JPS5931970Y2 - 微調整コツク - Google Patents

微調整コツク

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Publication number
JPS5931970Y2
JPS5931970Y2 JP7419577U JP7419577U JPS5931970Y2 JP S5931970 Y2 JPS5931970 Y2 JP S5931970Y2 JP 7419577 U JP7419577 U JP 7419577U JP 7419577 U JP7419577 U JP 7419577U JP S5931970 Y2 JPS5931970 Y2 JP S5931970Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
closure
fine adjustment
cock
gas
Prior art date
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Expired
Application number
JP7419577U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS541231U (ja
Inventor
浩 古田
Original Assignee
シャープ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シャープ株式会社 filed Critical シャープ株式会社
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Publication of JPS541231U publication Critical patent/JPS541231U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は微調整用スリットを設けることなく容易に微調
整を行うことができる微調整コックに関するものである
従来の微調整コックにおいては、第1図に示すように器
具栓本体1内に設けられた閉子2の閉子7L3の左右両
側部にスリット4を形成したものが提案されているが、
ガスもれを防止するために閉子2とコック本体1のすり
合せ部に付着させているグリスが上記第1図に示す5の
位置に特に溜り易く、ガスの流れを阻害して所望の微調
整を行なうことが困難で゛あった。
本考案は上記の欠点を除去するためになされたもので、
器具本体側面に閉子の外周部接線方向に沿うように円形
閉子孔と同形、同大の流通孔を穿設することにより、ス
リットを設けることなく微調整を行うことができるよう
にしたものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案の実施例を示す微調整コックの外観図、
第3図は第2図のA−A’線断面図、第4図は閉子回転
角度に対するガス流量特性図である。
図において、1は器具栓本体で側面略中央部にガス流入
孔aを、底面部にガス流出孔すを穿設し、内部には上記
ガス流入孔aと連通する閉子孔Cと上記ガス流出孔すと
を連通ずる閉子孔b′を、穿設した閉子2を設けている
上記ガス流入孔aの横端部a′は上記閉子2の外周部6
の接線方向に一致するように形成され、最も開成した場
合においても第3図に示す如くガス流入孔aの中心軸と
閉子孔Cの中心軸とは一致せず若干ずれた位置関係に設
定されている。
上記ガス流入孔aと閉子孔Cとは同一内径の円であるガ
ス流入孔aの中心軸線は閉子2(あるいは本体1に穿設
された閉子2の嵌合孔)の中心軸線を通らず、ずれてお
り、その分だけ閉子2とのすり合わせ部における本体の
孔aは閉子2の回転方向に対し第1図の場合より長くな
っている。
つまりこの実施例では横方向を長軸とする楕円形状とな
る。
なお、上記流入孔aは流出孔としても利用できるから上
位概念として流通孔という言葉を使用する。
次にこの微調整コックの動作を説明すると、第3図は開
の状態を示しているが、これより右方向(時計方向)に
閉子2を回動すると閉子2と器具栓本体1との接合部の
孔ははじめ互いに最大に重なり合っているが、これによ
り閉に近づくにつれて徐々に重なり部の面積が減少し、
最後には零ととなでいる。
閉子回転角度に対するガス流量の特性曲線が第4図に示
されているが、曲線7は閉子孔等にスリットを設けてい
ない従来のガスコックの流量特性を示し、曲線8は前記
第1図のようなスリットを設けた場合であり、破線8′
はグリスがスリットに詰まった状態の流量特性を示し、
曲線9は本考案実施例に示したガスコックの流量特性を
示している。
つまり器具栓本体の流入孔aが同じ内径であっても閉子
2とのすり合わせ部に於ける器具栓本体の孔aは楕円形
をなしているので、流入孔aと閉子2の閉子孔Cとが連
通している閉子2の回転範囲は非常に広くなっている。
更にダイカストの時点で器具栓本体に孔を設けることが
できるので加工のバラツキが少なくなる利点がある。
以上に説明したように本考案によれば、器具栓本体内に
閉子を設け、円形の閉子孔を閉子の半径方向に形成する
と共にこの閉子孔と同形、同大の流通孔を上記閉子の外
周部接線方向に沿うよう上記器具本体側面に穿設したか
ら、基孔が加工しやすい従来と同様の円形でありながら
、従来の如き微調整用のスリットを設けることなく、微
調整を行うことができる。
従って、従来の如くスリットを刻設する必要がないので
スリットのグリス詰まり及びスリット加工のバラツキ等
による微調整時の特性悪化やバラツキを完全に除去でき
ると共に製作が容易であり安価な実用的価値の高い微調
整コックを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の微調整コックの断面図、第2図は本考
案の微調整コックの外観図、第3図は第2図のA−A’
線断面図、第4図はガス流量特性図であって、1は器具
栓本体、2は閉子、6は閉子の外周部、aは流入孔又は
流出孔、bは流出孔又は流入孔、b′及びCは閉子孔、
a′は流入孔又は流出孔の横端部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 器具本体内に回転自在に閉子を設け、この閉子の外周部
    に開口した円形の閉子孔に連通ずる当該閉子孔と同形、
    同大の流通孔を上記器具本体側面に穿設したコックにお
    いて、 上記閉子孔を閉子の半径方向に形成すると共に上記流通
    孔を上記閉子の外周部接線方向に沿うよう上記器具本体
    側面に穿設することにより当該流通孔の上記閉子とのす
    り合せ部における開口形状を、上記閉子孔の径を短軸と
    する楕円形状としたことを特徴とする微調整コック。
JP7419577U 1977-06-06 1977-06-06 微調整コツク Expired JPS5931970Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7419577U JPS5931970Y2 (ja) 1977-06-06 1977-06-06 微調整コツク

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JP7419577U JPS5931970Y2 (ja) 1977-06-06 1977-06-06 微調整コツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS541231U JPS541231U (ja) 1979-01-06
JPS5931970Y2 true JPS5931970Y2 (ja) 1984-09-08

Family

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JP7419577U Expired JPS5931970Y2 (ja) 1977-06-06 1977-06-06 微調整コツク

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JPS541231U (ja) 1979-01-06

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