JPS6030525Y2 - 両回し式流量調節装置 - Google Patents

両回し式流量調節装置

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Publication number
JPS6030525Y2
JPS6030525Y2 JP1565681U JP1565681U JPS6030525Y2 JP S6030525 Y2 JPS6030525 Y2 JP S6030525Y2 JP 1565681 U JP1565681 U JP 1565681U JP 1565681 U JP1565681 U JP 1565681U JP S6030525 Y2 JPS6030525 Y2 JP S6030525Y2
Authority
JP
Japan
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gas
hole
closure
slit
passage
Prior art date
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Expired
Application number
JP1565681U
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English (en)
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JPS57127961U (ja
Inventor
節夫 竹下
義和 藤田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は両回し式流量調節装置に関する。
現在、都市ガスにおいては、低発熱量のガスから高発熱
量のガスへの転換が進められているが、その結果、手動
作でガスを確実に安定して低流量に調整することが難か
しくなっており、このため両回し式ガスコックにおいて
も、絞り調整操作付きのものが要望されてきている。
一般に従来の両回し式ガス8絞り調整コックでは、コッ
クの閉子又はボディにスリットを設け、このスリットの
ボディ、閉子間の重合度合によってガス流量が調節さい
る。
この従来構成であると、上記スリットにグリスが詰まっ
たり、部品の寸法精度にばらつきがあったりするなどの
ため、絞り性能を確実に安定させることが難かしいとい
う欠点がある。
本考案はかかる欠点を解消した両回し式流量調節装置を
提供するものである。
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。
この実施例はたとえば両側のガスバーナと中央部のガス
バーナとが選択的に点火させられるクツキングテーブル
に設けられる両回し式流量調節装置に関する。
1はコックボディ、2は該コックボディ1の中央テーパ
孔1a内に回転自在に配設された截頭円錐形の閉子であ
って、先端上面にはガス導入凹部2aを形成しである。
3は該閉子2の基端下面の突起に連結された操作軸であ
る。
4.5.6は上記閉子2の外周面に、その基端から先端
に向けて順番に適当に間隔ごとに形成された孔と2つの
スリット孔であて、それぞれ前記凹部2aに連通してい
る。
またスリット孔5は孔部5aと閉子2の周方向に沿って
約30°の角度の小スリット5bとからなり、スリット
孔6は孔部6aとからなり、スリット孔6aと閉子2の
周方向に沿って約50°の角度の大スリット6bとから
なっている。
なお孔4の直径は上記孔部5a、6bのそれりも大に設
定しである。
18はコックボディ1の前記凹部2aに対向する箇所に
形成されたガス入口、16はコックボディ1に前記テー
パ孔1aとほぼ平行に沿って形成された第1ガス出口、
?、8.9は該第1ガス出口16とテーパ孔1aとを連
通させる通路であって、前記孔4およびスリット孔5,
6にそれぞれ対向している。
17はコックボディ1にテーパ孔1aの軸心とは直交す
る方向に沿って形成された第2ガス出口であり、前記テ
ーパ孔1aに連通すると共に孔4に対向している。
なお第1ガス出口16はクツキングテーブルの中央部の
ガスバーナに連通され、第2ガス出口17はその両側の
ガスバーナに連通させられるものである。
22はコックボディ1に前記テーパ孔1aとほぼ平行に
沿って形成されると共に上記第2ガス出口17に連通ず
るガス通路、15は該ガス通路22とテーパ孔1aとを
連通させる通路であって、前記スリット孔6に対向して
いる。
13はコックボディ1に1ガス出口16を横断し、通路
8,9に達する大径孔30内に挿入されて上記通路8,
9を塞ぐようにして配設された合成樹脂材またはそれに
相当する材料からなる制御ノズル板であって、上記各通
路8,9に連通ずるノズル11.12を有する。
