激に小さくな
り「とろ火」燃焼させることが困難であるという欠点が
あった。
即ち、従来では高発熱量ガス使用時と低発熱量ガス使用
時の場合の閉子の回動角度とガス発熱量との特性線には
、かなりずれがあり、そのために両方のガス使用時に於
いて満足するような調整範囲の広い燃焼を行なうことが
できないというものであった。
又、一般にガス調節嫡子の回動位置は定まっているので
上記従来のガスコックを使用する場合にはガスの切り換
えに際しては−々コック閉子27をコック本体23より
取り外し異種のガスに合うように閉子孔をコック本体2
3のガス通路に合わせる必要があり、その作業性が非常
に悪いものであった。
本考案は上述欠点を除去すべく考案されたもので、簡単
な切り換え作業で、しかも高発熱量ガス或いは低発熱量
ガスの何れに切り換えた場合でもその時の小燃焼時の調
整範囲を広くとれるように(発熱量の特性が同一となる
ように)することを目的としたものであり、その構成は
閉子のすり合せ面に穿設される閉子孔の内、一方の閉子
孔を大きく、他方の閉子孔を小さく形成すると共に、こ
れら閉子孔の一側部に各々閉子の回動方向に延びるスリ
ットを形成し、他方ガス器具せん本体に上記閉子孔に連
通ずる本体孔を設け、又上記閉子の回転軸方向に穿設さ
れる閉子通路と連通ずる本体通路を設けるとともにこの
本体通路と上記本体孔側の一方の通路との連通部に切替
弁を設けたことを特徴とするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の実施例を示すガス器具せんの断面構成
図、第2図は閉子の断面図である。
図において、1は閉子、2は器具せん本体であってこれ
らのすり合せ面には小口径の閉子孔3がスリット3′と
ともに上記器具せん本体2のガス流入側Aの本体孔4と
連通ずるように穿設されている。
該スリット3′は閉子孔3の一側部に閉子1の回動方向
に延びる如く形成されている。
6は上記本体孔4を有する通路であって、OIJングを
嵌挿してなる切替弁5によって遮断されている。
この切替弁5の端部には盲ねし5′が設けられ、高発熱
量ガス13Aを使用するときは上記本体孔4を通って流
入するガスを閉止し、低発熱量ガス6Bを使用するとき
には開成してガスを上記本体孔に導入するように回動調
節できるものである。
一方、上記閉子孔3の約180°離れた反対方向の位置
には上記閉子孔3よりも大口径の閉子孔7がスリット7
′とともに器具せん本体2のガス流出側Bの本体孔8と
連通ずるように穿設されている。
9は上記閉子孔3及び7に連通するとともに閉子2の底
部10に開口し、上記本体孔4側の通路に連設してなる
本体通路11に連通ずる閉子通路である。
12は上記閉子2をカバーする閉子カバーで閉子2の上
端部は閉子スプリング13によって付勢されている。
14は上記閉子カバーを器具せん本体2に固定している
ねじである。
次に上記構成からなるガス器具せんの動作を説明する。
第3図は閉子角度とガス発熱量との関係を示す特性図で
ある。
まず、高発熱量ガス13Aを使用する際には上記盲ねし
5′を回動して切替弁5を矢印C方向に移動させて本体
孔4と通路6との連通を上記第1図に示すように遮断す
ると、ガス流入側Aから導入されるガスは本体孔4から
閉子孔3を通り、閉子通路9を通過して閉子孔7から本
体孔8を介してガス流出側Bに流出する。
つまり、この場合閉子孔3と閉子孔7との両方でガス量
が制御されることになるが、上記閉子孔3の方が小口径
であるので主としてこの閉子孔3の部分でガス量が調節
制御される。
次に、低発熱量ガス6Bを使用する際には上記盲ねし5
′を逆方向に回動して上記切替弁5を矢印C′方向に移
動させ、図示していないが本体孔4と通路6とを連通さ
せる。
するとこのときはガス流入側Aから導入されるガスは上
記本体孔4から閉子孔3に入るとともに上記通路を通っ
て本体通路11を介して閉子通路9を上昇して閉子孔7
から本体孔8に流出する経路を取ることになる。
このような構成にすると、高発熱量ガスと低発熱量ガス
とのガス流量特性が上記第3図に示すように略同じ程度
の特性が得られ、使用勝手の良いガス器具せんを提供す
ることができる。
因みに、スリット3′は閉子1の回動操作によってガス
量を少なくし小燃焼を行わせるに際してガス量が急激に
変化しないようにするためのものであり、これを設ける
ことにより小燃焼時のガス量の調節範囲が広くなる。
尚、本考案の実施例ではガス流入側をA、ガス流出側を
Bとしているが、逆にBをガス流入側、Aをガス流出側
としても同じ効果が得られることは言うまでもない。
本考案は以上の如く閉子のすり合せ面に穿設される閉子
孔の内、一方の閉子孔を大きく、他方の閉子孔を小さく
形成すると共に、これら閉子孔の一側部に各々閉子の回
動方向に延びるスリットを形威し、他方ガス器具せん本
体に上記閉子孔に連通ずる本体孔を設け、又上記閉子の
回転軸方向に穿設される閉子通路と連通ずる本体通路を
設けるとともにこの本体通路と上記本体孔側の一方の通
路との連通部に切替弁を設けたものであるから、異なる
発熱量のガスの切り換えに際しては切替弁を開閉するだ
けで良く極めて簡単な作業で良いと共に、閉子孔にスリ
ットを設けることにより小燃焼時の調整範囲も広くとれ
、又閉子孔についても閉子の相対向する位置にスリット
を有する大小の孔を形成するだけで良いので従来程複雑
とはならず比較的簡単且つ安価に製作することができる
という顕著な効果を奏し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すガス器具せんの断面構成
図、第2図は閉子の断面図、第3図は閉子の回動角度と
発熱量との関係を示す特性線図、第4図及び第5図は従
来ガスコックの使用状態説明図を示す。 1:閉子、2:ガス器具せん本体、3:閉子孔、3′ニ
スリツト、4,8:本体孔、5:切替弁、6:本体孔側
の通路、7:閉子孔、9:閉止通路、11:本体通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉子のすり合せ面に穿設される閉子孔の内、方の閉子孔
    を大きく、他方の閉子孔を小さく形成すると共に、これ
    ら閉子孔の一側部に各々閉子の回動方向に延びるスリッ
    トを形成し、他方ガス器具せん本体に上記閉子孔に連通
    ずる本体孔を設け、又上記閉子の回転軸方向に穿設され
    る閉子通路と連通ずる本体通路を設けるとともにこの本
    体通路と上記本体孔側の一方の通路との連通部に切替弁
    を設けたことを特徴とするガス器具せん。
JP7130778U 1978-05-25 1978-05-25 ガス器具せん Expired JPS5923897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7130778U JPS5923897Y2 (ja) 1978-05-25 1978-05-25 ガス器具せん