10は上記大径孔36にねじ込まれて上記制御ノズル板
13をバックアップする盲栓であって、前記第1ガス出
口16に連通ずる貫通孔31と、該貫通孔31とに上記
各ノズル11.12を連通させる連通孔32を有する。
14はOリングである。24は前記通路22内にねじ込
まれたバイパスキーであって、先端小径部24aの先端
テーパ面33は通路22のテーパ面に接当している。
また上記先端小径部24aと通路22との間には若干の
間隙34を形成しである。
35は上記先端小径部24aを横断する方向に貫通する
貫通孔、25は該貫通孔35内から先端小径部24aの
先端面まで形成されたノズル、26はOリング、20は
コックボディ1にねじ21止めされた取付板、19は該
取付板20と閉子2の基端下面との間に配設された閉子
押え用ばねである。
上記構成に基づいてコックの操作手順を説明する。
第2図〜第7図は閉子2の孔4およびスリット孔5,6
とコックボディ1の通路?、 8.9との関係を示し、
第8図〜第11図は閉子2の孔4およびスリット孔5,
6とコックボディ1の通路15および第2ガス出口17
との関係を示している。
また第2図〜第11図において符号Aは、第1図のA−
A断面符号Bは第1図のB−B断面、符号Cは第1図の
C−C断面を示している。
さらに第12図および第13図は本考案実施品イおよび
従来品口におけるガス流量と閉子2の回転角度との関係
を示すものである。
まずニュートラル状態において、第1.2.8図に示す
ごとく、ガス入口18より流入したガスは凹部2aを介
して孔4、スリット孔5,6に達するが、コックボディ
1に遮られ、完全にシールされる。
次に操作軸3を反時計方向りへ9(@転させると、第3
図に示すごとく、孔4は通路7と、スリット孔5は通路
8と、スリット孔6は通路9とそれぞれ連通ずることに
なる。
したがってガスは各通路7,8.9を通ると共にノズル
11,12を通り、第1ガス出口16から全開状態で多
量に噴出する。
次に第4図に示すごとく、閉子2を時計方向Eへα度回
転させると、孔4と通路7との連通が断たれ、スリット
孔5,6と通路3,9とだけが連通することになる。
したがってガスはノズル11.12を流れる量だけとな
り、流量が決定される。
ノズル11,12は通路8,9に比べてかなり小さいた
め、第4図状態より第5図状態に到るまで安定した流量
を得ることができる。
次に第5図に示すごとく、閉子2を時計方向Eへさらに
β角度回転させると、スリット孔5と通路8との連通が
断たれ、スリット6と通路9とだけが連通ずることにな
る。
したがってガスはノズル12を流れる量だけとなる。
この場合も、通路9に対してノズル12の穴径が小さい
ため、第6図に示すごとくスリット孔6に対して通路9
の連通が断たれるまで、一定量のガスが第1ガス出口1
6より噴出することになる。
第6図は閉子2をさらにγ度回転させた状態で、スリッ
ト孔6と通路9との連通が断たれた状態を示している。
また第7図は第6図状態から閉子2をさらに90°回転
させた状態(第2図と同じニュートラル状態)を示して
いる。
次に第7図状態より閉子2を時計方向Eへ90゜回転さ
せると、第8図に示す状態となる。
この状態では、孔4は第2ガス出口17と、スリット孔
6は通路15とそれぞれ連通し、該通路15は間隙34
、貫通孔35およびノズル25を介して上記第2ガス出
口17に連通している。
したがってガスは第2ガス出口17から全開状態で多量
に噴出する。
次に第9図に示すごとく、閉子2を反時計方向りへα′
回転させると、孔4と第2ガス出口17との連通が断た
れ、スリット孔6と通路15だけが連通ずることになる
したがってガスはノズル25を流れる量だけとなる。
ノズル25は通路15に比べてかなり小さいため、第9
図状態より第10図状態に到るまで安定した流量を得る
ことができる。
次に第10図状態より閉子2を反時計方向りへ90°回
転させると、第11図に示すごとく第2図および第7図
と同じニュートラル状態となる。
上記実施例において、各スリット孔5.6のスリット5
b、6bはガスを流す役目しか有さす、従のようにのス
リット5b、6bでガス流量を調節するものではないの
で、たとえばこのスリット5b、6bにグリスが少々詰
まっても、ガス流量の絞り性能にほとんど影響を及ぼさ
ない。
また加工の際、通路9と15とを、また通路7と第2ガ
ス出口17とを一度に形成することができ、さらに制御
ノズル板13を配設するため形成した大径孔30を利用
して通路8.9を形成することができ、効率よく加工す
ることができるものである。
またかかることから閉子2にも孔4およびスリット5,
6を3本だけ直線的に形成するだけでよく、構造が簡単
である。
さらに上記閉子2にスリットのない孔4とスリット5b
、6bを有するスリット5,6とを設け、しかも上記ス
リット5b、6bの角度を大小に設定しであるので、ガ