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7130778U JPS5923897Y2 (ja) 1978-05-25 1978-05-25 ガス器具せん

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54172332U JPS54172332U (ja) 1979-12-05
JPS5923897Y2 true JPS5923897Y2 (ja) 1984-07-16

Family

ID=28981936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7130778U Expired JPS5923897Y2 (ja) 1978-05-25 1978-05-25 ガス器具せん

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5923897Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54172332U (ja) 1979-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120248203A1 (en) Water supply valve cartridge
US2249982A (en) Valve
JPS5923897Y2 (ja) ガス器具せん
US2452295A (en) Faucet
CA2214258A1 (en) Steam iron with all temperature steam production
JP2652675B2 (ja) ボールバルブ
JPS5931969Y2 (ja) ガスコツク
US2554470A (en) Valve for controlling gas
JPS5838279Y2 (ja) ガスコツク
JPS6030525Y2 (ja) 両回し式流量調節装置
JPS6238124Y2 (ja)
JPS595257Y2 (ja) ボ−ル弁
JPS6330065Y2 (ja)
US2527733A (en) Valve
JPS5921324Y2 (ja) 切替型ガスコツク
JPS6127655B2 (ja)
JPS6137964Y2 (ja)
JPS5931970Y2 (ja) 微調整コツク
JPS646443Y2 (ja)
JPH0217255Y2 (ja)
JP2000046209A (ja) ボール弁
JPS6311487Y2 (ja)
JP3581019B2 (ja) ガス流量調節装置
JPS5824055Y2 (ja) 燃料調節装置
JPS595255Y2 (ja) 流量制御弁付切換弁