ス流量を段階的に安定して制御することができる。
またガスの全開時には上記番孔4,5.6を第1または
第2のガス出口に対向させるものであって、番孔を個別
にガス出口に対向させる従来品に比べて装置全体を小型
化し得るものである。
以上述べたごとく本考案の周回し式流量調節装置によれ
ば、ガス流量を段階的に切り換えることができるもので
あって、高発熱量のガスであっても、そのガスを確実に
安定して低流量に調整することもできるものである。
また全開状態以外のガス流量調節状態においてはノズル
によてガス流量を調節するものであって、従来のように
スリットのボディ、閉子間の重合度合によってガス流量
を調節するものではない。
したがってたとえ上記スリットにグリスが少々詰まって
も、ガス流量の絞り性能にほとんど影響を及ぼさず、絞
り性能を確実に安定させることができるものである。
さらに閉子の流出孔が閉子のまわりに点在せず、軸心方
向に集中しているため、閉子の回転角度が小さくても(
90°回転)流量切換えが可能である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断面図、第2
図〜第11図はそれぞれコックの操作手順を示す要部の
横断面図であって各図のAは第1図のA−A矢視図、各
図Bは第1図のB−B矢視図、各図のCは第1図のC−
C矢視図である。 第12図および第13図はガス流量と閉子の回転角度と
の関係を示すグラフである。 1・・・・・・コックボディ、1a・・・・・・テーパ
孔(中央孔)、2−・・・・・・閉子、2a・・・・・
・導入凹部、4・・・・・・孔、5,6・・・・・・ス
リットL 5b、6b−−−−−−スリット、?、 8
.9. 15・・・・・・通路、11,12゜15・・
・・・・ノズル、13・・・・・・制御ノズル板、16
・・・・・・第1ガス出口、17・・・・・・第2ガス
出口、18・・・・・・ガス入口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ガス入口と第1、第2のガス出口とを有するコック
    ボディを設け、該コックボディの中央孔内にガス入口と
    第1、第2のガス出口との連通を遮断する閉子を回転自
    在に設け、該閉子にガス入口と連通ずるガス導入凹部を
    設け、閉子を貫通して上記凹部内に達する複数の孔をこ
    の閉子の軸心方向に沿って適当間隔ごに形成し、該番孔
    のうち、一つを除いて他の孔の外周部に閉子の周方向に
    沿って適当角度のスリットを形成し、前記各ガス出口に
    それぞれ複数の通路を設けると共に該各通路をコックボ
    ディの中央孔に連通させて上記閉子の番孔に対向させ、
    該各通路のうち、閉子のスリットを有する孔に対向する
    通路にガス流量調節用ノズルを設けたことを特徴とする
    両回し式流量調節装置。 2 閉子の番孔のうち、スリットを形成していない孔の
    直径を、スリットを形成した孔のそれよりも大径に設定
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の両回し式流量調節装置。
JP1565681U 1981-02-05 1981-02-05 両回し式流量調節装置 Expired JPS6030525Y2 (ja)

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JP1565681U JPS6030525Y2 (ja) 1981-02-05 1981-02-05 両回し式流量調節装置

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Publication Number Publication Date
JPS57127961U JPS57127961U (ja) 1982-08-10
JPS6030525Y2 true JPS6030525Y2 (ja) 1985-09-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0743042B2 (ja) * 1986-12-12 1995-05-15 松下電器産業株式会社 ガス制御装置
JPH0743041B2 (ja) * 1986-12-12 1995-05-15 松下電器産業株式会社 ガス制御装置
JP7365535B1 (ja) * 2022-03-18 2023-10-19 Nok株式会社 弁装置

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JPS57127961U (ja) 1982-08-10

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